biohazard cordname”NT” 作:ナッツガン
ベルトウェイとジルはプラントを倒して、奥に進んで行く。
大きな自動ドアがゆっくり開いて行く。
「この先ね…」
「気をつけろよ!何が出てくるか分からない…」
ドアが開いて行くと、中を確認していく。
奥に階段を発見すると、俺達はドアが開くのを待った。
「行くぞ!」
階段に向かって歩いて行くと、ジルも同じようについて来てくれる。
階段の横に『研究所入り口』と書かれていた。
階段を警戒しながら、歩いて行く。
「この下か…」
「この下に研究所が…」
俺達が階段を降りて行くと、研究所の中に入って行く。
階段が終わると、中はいかにも研究所らしい場所に出た。
周りはガラス張りで出来ており、ガラスの中は色々な研究材料が置いてある。
「間違いないな…」
「ここで実験をしていたというのは間違いないわね…」
研究者が1人もいない、やはりここは既にバイオハザードが起きたようだ。
ガラスの中を歩いて行くと、俺の脚を何かが掴んだ。
そこには研究服を来たゾンビが俺の脚を掴んだ。
「ここの研究員か…」
俺がゾンビの頭に弾を撃ちこんだ。
その後俺は近くの部屋の中に入っていった。
「調べて行こう」
俺達が中に調べて行くことにした。
俺はパソコンを調べて行く、近くにあるカードリーダーに研究員カードを通す。
「ここの研究施設は…どこだ?」
パソコンで調べて行くが、中々結果が出ない。
「これじゃあだめか?」
パソコンの中に俺はもう一つ気になる項目を見つけた。
そこにはアンブレラの研究項目の内“Tウイルス”と書かれていた。
「ここでも“Tウイルス”の研究は行われていたようだな」
“Tウイルス”に関する実験はこのフロアで行われているようだ。
「何か分かった?」
「ああ、このフロアは“Tウイルス”に関する研究を行っている」
「それ以外のフロアは?」
「この下のフロアが2フロアと言って、主に直接的な実験を行っている」
そう言いながら俺はジルにフロアのマップを見せて説明していた。
「3フロアは機密事項の研究、4フロアは食堂などと5フロアが研究者の宿泊先」
「でもこの上に寄宿舎が在ったわよね?」
「あれはこの上にある屋敷の管理者の宿泊先だ」
「じゃあ、このはずれにある場所は?」
ジルはマップにあるはずれにある、四角い場所を指した。
「ここはヘリポートだ、脱出用のな…」
そう言うと俺は5フロアにマップを集中させて説明した。
「ここに行くには5フロアからエレベーターに乗らなくちゃいけない」
「機密事項の研究ってどんな研究?」
「“Gウイルス”を中心に研究を行っている」
そう言うと俺はパソコンの電源を落とした。
席から立つと俺は、アサルトライフルを持ちながら部屋を後にする。
「まずこのフロアの研究施設の中を詳しく調べよう」
「ええ、中に入って行きながらね」
俺は部屋を出て行くと、通路を歩いて行く。
隣の部屋に入って行く、中は先ほどの部屋と同じような構造になっていた。
「パソコンの中は調べても意味は無さそうだし」
部屋を調べると、棚の中にラクーンシティの計画資料が書かれている。
「ラクーンシティの生存者を使ったBOWの戦闘データの結果」
中には、リッカーの戦闘データとハンターのデータがされている。
資料を眺めていると、奥の方に研究資金の提供者の名前が書かれていた。
「…アメリア合衆国」
そこにはアメリカ合衆国と書かれていた。
その中にディレック・C・シモンズのという名前がある。
俺がその本を棚に戻すと、俺は部屋の中に見回す。
「何か見つけた?」
「ああ、ラクーンシティの滅菌作戦を実行してほしいと願い出たのはアンブレラだ」
「アンブレラがアメリカに願い出たの?」
「ここの資料にはそう書かれている」
俺は部屋を出ると、別の部屋の中に入って行く。
中はウイルスの開発を行っていたようで、ウイルスの実験道具が多く散乱していた。
「こんな物を作っているからあんなことに…」
ラクーンシティはウイルスにウイルスが漏えいしてしまったのに…
俺は機材を見つめながらラクーンシティの事を思い出す。
「ここには“Tウイルス”が無いようね」
俺はそれを知ると別の部屋に移動した。
通路の中を進んで行くと、部屋の中に目を引く状況を見る。
「…ジル!俺を見ろ!」
そこにはパソコンの電源が付いていた。
中に入って行くと、パソコンの中を確認している。
「…これは、監視カメラ?」
そこには俺達の行動していた様子が映っていて、早送りされている。
「私達の様子を見ていた人がいる?」
「ああ、それもつい先ほどまで見ていたようだし」
「案外近くにいるかもな…」
そう言うと俺は部屋をでて施設の中を調べて回った。
しかし、それらしい人物には出会う事は無い。
「誰もいない…」
「どこかにいるはずなのに…」
このフロアに中はある程度回ったのだが、生きている人物は見つからない。
仕方が無いので俺達は2フロアに移動することにした。
階段を見つけると、ゆっくり降りていく。
「この下は実験施設になっているはずだ…」
俺達は引き金に指を置いて、撃つ準備をしている。
2フロアに入るとその場には多くのゾンビがいた。
「多いな…」
アサルトライフルを構えると、引き金を引く。
バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ
アサルトライフルの音が周りに響いた。
ゾンビの体があっという間に弾が撃ち抜かれている。
あらかたのゾンビを倒すと俺はその場を移動した。
「移動しよう…他のゾンビが群がってくるかもしれない」
「ええ、移動しましょう」
ジルと一緒に移動していると、2フロアは先ほどのフロアと違い、コンクリートの部屋が多くあった。
「ゾンビが多いな…」
「ここの研究員でしょうね」
そうして行動していると、一つの部屋に出た。
部屋の中にはハンターやリッカーが多く保管されていた。
「ここはBOWの実験場か…」
そうしているとリッカーやハンターが動き出す。
「こんな時に動き出す!」
俺がアサルトライフルを構えて、ジルはマシンガンを構えていた。
リッカーが天井に張り付きながら、舌で攻撃をしてくる。
「ジル!左!」
ジルの左にハンターが一匹ジルを狙っていた。
俺の掛け声と共にジルは左にマシンガンを向けて、引き金を引く。
「後何匹だ!」
「分からないわ!」
ハンターの頭をアサルトライフルで撃ち抜いていく。
俺は机を蹴り上げると、手榴弾をリッカーに向かて投げた。
「ジル!伏せろ!」
俺の大きな声の後、手榴弾は爆発する。
爆発と共にリッカー共はその場で吹き飛んだ。
「何とかなったか?」
部屋の中を見回していると、リッカーとハンターは死んでいる。
部屋の片隅にBOWの資料を見つけた。
「ハンター、リッカーそして…」
資料の最後にはタイラントという文字で書かれた資料がある。
「タイラント…」
俺はロックフォード島での事を思い出す。
タイラントの研究も行っているらしく、どうやら最近までここにいたらしい。
「どこかに移送した?」
奥の方にはタイラントが入っていたであろう場所まである。
周りの資料を見ているが、それ以外たいした情報を得られなかった。
「ここにはもうないのか?」
あるのなら破壊しなければならない、そう考えながら周りを見ている。
「ジル!タイラントがどこに移送したか分かるか?」
パソコンを操作しているジルに聞いてみるが、それらしい情報は得られなかった。
「しらみつぶしに探してみるか…」
「その方がいいかもね…」
部屋の中を出て行くと、通路の中を進んで行く。
警戒しながらゆっくり進んで行く。
「研究員に内緒の研究を行っていたようだな」
「ええ、でも何を研究していたんだろ…」
「アンブレラに違反する行動とも見れる」
そう言いながら歩いて行く。
「何が引っかかるというか…」
そう、俺達は今回のバイオハザードは何か引っかかる。
アンブレラの実験施設で、バイオハザードを起こしたらどうなるか分かるだろう。
「アンブレラの報復を覚悟でバイオハザードを起こした目的…」
「ええ、それだけのデメリットを覚悟で起こしてでも…」
そうしていくと一番奥のドアの前に来ていた。
ドアをゆっくり開ける、中は大きな空間になっている。
「やけに広いな…」
「ええ、ここなら戦闘実験ができる」
そうしていくと後ろのドアから“G”が出てくる。
「死んだんじゃ…無いのか?」
「生きていたようね…」
俺はアサルトライフルの引き金に指を置き、ジルはマシンガンの引き金に指を置く。
「ここで戦うしかない…」
走りながらアサルトライフルを撃ちまくっていた。
ジルはマシンガンを撃ちながら距離をとる。
“G”は俺に向かって走ってくる。
「こっちに来るな!!」
俺は攻撃が当たる瞬間に、横に飛んで避ける。
壁に背中を点けてアサルトライフルを撃ちまくっていく。
“G”は腕を伸ばして攻撃していく。
「こんな攻撃を仕掛けてくるなんて!」
俺はフックショットを使って遠くに移動する。
「なんで俺だけを標的にする!?」
アサルトライフルの引き金を引く、しかしアサルトライフルから弾で無い。
「弾切れ!?」
俺はアサルトライフルを片付けると、マシンピストルを持って引き金を引いた。
ジルは弾をリロードしている。
「もう!しつこい!!」
マシンピストルを二丁構えて、引き金を引く。
走りながらも攻撃していく、ジルはグレネードランチャーを撃ちまくっている。
「そろそろ…くたばらないか?」
「そろそろだとは思うけど?」
触手での攻撃を“G”は続けてくる。
何度も攻撃を仕掛けていくと、ついに“G”はその場に倒れ込んだ。
「これで…」
すると首筋に何かが刺さった。
「ベル!」
ジルが近くに寄ってくる。
「誰が!」
ジルが周りの確認をしているが、その場には誰もいない。
俺が刺さっている物を抜いてみる。
それには大きな文字で『“Gウイルス”』と書かれていた。
「実験成功」
私は走りながらも、携帯端末から監視カメラの確認をしていた。
「変化は起きないか…」
ここまでは予想通りの結果だ。
「やはり“NTウイルス”は…」
そう言いながら私は脱出の為の準備を始めている。