ポケモントレーナーナオキの冒険〜みんなで叶える物語〜 作:シベ・リア
さてさて、ついにここまできましたね!
それでは、早速どうぞ!
「ナオキくん、チャンピオンリーグに史上初挑戦となる今のお気持ちは?」
「そうですね……"初"というのにイマイチ実感はわきませんが、全力でこれまでの全てをぶつけようと思います」
「力強いコメント、ありがとうございます!頑張って下さい!」
「応援ありがとうございます!」
ポケモンの回復を待っている間、ナオキは取材を受けていた。
チャンピオンリーグへの挑戦は史上初のため、シベリア地方全体から、世界から注目されているのだ。
戦闘の模様は放送はされないので、『〇〇が勝った』などという情報だけフリースペースやマスコミに伝えられる。
「ナオキさん、ポケモンの回復終わりましたよ〜」
「あ、はい!」
ジョーイさんに呼ばれるとナオキはポケモンを受け取りに行った。
「さぁ、ナオキくんがポケモンを受け取りました!いよいよ、史上初となるチャンピオンリーグの挑戦が始まります!」
「行くぞみんな……絶対にチャンピオンになろう!」
ナオキは6つのモンスターボールを見つめて言った。
そして入り口へとゆっくりと歩いていき、門をくぐった。
門はナオキがくぐり終わると自動で閉まり、ロックされた。
「頑張って……ナオキ……」
絵里は胸に当ててある手の拳を握って言った。
「ポケモン、ゲットだぜ!」
〜OP『めざせポケモンマスター(vol.ナオキ)』〜
「(よっしゃ次こそ……てか次で最終回だしそろそろ……)
たとえ火のにゃか………やってられっか!!!」
「今からあなたには、ここの4つのドームを順番に巡っていただきます。
それぞれのドームには四天王が待ち構えています。
そして4人全員を撃破すると、チャンピオンへの道が開けます」
「わかりました」
門番から説明を受けて、ナオキは4つのドームを見まわした。
「あそこか……」
ナオキは地面が炎によって照らされていて、それがあるドームに向かっていると気がついた。
ナオキはその照らされている道を歩いて行った。
ナオキはドームに入ると緊張感を高めて先に進んだ。
通路から出ると大きな屋根付きのフィールドが広がっていた。
そこは至ってシンプルな鉄のフィールドだった。
フィールドの向こう側にはある人物が立っていた。
「よく来たな!君がこのチャンピオンリーグ初の挑戦者かな?」
「はい、ナオキって言います!」
「ナオキか……いい名前だ。
俺は四天王の1人……キセキ、
そのキセキと名乗る人物は緑のカッターシャツを着ていた。
「
「その通りだ!
さて改めて……チャンピオンリーグへようこそ、ナオキ!ここは世界最難関と言われているチャンピオンリーグだ。その四天王を勝ち抜き、チャンピオンを倒し、お前はチャンピオンになれるかな……?」
キセキは両腕を広げて言った。
「なってやるさ……絶対に!」
「ふっ、いい心構えだ。さぁ、行くぞ!」
VS.四天王キセキ〜戦闘BGM『チャンピオン戦(DP)』〜
「頼むぜ、"シュバルゴ"!」
「行くぞ、"ピジョット"!」
ついに始まったナオキのチャンピオンリーグの挑戦。
初戦の四天王キセキはシュバルゴを、ナオキはピジョットを繰り出した。
「ピジョット、"こうそくいどう"だ!」
「シュバルゴ、"つるぎのまい"!」
まずピジョットは素早さを上げ、シュバルゴは攻撃を上げた。
「よし行くぞピジョット、"つばめがえし"!」
「シュバルゴ、"アイアンヘッド"で迎え撃て!」
ピジョットのつばめがえしとシュバルゴのアイアンヘッドがぶつかり、2体は距離を取った。
「ピジョット、"たつまき"!」
「シュバルゴ、避けて"アイアンヘッド"だ!」
ピジョットのたつまきを避けてシュバルゴは近づきアイアンヘッドをくらわせた。
「ピジョット!」
「続いて"ギガインパクト"だ!」
「まずい、ピジョット大勢を立て直して避けろ!」
ピジョットはなんとか大勢を立て直したが避けることはできずにギガインパクトをくらい、後ろの壁にぶつかった。
「ピジョットっ!」
「これでトドメだ……"とどめばり"!」
シュバルゴは壁に少しめり込んでいるピジョットに向かって突撃した。
そしてピジョットは避けることができずにとどめばりをくらってフィールドに倒れて戦闘不能となった。
「くっ……ありがとうピジョット」
ナオキはピジョットをモンスターボールに戻した。
「次は頼んだ、"バシャーモ"!」
ナオキは続いてバシャーモを繰り出した。
「そうだ、ここのチャンピオンリーグが何故世界最難関か教えてやるよ……」
ナオキは唾を飲み込んだ。
「俺たち四天王、そしてチャンピオンは………各地方のチャンピオンを全員倒しているからだよ!!」
「なん……だと……!?」
「シュバルゴ、"ギガインパクト"!」
キセキは拳を前に突き出してバシャーモに突撃した。
「バシャーモ避けて"ニトロチャージ"!」
バシャーモはシュバルゴの攻撃を避けて背後からニトロチャージをくらわせた。
「シュバルゴ!」
「なら、もしあなた達全員を倒せば……おれは全地方のチャンピオンを倒したことになるってことですよね!
バシャーモ、続けて"ブレイズキック"!」
バシャーモは攻撃の手を緩めず、動けないシュバルゴにブレイズキックをくらわせ、シュバルゴは戦闘不能となった。
「ふふっ……ははははははっ、おもしれぇ……面白いぜお前!!いけっ、"ゲッコウガ"!」
キセキは続いてゲッコウガを繰り出した。
「バシャーモ、行くぞ!」
ナオキとバシャーモは気合いを入れて構えた。
バシャーモはゲッコウガの"かげぶんしん"から繰り出される"みずしゅりけん"や"ハイドロポンプ"に苦しめられるが、なんとか見極めて避けて、"スカイアッパー"でゲッコウガを倒した。
そして続いて繰り出した"キリキザン"も難なく倒されキセキは続いて"ルカリオ"を繰り出した。
バシャーモとルカリオの殴り合いが続いたが、バシャーモはルカリオの"とびひざげり"を避け、ルカリオが外して怯んでいる間に"ブレイズキック"をくらわせて戦闘不能にした。
「よし、このままいくぞバシャーモ!」
「流石は初のチャレンジャーだ……楽しくなってきたぜ!いくぞ、"エルレイド"!」
キセキは5番手にエルレイドを繰り出した。
「さぁ、覚悟はいいか?
エルレイド、"メガシンカ"!」
キセキがカッターシャツの襟についているキーストーンに触れると、エルレイドのピアスについている"エルレイドナイト"が反応して、エルレイドは"メガエルレイド"にメガシンカした。
「メガエルレイドか……ならこっちも!
バシャーモ、"メガシンカ"だ!」
そしてナオキのキーストーンとバシャーモのバシャーモナイトが反応してバシャーモもメガバシャーモにメガシンカした。
「さぁ、お前達の力を見せてくれ!エルレイド、"サイコカッター"!」
「バシャーモ、"ブレイズキック"だ!」
メガエルレイドのサイコカッターをメガバシャーモはブレイズキックで蹴って防ぎ、メガエルレイドに近づきブレイズキックをくらわせた。
「ちっ、エルレイド"つるぎのまい"だ!」
「今のうちだバシャーモ、"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモはメガエルレイドがつるぎのまいをしている間に突撃した。
「エルレイド耐えるんだ!」
メガエルレイドはニトロチャージを体で受け止めて耐えた。
「よし、"インファイト"だ!」
メガエルレイドはメガバシャーモにインファイトをくらわせ、メガバシャーモは後ろに軽く吹き飛んだ。
「バシャーモ負けるな!"ブレイズキック"!」
「エルレイド避けろ!」
メガバシャーモのブレイズキックをメガエルレイドは後ろにジャンプして避けた。
「くっ……!」
「エルレイド、"ギガインパクト"!」
「バシャーモ!"ブラストバーン"で迎え撃て!!」
メガエルレイドがギガインパクトでとつし、メガバシャーモはブラストバーンを放って迎え撃った。
メガエルレイドはブラストバーンに巻き込まれ、元の姿に戻って倒れていた。
「よっしゃ!」
ナオキはガッツポーズをした。
「戻れエルレイド……
もうラスト1体か……だがお前にこいつが倒せるかな?」
「これ以上の強敵が……」
ナオキはニタリと笑うキセキに不安を募らせた。
「あぁ、このポケモンが、このチャンピオンリーグが世界最難関と言われるもう一つの所以なんだよ!
最後は頼んだ、"ケルディオ"!」
キセキが最後に繰り出したのはケルディオだった。
「ケルディオ……?」
ナオキは見たことのないポケモンに首を傾げた。
「このポケモンはな……幻のポケモンなんだ」
「なっ……!?」
「これが世界最難関と言われる理由のひとつだ……5人の手持ちには伝説や幻が1体含まれているんだ」
「そんなの……アリかよ……」
「アリなんだよ、それがなぁ!
ケルディオ、"アクアジェット"!」
「バシャーモっ!」
メガバシャーモはケルディオのアクアジェットをまともにくらい壁に激突した。
「ケルディオ、"つるぎのまい"!」
さらにメガバシャーモが怯んでいる間にケルディオはつるぎのまいをした。
「バシャーモ、まだいけるか?」
メガバシャーモは地面に足をつけて元気よく吠えた。
「ふっ……ケルディオ、"アクアジェット"!」
「バシャーモ、避けて"ブレイズキック"!」
メガバシャーモはケルディオのアクアジェットを避けて、上からブレイズキックをくらわせた。
「そんなもんきかねーよ!」
「バシャーモ、連続で"ブレイズキック"だ!!」
「なにっ……!?」
メガバシャーモは両足交互にブレイズキックをくらわせた。
そして数え切れないほどくらわせると、メガバシャーモはケルディオから一旦距離を取った。
「どうだ!?」
ナオキは勝ったかとケルディオがいた方を見つめた。
「ケルディオ、"アクアジェット"……」
「っ……バシャーモっ!!」
メガバシャーモは油断したところにアクアジェットをくらって後ろに吹き飛んだ。
メガバシャーモはフラフラとしながら立ち上がった。
「ケルディオ、"つるぎのまい"……」
ケルディオはメガバシャーモがまだちゃんと動けないあいだにつるぎのまいをした。
「バシャーモ、いけるか?」
バシャーモはなんとか立ち上がってナオキの方を向いて頷いた。
「よし、じゃあ本気でいくぜバシャーモ!!うぉおおおおおおおおおおお!!」
〜BGM変更『XY&Z(off vocal)』〜
ナオキとメガバシャーモが同時に叫ぶと、メガバシャーモは凄まじい炎に包まれた。そしてその炎が弾けると、メガバシャーモは赤いオーラに包まれた。
「なっ……!?」
「驚け四天王キセキ、これが新しい……チャンピオンの力だ!!!
バシャーモ、"ブレイズキック"!」
ナオキが脚を振って指示をすると、メガバシャーモは脚に炎をまとわせてケルディオに向かった。
「ちっ、受け止めろケルディオ!」
キセキはケルディオは耐えれるだろうと思って受け止めるように指示をした。
「いけぇええええええええ!!」
「なっ、ケルディオっ!?」
メガバシャーモのブレイズキックはケルディオに炸裂し、ケルディオは後ろに吹き飛んだのでキセキは驚きの表情を浮かべた。
「そのまま"ニトロチャージ"!」
ナオキが両腕を曲げて指示を出すと、メガバシャーモは両腕を曲げて炎をまとってケルディオに突撃した。
「ケルディオ、"アクアジェット"で迎え撃て!」
ケルディオは水をまとってメガバシャーモに突撃し、2体は激しくぶつかり合った。
そしてケルディオは後ろに吹っ飛んで倒れ、メガバシャーモも後ろに吹っ飛んだが着地した。
「ケルディオ、大丈夫か!?」
ケルディオは苦しながらも立ち上がった。
「決めるぞバシャーモ、"ブレイズキック"!」
「ケルディオ、"しんぴのつるぎ"で迎え撃て!」
ナオキは脚を振って指示をした。
メガバシャーモのブレイズキックとケルディオのしんぴのつるぎがぶつかり合った。
「「うぉおおおおおおおおおおおお!!!!」」
爆発が起こって辺りは煙に包まれた。
「バシャーモ!」
「ケルディオ!」
ナオキとキセキは互いに自分のポケモンの名を呼んだ。
煙の先には、メガバシャーモとケルディオが立っていた。
そして両方が力尽きて倒れ、メガバシャーモの姿は元に戻った。
「くっ……!」
さらにバシャーモが倒れると同時に、ナオキを激しい痛みが襲って倒れ込むように尻もちをついた。
そして備え付けのスクリーンに、『WINNER ナオキ』の文字が浮かんだ。
2人は互いにポケモンをモンスターボールに戻した。
「おいおい……バトルに熱くなるのはいいが、熱くなりすぎて倒れないでもらえるか?」
キセキはナオキに近づいて手を差し伸べた。
「ははは……申し訳ない」
ナオキは申し訳なさそうにその手を取った。
「っ……(熱い!?)」
「ん、どうしたんですか?」
キセキはナオキに触れた途端に驚きの表情を浮かべたので、ナオキは不思議そうな表情をした。
「いや、お前に触れたら熱かったもんでな」
「熱い?」
「あぁ……それにお前とバシャーモ、同じ動きをしていた。まるで一心同体のように……」
「そうなんですよね。最近やっと自分たちのモノに出来たんですよ」
ナオキは笑って自分の後頭部を撫でた。
「そうなのか。こんなの初めて見たな……」
「四天王でも知らないことなんですね……」
ナオキは残念そうな表情を浮かべた。
「すまんな。
ともかく、勝利おめでとうナオキ。
後ろから出るがいい……お前に次の道が開ける」
キセキは親指で後ろを指した。
「ありがとうございました!」
ナオキは頭を下げると、後ろの出口から次のドームに向かった。
〜「ポケモン、ゲットだぜ!」byキセキ〜
ナオキは地面の炎に照らされた道を辿り、次のドームに入った。
そこのフィールドはいたってシンプルな草のフィールドだった。
そしてナオキの気配を察したのか、1人の人物が起き上がってあくびをした。
「君がチャレンジャーナオキくんかな?」
「はい!」
「よいしょ……俺は四天王が1人、
「よろしくお願いします!」
「ははっ、いい返事だ。
じゃあ、早速行くとしますか!」
VS.四天王 茂〜戦闘BGM『チャンピオン戦(BW)』〜
「いけっ、"ドードリオ"!」
「頼むぞ、"レントラー"!」
そしてナオキの四天王茂戦が始まった。
レントラーはドードリオを圧倒して勝利したが、次に出てきた"ハッサム"に負けた。
ナオキは次に"ピジョット"を繰り出した。
ピジョットはハッサムの素早い動きに翻弄されはしたが、ハッサムの"ギガインパクト"とピジョットの"ゴッドバード"がぶつかり合い、相討ちにもっていった。
続いてナオキは"グラエナ"を、茂は"ブラッキー"を繰り出した。2体は一進一退の攻防を繰り広げた。グラエナは"こおりのキバ"で着々とダメージを与えていき、ブラッキーを倒した。
茂は次に"カメックス"を繰り出した。
グラエナは"バークアウト"などで攻撃を続けるも、カメックスの"てっぺき"によって強められた防御お力強い攻撃の前に倒れた。
ナオキは次に"クロバット"を繰り出した。
クロバットは素早く動きまわってカメックスを翻弄し、スキを見て"どくどく"をくらわせた。そしてどくどくの効果と"ベノムショック"で徐々にダメージをくらわせてカメックスを倒した。
「"クロバット"、一旦戻ってくれ」
ナオキはクロバットが疲れているだろうと思い、モンスターボールに戻した。
「一旦戻したんだね。でもそれが吉と出るか凶と出るか……さぁ、いくぞ"エレキブル"!」
「代わりに頼んだ、"キングラー"!」
茂はエレキブルを、ナオキはキングラーを繰り出した。
「キングラーか……なにを考えてるんだ……?」
茂はタイプ相性では不利なキングラーを出してきたことに疑問を抱いた。
「だけど、なにを考えていようと無駄だよ!エレキブル、"10万ボルト"!」
「キングラー、"まもる"!」
エレキブルの10万ボルトをキングラーはまもるで防いだ。
「エレキブル、続いて"かみなりパンチ"だ!」
エレキブルはかみなりパンチをくらわせようと、キングラーに向かっていった。
「きた……キングラー、"ハサミギロチン"!」
「まずい!エレキブル避けろっ!」
茂は避けるように指示を出したが、気づいた時にはキングラーはエレキブルの間近に迫っていて、エレキブルはハサミギロチンにより倒れた。
「よし!」
ナオキはガッツポーズをした。
「これが狙いだったんだね……してやられたよ」
「成功して安心しましたよ」
ナオキは笑いながら自分の後頭部を撫でた。
「さて、ラスト1体か……」
「キングラー、くるぞ……」
「その様子だと、あと1体がどんなポケモンかわかってるみたいだね」
「はい、キセキさんから四天王やチャンピオンの手持ちの特徴を聞いたので」
「なるほどね……じゃあ、覚悟してよ?」
ナオキは笑みを浮かべた茂を見て唾をのみこんだ。
「最後は頼んだよ、"ミュウツー"!」
茂は最後の1体としてミュウツーを繰り出した。
「ミュウツー……」
「さぁ、俺たちの本気をみせてあげるよ!
ミュウツー、"メガシンカ"!」
茂が左人差し指につけてある指輪についているキーストーンにキスをすると、ミュウツーのペンダントについている"ミュウツーナイトX"が反応して、ミュウツーは"メガミュウツーX"にメガシンカした。
「伝説のメガシンカか……」
「さぁ、いくよ!ミュウツー、"サイコカッター"!」
「キングラー、"まもる"!」
「ミュウツー、続けて"はどうだん"」
メガミュウツーXのサイコカッターをキングラーはまもるで防いだが、続けてとんできたはどうだんをくらってしまった。
「キングラー!」
「攻撃の手を緩めるな!"かみなりパンチ"!」
そしてキングラーが怯んだスキにメガミュウツーXがかみなりパンチをぶち込んで、キングラーは戦闘不能となった。
「くっ、戻れキングラー」
ナオキはキングラーをモンスターボールに戻して、違うモンスターボールを手を取った。
「クロバット、もう一度頼んだぞ!」
ナオキは次に先程戻したクロバットを繰り出した。
「いくよ!ミュウツー、"サイコカッター"!」
「クロバット、避けて"どくどくのキバ"!」
クロバットはメガミュウツーXのサイコカッターを避けてメガミュウツーXに近づいた。
「ミュウツー、避けて"はどうだん"!」
だがメガミュウツーXはそれを避けて、はどうだんをくらわせた。
「クロバット、"つばさでうつ"!」
クロバットは負けじとメガミュウツーXに向かっていき攻撃を命中させて、メガミュウツーXは少し後ろにとばされた。
「まだまだ!ミュウツー、"サイコブレイク"!」
「クロバット、"どくどく"だ!」
メガミュウツーXのサイコブレイクが直撃する寸前に、クロバットはどくどくを放って戦闘不能となり、メガミュウツーXは毒状態となった。
「ありがとうクロバット……」
「また毒状態にされるなんてね……早めに決着をつけさせてもらうよ」
「それはこっちのセリフですよ!
最後は頼んだぞ、"バシャーモ"!」
ナオキは最後の1体にバシャーモを繰り出した。
「さぁ、いくぜ!バシャーモ、"メガシンカ"!」
そしてバシャーモはメガバシャーモにメガシンカした。
「さぁ、君たちの力を見せてくれ!ミュウツー、"サイコブレイク"!」
「バシャーモ、避けて"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモはメガミュウツーXのサイコブレイクを避けてニトロチャージをくらわせた。
「ミュウツー、"かみなりパンチ"!」
「受け止めろ!」
メガミュウツーXのかみなりパンチをメガバシャーモは手でガードして受け止めた。
「よし、そのまま後ろに投げろ!」
メガバシャーモはメガミュウツーXを後ろに投げ飛ばした。
メガミュウツーXは地面に見事着地したが、毒のダメージで一瞬怯んでしまった。
「まず…「バシャーモ、"ブラストバーン"!!」…くっ……ミュウツー避けろ!!」
茂は避けるように指示するも、もう時すでに遅し。メガバシャーモのブラストバーンがメガミュウツーXに直撃し、メガミュウツーXの姿は元に戻り戦闘不能となった。
スクリーンには『WINNER ナオキ』と出た。
「よし、よくやったなバシャーモ!」
ナオキはガッツポーズをして、バシャーモをモンスターボールに戻した。
「はぁ……やっぱり毒状態が響いちゃったか……でも強いな、君のバシャーモは」
茂はミュウツーをモンスターボールに戻してナオキに歩み寄った。
「あの毒がなければおれ達が負けてたかもしれません……」
ナオキは頬を人差し指で掻きながら言った。
「はははっ、勝負はどうなるかわからないよ?
さ、これで四天王も半分……残りの2人も手強いよ?」
「そんなの百の承知ですよ。では、ありがとうございました」
ナオキは茂に一礼をして次のドームに向かった。
〜「ポケモン、ゲットだよ!」by茂〜
先程のドームを出て次の示された道を歩んだナオキは次のドームに入った。
そこのフィールドは暗かったが、ナオキが入ると辺りが所々に光だし、その場の神聖さを際立たせた。
そして数個の小さな光がある1点に集まっていき、ナオキはある人影が確認することができた。
「っ……!?」
「やっと来たのね……」
その人物は手のひらの上に飛んでいる光の玉を見ながら言った。
「お前は……?」
「そんなの言わなくてもわかるでしょ?
私は四天王の1人、
その舞里と名乗る四天王はキリッとした目でナオキを睨んだ。
「おれはチャレンジャーのナオキ!おれはお前を倒して先に進む!」
「そう、でも……私に勝てるかしら?」
「勝ってみせる……絶対に!」
「ふふっ、面白いわね……さ、かかってきなさい!」
VS.四天王舞里〜戦闘BGM『チャンピオン戦(XY)』〜
「お願いね、"カクレオン"!」
「頼んだぞ、"ピジョット"!」
こうして、ナオキと舞里の戦いが始まった。
カクレオンの特性"へんげんじざい"でカクレオンのタイプが変わるため、ピジョットは苦戦し、"かみなりパンチ"を受けて戦闘不能となった。
続いてナオキは"レントラー"を繰り出した。
カクレオンは"ほのおのパンチ"や"れいとうパンチ"で攻め立て、レントラーは必死に反撃した。そして、レントラーの"ワイルドボルト"とカクレオンの"ほのおのパンチ"がぶつかり合い、相討ちとなった。
続いてナオキは"キングラー"を、舞里は"ギルガルド"を繰り出した。
キングラーはギルガルドの"キングシールド"から繰り出される攻撃に苦戦したが、最後の力を振り絞って放った"ハサミギロチン"がギルガルドに命中して戦闘不能にした。
ナオキはキングラーを戻して"クロバツト"を繰り出し、舞里は"トドゼルガ"を繰り出した。
クロバットはトドゼルガの"れいとうビーム"を避け続けるが、ついに羽に当たってしまって動けないところに"ふぶき"をくらって戦闘不能となった。
ナオキは次に"グラエナ"を繰り出した。
グラエナの攻撃はあまり効かず苦戦するが、グラエナの粘り強い攻撃にトドゼルガはついに戦闘不能となった。
舞里は続いて"トゲキッス"を繰り出した。
グラエナはトゲキッスの"はどうだん"を避け続け、羽に"こおりのキバ"で攻撃をした。
そしてトゲキッスはグラエナが噛み付いている間に"はどうだん"を放った。舞里は決まったと思ったが、グラエナはそれを耐えてみせ、トゲキッスに噛み付いたままだった。トゲキッスはもう一度"はどうだん"を放とうと口に力をためた。グラエナはさらに噛み付く強さを強めた。
そしてトゲキッスが"はどうだん"を放つと両者がフィールドに落ちていき、トゲキッスもグラエナも戦闘不能となった。
「ふふっ、あなたのグラエナ強いわね。トゲキッスの"はどうだん"を耐えるなんて」
「へへっ、そりゃどうも」
舞里が褒めると、ナオキは人差し指で鼻の下をこすった。
「でも、この子に勝てるかしら?
いくわよ、"リザードン"!」
舞里は5番手にリザードンを繰り出した。
「ならおれは……いくぞ、"バシャーモ"!」
ナオキはほぼ戦闘不能状態のキングラーを除いて最後のポケモンであるバシャーモを繰り出した。
「この子はね、私のパートナーなのよ。私も昔は旅をしていてね……これでも、四天王になる前は"コンテストクィーン"だったのよ?」
「えぇ!?」
ナオキは舞里がコンテストクィーンだったことに驚きを隠せない。
「でもね、四天王のスカウトが来て弟子だったにこに譲ることに決めたの」
「そうなんですね……」
「あとね、私と一緒に旅に出たのが……"サニデイジム"のジムリーダーの穂乃果なのよ」
「まじすか!?」
「ふふっ、まじまじ。本当はあの子にも四天王のスカウトが来てたんだけど、自分より私の方がいいって断ったのよ」
「いいライバルなんですね」
「全くよ……あっ、少し話し込んじゃったわね」
「いえ、舞里さんのお話が聞けてよかったです」
「ふふっ、そう言ってもらえると嬉しいわ。さ、バトル再開といきましょうか」
そう言って舞里はペンダントを構えた。
「はい!」
ナオキは返事をしてバングルを構えた。
「リザードン!」
「バシャーモ!」
「「"メガシンカ"!!」」
舞里がペンダントについている"キーストーン"に触れると、リザードンのキバにはめている"リザードナイトX"が反応してリザードンは"メガリザードンX"に、バシャーモは"メガバシャーモ"にメガシンカした。
「バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
「リザードン、"ドラゴンクロー"!」
メガバシャーモが突撃してきたのを、メガリザードンXはドラゴンクローで迎え撃ち、両者は一旦離れた。
「バシャーモ、続いて"ブレイズキック"だ!」
「リザードン、"ドラゴンクロー"で迎え撃って!」
メガバシャーモのブレイズキックとメガリザードンXのドラゴンクローが何度もぶつかりあった。
そしてドラゴンクローが跳ね返されてメガリザードンXの前がガラ空きになった。
「今だバシャーモ、"スカイアッパー"!」
メガバシャーモはそのスキをついてスカイアッパーをくらわせた。
「リザードン堪えて!」
メガリザードンXは空で堪えてメガバシャーモを見た。
「そのまま"かえんほうしゃ"よ!」
そしてメガリザードンXは青いかえんほうしゃを放った。
「バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモはそのかえんほうしゃにニトロチャージで突撃し、かえんほうしゃを突っ切ってメガリザードンXに突撃してフィールドに着地した。
「ふっ……リザードン、"フレアドライブ"!」
「くそっ、バシャーモ"ニトロチャージ"だ!」
メガリザードンXとメガバシャーモがぶつかり合うと爆発が起こった。
そしてメガリザードンXが勢いよく落ちて姿が元に戻って戦闘不能となり、メガバシャーモは見事に着地した。
「戻ってリザードン」
「よし、あと1体だ、頼むぜバシャーモ!」
メガバシャーモは気合いを入れるように叫んだ。
「ふふっ、ついにラスト1体ね。ここまで熱いバトルは久しぶりだわ!
私をもっと楽しませてよ、ナオキくん!
最後はお願いね、"キュレム"!」
舞里は最後にキュレムを繰り出した。
キュレムが出てくると冷気が辺りを包んだ。
「寒い……これがキュレムの力か……」
「ふふっ、驚いた?驚くのはいいけど、それで負けるなんてやめてよねっ!キュレム、"りゅうのはどう"!」
「バシャーモ避けろ!」
キュレムの放ったりゅうのはどうをメガバシャーモは横に転がって避けた。
「よく避けたわね。キュレム、もう一度"りゅうのはどう"!」
「バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモはりゅうのはどうを避けながらキュレムに突撃をした。
「ふっ、キュレム……"こごえるせかい"!」
「まずい!」
キュレムの体から放たれた凄まじい冷気がメガバシャーモを襲った。
メガバシャーモは後ろにとばされ、そして、腕が凍っていた。
「ふふっ……キュレム、バシャーモの脚に向かって"れいとうビーム"!」
「バシャーモ避けろ!!」
メガバシャーモはなんとか避けたが、片脚にれいとうビームが命中してしまい、その脚が凍ってしまった。
「くっ、バシャーモ動けるか!?」
メガバシャーモは両腕や片脚が凍っているがなんとか立てていた。だが、このままではまともには動けない。
「ふふっ、まともに動けないようね」
「だがおれ達は絶対に諦めない!おれ達は必ず勝つんだ!!」
「そう……ならその夢、私が壊してあげるわ!
キュレム、"りゅうせいぐん"!!」
キュレムの放ったカタマリがが空中に向かって打ち上がっていった。
「バシャーモ……いくぞっ!
おれ達の夢、ここで終わらせてたまるか!!!
うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
〜BGM変更『XY&Z(off vocal)』〜
ナオキとメガバシャーモが同時に叫ぶと、メガバシャーモは凄まじい炎に包まれ、それが弾けると赤いオーラをまとった。メガバシャーモの凍っていた部分はその炎で溶けていた。
「バシャーモ避けろ!!」
そしてりゅうせいぐんをすべて避けた。
「なに、あれ……?」
「驚くのはいいですけど、それで負けるのはなしでお願いしますね!
バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
ナオキが両腕を曲げて後ろに引いて拳を握ったまま前に突き出して指示を出すとメガバシャーモはキュレムに突撃して、キュレムは後ろに押された。
「面白い……面白すぎでしょ、ナオキくん!キュレム、"りゅうのはどう"よ!」
「バシャーモ、避けて"ブレイズキック"!」
ナオキが脚を振って指示を出すと、メガバシャーモは脚に炎をまとわせて跳んで避けてキュレムに向かった。
そしてブレイズキックをくらわせ、キュレムは地面に叩きつけられた。
「バシャーモトドメだ!"ブラストバーン"!!!!」
ナオキが腕を力いっぱいに下に突くと、メガバシャーモはブラストバーンを放った。
「キュレム!」
煙がなくなった先にはキュレムが戦闘不能になっていて、メガバシャーモはその上で手を乗せていた。
そしてスクリーンに『WINNER ナオキ』という文字が浮かんだ。
「勝ったのか……ふぅ〜」
ナオキは勝ったのを確認すると尻もちをついた。
メガバシャーモは姿を戻してナオキのところにかけよった。
「よくやったな、バシャーモ」
ナオキはそう言ってモンスターボールにバシャーモを戻した。
「はぁ……負けちゃったわ。でもさっきのあの力……私はこれまで見たことがないわ」
「やっぱりそうですか……この力なにかはわからないんですけど、おれとバシャーモがひとつになって戦える……それだけはわかるんです」
「ナオキくんとバシャーモがひとつに……か……ま、いいわ。
それより、勝利おめでとうナオキくん」
「ありがとうございます」
「四天王も次で最後の1人……あの人は覚悟してかかりなさいよ?」
「そんなに強いんですか?」
「えぇ、四天王のトップだからね。なんというか……怖い……の領域かしらね?」
「怖い……ですか?」
「えぇ、あなたも戦えばわかると思うわ。それじゃあ先に進みなさい」
舞里はそう言うと横に移動してナオキの通る道を開けた。
「ありがとうございます。では……」
ナオキは一礼をして次のドームに向かった。
〜「ポケモン、ゲットよ……」by舞里〜
ナオキは先程のドームを出て、炎で示された道を辿って一番奥にあったドームを目指した。その道は曲がり道があるなど、明らかに前までの道より長かった。
そしてついにドームにたどり着き入っていった。
そこのドーム内のフィールドでは、どこか不気味な雰囲気が感じられた。
ナオキがフィールドに近づくと法螺貝を吹く音がして、それに続いて太鼓の音も聞こえてきた。
ナオキが不思議がって辺りを見渡すと、ある人物が奥から歩いてきた。
「ここまでたどり着いたか……チャレンジャーよ……」
「っ……あなたが、最後の四天王……?」
「あぁ、その通りだ……」
そしてライトに照らされてその人物の顔が確認できた。
「俺が、俺こそが四天王最後の1人にして筆頭……
「っ……!」
ナオキは信と名乗る最後の四天王の姿を見てなにかを感じたのか緊張感を一層に高めた。
「よくぞここまでたどり着いたな、チャレンジャーナオキよ!
さぁ、ここまで勝ち上がってきたお前とお前のポケモンのその力……俺に見せてくれ!俺を満足させてくれ!!」
注:久しぶりの出番で気合い入ってます。
「おれは絶対にあなたに勝つ……そして、チャンピオンに挑戦してみせる!」
「あぁ、来いよ……いいよ来いよ!ならお前がチャンピオンに挑戦するに相応しいか、俺が判断してやる!」
VS.四天王 信〜戦闘BGM『チャンピオン戦(HGSS)』〜
「"ジュペッタ"、出陣だ!」
「頼んだぞ、"グラエナ"!」
信は一番手にジュペッタを、ナオキはグラエナを繰り出した。
グラエナはジュペッタの"おにび"でやけど状態になってしまうが、それに負けじと"かみくだく"で攻撃した。
だが、ジュペッタの特性"のろわれボディ"によってかみくだくがかなしばり状態となってしまった。
しかしグラエナは、ジュペッタの"でんげきは"を避けて近づき、"バークアウト"でジュペッタを倒して戦闘不能とした。
次に信は"オンバーン"を繰り出した。
グラエナはオンバーンの"ばくおんぱ"で怯んでいるスキに"りゅうのはどう"をくらって戦闘不能となってしまった。
ナオキは次にレントラーを繰り出した。
レントラーはばくおんぱを避けて、オンバーンに"かみなりのキバ"で噛み付いてそのまま"ほうでん"をして、オンバーンを戦闘不能とした。
続いて信は"ネンドール"を繰り出した。
レントラーは"かみくだく"で攻撃を続けるが、ネンドールの"じしん"により戦闘不能となった。
ナオキは次に"ピジョット"を繰り出した。
ピジョットはネンドールの周りをしつこく飛んで攻撃して追い詰めたが、"だいばくはつ"に巻き込まれてしまい戦闘不能となった。
続いてナオキは"クロバット"を、信は"マニューラ"を繰り出した。
マニューラの"みきり"からの攻撃に苦戦するがダメージを与え続けた。だがある程度ダメージを与えると、マニューラの姿が変わった。実はマニューラは"ゾロアーク"だった。そしてクロバットは"ナイトバースト"により戦闘不能となった。
ナオキは次に"キングラー"を繰り出した。
キングラーは"クラブハンマー"でゾロアークが怯んでいるうちに"ハサミギロチン"をくらわせて戦闘不能とした。
信は次こそ本物の"マニューラ"を繰り出した。
キングラーとマニューラは互いの"メタルクロー"をぶつけあった。
そしてマニューラはスキをついて"つじぎり"をくらわせて決まったと思ったが、キングラーはそれを耐えて"ハサミギロチン"をくらわせてマニューラを戦闘不能とした。
「よし、よくやったなキングラー」
「流石ここまで勝ち上がってきただけはあるな……だがこいつはどうかな?
さぁ、大将の登場だ!こいつの強さに絶望しろ、チャレンジャー!!
"レックウザ"、出陣だ!!!」
信はモンスターボールを上に投げて、最後の1体である黒色のレックウザを繰り出した。
ナオキはその神々しい姿に圧倒された。
「さぁ、お前の最後のポケモンは?」
「(ここまで来たんだ……絶対に勝とう……そしてチャンピオンに挑戦するんだ)……いくぞっ、"バシャーモ"!」
ナオキは最後にバシャーモを繰り出した。
「いくぞバシャーモ、"メガシンカ"!」
そして"キーストーン"と"バシャーモナイト"が反応し、バシャーモはメガシンカした。
「ふふふ、メガシンカか……では、俺もみせてやろう!
我が祈りよ、届け……我が祈りに答えたまえ……レックウザ!!」
信が胸の前で右手の拳を握って言うとレックウザの体が光出した。
「まさか……!?」
そしてレックウザは姿を変えて、メガレックウザにメガシンカした。
「驚いたか?レックウザはキーストーン、メガストーンなしでメガシンカするんだ」
「そんなことが!?」
「ふふふ……さぁ、このメガシンカしたレックウザの強さを見せてやるよ!
レックウザ、"しんそく"!」
「っ……バシャーモ、避けて"ブレイズキック"!」
メガバシャーモはメガレックウザのしんそくを避けてブレイズキックをくらわせた。
だが、その攻撃は効かなかった。
「レックウザ、"はかいこうせん"……」
「まずい!バシャーモ避けろ!!」
メガレックウザははかいこうせんを放つが、メガバシャーモはそれを避けた。
「バシャーモ、"ニトロチャージ"!」
「レックウザ、避けて"しんそく"だ」
メガバシャーモは突撃したが、メガレックウザはそれを避けて突撃してきた。メガバシャーモはそれをガードして地面で足を引きずった。
「バシャーモ負けるな!"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモは負けてたまるかと突撃した。
「レックウザ……"りゅうせいぐん"!」
メガレックウザは高く浮かび上がると、りゅうせいぐんを放った。
「バシャーモ避けながら"ニトロチャージ"!」
メガバシャーモはニトロチャージをして徐々にスピードを上げながらりゅうせいぐんを避けていった。
「ちっ、避けたか……」
「まだまだ!バシャーモ、"スカイアッパー"!」
メガバシャーモは上にいるメガレックウザに向けてスカイアッパーをくらわせた。
「レックウザが怯んだか……クククッ……ハハハハハッ、面白い!こんな面白いバトルは久しぶりだ!なら、レックウザの本気を見せてやるよ……!
レックウザ…………"ガリョウテンセイ"!」
信がそう指示すると、メガレックウザは咆哮をあげて空高く飛び上がった。
そして勢いよくメガバシャーモに向かって突っ込んできた。
「なっ、バシャーモっ!!!」
メガバシャーモは吹き飛ばされ、フィールドの塀に勢いよく激突して塀にくい込んだ。
「ふっ……終わりだな……」
信とメガレックウザは勝ちを確信した。
だが…………
「まだだ………まだ諦めない……!」
「ふっ、馬鹿なことを……
バシャーモはもう戦えない、そして残っているキングラーも戦闘に出れたとしても役にはたたない……
この状況で、諦めないとでも?
くははははっ、冗談はよしてくれ……もし諦めきれないのならもう1回チャレンジしてくるといい……」
「まだバシャーモは…………いや……
いくぞバシャーモ……おれ達の本気を見せてやろうぜ!!!
ぐぉおおおおおおおおおおおお!!」
ナオキが思いっきり叫ぶと、メガバシャーモは目をカッと開いて思いっきり吠えた。
その2人の咆哮でフィールドが揺れた。
「なんだ……なんなんだその力はっ!!!」
信は驚きを隠せずにいた。
そしてメガバシャーモは炎に包まれ、その勢いでメガバシャーモの周りの塀は破片諸共粉々になった。
〜戦闘BGM変更『XY&Z(off vocal)』〜
そして炎は大きくなって、弾けて、メガバシャーモは赤いオーラをまとった。
「なるほど……まだ戦えるということか……面白い!!ならこのレックウザを倒してみせろ!!
レックウザ、"りゅうせいぐん"!」
メガレックウザは空高く飛び上がり、りゅうせいぐんを放った。
「バシャーモ、避けて"スカイアッパー"!」
ナオキが腕を振り上げて指示を出すと、メガバシャーモはりゅうせいぐんを全て避けていった。
「早い!?さっきまでのバシャーモとは大違いだ……」
「うぉおおおおおおおおおおお!!!」
そしてメガバシャーモはジャンプして、メガレックウザにスカイアッパーをくらわせた。
メガレックウザは吹き飛んだ。
「なっ……技の威力が上がっているとでもいうのかっ!!」
「バシャーモ攻撃の手を緩めるな!"ブレイズキック"!」
ナオキが地面を足で思いっきり踏んで指示を出すと、メガバシャーモはメガレックウザの上からブレイズキックをくらわせて、メガレックウザはメガバシャーモを上に乗せながら勢いよく地面に突っ込んだ。
「やったか……?」
メガバシャーモは一旦離れて煙が上がる方を見つめた。
「ふふふ………この程度でくたばるレックウザだと思うなよ?」
メガレックウザはボロボロになりながらも大きく吠えた。
「くっ……流石だ……」
ナオキは手で両耳を、そして片目も塞いで言った。
「さぁ、勝ちたいなら……こいつを耐えてみせろ!!
レックウザ、全ての力を込めて……"ガリョウテンセイ"!!!」
メガレックウザは天に吠えて空高く飛び上がり、メガバシャーモに突っ込んだ。
「バシャーモ、おれはお前を信じてる……だから………一緒に勝とうぜ!
受け止めろぉおおおおおおお!!!」
「なにっ!?」
メガバシャーモは気合いを入れて吠えると大きな炎に包まれ、メガレックウザを受け止めた。
受け止めているところからは火花が散っていた。
「レックウザ、パワーを上げて押し込め!!」
メガレックウザはさらに威力を上げた。
「くっ……ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ナオキは少し苦しみながらも叫んだ。
そして…………
メガレックウザが押し込みメガバシャーモに攻撃が命中…………
と思いきや、メガバシャーモはどんどんとメガレックウザを押していった。
「なにっ!?押されている……!?」
「ヒヒッ……バシャーモ、"ブラストバーン"!!!!!」
ナオキが思いっきり一発足踏みをすると、メガバシャーモも一発力を込めて足踏みをしてブラストバーンがメガレックウザを襲った。
そしてあたりは激しい爆風に包まれた。
そして、メガレックウザは姿を元に戻して倒れており、メガバシャーモは勝利の雄叫びをした。
スクリーンには『WINNER ナオキ』の文字が浮かんだ。
「やった………のか………」
そしてナオキは大きく息をはいて座り込んだ。
メガバシャーモも姿を元に戻して座り込んだ。
「まさか……レックウザが負けるとは……」
信はレックウザをモンスターボールに戻して、ナオキとバシャーモを見つめた。
「お疲れ様、バシャーモ」
ナオキもバシャーモをモンスターボールに戻した。
「おめでとう、ナオキ。とてもいいバトルだった」
「ありがとうございます!」
信はナオキに近づいて言った。
ナオキも立ち上がって礼を言った。
「さぁ、いよいよお前はこの地方のチャンピオンに挑戦することになる。
チャンピオンは俺達四天王の誰よりも強い。俺なんて、足元にも及ばなかった……」
「そんなに強いんですか?」
「あぁ……不安か?」
「はい少し……でもここまできて諦められません!
俺は誓ったんです……絶対にチャンピオンになるって!」
「ふっ、そうか………さぁ、行け!
お前の力……存分に発揮してこい!」
「はい!」
ナオキはそうしてドームの出口に向かっていった。
信はその勇ましい背中を見つめていた。
ナオキ……ついに……シベリア地方のチャンピオンに挑戦だ!
フリースペース……
『おぉ〜!』
「今、ナオキくんが四天王最後の1人を倒したと連絡が入りました!
これはまさか、本当に新チャンピオンの誕生かもしれません!」
「ナオキ……信じてるわよ………
絶対に………勝って………」
次回、ついに最終章!!………続く!
次回、最終章「叶えたい夢は……」
みんなもドリーム、ゲットだぜ!