魔法の歴史をを語りましょう。

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どうぞ読んでみてください。


魔法史

魔法が現実のものとなってから早60年以上がたつ。今回は魔法史を紐解いてみよう。

俗に言う魔法使いの素が現れたのは1945年の原爆投下に由来する。原爆によって播き散らかされた放射能は人々を地獄に突き落とすがごとく苦しめた。その中には遺伝子的障害を持つ者も沢山あらわれた。そして、その中におかしな力を持った物が現れたのだ。重量を操ったり、物質を酸化させたり。当時その人たちは妖憑きやただ単純に化物等呼ばれて迫害された。その人たちが現在の魔法技師達の先祖である。当時の魔法は技術体系化は愚か、基本的な仕組みも何も判っていなかった。そんな状態での彼らは何の役にも立たない只体が貧弱で病弱なだけな存在だった。しかし彼らに救いの手を差し伸べたのがGHQ(連合国軍最高司令部)であるGHQは当時忌避されゴミ同然に扱われていた魔法技師達を研究機関に集め綿密な研究がおこなわれた。その過程で魔法はあるていど技術体系化され、実用レベルまで持ち込まれた。このままいけば魔法技術ナンバー1となるのはアメリカ合衆国となるはずだった。しかし、ここで不測の事態が起きた。当時アンノウンと呼ばれていた魔法使いの素たちが連合国軍に対して反旗を翻したのだ。何故かというとまず戦時中の軍事教育によって国民に強い愛国心が根付いていたのと、アメリカ合衆国が欧米諸国やソビエト連邦等の大国に対抗するためにアンノウン達を良いように使おうとしたのも理由の一つといえるが、他にも日本国政府がいろいろ小細工をしたのも理由の一つとして難くない。その後日本国政府はアンノウン達の暴動をうまく利用して占領状態から脱却したはいいが経済復興をするための資金も人材もノウハウも足らないことに気付いた日本国政府はアメリカ合衆国とある契約を結んだ。それは「アンノウン達の利用権を一部譲渡する代わりに経済的支援を要求する」というものである。しかしてこれの実態は日本国政府がアメリカ合衆国からうまく金を巻き上げながら経済復興をするためのもので実際はアンノウン達のデータは重要なところは何もアメリカは得られなかったと後世の記録に残っている。しかし、当時の情勢と鑑みると仕方がなかったと言えよう。なぜならアメリカ政府は日本国よりも先んじて魔法に関わっていた分魔法の有用性と重大性を当時もっともりかいしてしてしまっていたのだから。しかもあくまでのアメリカの行動名目は日本の復興である。無理矢理アンノウン達を取り返すというのは、国際的にも印象が悪くしかも無理やりでは、またアンノウン達が反旗を翻すという二の舞になってしまう可能性が大きかったからだ。しかし、少なからずアメリカが魔法と関わることになるのだがこれがのちの世のアメリカ合衆国崩壊のつながるのである。話を戻そう。日本国は当初魔法を秘匿化していたが、人の口に戸は立てられぬということを日本国政府は戦争の教訓の一つとしてしっかり認識していたかは定かではないが、ある程度実用化の目処(特に軍事的な利用での)が立つと同時に日本国政府は世界に向けて魔法の存在を大々的に発表し、「日本国政府との友好化の呼び掛け」いう名の脅迫行為を開始した。この時日本国政府は原爆被害の報告という名目で出した発表の中で原爆の放射能によって魔法師の素、当時は異能者と呼ばれていた人たちが生まれた様子を世界規模で通達した。この告を見た欧米諸国は放射能を利用した異能者開発施設をこぞって建設し異能者を自国で作る研究を進めたが結果は芳しくなく、業を煮やした各国は遂に当時まだ占領下であった植民地での原爆投下を行うことを決めた。これは最終手段であったが当時の欧米諸国は日本の発表した異能(当時の魔法の呼称)の価値の高さを最も認識していてこれを手に入れなければ劣勢を強いられ続けるということを分かっていたのだ。しかしこの最終手段の実行途中、各国でアクシデントが起きた。なんと自国内で製造していた原子爆弾が暴発したのだ。それにより真っ先に被害を受けたのは当時もっとも魔法の利便性と有用性を認知し、発表を行う前から原爆投下計画を組み立てていたアメリカだった。その後各国は原爆の材料となりうる材料を総廃棄しようといたが時既に遅し、異能者開発を行っていた国全ては壊滅的なダメージを負った現在ではわからないことだが当時意図的に同時暴発を起こしたのは100%日本の画策だということが定説である。あまりにもタイミングが良すぎるし、何よりその後各国の支援という形で欧米諸国を日本が植民地化したのがから、アメリカに至っては国そのものがたちいかなくなりすでにアメリカ合衆国という国は無いのである。ぞのようにしてできたのが大亜日本連合、現在の大日本合衆国である。

脇道にそれてしまったが、その後魔法は日本内で台頭し始めたがここで問題が起きた。科学者正確にいえば科学そのものとの衝突である。まあ、魔法を利用した犯罪というものも起きたが被害者数も被害額も発生件数も取るに足らない程軽微の些事なのでここでは割愛する。当初紛争まがいのことがが起きるのではないかとまで言われた混乱だがあっさり方がついたというのが後世の人間の共通の見解である。

だがそれも当然と言えば当然である。所詮魔法を使える人間は500人にも満たないのだから魔法で科学の全てを賄うというのは土台無理というものである。後世の記録には殆ど質より量といった内容のことが書かれているのは正鵠を射ていると私は考えている。また、当時も今もそうだが魔法技師というものはほとんどが放射能によって体が蝕まれている人間ばかりだ。体力的な問題もあったと私は考えている。現代では魔法技師の家系では有用な魔法技師を育てるためにわざと放射能に当てているところがほとんどだ。そのための施設も存在している。そのせいで魔法師の人間は皆病弱で短命なのだ。実際魔法師の平均寿命は医療技術が発達した今でも30代前半と20代後半を行き来している状況だ。その為魔法技師の家系の人間では子孫をより多く残す為十代に結婚するのが当たり前となっている。むしろ20代は嫁遅れも甚だしいというのが今の魔法技師の家の風潮だ。

脇道にそれてしまったがその後魔法技師は国の宝という扱いになっていて魔法技師による非魔法技師に対する差別行為も横行しているのが現状だ。現在では日本は世界一の大国となっている。私はこの現状に異を申し立てたいと考えているよって私は………

 

九堂院 安岐著『魔法により成り立っている社会に対する反論』より抜粋




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