コードギアス~私が目指すのんびりライフの為に~   作:チェリオ

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第38話 「予想外に物語を改変していたっぽい」

 ナイト・オブ・ラウンズ

 世界屈指の軍事大国で20もの国を植民地エリアとして従える神聖ブリタニア帝国。その帝国の頂点に君臨する皇帝陛下に仕える帝国最強の十二騎士。

 

 『ラウンズの戦場に敗北はない』

 

 言葉通りに―――いや、それ以上の戦果を挙げるブリタニアの騎士の誰もが憧れる騎士の最高峰。

 数少ないラウンズに名を連ねるナイト・オブ・ナイン――ノネット・エニアグラムは大きなため息を吐き出しながら岩肌にもたれていた。彼女は皇帝の命ではなく以前に仕えたオデュッセウス殿下に呼ばれたのと、友人で後輩であるコーネリア皇女殿下に会いに来たというのもあって客将扱いになったのだが、いろいろと扱き使われる事になるとは思わなかった…。

 もたれている岩場のすぐそこは大きな遺跡へと繋がっており、ここに来るある皇族を待っているのも皇女殿下に頼まれたからだ。あんなそわそわして落ち着かない皇女殿下は始めてみた。カメラでその姿を撮ったというのに反応すらなかった。

 

 「おや、エニアグラム卿」

 「お久しぶりですシュナイゼル殿下」

 

 涼しげな笑みを浮かべる神聖ブリタニア帝国宰相のシュナイゼル・エル・ブリタニアが特別派遣嚮導技術部主任研究員のロイド・アスプルンドとシュナイゼルの側近であるカノン・マルディーニ、そして元クロヴィス付きの将軍であったバトレー・アスプリウスが並んで歩いてきていた。

 ノネットは片膝をついて頭を下げるが視線はいつにも増して鋭かったのをシュナイゼルは見逃さなかった。

 

 「ふむ。コーネリアの遣いかな?」

 「お分かりですね」

 「おおよそは。で、コーネリアはなんと?」

 「遺跡の調査よりも兄上とユフィの捜索を第一にお願いしますと」

 「すでに式根島の最低限の防衛部隊とこちらの手持ちはすべて回してはいるが、小さな島とは言ってもまだまだ手が足りない。エリア11から増援は願えるかな?」

 「えぇ……コーネリア殿下が師団単位で用意していますよ」

 「それはそれは大事だね」

 「一大事ですよ。ギルフォード卿やダールトン将軍が止めなかったら主力部隊ごと来そうだったんですから」

 

 涼しげな笑みはそのままで、何処か困ったような雰囲気を出している。ロイドはコーネリアが来ないと聞いて安心して、カノンは面白そうと言わんばかりに笑っていた。スッと立ち上がり、遺跡の方へと視線を向ける。

 ギリシャの神殿のように何かしらの彫刻が立っていたりはしないが、壁に彫られた紋章や天井を支える柱には他の遺跡と変わらない印象を受ける。別段遺跡などに詳しい訳ではないが奥に遺跡を調べるには似つかわしい物があるのは分かる。暗い所を照らす照明も、何かを記録する記録媒体ではなく、何本ものコードが繋がったままのナイトメア。横で待機しているサザーランドの1.5倍はあるように見える漆黒の機体。

 

 「貴方ってやっぱりそっちのほうに興味を持っていかれるのね」

 

 初めて見る新型ナイトメアに対して、無邪気な子供のような笑みを浮かべていたノネットにカノンは呆れた眼差しを向けて呟く。

 カノン・マルディーニとは旧知の間柄でシュナイゼル直属の側近。ロイドと同じ伯爵の爵位持ちで自身で皇族御用達の自社ブランドを持つ化粧品会社を経営している。そのためか毎回会う度に何かしら紹介してくる。化粧品なんか使わないからいらないというのに…。

 一代限りではなく本物の貴族で皇族御用達の太鼓判を押された会社を経営。地位も財も持った中性的な顔立ちの美男子。性格も雰囲気も穏かで文句の付け所が少ない人物である。

 

 「仕方ないだろう騎士なんだから。職業病みたいなものだよ」

 「職業病ではなく趣味でしょ貴方の。あちらもだけど」

 「あは♪否定はしないけどねぇ。やっぱりエニアグラム卿としては気になります?」

 「そりゃあ勿論」

 「この機体は【ガウェイン】。どのナイトメアの系統にも属さない新型ナイトメアで装備も他のナイトメアと違って――」

 「ロイド。その話は後で良いかな?早く作業を済ませて二人の捜索のほうに行かないと」

 「まったく。オデュッセウス殿下とユーフェミア皇女殿下が行方不明だというのに貴殿らは」

 「良いんだよバトレー」

 「しかし我が君…」

 「ユフィは確かに心配だけど兄上は……なんだかひょっこり姿を現しそうな気がするんだよ」

 「あー…確かに。何かとんでもない状況と共に出て来そう」

 「ゼロと出てきたりしてぇ」

 「まさか…」

 

 あははと軽く笑い合う一団の上ではまさにそのような状況になっているとは露ほども知らずに、遺跡の調査を始めるのだった……。

 

 

 

 

 

   

 朝日を浴びながら森の中をオデュッセウスを先頭に進んで行く。

 何でも夕食の後にライ君が進んでいる方向で夜空を照らすライトの光を目撃したらしいのだ。本当なら順番で見張りを行なって私も目撃していた筈なのに、スザク君が次でって言ってまったく起こしてくれなかった…。順番になったら起こしてくれるって言ったのに。

 兎も角、目立って動けるという事は黒の騎士団よりはブリタニア軍と考えるべきだろう。カレンとライは来ているのがブリタニア軍なら姿を隠して、黒の騎士団なら合流すると。こちらも了承して一緒にいるがその前に間違いなくルルーシュと会うんだけど。

 

 「ふぁ~眠…」

 「大きな欠伸だね」

 「朝は弱いのよ…」

 「駄目だよそれじゃあ。規則正しい一日は朝から始まるんだから」

 「遭難翌日に早朝からランニングして姿を消した人に言われたくなーい」

 

 背中から大欠伸をしたカレンより指摘されるが毎日の体力作りを止める訳にはいかない。日々の鍛錬が肉体と精神を鍛えるのだ。それが自身の生存に繋がる――――ごめん。最近は二キロほど太ったのでダイエットメインです。和菓子が美味しすぎて食べすぎちゃって…。

 ちなみにカレンは癒しのギアスで腰の痛みを和らげられたが完全ではないので背負っている。後ろにはオデュッセウスを休ませようと二人分の見張り時間を担当していたスザクと、勘違いした想像で悶々として夜中まで起きていたライの二人が眠そうにしていた。

 

 「って言うかそろそろ降ろしてくれない?もう大丈夫だから」

 「駄目だよ。治ったって思った頃が危ないんだから」

 「でも、これって結構恥かしいんだけど…」

 「ならお姫様抱っこにするかい?」

 「それは勘弁」

 

 がっくりと肩を落とすのを感じながらゆっくりと前に進んで行く。

 よくよく考えたら現在すごくやばいんじゃないかな?これから向かう先には絶対遵守のギアスを持つルルーシュが居て、後方にはルルのギアスに近いギアスを持つライが…。

 ライのギアスは同じ相手に一度だけというのと肉声が届く範囲しか効かないなど条件がある為に、近くに仲間のカレンや友人のスザクが居るから無理なことは言わないだろうけど。

 

 「ま、なるようになるか」

 「何か仰られましたか?」

 「い、いや、なんでもないよ。なんでも…」

 

 自分を安心させようと思った言葉が口から出てしまった。

 少し安心しすぎたようだ。今までの感じでルルーシュは大丈夫だと思い込みすぎたか。もうかけられている可能性が無いわけじゃないけど。

 

 「と、そうだライ君」

 「んぁ…なんですか?」

 「右ポケットの紙を取ってもらえるかい?」

 「右ポケットってこれか」

 「この先でゼロと会ったら内緒で渡しといてくれるかい?」

 

 最後の言葉だけ近付いたライ君の耳元で囁く。折り畳んだ紙を持ったまま一瞬硬直、不審そうな表情で顔をマジマジと見つめられたが、一応紙を内ポケットに仕舞った事から渡してはくれそうだが怪訝な顔のままだ。当然といえば当然だが…。

 ふと、ライの向こう側に何か黒い物が見えた。茂みに隠れているので見難いが何かはいた。首を傾げながらづかづかと近付いてゆく。

 

 「どうされましたか殿下」

 「この辺に何か居たような…」

 「お待ちください。危険です。猪や蛇だったら」

 「もう少し大きかったような」

 

 茂みに手を突っ込んでその物体Xを掴む。思ったより細いが蛇ほどではない。ゴム質のようなすべすべ感があり、細さ的に背負っているカレンほど…カレンより細そうだ。力を入れて引っ張ってみると――。

 

 「・・・ゼロ?」

 

 見間違う事無くエリア11ならびに世界各国で注目を浴びているゼロ。つまりはルルーシュが茂みの中から出てきた。元気な様子ではなくとてもぐったりしている。呻き声が微かに聞こえる事から生きてはいるようだ。

 

 「ゼロ!?」

 「しっかりしろ。ゼロ!」

 

 背から跳び下りたカレンとライが大慌てで駆け寄るが反応はあるが意識が無い。黒一色のゼロの衣装を着て過ごしたのならとても暑かったはずだ。熱中症…それか一緒にユフィが居ない事から空腹状態なのもありうる。スザクがゼロを見てからすごく睨んでいるがそれは後回し。身近な木の上を眺めて果物がなってないかを探してみると案外近くにあった。

 

 「スザク君。あれ採れるかい?」

 「行けるとは思いますが――どうされるのですか?」

 「分かるだろう」

 「理解はしましたが」

 「なら頼むよ」

 

 少し悩みながら木に登ったスザクを見送り、ゼロを見つめる。

 ゼロとユフィが一緒に居ないのは予想外すぎた。けど河口湖のホテルジャックで出会ってないのでユフィはゼロがルルーシュだと分かってない訳だし、ルルーシュ的には良いんだろうけど代わりにユフィの安否が気がかりだ。すぐに自分ひとり別れて捜索しに行きたいけれどもスザク君が許してくれないだろうな。かと言ってスザク君に捜索を頼んだら私が黒の騎士団に囲まれる訳で…。

 木から降りたスザクから木の実を受け取りそれをライに渡す。薄っすらと意識を取り戻し始めたゼロがライとカレンに気付くが、その前にライより渡された水分を含んだ実を渡されて食べようとする。しかし仮面が邪魔ですぐに食べられず茂みに隠れるようにする。

 取り押さえるか素顔を覗こうとするスザクを制止しながらこれからどうするか痛むこめかみを押さえるのであった。主に弱りきった状態で合流したルルーシュや行方不明のままのユフィとか、帰ったときにコーネリアとロロになんて言おうかとか問題が山積みだぁ…。

 

 

 

 

 

 

 式根島より神根島に流れ着いたゼロ――ルルーシュは弱った身体を休めて思考に専念する。

 スザクを仲間に引き入れようと式根島で行なった作戦はほぼ想定どおりだった。ゲフィオンディスターバーはナイトメアの原動力であるサクラダイトに干渉してランスロットを停止。スザクをコクピットから降ろして顔を向き合わせる事にも成功。しかし隙を突かれてスザクに捕らえられ、使うまいと思っていたギアスまで使う破目に。

 予想外の失態が続いた上にあの空を飛ぶ戦艦。ブリタニア軍の新兵器と思われる広域に対する制圧射撃。そしてゲフィオンディスターバーの仕掛けた範囲内に跳び込んで来たオデュッセウス兄上。

 イレギュラーが続いた戦場をどうやって脱したのかは覚えていない。気がつけば神根島に流れ着いていたのだ。自分が流れ着いたのだからスザクや兄上も居るかもとは思ったがまさか本当に兄上が居るとは…。

 

 「大丈夫かい?辛くは無いかい?」

 「……大丈夫です」

 「それなら良かった。にしても軽いね。もう少し鍛えたほうが良いんじゃないかな」

 

 昨日から何も食べておらず、容赦の無い日光によって弱っていたゼロはオデュッセウスに背負われて移動していた。

 

 何故テロリストを背負っているとか、何故素性を知ろうと仮面を外そうとしないのかとか、何故カレンとライと共に行動していたのかとか、黒の騎士団と解っているのに拘束すらしていないとかいろいろ聞きたい事があるが今は身体を休めることに専念しなければ。このままブリタニア軍に捕まってしまったら俺の存在がばれて、ナナリーの存在も知られれば外交の道具にされてしまう。何としても隙を見て逃げ出さなければ。

 

 それにしても何なんだろうか?オデュッセウスに背負われてから何やら身体が楽になったような…。あの実を食べたからか?

 

 疑問を感じながらもルルーシュも無防備な状態で身体を預けている。勿論身体の不調が回復しているのも無防備になっているのもオデュッセウスが癒しのギアスを発動しているおかげである。カレンもライもスザクも後ろを歩いている為にオデュッセウスの目にギアスの紋章が浮かび上がっているのを目撃する事はない。

 

 「さて、そろそろライ君が言った地点だけど…」

 「お兄様!スザク!!」

 

 向こうから歩いてきたユーフェミアを目撃してオデュッセウスが嬉しそうに震えた。そして顔をいきなり下げたと思ったら振り返り、カレンへと近付いてゆく。

 

 「カレンちゃん。ゼロを」

 「あ、はい」

 

 ゆっくりと、腰の痛みが引いたカレンに支えられる形で降ろされる。スザクは駆け寄りたいところだがオデュッセウスを俺達から守る為に動けずに居た。降ろし終えると駆け寄り「大丈夫だったかい?」とか「怪我は無いかい?」と終始心配していた。

 支えられているとは言え倒れた時に比べてかなり身体が楽になっている。こちらはほとんど回復したカレンとライが居る。向こうはスザクが居るがユフィにオデュッセウスと護衛すべき対象が二人も居たら攻勢よりも防衛に専念しなければならない。逃げ延びるには絶好の機会。

 

 「カレン。ライ。今のうt―――ッ!?」

 「なに、地震!?」

 「クッ!何故…」

 

 突如足元が赤く輝き辺りを照らすと同時に大きく揺れ始めた。カレンは慌てつつもゼロが倒れないように支え、ライはなぜか目を覆っていた。エリア11では地震も多いから慣れているのだがこの揺れが異常な事は感じ取れる。

 その考えは正しく、足場の岩盤はシュナイゼルが訪れているギアスの遺跡の真上で、オデュッセウスにライ、ルルーシュの三人のギアスユーザーに反応して起動した。岩盤は支えている柱が下に潜っていく事でエレベーターのように下がる仕掛けなのだが、途中まで下がって柱が崩れた。おかげで一番下まで下りる事無く、人では上り難い段差が出来上がって助かる事になった。

 

 「枢木少佐!それに――ゼロ!?」

 「オデュッセウス殿下!!」

 

 声が聞こえ振り向くとそこには白衣を着た研究者風の男に顔立ちの良い男性などが視界に入ったがすぐに他に注意が行った。

 兄弟の中で一番危険視しているシュナイゼル・エル・ブリタニアが立っていた。オデュッセウスも危険だが兄弟・姉妹関係と条件が入るから置いておくとする。

 ブリタニア軍の歩兵部隊が一斉に銃をこちらに向けるがオデュッセウスとユーフェミアが居る為に撃てずに確保しようと急いで登れる所から上がってくる。

 

 「ゼロ!ナイトメアが」

 「アレを使うか。行くぞ!!」

 「カレンは先に。ここは僕がもたせる」

 「分かった。気をつけて」

 

 カレンに支えられたまま急いで黒いナイトメアの元へと向かう。ライはカレンより受け取った閃光を発するスプレー缶を使って怯ませ、気絶させて銃を奪い取って応戦している。

 この黒いナイトメアは通常のナイトメアの1.5倍あったのも驚いたがコクピット内が二人乗り用になっていることにも驚いた。上の席に座りシステム辺りをチェックするがすでに起動されており、すぐにでも動かせる状態にあった。

 

 「無人の上に起動までしてくれているとは」

 「ゼロ。行きます」

 「ああ!行くぞライ」

 

 下のシートに座ったカレンが操縦桿を握りしめて確認を取る。大きく頷きながら返事をしながらライに乗るように促す。ライはコクピットではなく肩に飛び乗って、歩兵隊に威嚇射撃を行なっている。それにしてもオデュッセウスとユフィが居てくれて助かった。二人の皇族を守る為に人間の盾を形成しなければならないので、こちらを確保する人員より盾の人員のほうが多かった。

 

 「出口にサザーランドが!!」

 「問題ない。――消えうせろ!!」

 

 出入り口にサザーランドが集まってきたが両肩のハドロン砲と書かれている兵器を起動させて発射する。赤黒い光弾が散弾のように出入り口に飛んで行き、直撃はしなかったが辺りに当たって砂埃を巻き上げた。

 式根島で空を飛ぶ戦艦から撃ってきたのはこのナイトメアだろう。そして広域攻撃用兵器かと思っていたがどうやら未調整の兵器だったらしい。データを軽く見ただけで収束して撃つのが本来の仕様なのだと解るが詳しいことは後だ。

 

 「どうしますか?」

 「大丈夫だ。もう一つの機能は正常に動いている」

 

 舞い上がった砂煙で視界が塞がれ、攻撃してこない中で横を通り過ぎながら徐々に飛行する。空を飛ぶナイトメアなんて今まで存在しなかった。最新技術が手に入った事もブリタニア軍に捕縛されずに逃げ切れた事も嬉しかったが、シュナイゼルが目の前に居たのに何も出来なかったのは口惜しい。

 高度を上げていきたいのだがライが外に居ては上げられないのでコクピットを開けて中に入れる。座ることは出来ないが何とか姿勢を保つ為に身体を支えられるように維持する。

 

 「何とか逃げ切れたな」

 「えぇ、空を飛ぶなんてね。すぐには追って来られないでしょう」

 

 安心しきった二人の会話を聞きながらシステム周りをもう少しチェックする。詳しすぎる事はラクシャータに調べてもらうとして今は基本スペックを知る程度で良い。

 カタカタとキーボードを打っているとライが折り畳まれた紙を持って近づいてきた。

 

 「ゼロ。これを」

 「ん?何だこれは?」

 「解らない。中身は確認していないが――オデュッセウスから渡してくれと」

 「オデュッセウスから!?」

 

 紙を受け取り何かと警戒しつつ紙を広げた。折り畳まれた内側に書かれていた字列を見て余計に疑問符を浮かべるが、すぐにそれがなんなのか知る事になる。それはまた先の話で………。


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