コスモスサンシャイン!!   作:流星軍

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タイトル通りではないかもしれませんが……、
ご了承ください。

それでは、本編スタート!!


プロローグ3「訪問者」

あれから数ヶ月が経っていた。バルタン星人はと言うと一旦自分の円盤と思われる物に帰り地球へ進路を向けた。そこには、数多くのバルタンの民を乗せて地球侵略への準備をしていた。

それは、地球人の最後を意味する。

 

そして、ムサシ達も最後の時が訪れようとしていた。

ムサシは、海外転勤への準備としてダンボールに自分の荷物を入れてしまっていた。

 

ムサシ(このまま……二度とみんなと会えないのか!?そんなのだけは、絶対嫌だ!!)

 

ムサシには、そんな迷いがあった。そして、コスモスから貰って大切にしていた勇者の証を手に取る。

 

ムサシ「コスモス……教えてくれ。僕は、どうしたらいいんだろう???」

 

勇者の証に聞いても答えなど帰ってこないってのは分かってるはずなのに……。何故か、勇者の証に聞くことが多くなった。

 

曜「ムサシ君!!遊びに来たよ!!」

 

ちょうどそこへ、曜がやって来た。今日は、曜と一緒に買い物したり遊んだりするらしい。

 

ムサシ「曜ちゃん、ちょっと待ってて!!」

ムサシは、そう言うと勇者の証をポケットに入れて玄関へ向かった。

それからバスに乗って沼津まで向かった。

 

曜「どう?引越しの準備は……。」

 

ムサシ「うん、順調だよ。怖いぐらい。」

 

曜は、少し暗い顔してそう聞いてきた。あれから引越しや転勤の話になるとどうしてか寂しい顔して話す。

 

ムサシ「僕が居なくなったら寂しい?」

 

曜「そんなの……。」

 

ムサシ「え??」

 

曜「そんなの、当たり前じゃん!!寂しいよ……辛いよ……。」

 

試しに聞いてみた質問だったが、ムサシは少し後悔してしまった。その罪悪感から泣きじゃくる曜の頭を自分の方に寄せた。

 

曜「む、ムサシ君!?」

 

ムサシ「ごめん。寂しい思いばかりさせて。」

 

曜「うんうん。私こそごめんね、怒鳴ったりして……。」

 

ムサシ「今日は、そんな事忘れて楽しもうか?」

 

曜「うん!!」

 

こうして、ムサシ達は、沼津に着いた。すると、曜はテンションを上げならがらショッピングモールに入って行った。まず向かったのは、女子のファッションコーナーだった。

 

ムサシ「曜ってファッションする時あるの?」

 

曜「良いから。これとこれどっちが良い?」

 

ムサシ「うーん……。じゃあ、白かな?」

 

曜「エッチ……。」

 

曜は、頬を赤くしながらそう言った。

 

ムサシ「曜ちゃん……何を変な事を考えてるんだよ。」

 

曜「考えてない!」

 

そう言いながら買い物を進めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、バルタン星人の円盤らしきものが沼津上空に出現した。そこから巨大なバルタン星人が地上へやって来た。

 

バルタン星人『良く聞け、地球の民よ。我々は、バルタン星の数百億の民の為にもこの星を侵略する。』

 

曜「侵略って……。」

 

ムサシ「そんな事はさせない!地球の人達だって一生懸命生きてるんだ。その生きる権利を取る事なんてお前達にはない!!」

 

?????「その通り……。貴方達の住む権利を奪うなんて可笑しいよ。」

 

声の方を向くとそこには、巨大なバルタン星人と似ているが明らかに大きさが違っていた。

 

ムサシ「君もバルタン星人!?」

 

チャイルド「チャイルドバルタン。それが宇宙での私たちの呼び名。私は、シルビィって言うの。」

 

ムサシ「君達は、どうして地球を狙うんだ?」

 

チャイルド「あれを見て!」

 

曜「何!?あれ???」

 

チャイルド「あそこには、数多くのバルタンの民が居るの。その数、数百億。」

 

ムサシ「数百億!?」

 

曜「そんなに???」

 

ムサシ「自分達の星は、どうしたんだ??」

 

チャイルド「我々の星は、もう住むことが出来ないの。だから、母星の一部を改造したのそれがあの宇宙船廃月。止められるのは、たった一人。慈愛の戦士ウルトラマンコスモスただ一人。」

 

曜「慈愛の戦士……。」

 

ムサシ「ウルトラマン…コスモス……。」

 

ムサシは、破壊活動をしているバルタン星人を見つめる。幼い子供達の為にそこまでするバルタン星人を完全に恨めなかった。

 

ムサシ「僕……何出来るか分からないけど……。あのバルタン星人に説得してくる!!」

 

そう言うとムサシは、曜を置いてバルタン星人の近くへ向かってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

ムサシ「バルタン星人!!!」

 

すると、バルタン星人は動きを止めてムサシの方に振り向く。

 

バルタン星人『人間の癖にこの私に楯突くと言うのか!?』

 

ムサシ「違う!僕は、君と友達になりたいんだ!!」

 

バルタン星人『友……達!?何だそれは。』

 

ムサシ「友達って知らないの?」

 

バルタン星人『その様な物は初めて聞いた。この星の文化か?』

 

ムサシ「そうだよ!!この星には、数多くの生物が暮らしてるんだ。だから、そんな人達の居場所をとっちゃダメだよ!」

 

バルタン星人『……。だが、この星しか我々は生き抜けないのだ。』

 

ムサシ「だったら共存しようよ!共に生きれば良いよ。」

 

バルタン星人『確かに、少年の言う通りだ。先住民を退かして生活するのは、おかしいな。』

 

そう言うとバルタン星人は、破壊活動を止めた。その姿に、ムサシは誇らしい気分だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「撃て!!」

 

数弾のミサイルがバルタン星人に直撃する。良く見ると、ムサシの後ろには防衛軍が居た。

 

長官「少年よ、良くぞ宇宙人の気をそらしてくれた。後は、我々防衛軍に任せてもらおうか!全機攻撃開始!!」

 

長官は、通信機を使ってそう指示すると戦闘機全てがバルタン星人に向かってミサイルを放たれた。

 

ムサシ「止めてくれ!バルタン星人攻撃しないでくれ!!」

 

長官「宇宙人はみな侵略者だ!地球平和を保つ為にも殺るしかない!!止めずにどんどん撃て!!」

 

火花を散らしながら苦しむバルタン星人。その悲鳴が微かにムサシにだけ聞こえた。そして、目を赤くしてバルタン星人は、立ち上がった。

 

バルタン星人『少年よ。私は、決意した……この世界を侵略する!!』

 

ムサシ「止めてくれ!争いは何も起きない!!」

 

しかし、バルタン星人は聞く耳を持たずに姿を変形さて、ネオバルタンになった。

 

長官「何!?姿が変わっただと???」

 

ムサシ「……バルタン星人は、怒ったんだ。武力で先制攻撃をした身勝手な地球人に……。今すぐ攻撃を中止しないと大変な事に……。」

 

しかし、ネオバルタンは破壊活動をして防衛軍の戦闘機全機を墜落させた。

 

長官「おのれ……なら、地上攻撃だ!!」

 

ムサシ「まだ、分からないのか!」

 

長官「何!?」

 

ムサシ「あのバルタン星人には、地球の攻撃なんて効かない事を!!」

 

長官「なら、このまま地球が侵略されるのを黙って見てろって言うのか!?」

 

ムサシ「最初から無力な戦いを仕掛けた防衛軍が悪いよ……。でも、僕は諦めない!早くここに人を避難させるんだ!!」

 

そう言ってムサシは、ネオバルタンに向かって走り出した。今のネオバルタンには、理性がない。破壊活動しか彼の心にはないのだ。

 

長官「うぅっ……。全員住民の避難を急げ!!」

 

隊員「「「了解!!」」」

 

そう言うと防衛軍は、撤退して住民の避難を最優先にした。ムサシは、ネオバルタンに近づこうとするが中々距離が縮まらない。

 

ムサシ「バルタン星人!!破壊なんて止めてくれ!!争いは何も生まない!話して解決しよう!!」

 

しかし、ネオバルタンは聞く耳を持とうとせずにムサシに攻撃を仕掛けた。ビルの瓦礫や爆発で飛んできた土などがムサシを襲う。ムサシは、しゃがんで回避するとバルタン星人に向かって再び走り始めた。しかし、目の前で爆発が起こりムサシは、吹き飛ばされてしまった。それと同時にコスモスから貰った勇者の証がポケットから出てきた。

 

ムサシ「コスモス……。」

 

その時、チャイルドバルタンの言葉を思い出した。

 

チャイルド「止められるのは、たった一人。慈愛の戦士ウルトラマンコスモスただ一人。」

 

ムサシは、すぐに勇者の証を拾い直すとネオバルタンに向かって立ち上がった。

 

ムサシ(コスモス、僕はバルタン星人を助けたい。何があってもバルタン星人を救いたいんだ!!だから……力を貸してくれ!!ウルトラマンコスモス!!!!)

 

ムサシが自分の思いを強く持つと勇者の証が眩しく光りだした。それを高々と掲げながらムサシは、叫んだ。

 

 

ムサシ「コスモースっ!!!!」

 

すると、ネオバルタンが攻撃を仕掛けてきたがそれより前に遥か遠くから来た光がムサシを包み込み、ウルトラマンコスモスに姿を変えた。

 

 

 

ネオバルタン『ウルトラマン……コスモス……。』

 

コスモス(ムサシ)『バルタン星人、自分の心を取り戻してくれ!』

 

しかし、ネオバルタンは光の鞭でコスモスを縛り付けて攻撃を仕掛けた。

 

曜「あれは……。」

 

チャイルド「慈愛の戦士…ウルトラマンコスモス。」

 

近くまで駆けつけた曜達は、ウルトラマンコスモスをじっと見つめる。しかし、チャイルドバルタンは分かっていた。その魂がムサシである事を。

ネオバルタンは、コスモスを振り回してダメージを与えるがコスモスは、反撃しようとしなかった。何とかしてバルタン星人を元に戻したいと思ったのだ。しかし、それを叶わずネオバルタンは、次々とコスモスに攻撃を仕掛けた。

 

コスモス(ムサシ)『殺るしかないのか……。なら!』

 

そう言うとコスモスは、鞭を切り離してネオバルタンから離れるとモードチェンジをし始めた。

優しさの青から……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強さの赤へ……。

 

 

 

 

 

今、バルタン星人との最終決戦が始まろうとした。




どうしよう……12歳の少年がウルトラマンと一体化してしまった。

《次回予告》
ネオバルタンの暴走に太陽の様な強さを持ったコスモスコロナモードが立ち向かう。
バルタン星人の運命は!?

次回、
プロローグ4
「最終決戦!コスモスVSバルタン星人」
です。
次回もお楽しみに!!
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