biohazard cordname”NT”   作:ナッツガン

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 ネメシスとの戦いでウイルスに感染したであろうジルを助けるため、単身病院に向かうベルトウェイ。
 そこでまたしてもあのBOWとの戦いが待っていた。


脱出

 俺は疲れ切った体でゆっくりとではあるが病院を目指していた。

 近くに大きなラクーンシティ病院が見えてくる。

 最初俺はここに脱出の為に来たが今は違う、ジルという女性を助ける手段を見つけるために来た。

「ここに何かあるはずだ!」

 そう言いながら俺は病院の中に足を踏み入れた。

 すると中は思いのほか静かで落ち着きさえある。

 しかし柱の陰や奥からぞろぞろとゾンビが現れると俺は、黙ってハンドガンを取り出し銃の引き金を引いた。

「しかしこの様子だと生存者は全滅か」

 ゾンビの中にはこの病院の患者であろう人までいる、それに先ほどから何やら俺にとって会いたくない奴の音が聞こえてきた。

「こっちか!」

 そう言うと俺は一階の大きなロビーであろう場所まで出てきた、すると奥の方から俺の予想通りの奴が現れた。

「リッカー…」

 俺が研究所を出て少しして会ったのがこいつだった。

 しかし今回のタイプは少し体が大きいように感じる。

 おそらくは実験で使われていたタイプだろうと考えていた。

 さらに奥の方から2体のリッカーが現れた。

「合計3体か」

 そう言いながら俺はハンドガンを構えた。

 リッカーは俺の存在にまだ気づいていないのか襲ってこない。

「チャンスか」

 そう言いながら俺はハンドガンの引き金に力を込める。

 大きな音と共に弾がリッカーの頭を貫通する。

 しかしその音でリッカー達は俺の存在に気付いてしまう、俺は走りながらロビーを出た。

「ハァ、ハァ、ハァ」

 さすがにネメシスの戦闘の後にこの走りはきつい、俺は何とかしなければと考えていたが、そんな事を許してくれる奴らではなかった。

 リッカーは着実に俺との距離を潰してきた。

 するとリッカーの一匹が俺の方に向かって舌を伸ばしてきた。

「くっ!」

 俺はその舌を何とか避けると俺はその舌を掴み思いっきり俺の方に向かって引き寄せる、俺はそれを使って思いっきりナイフを頭に刺した。

「後一匹!」

 そう言いながら俺は再び走り出す、リッカーとの距離は着実に縮んでいく。

 その時俺の足に何かが引っかかった。

「!!」

 倒れるとそこには死んだU,B,C,Sの隊員の体があった。

 俺はその男が持っていたショットガンを持つと、そのままリッカーの方に向けて銃の引き金を引いた。

 バン!

 そんな音と共にリッカーは大きく吹き飛んで死んだ。

 俺はゆっくり立ち上がるとそこにショットガンを置くと一言言った。

「ありがとう、助かったよ」

 そう言うと俺はそのまま病院の中を駆けた。

 そのまま病院のオフィスの中に入ると俺はエレベーターで上へあがるとそこにはウイルスについての結果があった。

「まだ未完成品か、しかしないよりは…」

 そう考え俺は先ほどの男がここに来ることを望んで、ワクチンの作り方とその素体の位置を一つのメモに残して俺はその部屋を去った。

 すると部屋を中心に多くのゾンビが囲んでいた。

 俺はナイフを持ってそのまま首を切りながらエレベーターへ向かった。

「後はあれをあの男が発見するだけだが…」

 俺はエレベータを下りるとそのままロビーに出た。

 そこには多くのゾンビが入り口を塞いでいる。

 俺はハンドガンでゾンビ共を引き寄せると大きなフロアに移動した。

「ここなら!」

 そう言うと俺はナイフを持ちながら攻撃を開始する。

 ゾンビの首を切ったり捻ったりと攻撃を仕掛けている。

 戦闘を続けておくと俺は肩で息をしながら時計を確認した。

 時間は既に俺が入ってから二時間が過ぎていた。

 すると柱のところに何か光る物を発見した。

「あれは…爆弾!!」

 しかも時間はあと20秒が過ぎていた、俺はゾンビに噛まれながら俺は外を目指した。俺は目の前に先ほどに男が外に急いで出て行く、俺はそのまま外に出た。

 俺が出ると同時に爆発した。

 ドカーン!!!

 

 俺はそのまま爆風で体を壁にぶつけてしまった。

 俺はそのままガラスの雨をもろに受けた。

「ぐっ!く、そ…」

 俺は体にささったガラスをそのまま抜き出した。

 するとそのまま傷口がシューという音と共に傷口が塞がっていく。

 俺は再びこのウイルスの恐ろしさに気付いた。

「瞬時に傷口が塞がるなんてな…」

 噛まれた傷口も治っていく、俺はこのウイルスの恐ろしさを思い知った。

 俺はそんな事を気にしている場合ではなかった。

 俺はそのまま歩きだすと近くで大きな声を聞いた。

「あれは…」

 先ほど倒したネメシスだった、ネメシスは先ほどの男を追跡してそのまま時計台の中に入って行った。

「今はあの男を信用するしかないか…」

 俺はゆっくり歩きながら公園を目指した、しかし体力は立て続けの戦闘で疲れ果てていた。俺は公園の中に入って行った、公園のベンチに座ると俺はそのままそこで休憩することにした。

「どうやって脱出しようか…」

 俺は地図を見ながら困り果てていると、公園の奥の方に工場があることに気付いた。

 しかもその工場は奥にヘリコプターの離陸場が設置されている。

 俺はそこで最後の願いを込めそこに向かう事にした。

 公園の入り口から見て右の道に行くと、そこは階段になっており降りるとそこには大きな池があった。

 そこはかつて魚達が泳いでいたであろう、その池を横目に歩いていると俺の足を何かが掴んだ。

「!」

 俺は下の方を見るとそこにはハンターが池の底には複数のハンターが俺の周りを泳いでいた。

 ハンターは俺を挟む形で2体が現れる。

 2体の内の1体は俺の方に向かって、恐ろしい高さで襲いかかってきた。

 俺はハンターが飛んだ高さより遥か高いところに飛んでいる自分がいた。

 俺はそのまま着地しすると、ハンターは大きくこけた。

「これは…どういう…」

 俺は今自分がしたことを驚いていた。

 ハンターがさらに池の中から俺をジャンプで襲ってきた。

 俺はそのハンターを恐ろしい速さで蹴り飛ばすと俺は更にそこでさらに二体のハンターが飛んで来るのを確認した。

 俺はその内の一体を俺は池に向かって蹴り飛ばした。

「後一体!」

 俺は走ってハンターと距離を詰めると俺はそのまま蹴り飛ばした。

 俺は走りながら、その場を後にした。

 そこを過ぎるとさらに公園にでる。

 俺はそこにあったベンチに座ると自分の手を見た。

「これは…あの所長の言っていた“NTウイルス”の効果か」

 おそらくはついにウイルスの最後の変化が終わったのだろうと確信した。

 最後はおそらく身体能力の向上だったのだろう。

 そこで俺はどうしてアンブレラが俺を別の研究所に移動させたかが分かった。

「ここで本来はゾンビやBOWと戦うことで俺の体を鍛え、俺を対BOW用の人間に…」

 それが本来の計画だったのだろう、俺は結局アンブレラの計画通りになったのだ。

 俺はこれまでゾンビを初め、ネメシス、リッカー、ハンターと戦ってきた。

 俺の体はそのBOWとの戦いで強くなっていったのだろう。

「しかしこれ以上アンブレラの思い通りのなるつもりはない、必ずアンブレラを倒して見せる!」

 俺は改めて覚悟を決めると俺はそのまま工場に向かって歩き出した。

 

 俺はそのまま鍵の付いた門があった、そこにはこうあった「立ち入り禁止」その下に俺は研究所で見た傘のマークがあった。

「アンブレラのマーク!まさか…ここ…アンブレラ関係の施設か?」

 俺はそのまま門を飛び越えると先に進んだ。

 そこには吊り橋があり近くに研究員の死体があった。

「ここまで来て力尽きたか…」

 すると男の手の中にカードキーがあり、俺はそれを取るとそのまま吊り橋を通って行った。

 中に入ると俺はそのまま奥の部屋を目指すと、俺は休憩所のような場所で地図を確認した。 ヘリコプターの発着場は入り口から入ってすぐの曲がり角を、右に曲がると行けることが分かった。

「この地図は彼女が取りに来るかもな…」

 そう考えると俺はその地図を、その場においてヘリコプターの発着場に急いだ。

 俺は部屋を出ると、そのまま左に曲がり道なりにまっすぐ進むとカードキーが必要なドアに差し掛かった。

「ここで…」

 カードキーを使うとシャッターを開けると俺はそこを通って行った。

 シャッターがその場でしまってしまい、俺にはシャッターは開けることができなかった。

 俺は仕方がなくその場を後にした。

 その後俺は梯子で下に降りると俺は道なりに進んだその先で俺は外に出る。

 俺は周りがゴミだらけの場所で俺を待っていた奴がいた。

「しつこいな!ネメシス!」

 俺の進路を塞ぐように立ちふさがるネメシス、ネメシスは俺の方に向かって走ってきた。

「何度もその攻撃を喰らうか!」

 俺はジャンプしてその攻撃を回避した、するとネメシスは振り向きざまに俺の方に向かって触手で攻撃をしてくる。

「くっ!」

 俺は着地の為に避けることができなかった。

 俺の腕を触手は貫通すると、触手はそのまま俺の腕から抜かれる。

 俺はそのままネメシスまで走って行った。

 俺はネメシスに目掛けてジャンプした後何度も蹴り、最後はネメシスの体を使って蹴り上げた。

 しかしネメシスはそれでも完全ではなく、俺の脚を掴むとそのまま俺を投げてしまった。

「タフだな…」

 俺の方も立ち上がると俺の方も攻撃体制を作り出したが、ネメシスは突然工場の入り口の方を向くとそのままジャンプして去って行った。

「今は逃げることを優先するか…」

 俺はその場を後にすると俺はヘリコプターの発着場に到着した、そこには2機のヘリが用意されている。

 俺はその内の1機に持ったが先ほどのジルという女性を待つかどうかで悩んだ。

 するとヘリの通信機から声が聞こえてきた。

「ジル!聞こえていたら返事をしてくれ!」

 それははっきりと俺の耳に届いている、俺はその声に答えた。

「ジルなら汚水処理所に居ると思うぞ!」

「あんたは!?」

「誰でもいいさ…彼女を頼む!」

「分かった!」

 そう言うと俺はそのままヘリを動かしラクーンシティを後にした。




 その後俺はジルを探していたヘリに別れを告げ、ラクーンシティを後にした。
 その後ラクーンシティは地図の上からも地球からも消滅することになる。
 俺は近くでクレアという女性を助けると彼女からとある情報を掴んだ。
 その後俺は数か月後に新たな戦いを始める。
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