VampirePrinceDiary 作:FGOのガチャ運が欲しい人
中世 ○月×日 天気:血の雨しか降ってない(主に俺の)
……ここ数日まともに書けなかった日記を久しぶりに書くことにした。
最後に書いた部分は自分の血で読めなかった……いや全身血まみれで怒りで書いていたから仕方ないと言えば仕方ないと思うが。
魔法使いになるための修業が始まったのだがこれが地獄と言うだけでは生ぬるいものだった。
全身の神経とかを魔術回路に変換とかで魔力の暴走や変換ができずに腕がひしゃげるわ、内部から爆発起こすわ、頭が半分吹き飛ぶわ……吸血鬼……ではなく真祖の肉体でなければ何度死んでいたかわからなかったとのこと。
そりゃあ弟子ができないわけだよ。
修行で死ぬ率100%とかだれもやりたがらんわ。
正直あの日の自分に恨みしかわかない。
じいちゃんに恨み?
……怒りとか憎しみ向けたらその瞬間。鉄拳制裁が来るので抱かないようにしてます。
修行以外ではいいじいちゃんなので。
………果たして俺は無事に生き残れるのだろうか?
後並行して常識とかの勉強も教わっている。
真祖と吸血鬼の違いとか……とりあえず俺は宇宙人でした。
なんでもご先祖様は月から移住してきたらしい……なんかもう聞いていて呆然としていた。
なんかもう本で読んで学んだ常識が吹き飛んでばかりだ。
とりあえず、頑張って魔法をつかえるようになりたいと思う。
中世 ○月×日 天気:最近血の雨が降らなくなった(進歩はしてる模様)
最近少しずつだが魔力の暴走が起きなくなってきた。
どうやらちょっとずつだが進歩をしているらしい。
少しだけ安心できた。
後並行してリィゾと本格的な剣術を習うようになった。
魔法だけではなく自衛手段を持った方がいいとの理由で。
……ただものすごく生き生きとしてるんだよな~リィナが。
……プライミッツをここ最近血がついてしまうという理由でモフれてないのがつらい。
モフりたい……でも血がついてプライミッツに嫌われたくない……つらいです。
中世 ○月×日 天気:晴れ
いくつかの並行世界から魔力を持ち出すのに成功した。
……ここまでで数年近くかかった。
才能がないのではないかと心配になったがなんとか形になったみたいで安心した。
あと最近学んだのだが魔法と呼ばれるものは数種類しかなく魔力で起きる現象のほとんどは魔法と区別して魔術と言うらしい。
………正直ややこしい。
あと、人前でみだりに使うのもだめらしい。
神秘の秘匿がどうとか言ってた。
……よくわからんが気を付けよう。
リィゾとの剣の修行は進んでいるのだが微妙だ。
というのも剣が俺の筋力に耐えられず壊れてしまうのだ。
もう少し丁寧に使えと怒られるのだがたえられない剣が悪いと思う。
外に出る機会があれば俺の筋力に耐えられる剣を探そうと思う。
あと母さんから真祖の力の使い方を学びだした。
案外楽しい。
中世 ○月×日 天気:雲一つない晴天
俺はインドア派ではなくアウトドア派らしい。
と言うのも魔法習っている時よりも剣振り回したり母さんとの修行の方が楽しいからだ。
魔法の修行が嫌いと言うわけではないが小難しいこと考えるより楽でいい。
ちなみに今母さんから習ってるのは空想具現化というもので自分の思う通りに自然環境を操作できるらしい。
正直すごかったね!!
雪降らせたり転機を晴れにさせたり自在とかお百姓さんからは神扱いされるのではないだろうか?
いやされるね、絶対。
いつか試してみようか?
中世 ○月×日 天気:雨
この前思いついたことを母さんに言ってみたら普通に怒られた。
神秘の秘匿が云々とじいちゃんにも。
ただ気になったのは母さんの怒り方には嫌に実感がこもっていた気がした。
案外母さんもやっていたことがあるのかもしれない。
………今日久しぶりにプライミッツと一緒に昼寝をしていたのだが起きたら近くに血の跡があった。
なぜだろうか?
あとフィナの姿が見えなかったのだが何か関係あるのだろうか?
これは小説を読んで特訓した探偵としての俺の出番か!?と探してみたが夕食の時間になっても見つからなかった。
悔しい。
あと珍しくプライミッツが食事をしてなかった。
病気だろうかと思って相談したら早めの夕食を取っていたらしい。
良かった良かった。
中世 ○月×日 天気:晴天のち雨
なんか包帯だらけのフィナを見つけた。
……大丈夫だろうか?
まあ、フィナだし大丈夫か。
俺の将来の目標としては物語で読んだみたく一人で世界中を旅して色々な場所を見て回ってみたい。
本に書かれていた万里の長城とか世界の7つの滝とか他にもいろいろなところを。
そのためにも、今まで以上に修行に取り組もう。
まあ、一人旅を許可されるのはいつになるかわからないけど。
保護者二人の会話
「………ゼルレッチ、アルマが真祖だからって少しは手加減したら?」
「何を言っておる、だいたいいつもこんなもんよ」
「………貴方に後継者がいない一番の理由って貴方の教え方に問題があるんじゃないの?」
「生半可な鍛え方では魔法には至れんからのう……まあ人間の時の儂ができたんじゃ、問題あるまいよ」
(人間の時でさえ朱い月を倒すスペックなのに弟子にもそれ求めたって無理でしょ)