コスモスサンシャイン!!   作:流星軍

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前回から書いてて思ったのは、今作のヒロインは曜ちゃんではないか!?
と思っている作者でした。


プロローグ2「復活!その名はウルトラマンコスモス」

ムサシと曜は、懸命に月の光をコスモスに当てるが……

中々蘇らない。

時刻は既に11時を過ぎていた。ムサシは、二人分のテントを張りいつでも寝れる様にしておいた。

 

ムサシ「曜ちゃん、そっちはどうだ?」

 

曜「うん!まだ大丈夫!!」

 

ムサシ「そうか。でも、無理するな。」

 

曜「大丈夫だよ!もう少し頑張れるから。」

 

そう言うと曜は、作業を続けた。

 

ムサシ(望遠鏡の反射だけじゃダメなのか!?……まだ、何かあるはずだ!!)

 

そう考えたムサシは、近くにあった懐中電灯を使いコスモスに光を与える。

それを見ると曜も持ってる懐中電灯をコスモスに当てるが何も反応しない。

 

ムサシ「コスモス、教えてくれ!君を蘇らせるにはどこに光を当てればいいんだ!?」

 

コスモス『額に……頼む……。』

 

そう微かに聞こえたムサシは、早速望遠鏡の反射をコスモスの額に当たるようにした。

 

ムサシ「曜ちゃん、もっと光を額に集中させてくれ!」

 

曜「分かった!……これで良い?」

 

ムサシ「十分だ!後は、時間が過ぎるのを待つだけなんだけど……。」

 

すると、曜はフラフラっとムサシに近づき寄りかかるようにして胸に飛び込んできた。

 

ムサシ「よ、曜ちゃん!?どうしたの???」

 

曜「ごめん。ムサシ君、眠くなっちゃった……。」

 

ムサシ「テント張ってあるからそれ使って……ってもう歩ける感じじゃないか。」

 

そう呟くと先程より元気になってるコスモスの声が脳内に聞こえてきた。

 

コスモス『ムサシ、曜を寝かせてあげてくれ。私の為にここまでしてくれてありがとう。君は……嫌、君達の勇気に私は、感動してる。後は、時間が経つのを待つだけだし……ムサシも寝てくれ。』

 

ムサシ「分かった。コスモス、もし君が回復したらお願いがあるんだけど……。ダメかな?」

コスモス『分かった。私を助けてくれた君達だけにお礼としてやろう。』

 

ムサシ「ありがとう。おやすみ、コスモス。」

そう言うとムサシは、曜を連れてテントの中へと入り暖かくして寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、誰よりも早く起きたムサシは、昇り始めた太陽の光を望遠鏡で反射させてコスモスの額に当てる。月よりも力強く光る光に反応してコスモスの身体か光り始めた。

 

曜「ムサシ君?どうしたの???」

 

ムサシ「曜、見ろよ!コスモスが蘇るぞ!!」

 

テントから出てきた曜に対してムサシがそう言うとコスモスの姿が変わる様子をずっと眺めていた。そして、コスモスは、身長40mにまでなった。

 

ムサシ「これがコスモスの本当の姿……。」

 

曜「青くてカッコいいね!この内浦の海にピッタリな色だよ!」

 

ムサシ「良かったね!コスモス!!元気になって!!」

 

そう言われるとコスモスは、うんと頷く。すると、しゃがみこんで手をムサシたちの前に置く。

 

ムサシ「もしかして……約束守ってくれるの??」

 

ムサシの質問にコスモスは、うんと答えるとムサシは、曜の手を引っ張り手の上に乗るとコスモスは、ゆっくり立ち上がりそのまま空を飛び始めた。

 

曜「うわぁぁぁぁぁっ!!高い!いくらなんでも高過ぎるよ!!」

 

ムサシ「曜ちゃん、真下じゃなくて少し前を見なよ!内浦の街が綺麗に見えるよ!」

 

そう言われると曜は、少し上を見るとそこから見えるのは、美しい内浦の町の風景だった。

そして、下にはコスモスの出現でパニックになってる町の人たちが居た。

 

ムサシ「楽しいよ!コスモス!!僕もこんなに早く飛んでみたいな〜。」

 

そう言いながらコスモスと行く空の旅はまだまだ続いた。いつの間には日本一周するとコスモスの胸にあるランプが赤に変わり点滅を始めた。

 

ムサシ「コスモス、これは??」

 

コスモス『これは、カラータイマー。私の活動時間の限界を教えてくれる物だ。』

 

曜「コスモスもそんなのあるんだね。」

 

ムサシ「じゃあ、寂しいけどお別れだね。」

 

コスモスは、コテージの近くにムサシ達を下ろした。

 

ムサシ「ありがとう!コスモス。」

 

曜「ありがとう!」

 

すると、コスモスはムサシに向かって指を指した。それを見て自分の手を見るとそこには、青い石があった。

 

ムサシ「コスモス!これは??」

 

コスモス『それは、勇者の証。』

 

ムサ曜「「勇者の証!?」」

 

コスモス『真の勇者にのみ授ける事が出来る物だ。それを使って私を呼ぶがいい。』

 

そう言い残してコスモスは、空を飛び飛び去ってしまった。

 

ムサシ「コスモス……。」

 

曜「さぁ、ムサシ君。一緒に帰ろ?」

 

ムサシ「分かった。」

 

ムサシは、そう言うと勇者の証をポケットにしまい。テントをたたんでコテージに戻った。しかし、千歌と果南には、物凄く怒られたが……。

 

その後、楽しいキャンプをしていたがとうとう最終日を迎えていた。ムサシは、伝えないといけない事を千歌達に伝える決意をした。

 

ムサシ「みんな……聞いてくれ。」

 

果南「どうしたの?急に……。」

 

ムサシ「僕の親が海外に転勤になったらしいんだ。」

 

曜「嘘……。」

 

千歌「じゃあ、もう二度と会えないの?」

 

その質問にムサシは、答えられなかった。

二度と会えないかもしれないし会えるかもしれない……。すると、曜は涙目になってその場から走り去ってしまった。

 

ムサシ「曜ちゃん!!」

 

そう言いながらムサシも曜を追いかける。

 

曜(何で……何時もなら必ず会えるって言ってくれるのに……。何時も一緒にいたからお別れなんて考えてもなかった……。)

 

その時だった。たまたま曜の近くにあった石碑が倒れてしまった。

 

曜「え!?何???地震???」

 

地震が発生して地下から巨大怪獣が出現した。

 

曜「か、怪獣!?でも、怪獣なんてこの世には居ないはずなのに……。」

 

怪獣ドンロン、倒れてる曜に向かって一直線に進んできた。曜は、動ける力も出せなかった。初めて見る怪獣が怖かったのだ……。次第に怪獣との距離も縮まって曜の目の前には、怪獣がいる状態だった。

 

曜「助けて……助けてーーーー!!!!」

 

曜の必死の叫びがムサシには、聞こえた。しかし、ムサシのいる距離から曜を助けるには至難の技だ。

 

ムサシ(コスモス、聞いてくれ。曜ちゃんが危ないんだ!力を貸してくれ!!)

 

そう思いを込めながら勇者の証を空高く掲げた。

 

ムサシ「コスモス!!」

 

すると、勇者の証が輝き目の前には青き巨人…コスモスが現れた。しかし、何故かカラータイマーが点滅をしていた。コスモスは、ドンロンを曜から遠ざけるとその隙にムサシは、曜を助けた。

 

ムサシ「曜ちゃん!大丈夫??」

 

曜「怖かった……死ぬかと思ったよ!」

 

そう言いながら曜はムサシに抱き着いて離れなかった。

そんな中、ドンロンとコスモスは、さっき地下から現れた場所で戦闘をしていた。

コスモスは、両手を斜め上に揚げた後、右の手のひらを前に突き出して放つフルムーンレクトを放った。それを浴びたドンロンは、大人しくなると自ら住んでいた地下に戻り始めた。

 

ムサシ「ありがとう!コスモス!!」

 

コスモスは、頷き空の彼方へと消えて言った。

 

 

 

 

 

 




《次回予告》
キャンプから数ヶ月。
怪獣も出現もなく平和に暮らしていた。
しかし、千歌達とお別れの時間が迫っていた。
そんな中、今回の事件の元凶とも言えるバルタン星人が内浦にやって来てしまう……。

次回、
プロローグ3
「訪問者」
です。

次回もお楽しみに!!
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