取り敢えず、書きたくても漫画を持ってない故書けなかった夢小説や、オリジナル小説をさらしてみる   作:クラサナ

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遅くなりました!
すんません((。´・ω・)。´_ _))ペコリ


私を__と呼んでくれ ~母を探して~

ゼノの辛い過去を聞いて、新たなる決意と共に旅をしているヨナ達一行は、とある森の中で迷ってしまっていた

 

 

 

ユン「・・・完全に迷子だよ・・・」

 

 

 

ユンの言葉に、他6人は余裕でいた

今日は此処で野宿だなーーーと考えていた

だがしかし、余りにも余裕のないユンを見て、どうしたのかとヨナが訪ねた

 

 

ユン「知らないの!?・・・・・もっ、ちゃんと教えれば良かった!」

 

 

ヨナ「どうしたの?ユンがそんなに慌てるなんて珍しい・・・」

 

 

ハク「まぁ確かにこの森はなんだか気味悪いが、そんな慌てることもないだろ」

 

 

 

そうなんだけど・・・とユンは口篭る

そして地図をバックから地図を取り出すと、ある1点を指さした

 

 

ユン「今僕達がいるのはこの森、ここは昔からあんまり良くない噂があるんだ

 

 

 

 

 

 

確か・・・

森に入った人は絶対に出てこられないとか、森に入ると必ず未知に迷うとか、森に人が入ると必ず雨が降って化物の餌になる・・・・・とか

結構やばい森なんだよ」

 

 

 

そこでふと、いつもならここで入る絶叫やからかう声やのんきな声が聞こえてこず、どうしたものかと地図を見ていた3人は後ろを振り向きキジャ、シンア、ジェハ、ゼノを見る

すると、4人は真剣な顔で辺りを見渡していた

 

 

 

ヨナ「どうしたの?ゼノまでそんな真剣な顔して・・」

 

 

普段からのほほーんとしているゼノまでもが、何故か真剣な表情だった事に驚いたユンは

自分の顔に冷たいものが降ってきてハッとした

 

 

ユン「大変、雨が降ってきた!これじゃ野宿は無理だよ」

 

 

手を空にかざしながら言うユンにハクも頷いた

雨に打たれて気がついたのか、4人もハッとした様子でヨナを見た

 

 

 

ヨナ「とにかく、何処か雨宿りできるところを探しましょう、岩陰でもあればいいけど」

 

 

キジャ「姫様!それなら私が探してまいりましょう!」

 

 

ハク「それじゃぁ意味ないだろ、ほら走るぞ」

 

 

 

だんだんと強くなる雨脚に、ヨナ達一行は足を早めながら雨をしのげる場所を探していた

どれくらい走っただろうか、雨は既に土砂降りになっていて、ヨナは体を震わせた

 

 

 

ジェハ「大丈夫かいヨナちゃん、顔が真っ青だよ」

 

 

そんなヨナに気づいてか、ジェハが自分の外套をヨナにふわりとかけてあげる

そんなジェハの後ろからゼノが出てきて、ニコニコしていた

 

 

ゼノ「まだ寒かったらゼノの服も貸してあげるからー」

 

 

 

2人にありがとうと言うと、シンアがお面を外したのが視界に入った、ジェハが飛び出しながらその瞳を見ようとしたが、それはハクに止められた

こんな時に、邪魔をされたら叶わないと思ったのだ

 

 

シンア「・・・・・・・・・あった、少し先に・・・・大きい家が、ある」

 

 

 

ユン「そっか、こういう時シンアの遠視能力って使えるね」

 

 

ハク「もう少しらしいから、頑張れよ姫さん」

 

 

 

 

 

その言葉にヨナはこくりと頷き、再び走り出す

シンアの言葉どおり、少し先に屋敷がひっそりと佇んでいた

それは、とてもとても立派な屋敷であった

 

 

 

 

キジャ「こんなところに、こんなにも立派な屋敷があるとは・・・・・・

 

 

それにしても、先程からなにやら懐かしい気配を感じる・・・・・」

 

 

 

雨が降る中、その言葉にシンアは肯定の意味で何度も頷いている

 

 

 

ハク「それよか、さっさと中に入れてもらおうぜ

姫さんがそろそろ限界みたいだしな」

 

 

 

ハクの言葉にユンがヨナを見ると、顔は青く、体は小刻みに震えていた

この雨の中さんざん走り回って疲れが出たのであろうとユンはヨナの手を握った

 

 

 

ジェハ「すまない!誰かいないかい?こんな森の中、雨に打たれて困ってるんだ、一晩でいいから止めて欲しいのだけど!」

 

 

ゼノ「ゼノからもお願いだから〜

お嬢さん困ってるみたいだから〜!」

 

 

 

そう2人が何度か言葉をかけると、屋敷の門が開きソロソロと中から瓜二つの少年が出てきた

あまりにも似ているその姿に一同は驚き、双子の珍しさに感心していた

 

 

 

 

?「お前ら誰だ!何の用だ」

 

 

?「どうせかあさまが狙いだろう!出ていけ!」

 

 

 

2人の少年は何かを勘違いしているようだと思うのに時間はかからなかった

その誤解を解こうとキジャが奮闘するも中には入れてもらえず、どんどんヨナの具合が悪化していく

その事に気づいたユンがキジャとハクの前に出て、双子と面を付き合わせて言い切った

 

 

 

 

ユン「こっちには病人がいるんだ!どういう理由でここを通さないのか知らないけど、本当にヨナ・・・この子を休ませたいだけなんだよ!

お願いだから、宿を1泊貸して!」

 

 

 

いつもの母親のようなユンの態度が、初めて歳相応の態度を双子に見せた

双子はその迫力に押されたようだったが、扉を開けようとはしなかった

 

 

 

 

その時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「どうしたのじゃ?妾の可愛い子供たちよ」

 

 

 

 

ザァザァと雨の音が激しいなか

凛と通った、優しげな音色を奏でるような女性の声が上から振ってきた

その声の主を見上げる為に全員が顔を上げる

だが、雨と霧が邪魔で全くその顔が見えない

ただ一つだけ見えたのは、そんな霞んで見える視界の中輝かんばかりに映える橙色の長い髪

その色に、四人の龍が息を飲んだ

 

 

 

 

ユン「あんたがこの屋敷の主?1晩止めて欲しいんだ、仲間が体調を崩してる!」

 

 

 

ユンの言葉に、その女性がヨナの方を見たのがわかった

そしてクスリ、と笑う音が上から聞こえてくると

双子の後にある門が独りでに開き始めた

 

 

 

?「かあさま!こんな奴ら入れていいの?!」

 

 

 

双子のうちの1人が慌ててかあさまと呼ばれる人物に呼びかける、もう1人の子供も激しく頷いていた

勝手に開いた扉は閉まることはなく、入れと言わんばかりに開いている

 

 

 

?「良い、はよぅ中に入れておやり?ここはそういう人達の為にあるのじゃから・・・・・玲空、空臼、ますば湯殿へ案内しておあげ」

 

 

 

 

その言葉と共に、その女性はスッと奥に入っていった

レグ、アグと呼ばれた青年達は納得出来ないという顔をしながらもやっとヨナ達を中へ案内してくれた

 

 

 

ハク「湯殿まで暇だな、お前らの名前聞かせろよ」

 

 

屋敷の中を案内されている中、突然ハクがそんな事を言い出した

いつもならここで場を和ませるはずのゼノがボーッとしていたからである

 

 

 

?「偉そうだなお前、かあさまが許さなかったら今頃追い出してるのに・・・・」

 

 

?「かあさま優しいから、ありがたく思わなきゃだよ」

 

 

 

双子も双子でまるで歩み寄ろうともしない、そんな気まずい中具合が悪いヨナが二人に向かって自己紹介を始めた

 

 

ヨ「挨拶が遅くなってごめんなさい、私はヨナよ」

 

 

ハク「俺は護衛のハクだ、んでもってこいつらが」

 

 

 

そう言葉を発した瞬間、ハクはキジャの頭を思っいっきり叩いた

その衝撃に意識を戻したキジャが、慌てて自己紹介をする

 

 

 

キジャ「私はキジャだ、中へ入れてもらったことは感謝しているぞ」

 

 

 

その後に続いて、四龍全員が自己紹介をした

 

 

ジェハ「僕はジェハ、よろしくね」

 

 

ゼノ「ゼノはゼノだからー、それとこっちの仮面をつけてるのはシンアだからー」

 

 

 

それぞれの自己紹介に双子は口をモゴモゴさせると、観念したように口を開いた

 

 

 

玲空「龍母を祀る狐、玲空」

 

 

空臼「同じく龍母を祭る狐、空臼」

 

 

 

 

2人の自己紹介はとてもとても不思議なものだった、二人の口から出た龍母とは何かとヨナとハクが考えている中、四龍達はそれが何か分かってしまったようで

懐かしいものを感じているような顔をしていた

 

 

 

 

 

 

玲空・空臼「「ついた、ここが湯殿だよ」」

 

 

玲空「着替えは用意してあげるから」

 

 

空臼「さっさとお風呂に入ってくれば」

 

 

 

 

 

そう冷たく言い放つと、双子はさっさとその場を離れてしまった

取り敢えず、目の前にある着替えらしきものをそれぞれ手にするとユンがヨナを見た

 

 

 

 

ユン「ヨナ、お風呂に入るのはいいけど・・・無理はしないでよね」

 

 

 

 

そんな優しいユンにヨナは笑って頷くと、女湯に入っていった

そして調子を取り戻しつつある四龍を一瞥して、ユンはホッと息を吐き出した

この森に入ってから様子が可笑しかったのだ、ユンは結構心配していた

 

 

 

 

 

「お風呂・・・・・すっごく気持ちいい」

 

 

 

 

 

先に入ったヨナがホクホク顔で温泉に浸かっていた時、その場を離れた双子はかあさまと読んでいた人物の所にいた

 

 

 

?「ご苦労じゃったのぅ玲空、空臼・・・おいで?」

 

 

玲空「本当にいいの?かあさま・・・・あいつら大丈夫?」

 

 

空臼「かあさま、連れていかれない?」

 

 

 

 

 

女性は柔らかい微笑を、その頬に添え双子の頭を同時にゆっくりと撫でる

若草色の同じ髪がサラサラとその手の動きに合わせて揺れた

双子の髪は先程雨の中に出ていたにも関わらず、まったく濡れてはいなかった

 

 

 

 

玲空、空臼「クシュっ・・・」

 

 

 

 

今まで気持ちよく撫でられていた双子からでる可愛らしいくしゃみに、女性は冷たくなってしまっている頬を撫でた

 

 

 

 

?「お主達も、あの者達とともにお風呂に入ってこい・・・・・このままでは風邪を引いてしまう」

 

 

 

 

女性の言葉に首を横に降る双子に女性は諭すような視線を向けた、その視線に双子はたじろぎ目を合わせると渋々お風呂の方向に戻って行った

 

 

 

 

 

?「ふふっ・・・・よもやこんな再開を果たすことになろうとはな、少し見ない間に随分と大きくなったものだ・・・・・」

 

 

 

 

 

女性はそれはそれは嬉しそうに、4匹の龍が掘ってある屏風に優しく触れていた

 

 

 

 

 

 

ガラリと音を立ててハク達がのんびりしているお風呂に誰かが入ってきた

 

 

 

ハク「・・・どっちだ?」

 

ユン「バカッ雷獣何聞いてんの!?」

 

 

 

入った瞬間にかけられた言葉に玲空はグッと眉根を寄せた、そしてそのまま無言で湯船に入る

 

 

 

ゼノ「あれー?もう一人の子はどうしたんだ?」

 

キジャ「真だ、先程まで中睦まじくしておったであろ?」

 

 

 

2人の言葉に玲空はゆっくりと息を吐いて、ハク達から遠い場所で吐き出した息を吸った

 

 

玲空「・・・・空臼は隣だよ」

 

 

その言葉を聞いて、ジェハが目をキラキラと輝かせ始めた

 

 

ジェハ「もしかして、空臼という子は女の子だったのかい!?」

 

 

そんなジェハに玲空は嫌そうに目を細めて、ジェハを睨みつけた

 

 

 

玲空「空臼は僕以外の男は興味無いよ、空臼は僕の大切な妹なの、渡さないから」

 

 

ジェハに激しい嫉妬の念を送りながら、隣の女風呂の方をずっと見ていた

この双子はお互いがお互いに依存しているようなものなのだ

 

 

 

キジャ「また凄い性格の子供が居たものだな」

 

 

それを聞きながらキジャは遠い目で見ていたその目のはまた変態が増えたな・・・・という目であった

一方その頃

ヨナはあんなに警戒していた少女空臼を和ませ、とても仲良くなっていた

 

 

ヨナ「へぇ、じゃぁ玲空はとっても空臼のことに対して心配性なのね」

 

 

空臼「うん、玲空は私の事になると過保護・・・というか離れてくれない」

 

ヨナ「思われてるのね」

 

空臼「そんな事ない、自由に行動できないの・・・嫌」

(。ŏ_ŏ)

 

こんな顔をしている空臼にほんのちょっとヨナはキュンと来てしまった、これは玲空が過保護になるのもわかるかもしれない・・・と思ったヨナだった

 

 

 

 

ゼノ「なぁ坊主、1個聞いていいか?」

 

 

玲空「なに」

 

 

ゼノは玲空に先程の女の人の話を聞こうとしていた、玲空もそれをわかっているのか、多少不機嫌になりながらもゼノの呼びかけに答えた

 

 

ゼノ「・・・坊主が母ちゃんって読んでた人の名前、聞いてもいいか?」

 

玲空「・・・・」

 

 

ゼノの質問に眉根を寄せて不機嫌になる玲空は何も答えずお湯の中に顔を少し沈めただけだった

 

 

空臼「ユエ」

 

玲空「空臼!」

 

 

静まり返っていたお風呂場に空臼の声が帰ってきた、それに玲空は怒鳴るように立ち上がる

空臼はそんな玲空の声を諸共せずに静かに言葉を紡ぐ

 

 

空臼「いいんだよ・・・・玲空、そこに居る・・・四人の龍はかあさまが、いつも見ている掛軸の龍・・・の血族・・・平気」

 

 

空臼の言葉に声を詰まらせた玲空はぶが悪そうにまた湯船の中に戻る、対して四人の龍達はそれぞれがやはり、という顔でそれぞれ義理母の事を思っていた

 

 

玲空「・・・かあさまはとても凄い力を持っているからよく狙われる・・・だから僕達が守ってあげてるんだ」

 

空臼「両親をはやくに亡くした、乳飲み子の私たちを拾ってくれた・・・・恩返し」

 

 

双子は壁越しに背中を合わせる位置に座り直すとそれぞれ空を見上げながら言う

 

 

玲空・空臼「2人でかあさまを祀ってる/祭ってる

それが神の使いである狐の仕事でもあるから」

 

 

 

二人の会話を聞いて静まる風呂場にフワリと声が響いた

 

 

ユエ「ふふっお主ら楽しそうじゃな?」

 

ザバァッと音を立てて六人が立ち上がる、その後継に役二人の男は目を背けた

 

 

 

「「「かあさま/お義理母様/義理母さん/義理母さま・・・/義理母ちゃん!!」」」

 

 

ユエ「これこれ、湯には肩まで浸からないと風邪を引いてきまうぞ・・・」

 

どこから聞こえているのか分からないその声に六人は大人しく湯に浸かり直す、そんな六人に朗かな笑い声がかけられる

 

 

ユエ「よぉく温まったなら玲空と空臼の案内で食卓においでなさい・・・妾が美味しい料理を作っておこう」

 

 

ユエの声はそこで途切れた

そこからの六人は凄かった、体を洗い頭を洗う事役30分湯船に使って20分計50分でお風呂を済ませてしまった(もちろん残りの人達も否応なしにお風呂競走に参加した)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユエ「クスリッあやつらめ・・・・ゆっくりしておいでと言ったのにのぅ」

 

キッチンでは楽しそうに食事の準備をする義理母の姿があった、どうやって皆の様子を見ているかなど・・・誰にもわかることは無かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静まり返っている中で、四人のすすり泣きが聞こえる

今ユン、ハク、ヨナ、玲空、空臼以外の四龍は涙を流しながら用意されていた晩餐を食べていた

普段飄々としているジェハに常に笑顔のゼノ、顔の見えないシンアまでもがポロリポロリと涙を流しながらご飯を食べるので、何故かユンの目元も涙で濡れている

 

 

 

ヨナ「そんなに懐かしいんだね・・・」

 

ハク「いや、コイツらはただ変態なだけじゃ・・・」

 

 

そんな四人を見ているからか、ご飯に手をつけれないヨナとハクは無言でご飯を食べ続ける玲空と空臼に目を向ける、双子は全く同じ動作で同じものを食べていた

 

 

ユン「2人ともさっさと食べなよね、冷めちゃうよ」

 

 

ユンの声がかけられて、2人もやっと橋を動かし始める、2人はご飯を口にしたと同時に、四人とユンがこんなにも泣いている理由がわかった

 

 

ヨナ「・・・・懐かしい味がする・・・・」

 

 

それはまさに母の味という料理であった、でもそこで新たな疑問が生まれてしまう、この料理を懐かしいと思うのは先程の女性にあってその女性のご飯を食べている四人だけであるはずだからだ

自分達はあの女性の料理は食べたことは無いはずなのに・・・何故こんなにも懐かしいのだろうと、ハク、ヨナ、ユンは考えていた

 

 

 

ユエ「おやおや・・・そんなに泣いておったらせっかくの食事がしょっぱくてしょうがないであろうに」

 

 

 

刹那、その人は突然現れた

 

美しい橙色の髪をなびかせ

 

柔らかい笑を口元に讃えながら

 

その人は食卓の一番奥の席に

 

突然現れた




後で書き足していきます。
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