NEXUS of the Heroes ~英雄達との絆~ 作:0.1tトラック
ですが、これが一番書きたかった場面でもあります・・・。
許してください・・・・。
あとキャラ崩壊が最近酷いと感じてます・・・。特に小次郎が未だにキャラ掴めない。
EXTRAから初めてFate世界に入った作者にはちょっと厳しいです・・・。
☆ ☆ ☆ ☆
藤丸達の目の前には、バーサーク・セイバー、バーサーク・アサシンが立っていた。
エミヤは剣撃と狙撃を合わせた攻め手でセイバーと互角の勝負を繰り広げていた。
アサシンにはマリー、小次郎が、そして主を守るようにマシュが盾を構えている。
「くっ・・・!君は本当にアーチャーなのかい!?剣を扱う弓兵なんて・・・」
「悪いが、それはもう聞き飽きたんでなっ!!」
独特のコンビネーションで繰り出すエミヤの怒涛な攻めはセイバーを段々と追い詰める。
「ちっ・・・セイバー、何をタラタラとしているの?早く切り裂いて・・・!?」
「余所見は・・・いかんでござるよ!!」
鋭く急所を狙う小次郎。そして・・・。
「ライダー・・・・キィーーーーーック!!!!」
月を背に、空高く跳んだ王女は敵に向かってキックするが、後少しのところで避けられてしまう。
「っ!? 何なのソレは・・・あの戦士の真似?」
「あら、悪い?だって真木の技ってかっこよくて・・・ついやっちゃった!」
「つい、で実行するとは・・・この女王様はすごいアグレッシブでござるなぁ~」
マリーの蹴りは当たらなかったが、敵を藤丸からさらに遠ざける事が出来た。
そして、それを見ていた藤丸は叫んだ。
「オルタさん!今です!!」
突如、膨大な魔力がその場を威圧する。
それは、伝説の剣の一振り。
その剣は黒く染まったとしても、その力は揺るがない。
それは全てを圧倒させる、奔流である。
「
黒い光が敵目掛けて放たれた。
エミヤ達はすぐさま場所から退避していく。
「・・・凄い、まるであの時のようです」
マシュがぽそりと呟く。反転の極光が通った場所には、木々は残らず地面が深く抉れていた。
オルタとは特異点冬木で最期の戦いでぶつかり合った。
藤丸とマシュは真木に召喚されたとはいえ、あの黒王が現れたのだ。
二人は一瞬悪寒が走ったように感じたが、あの時は違う。彼女は味方なのだと。
強大な力を持った敵だった人が味方になった。
それだけで、どんなに心強いものなのか。
「今のを避けるか」
しかし、二人は生きていた。
身体は先ほどのエミヤ達の細かい傷だけであり、オルタの攻撃を完全に躱していた。
だがその表情には焦りの表情だ。いくら狂化されているとはいえ、奇襲は失敗の形になっており、尚且つあのオルタの攻撃が加わると考えているのだろう。
「はぁ・・・はぁ・・・危なかった」
「セイバー・・・私は撤退するわ。これ以上は無意味よ」
「くっ・・・次は必ず・・・」
「おい、待てそこの二人」
引こうとするアサシンとセイバーにオルタはなんと話しかけた。
その表情は、少し笑っていた。
「お前達は分断して襲おうという計画だったようだが、それは崩れ去った」
「・・・それがどうしたと言うの?次は絶対に」
「そして・・・改めて紹介しておこう。そこにいるのは藤丸立香とその愉快な仲間達だ」
「その表現はやめないかセイバー・・・」
「あら良いじゃない♪私は楽しいわよ?」
「はっはっは、見事に省略化されたでござるなぁ。世知辛い世の中よのう・・・」
頭が痛むのか額に手を当てるエミヤ、そんなエミヤに対して心底愉快そうに笑うマリーと小次郎。
「そしてこの私、セイバー・オルタと名乗っておこう」
「だから、一体何のつもりなの!?」
苛立つようにアサシンは目を光らせる。それは威圧しているのだろうが、受け流すようにオルタは話し続ける。
「そして・・・私のマスターとなるのが、真木進一だ。首領に伝えておくと良い。奴はどうもそっちの黒い聖女様が気になっているようでな」
「気になる・・・?敵としてではないのか?」
「いや、奴の場合は違う。だがそれは私の口から伝えては面白くない。故に、それだけを伝えておけ」
藤丸達もアサシン達もどういう意味なのか分からず戸惑っている表情だった。
だが黒い騎士王は、まるで楽しむように微笑を浮かべていた。
そして、あの音が聞こえてくる。
「ふん・・・ようやく来たか。後で鍛えてやろう・・・。さて、本人が来たみたいでな。改めて教えてやる」
「まさか・・・時間稼ぎ!?」
「セイバー、急いで撤退するわよ・・・!?」
その場を音楽が満たしていく。それはロマン達のいるカルデアに届いた曲だ。
だが、藤丸達は
それは、心が高鳴る曲だ。
それは、身体が熱くなる音楽だ。
それは、何かが現れる期待感に満ちた。
「紹介する、コイツが・・・真木進一だ」
ブオォォォン!!!!!
エンジン音を轟かせ、オルタの背後から高く跳んでソレはアサシン達に突っ込んでいく。
二人は寸での所で避けた。だが、唸りを上げるソレは急ターンをしてまた突っ込んでいく。
今度もまた避けようとする二人だが、ソレは一瞬止まったと見せかけ、後輪を浮かせて二人に当てようとする。
予想外の攻撃に避けきれず吹き飛ぶ二人。大ダメージとまではいかなかったが、傷を負わせた。
月明かりがソレを照らす。銀色と赤、金、黒、そして蒼い瞳を持つ鉄の馬、バイクである。
それに乗っているのは、月光に照らされ鮮やかに輝く炎のような赤の鎧と瞳、そして黄金の角を持つ、赤の戦士。
そしてもう一人、黄金のような色をした長い三つ編みの髪が風で揺れて、そしてその姿からまるで聖なる雰囲気を持つ・・・。
「きゅぅぅぅ・・・・」
目を回したのか気絶している聖女だった。
「・・・締まらんではないか!」
思わずオルタが突っ込みを入れる。折角かっこよく登場させようと気を使ってやったというのにこれでは締まらない。
「ま、まあまあオルタさん、そんなに怒らないでください。俺の運転が荒かったのもあるかもですし・・・」
「それとこれとの話は別だ。今のは格好良く登場して決める場面だろうが!それなのになんだこの聖女は!!!」
ちょいとキレ気味なのか気絶しているジャンヌの頬を引っ張るオルタ。それでも起きないジャンヌはある意味凄い。
「く・・・覚えておきなさい。今度は全力で地獄におとしてみせるわ」
「マリー・・・」
そんな状況を見て好機だと思ったのか、その場から一瞬でいなくなるアサシンとセイバー。
とりあえず、何とか危機を乗り越えた藤丸とマシュは現れた
□ □ □ □
「そして、敵ライダー・・・聖女マルタを無力化してきて、こちらに向かってきたのですか・・・」
「まあ、そういう事だね。本当はこの後合流するつもりだったけど、彼女も傷を癒すまでどこかに隠れるみたいだし、大丈夫だよ」
マシュさんと藤丸さんに説明しながら焚火を囲んで話す。
オルタさんは先ほどの怒りがまだ収まっていないのか、エミヤさんが調理したワイバーン肉をもきゅもきゅ食べまくっている。
最早何頭分なのか分からないぐらい食べていて、さっきからエミヤさんが鬼のような表情でカルデアから支給された調味料を使って調理している。
小次郎さんは木の上で優雅に月を見ながら酒を飲んでおり、マリーは楽しそうにエミヤさんとオルタさんの様子を見ていた。
ジャンヌはあれから目を覚まさず起きていない。ロマンさんからによると霊基は安定しているから問題は無いらしい。
彼女を木を背に預けて寝かせてはいたのだが、適当に隣に座ったせいなのか彼女の頭が肩に持たれ俺は動けない状態だった。
「ただ・・・これからどうすれば良いのでしょうか、先輩・・・」
「う~ん・・・取り敢えず、明日の朝になってから状況を整理しよう。今日は色んな事が起こりすぎたからね」
「俺もそれに賛成するよ藤丸さん。未だにジャンヌが起きてくれないからどうしようもないからな・・・」
「あはは・・・そういえば、俺の事は藤丸、若しくは立香でいいよ」
「そ、そうか?じゃあ俺の事も真木か進一で呼んでくれ、立香」
「ありがとう真木」
俺と立香は固く右手で握手する。あれからまだ出会ったばかりに近い俺に対してこんなにフレンドリーにしてくれるのはきっと立香くらいだろう。俺もなぜか自然と心を許してしまう。それが彼の魅力なんだろう。
それからしばらく俺達は楽しく会話していた。特に特撮の事について。
彼も男の性なのかこちらの世界に無い特撮、その中でも仮面ライダーやウルトラマン、戦隊にまで興味を持ってくれた。
彼もクウガの姿を見たときは自然とワクワクとかが湧いてきたらしい。
だが、やはり疑問が出てくるのもあった。なぜ俺がマルタさんと戦っているときに流れたクウガのオープニングが、俺の様子を見ていたカルデアには届いて、なぜ立香の所には聞こえていなかったのか。
それについてはロマンさんやダヴィンチちゃんも調べたりしてくれるみたいだ。
俺も少し考えていたのだが、少しずつ視界が狭くなり、遂には起きていられなかった。
◇ ◇ ◇ ◇
私は真木さんとバイクという物に乗った所までしか覚えていません。
気がついたら暗い空間にいました。その場所は何もなく、歩いても先が全く見えませんでした。
しかし、座ってからどれくらい経ったのでしょうか。
パチパチと、何かが燃えるような音がしました。
もしや、私が火炙りにされた時の・・・と思って目を開いたら、全く違う光景が広がっていました。
それは、街が全て燃えていました。木々も灰になり、人々の姿も燃やし尽くされたような跡が彼方此方にありました。
そこは正に地獄の様な光景。生命が感じられない場所になっていました。
私は走り、僅かな望みでも誰かが生きているかもしれない・・・、そう思って探していました。
それからどれくらい走った事でしょうか。
未だに生存している人は分からず途方に暮れていたら、何故か、自然と足がある方向に向かっていました。
この街の地形なんて分からない。だけど、そこに向かえば誰かがいる。
そう、直感に等しい感覚で動いていました。
そして、生きている人がいました。
ですが、その背中は、見た事がありました。あの強い意志を持つ、大きく見える背中を。私は見た事がある。
「・・・・・・諦めない、絶対に!」
その人は身体の至る所に傷があり、血を流しながらも力強く立っていました。
私は少しずつその人に近づきます。まるで確かめるように手を伸ばしていました。
「ならば、諦めるまで叩き潰してやろう」
ゾン・・・と貫く音と共に、彼が鋭い何かに貫かれていました。
「真木さん!!!!!」
私は思わず叫び、走りました。ですが、距離は一向に縮まらず急速に離れていきました。
「真木さん!!真木さん!!!」
何度も叫んでも、走っても近づけませんでした。そして、今まで見ていた光景も共に離れていきます。
「この世界も、私の計画に組み込んでやろう・・・はは、ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」
男の声を最期に、また私は暗い空間に取り残されました。
あれからどれくらい経ったのかもう分かりません。
最期のあの光景が頭に焼き付いたように離れません。
まさか、あの人が。でもなぜ。
なぜ、あの人は、真木さんは生きているのでしょうか?
そんな疑問と共に、またパチパチと燃える音が聞こえてきました。
周りを見ても暗闇だけでした。ですが音だけが聞こえてきます。
私は深呼吸をして一旦目を閉じて、ゆっくりと開きます。
それは、また燃えるような光景でした。
だけど、まだ生命があると感じられました。道には何かから逃げ惑う人たち。
そして大きな機械、戦車でしょうか・・・。それらが空に向けて轟音を立てて攻撃していました。
空は夜でした。ですが、何かが。大きな鳥が飛んでいるように見えました。
それは急降下で地面に向かっていきます。
その先は・・・。
「そ、そんな!?」
其処にはまだ逃げ惑っていた人たちがいました。
そしてソレは・・・。
グシャリ。グシャリと。 人を食べていきました。
すぐさま戦車が地面に降り立った鳥のようなソレに対して攻撃していました。
ですが、ソレはまるでイラつくように戦車の方を向きます。
何か悪寒が走りました。途轍もない、嫌な予感が。
「ギャアオオオォォォォォォ!!!!!!」
ソレは口から何か黄色に見えるビームを出すと、戦車が何かに切られたようにズルリと動いた後爆発しました。
(これは・・・一体!?)
銃を持った人々も抵抗しようと試みますが、先ほどのビームに切られてゆきます。
人々の攻撃が殆ど効かず、虐殺に近い状況でした。
ソレは愉快そうに一声鳴くとまた空に飛ぼうとしました。
「うぇ・・・・うえぇぇぇぇん!!!」
何処かで、子供の泣き声が聞こえてきました。
(子供・・・いけない!!!!)
ソレも気づいたのかキョロキョロと辺りを見回しています。
奴よりも早く声がした方向に走りました。
絶対に見つけて助けなければ!!!
声の方向に向かうと足を怪我したのか、男の子が泣いていました。
周りには人が避難し終えたのか、それとも奴に殺されたのか、誰もいませんでした。
「おかぁさん・・・おとうさぁん・・・痛いよぉ・・・」
「良かった・・・今すぐ私と行きましょう。さあ背中に乗って!」
「うぅ・・・おねぇちゃん・・・」
その子は泣きながらも聞いてくれたのか素直に抱っこさせてくれました。
「よし、では逃げま・・・」
バサリ、バサリと。
ソレは私の目の前に下りてきました。
ゆっくりと、ソレは歩いて近づいていきます。
すぐに私は逃げようと走りました。私が時間を稼げても、この子の安全が確保できない。まして、奴の狙いはこの子供だと分かっているのですから。
「ギャオオオオオオオ!!!!」
バサリと羽ばたく音が聞こえて振り向くと、奴がニヤリと嗤ったように見えました。
そのまま低く滑空して、大きく口を開けて向かってきます。
「こわい・・・こわいよぉ!!!!」
子供がガタガタと身体を震わせていました。
私も全力で走っていましたが、どんどん距離は縮まっていきます。
「ギャアオォォォォォォ!!!!」
(もう・・・・駄目!!!)
奴の口がもう私達を飲み込もうとしていました。私は、子供を守れずに死ぬのかと・・・。
諦めようとした時でした。
ズン!!!!!!!!!!!
「きゃあ!!!」
「うわぁ!!」
突然起きた地響きと風圧で私達は吹き飛ばされます。
辺りが一層暗くなり子供を見つけてすぐに駆け寄り、大丈夫かどうか確かめます。
「大丈夫ですか!?怪我は・・・」
「あ・・・あ・・・」
子供が指差す方向・・・奴のいる方向を見ます。
そこには、何かに踏み潰されている無残な死体でした。
「これ・・・・・・は・・・!?」
ズダン!!という音と共に私達の隣で何かが振り下ろされました。
それは、とても大きな尻尾のようでした。
ガコンガコンと音を立てる方を見ると、まるで山のような岩が動いていました。
そして、それは大きな亀みたいな生き物だと気付くのに一瞬遅れました。
「あ・・・・貴方・・・は?」
自然と問いかける言葉が出ていました。通じるかどうかも定かでは無かったのに。
ですが、彼はゆっくりと振り向いてくれました。
その身体は彼方此方に傷があり、緑色の血が流れており、片腕は千切れているのか、酷い傷でした。
甲羅辺りにもかなりの流血が見られており、満身創痍な状態だと思っていました。
ですが、その緑色の瞳は強く光っているように見えました。まるで、最期まで戦う戦士のように。
「ガメラ・・・」
「え?」
「ガメラだよ・・・ガメラが、助けてくれた!」
先ほどまで泣いて、絶望に染まっていた子供の顔が・・・希望に満ちた笑顔になっていました。
「ガメラ・・・貴方は・・・」
「ギャオオオオオ!!!!」
奴の鳴き声が後ろから聞こえてハッと振り向くと、こちらに向かってきていました。
思わず旗を構えますが、彼が大きく息を吸い込み始めます。
地面に深く突き立てて子供を抱きかかえるように必死に踏ん張ります。
そしてどんどん奴が近づいてきて、彼がズンと響くほど脚に力を込めるのが分かりました。
奴の距離がもうすぐ近くにまできて・・・・。
彼が火の玉を3連続で口から発射します。
「ギャアァァァァァァァ・・・・!!!!」
1発、2発当たり、そして3発目で奴は不快な断末魔を残し、爆散しました。
圧倒的な威力を目の当たりにして、私は絶句していました。
そんな私を、彼は見つめているように感じました。
「貴方は・・・その身体で・・・戦うのですか?」
私は満身創痍な身体でまだ奴と戦う彼に問いかけます。
彼は一体、何を守るために戦っているのか。どうしてそこまで戦おうとするのか・・・。
彼は、しばらく私を見ていましたが、私に背を向けてゆっくりと歩き始めました。
その先は、その先の空には数え切れないほどの奴が飛んでいました。
ですが、彼は怖気づくことなく、歩いていきます。
また、周りの光景と共に彼との距離が離れていきます。
「待って、待ってください!!!」
走り出そうとした瞬間、彼は振り向いてくれました。そして。
「グルアアアアアオオオォォォォォォォォン!!!!!!!!!!」
その声は、私の奥深くまで響いたように感じて、そして耳からずっと消えませんでした。
彼・・・ガメラは、絶望だったとしてもそれでも立ち向かう・・・。
そんな強さに、どこか・・・。
真木さんとどこか似ているような気がします。
いつの間にかCCCコラボ今日からだとかもう貯金やばいですよ・・・・。
早いよ・・・そしてメルトが星5って邪ンヌの時みたいに心が死にそう・・・。
そしてウルトラマンジードとか・・・楽しみすぎて貯まりませんよぉ!!!!
あ、髑髏島の巨神3回見ましたけど、いや~本当に楽しかったですよ!
久々の怪獣バトルで凄い面白かったです。まだ見てない方は是非見たほうが良いと思います。