ポケモントレーナーナオキの冒険〜みんなで叶える物語〜 作:シベ・リア
みなさんどうも!
さて、凛に負けたナオキくんはどうなるのか!?
それでは、どうぞ!
ナオキは初の敗北をきっし、ポケモンセンターの外にあるベンチに座ってまだ青い空を眺めていた。
バシャーモは落ち込んでいるナオキを見て心配していた。
「バシャーモ……すまないな、おれが弱いばっかりに……」
バシャーモはそんなことはないという風にナオキを慰めた。
「……ありがとう」
ナオキは笑顔を作って言った。
だが本心では初めての敗北でものすごく落ち込んでいた。
そのときだった………
「なにを落ち込んでいるんだい?少年」
ナオキは声をかけられたのに驚いてその声のする方を向いた。
「あなたは……?」
「俺はただの通りすがりの旅人だよ。それよりなにかあったのかね?」
その声の主は、黒いボロボロのフードを被っている男であった。
「いや、ちょっとここのジムに負けてしまって……」
「ここの……?あぁ、凛か……」
「あのジムリーダーのこと、知ってるんですか!?」
「まぁ、ただの腐れ縁だよ。しかし、一度の敗北でそこまで落ち込むことなんてないんじゃないか?」
「それは……そうですけど……」
ナオキはそう言って目を逸らした。
「ん〜、なら私とポケモンバトルしてみるかい?」
「えっ……!?」
「1vs.1の真剣勝負だ。いいだろ?」
「っ……はい!お願いします!」
ナオキは少し迷ったがその勝負を受けた。
「準備はいいかい?」
「はい、おれはいつでも!」
「なら始めようか………いけっ、"ルカリオ"!」
「っ……ルカリオ……!?」
ナオキは男が出したポケモンを見て驚きを隠せなかった。
「やはり驚いているようだね。
凛に負けたって言ったらルカリオだろ?だったらこいつに勝たなきゃ、凛にも勝てないぜ?」
「くっ、頼んだぞ"バシャーモ"」
ナオキの隣にいたバシャーモは軽く跳んでフィールドに立った。
「さぁ……"君たち"の強さを見せてくれ!」
VS.謎の男〜戦闘BGM『ライバル戦(FRLG)』〜
「バシャーモいくぞ!"ブレイズキック"!!」
「ルカリオ、"みきり"」
ルカリオはみきってバシャーモの攻撃を避けた。
「なにっ……!?」
「ルカリオ、"みずのはどう"」
「バシャーモっ!!!」
バシャーモは至近距離でみずのはどうをくらって吹き飛ばされた。
「君たちの実力はこんなんじゃないはずだ」
「くっ……」
「だからさ、もっと見せてくれよ……君たちの実力を!!」
そして男はフードについている石がはめ込んであるバッチに触れた。すると、ルカリオのつけているペンダントにはめ込まれている石が反応した。
「まさか……!?」
「あぁ、ルカリオ……"メガシンカ"」
そして男のルカリオは姿を変えた。
「いくぞ……ルカリオ、"はどうだん"!」
「っ……バシャーモ避けろ!」
メガルカリオのはどうだんをバシャーモは避けた。
「ルカリオ、続けろ!」
「バシャーモ、全部避けろっ!」
メガルカリオの連続で放たれるはどうだんをバシャーモは避けていた。
「逃げてばっかりじゃダメだぜ!ルカリオ、バシャーモに近づけ!」
メガルカリオはすごいスピードでバシャーモの懐に入った。
「しまっ……!」
「ルカリオ、"はどうだん"!」
メガルカリオははどうだんを至近距離で放った。そしてバシャーモは吹き飛ばされた。
「バシャーモっ!!!」
ナオキはバシャーモに駆け寄った。
「戦闘不能……だな」
男はふっと笑ってナオキたちに近づいた。
「くっそぉ……おれは、勝てないのかっ……!」
ナオキは悔しそうに言った。
「君たちは強くなりたいか?」
「当たり前です!」
男がそう言うと、ナオキとバシャーモは頷いた。
「そうか……なら、君たちにこれをあげよう」
そう言って男はナオキに2つの石を渡した。
「これって……!」
「あぁ、バシャーモのメガストーンの"バシャーモナイト"と"キーストーン"だ」
「いいんですか!?」
「あぁ、君たちには頑張って欲しいからね」
ナオキはその2つの石を受け取った。
「あ、ありがとうございます!」
「いいってことよ。じゃ、ジム戦頑張ってくれ」
男はそう言ってルカリオをモンスターボールに戻して去っていった。
その後ろ姿をナオキは見えなくなるまで見つめた。
〜「ポケモン、ゲットだ」by謎の男〜
「やっぱり来たね……ナオキくん」
「そりゃあ、負けたままじゃ諦められませんよ」
翌日にナオキはリベンジすべく、再びくるりんジムに来ていた。
「やっぱり面白いにゃ!」
「それはこっちのセリフですよ。さぁ、リベンジマッチといかせもらいますか!」
「う〜ん、でも君の実力はほとんどわかってるし………そうだな〜、もう1vs.1でいいや!」
「えっ……!?」
ナオキは凛のセリフに驚きを隠せない。
「だから、凛の"ルカリオ"と、ナオキくんのポケモン1体で勝負するんだよ」
「いいんですか!?」
「もちろん!そうと決まれば……いっくよ〜!」
VS.ジムリーダー凛〜戦闘BGM『くるりんMIRACLE』〜
「いけっ、"ルカリオ"!」
「頼んだぞ、"バシャーモ"!」
凛はルカリオを、ナオキはバシャーモを繰り出した。
「じゃあ、早速本気でいくよ!ルカリオ、"メガシンカ"!」
ルカリオがつけている"ルカリオナイト"と凛の"キーストーン"が反応して、ルカリオはメガシンカをした。
「出たな"メガルカリオ"……待ってたぜ!!」
そう言うとナオキは腕輪についている"キーストーン"に触れた。するとバシャーモのベルトについている"バシャーモナイト"に反応した。
「まさか……君たちも……?」
「あぁ、その通り!バシャーモ、"メガシンカ"!!」
そしてバシャーモは姿を変えて、メガバシャーモにメガシンカした。
「もっと面白くなりそうにゃ……
ルカリオ、"ボーンラッシュ"!」
「バシャーモ、腕で防げ!!」
メガルカリオのボーンラッシュを一撃ずつメガバシャーモは腕で防いだ。
「なかなかやるね……」
「バシャーモ、"ブレイズキック"!」
ナオキはニヒッと笑って指示を出した。
メガルカリオはそれをくらって後ろに吹き飛んだが、くるりと空中で何回転かして地面に着地した。
「ルカリオ、"インファイト"にゃ!」
メガルカリオはメガバシャーモに突撃した。
「バシャーモ避けろ!」
メガバシャーモはインファイトを後ろや横などに跳んで避けた。
「バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモは炎を身にまとってメガルカリオに突進した。
「ルカリオ避けるにゃ!」
メガルカリオはそれを避けた。
「まだまだ〜!連続で"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモは何度も炎をまとって突撃した。
メガルカリオは避けていったが、どんどんスピードの上がる攻撃についていけなくなり、ついにくらってしまった。
「ルカリオっ!」
「よし今だ!"ブレイズキック"!!」
メガルカリオが怯んだすきにメガバシャーモは一回転してブレイズキックをくらわせた。
メガルカリオは飛ばされて足を引きずって耐えた。
「ルカリオ、"はどうだん"!」
メガルカリオは力を溜めてはどうだんを発射した。
「バシャーモ、避けて"ブレイズキック"だ!」
だが、メガバシャーモはそれを避けてメガルカリオの正面からブレイズキックをくらわせた。
「ルカリオっ!!」
土煙が舞い、メガルカリオの姿が見えない中凛はその名を呼んだ。
だが凛は瞬間、ニタッという表情を浮かべた。
「なっ……!?」
ナオキは土煙がはれた先の光景に驚いた。
そこでは、メガルカリオが傷を負いながらもはどうだんを撃つための力を溜めていた。
「やばい!バシャーモ避けろ!!」
「ルカリオ、全力の"はどうだん"……発射にゃ!!」
凛が右拳を握って前に出すと、メガルカリオの全力のはどうだんが発射され、メガバシャーモは避けきれずにそれをくらってしまった。
「くっ、バシャーモっ!!」
ナオキは土煙が舞ったので顔を腕で隠した。
メガバシャーモは傷を負って片膝と片手をついていたが、なんとか耐えていた。
「よし、よく耐えた!」
「まさかあれを耐えるなんてね……でも次で決めるにゃ!ルカリオ、"インファイト"にゃ!」
「バシャーモ、あれをやるぞ!"ブラストバーン"!!」
「っ……!?」
メガルカリオはインファイトをしようとメガバシャーモに突撃した。
メガバシャーモは力を入れて叫んで地面を踏むと、そこからとてつもない炎が現れ、それにメガルカリオは包まれ爆風が起こった。
「ルカリオぉおおお!!!」
煙がはれた先には元の姿に戻って倒れているルカリオがいた。
「ルカリオ戦闘不能、バシャーモの勝ち!よって勝者、チャレンジャーナオキ!」
「いよっしゃあああああああああああ!!!!!」
ナオキは勝利とわかると拳を突き上げてジャンプした。
メガバシャーモも元の姿に戻ってナオキに駆け寄って共に勝利を喜んだ。
「おめでとうにゃ」
「ありがとうございます」
凛は満足気な表情をしてナオキに近づいた。
「見事勝利したナオキくんにはこの、"イエローバッチ"をあげるにゃ!」
凛は黄色い猫の顔の形をしたバッチを渡した。
「これが、イエローバッチ……」
ナオキは目をキラキラさせてバッチを見た。
「これからジムリーダーはもっと強くなるよ?」
「まじで!?」
「そうそう。だから気を抜かないで、心してかかってね!」
「はい、それでは!」
ナオキはバシャーモをモンスターボールに戻して、くるりんジムを去った。
ナオキは新たな可能性"メガシンカ"を手に入れ、次の街へと向かうのであった……続く!
ありがとうございました!
今回は短かったですね!
次回、第4章「夢を叶える者」
みんなもポケモン、ゲットだぜ!