不良少年は異世界へ飛ばされたようです。   作:Evil57

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初めましてEVil57です。
今回は『Re:ゼロから始まる異世界生活』の二次創作を執筆してみました。
キャラ崩壊が想定されていますので無理な方はここで戻ってください。
もし、未熟な私にアドバイスがいただけるのなら容赦なくお願いします!


ようこそ異世界へ
腕っぷしは万能です


「・・・ここはどこだ?」

 

バイトが終わり、家に帰っていたら突然視界が歪んだかとおもったら

妙な場所に立っていた。

 

「まぁいい、ちょっと路地に入って一服するかな」

 

ポケットから煙草と愛用のオイルライターを取り出し

路地に入って一服する。

 

 かなり鋭く刃物のようなな印象の少年だ。整髪料で逆立てた

青みがかった短髪に、やや高い身長。

体格は以前ボクシングやっていたのと体型の維持のためにジムに通っているので

かなり筋肉質で、黒のタンクトップとカーゴパンツという格好が板についている。

細く整えてある眉と三白眼が相まって目つきがかなり悪く、接客をしようものなら

かなりビビられる事が多い。

家族は気軽に接してくれるが、クラスメートは違った。

男子の場合は話すときは敬語で、女子の場合は怖がって近づこうともしない上に

ノートを借りようと話しかけたら泣いてしまうという始末だ。

 

 霧峰衛二(きりみねえいじ)は平成生まれの18歳である。

未成年なのに喫煙をしているのは寛容な親父の許可が下りているからである。法律なんざ関係無い。

彼の人生はを語るには何文字何行あっても足りないので説明するのは現状だけにしておく。

今の立場は『見た目は不良で素行も不良。その名も霧峰衛二』だったり

『食い逃げの抑止力』だったりする。

不良になったのは中三の頃に学校と親に反発しまくった行く果てであるが

タバコ以外はやってない。

校則も盲点を突きまくって一部は無効化しているので先生とは折り合いが悪く、 

学校ではテスト中に嫌がらせをされるのは恒例行事だ。

その他にもやたらと目の敵にされたりと学校ではいろいろと面倒が多い。

親に迷惑をかけたのは成りきりヤンキーの転校生にヤキを入れたら

学校から呼び出しを食らったくらいだ。その後に正座をさせられて小一時間ばかり

説教をされた。傍から見たら大変シュールな光景だったと思う。

 中世風の街並みと無翼竜のような生物が荷車をひいているという

珍妙な光景をタバコを銜(くわ)えながら眺めていたらここが異世界だと本当に分かってきた。

 

「誰だ?」

 

タバコを銜えたまま振り向くと三人の男が現れ、近づいてきた。

薄汚い格好に感じなれた雰囲気からしてチンピラだろう。

異世界にもチンピラが存在するのは意外だ。

 

「なぁ兄ちゃん、痛い目見たくなかったら・・・分かるよな?」

 

「黙ってろカスども」

 

殺気を込めた視線とドスを聞かせた声で威嚇してみた。

意気地なしのカツアゲ野郎は大概はビビッて逃げるのでよく使う手だ。

 

「俺らを馬鹿にしてるのは分かった。とりあえずぶっ殺す」

 

「そのままそっくり返す」

 

先頭にいた男の懐に潜り込んで右腕を引き絞り、狙いを鼻に定める

いかつい男の顔面に渾身の右ストレートを叩き込むと鼻の骨が折れる感覚と

同時に血が溢れてきた。

うずくまる男の顔面に追い打ちとして蹴りを入れておまけに根性焼きもする。

 

「俺にカツアゲかまして無事で帰れると思うなよ?」

 

「ひぃっ!?」

 

呆気にとられているもう一人のチンピラの腹に思いっきり蹴りを入れて

壁に叩きつけ、鳩尾にトーキックをしておく。

 

「お前が最後か。大人しくすれば一発で済ましてや・・・」

 

残った男の手にしているナイフを見た瞬間に、めばえかけた仏心が一瞬にして無くなった。

 

「なんだ?ビビっちまったのか?あ?」

 

「逆だ」

 

バキィッ

 

顎に渾身のアッパーカットをかまし、浮き上がった体を蹴りで壁に叩きつけて

踵落としを叩きつける。

 

「あ・・・が・・・」

 

「しばらくは動けないが安心しろ。殺しはしない、まだ刃向かうってなら再起不能にするけど」

 

思いっきり凄んでいると肩をとんとんと叩かれた。

 

「止めとけ、これ以上やっても無意味だぜ」

 

安っぽいジャージに短髪という出で立ちの同世代くらいの少年に止められた。

目つきこそ悪いがごく普通の少年といった感じだ。

 

「異世界召喚されたっぽいな」

 

「まさかお前も異世界召喚されたのか?」

 

「ああ、つい最近にな。ちなみにこいつらは俺にも絡んできやがった」

 

「じゃあついでに一発・・・」

 

「だから止めとけって、あんまり殴っちゃかわいそうだろうが!」

 

振り上げた右腕を必死そうな顔で押さえる少年を見て

それもそうだなと思い腕を下ろし、握りこぶしを開いて一歩下がる。

 

「ところで名前はなんていうんだ?」

 

「霧峰衛二、年は18だ。元居た世界じゃ高三だった」

 

「俺は菜月昴、年は一個下の17だ。高三だけどニートやってました」

 

互いにがっちりと握手を交わし、のびている連中を尻目に路地を出た。

 

「探しましたよスバルくん」

 

「レム、俺と似た境遇の人を見つけたんだが・・・どうする?」

 

「そこにいるスバルくんより目つきの悪い人ですか?」

 

「初対面なのに失礼だなお嬢さん」

 

無表情なメイド姿をした青い髪の少女に軽いツッコミを入れたところで本題に入る。

 

「俺は似たような境遇のエイジを放っておけないがどうしたらいい?」

 

「エイジはどうしたいのですか?」

 

「使用人の募集ってやってたりしますか?」

 

「ロズワール様にきかないとくわしくは分かりませんが、お屋敷へ連れて行きましょう」

 

「じゃあエイジ、とりあえず付いてきてくれ」

 

「エイジ、こっちです」

 

スバルとレムに促されるまま、衛二は竜車に乗り込みロズワール邸へと向かうことになった。

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