VampirePrinceDiary 作:FGOのガチャ運が欲しい人
皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
誤字脱字報告や感想などありがとうございます。
とても助かって励みになってます。
………思ったよりも多くて申し訳なく思ったりも。
今後もよろしくお願いします。
さて改めてこちらを掲示しておきます。
キーワードだけだと見逃している方がいるみたいなので。
※一部、真祖の解釈や設定で作者の独自解釈や独自の設定がまぎれたりしています。
極力気にならないように気を付けて書きますがどうしても不快に思う方はブラウザバックをお勧めします。
それでも良いという方はどうぞ。
中世 ○月×日 天気:雪
雪のせいで思うように移動ができていない。
俺は雪の中いくら動いても体に異常はなく問題はないのだがジャンヌは普通の人間のためそうはいかない。
そのため街から街への行動は基本的に晴れの日や曇りのなどの雪が降っていないときに限られる。
今日は朝から雪であったため街の中を見て回るか暖炉のそばで温まって文字をジャンヌに教えたり、趣味のルービックキューブをしたりして過ごしていた。
文字を教えている傍らでジャンヌは俺がやっていたルービックキューブに興味を持ったのかチラチラとこちらを見ていたので使っていないルービックキューブを1つ上げることにした。
上げると喜んでくれて少しだけなんか胸が熱くなった。
ジャンヌはというとあげたルービックキューブを早速解こうと頑張っていたがなかなか解けずに悪戦苦闘していてその様子は過去の自分を見ているようで俺は少し笑った。
その後どういうわけかジャンヌに目をそらされた。
………なんでだし。
中世 ○月×日 天気:雪
今日も雪が降っていた。
ずっとじっとしているのは性に合わないため雪が降る街を歩いて散歩していた。
雪の中子供たちが雪だるまを作ったり雪で球を作って投げあったりして遊んでいるのを目撃した。
その様子をしばらく見ていると突然後ろから冷たい感触と衝撃がして振り向くと片腕を振り下ろした態勢のジャンヌがいた。
首の裏を触ると雪がついていて何をするんだと言ったら、「あの子供たちをうらやましそうに見ていたので。やりたかったんじゃないんですか?」と言われた。
………まあ確かにうらやましいとは思ったけどさ。
そういう友人は誰もいなかったから。
ただ、やられっぱなしは癪だったので俺も雪で球を作って投げ返した。
しばらくそうやって雪玉を投げあって遊んだあと雪だるまを作って宿に帰った。
正直、家族以外とこんな風に遊んだのは初めてだったので楽しかった。
礼を言いたいけれど真正面から言うのはなんだか気恥ずかしいのでここに書くことにした………ありがとうジャンヌ。
中世 ○月×日 天気:晴れのち曇り
今日どうにかオルレアンまであと数日と言うところまでの町まで着くことができた。
ただ街の人の様子は様子はどこか暗い雰囲気で包まれていた。
一部の人は祈るようにしている人もいればまるで絶望したかのようにしている人も多くいた。
ただ、俺もジャンヌもその様子がなんでか調べようとはしたのだがこの街についたのも夕暮れ時で対して調べる暇もなく今日はそのまま宿に泊まって明日改めて調べようということになった。
………何か嫌な予感がするのだが外れてほしいと思うばかりだ。
中世 ○月×日 天気:曇り
朝街の人たちに聞き込みをしてみると奇妙な噂や話を耳にした。
その内容はブルゴーニュ軍に捕らえられシャルル7世からも見放されたジャンヌ・ダルクがイングランド軍に引き渡されルーアンの城に現在も閉じ込められているという噂だった。
だがこの話はおかしい、なぜなら俺の横にはちゃんとジャンヌがいる。
逃亡されたことであの軍が面目を守るために嘘の噂を流しているのか、それとも身代わりを立てたのか。
前者ならともかく後者だと無関係の人が巻き込まれたことになる。
そのため俺は一旦ルーアンに戻って様子を見てこようとしたのだがジャンヌもついてくると言い、罠だとまずいと言っても自分のせいで誰かが身代わりになっているのなら放置できないとジャンヌは言った。
最終的に俺が折れる形でジャンヌの同行も決まり俺たちは急いでルーアンへの道をと引き返していった。
………
……
…
「どうしたのかね、あの二人」
フランスのとある町で店を開いていた男は、先ほど話を聞いてきた1組の男女の客を思い出しながらそんなことをつぶやいていた。
その男女は町が暗い雰囲気の原因や、その原因の話を聞くなり何か小声で話をしだした。
かと思えば徐々に声は大きくなり、最終的に口論へと発展していっていた。
ただ、不思議なことに怒鳴りあっているもののその内容までは聞こえていたのだが覚えられなかった。
まあ大した内容だったのではないのだろうと思い気にしてないのだが。
「それにしてもオルレアンの乙女を見捨てるなんざ……どうしてこうなっちまったのか」
やれやれだぜと首を振っていると近くから足音が聞こえてきた。
そちらへと振り向くとなじみの客が来ていた。
「おう、いらっしゃい。何をお求めで?」
「これとこれを下さいな………そういえば店主さん聞きました?西の方の村で少し前に火の手があって焼き払われたんですって」
その話を聞いてまたかと店主は顔をしかめた。
こういった話は初めてではない。
飢えた盗賊、イングランドの軍、敵対する派閥の軍勢などそんなことを起こす奴らは多くいるからだった。
だとしてもこういった話は何度聞いてもあまりいい思いはしない。
そんな内心を隠そうともせず不機嫌そうに話を振ってきたなじみの客えと話をつづけた。
「全く嫌になるね本当に………んで何処の村がやられたんだよ」
「えっと確か………ドンレミって言ったかな」
雪合戦
「……冷たい!?……なにすんだよジャンヌ!」
「いえ、アルマがあの子供たちをうらやましそうに見ていたので。やりたかったんじゃないんですかこういった遊び」
「………別に。……ただやられっぱなしは癪だ」
(魔力で複数の雪玉を浮かせる)
「流石にそれはずるいですよ!?」
この後めちゃくちゃ雪合戦して雪だるまを作って宿に帰った。