キノの旅が二十巻を超えニコ動で一挙放送なんかやってましたね、自分がキノの旅読んだのは割と最近で、面白くてドハマリしましたww
そんなこんなでキノの旅で書きたいな〜と思って書きました!w
まあ相変わらず駄文ですがお付き合い頂けたら幸いです。
「あークソッ、マジで積もってんなオイ。これはアレか、このまま雪に埋もれて死ねとかそういう事かよ」
「埋もれるのは結構だけど俺まで巻き込まないで欲しいかなぁ・・・。雪の中で
降り積もった雪の中を一台の二輪車と一人の旅人が走る。二輪車には長旅をしているであろう事を感じさせるいくつもの汚れや、大荷物が積んである。
旅人は腰にハンド・パースエイダー(※注、パースエイダーは銃器。この場合は拳銃を指す)を下げ、黒いジャケットに黒いズボン。ボサボサの黒髪という軽装だった。
「っつーかマジで寒い・・・」
「なんで上着売っちゃったのさ・・・、寒いってわかってただろう?」
「っせーなスカイ。まさかこんなに雪降るとか思わねーだろ・・・。もう冬も終わるってのに頑張りすぎなんだよ雪が。二輪用のソリ売って無かっただけ救われたけどな」
「それに関しては同意するよカイ」
その時前方に何かが見え、二輪車が停止する。周りが安全な事を確認してからカイはソレに近づく。少し雪に埋もれてはいるが、それはトラックだった。
「こんな所にトラック・・・?行き倒れ・・・は、ねえな。行き倒れにしちゃ血の匂いが強すぎる」
「ねえ、足元気を付けた方がいいよ」
そうスカイが声をかけた直後。カイが柔らかいものを踏んだ。
「うっげ・・・なんか踏んだよ気色悪ィ・・・。なんなんだよ一体」
そう言いながらカイが雪を掘り返すと三人の遺体が出てきた。三人ともパースエイダー、もしくはナイフでの傷があった。
「スゲエな・・・、仲間内で殺りあったか?だがそれだとトラックが残ってる理由に説明がつかねえ、雪は後から積もったにしろ一度動かした跡がある。ってこたあこの当時トラックは使えたってことになる・・・」
しかしすぐに考えてもしょうがねーかと考えるのを放棄する。そのままトラックの後ろに回り込んで
「胸糞悪ィモン見たな・・・」
中身を確認した直後に顔をしかめた。中には固まりかけた血と、崩れかけた骨。恐らく元々人間だったであろうモノがそこには転がっていた。
「埋葬でもしてやろうかと思ったがヤメだ。クズ共にはもったいねえ」
そう言ってスカイに乗り込み、走り出す。トラックが見えなくなり、見えるのは葉を落とした木と雪だけになった。
「ねぇカイ。俺なりに考えてみたけど聞く?」
「何を?」
「なんで彼らが死んでたか」
「ほう?俺にわかんねー事がテメエにはわかると」
「あくまで仮説だって・・・。恐らく彼らは奴隷商だね。彼らは
「ふむ」
「それでも雪が溶けないから、彼らは商品を食べ終わった後、飢えたんだろうね、そこにカイみたく旅人が通りかかった」
「旅人とは限らんが・・・、まあ十中八九そうだろうな」
「幸か不幸かその旅人は彼らを助ける事にしたんだろうね。おそらく奴隷商とは知らなかったんだろうよ。そして雪は溶け、トラックは動き出した」
「それだと奴らが死んでる理由に説明がつかねー気もするが・・・、ただテメエの推理ってのの先は読めた」
「じゃあ続きをどうぞ」
「俺に振るのかよ・・・。ただまあ奴隷商の連中は焦っただろうな。商品がなくなっちまったんだから。だから恐らくトラックが動き出したところでその旅人を奴隷として売ろうと考えた。その旅人が若かったか年食ってたのかは知らないし性別も知らないが、奴隷はいくらでも使い道がある。まあ恐らく若い女性がいたんだろう。高値で売れるっつーモンで商品の無くなった奴隷商にしてみれば喉から手が出るほど欲しいモンだったんだろーよ」
「凄い、合ってるよ」
「ソイツはどうも。んでその奴隷商たちは返り討ちにあった、と」
「パーフェクトだよウォルター」
「誰だよウォルターって。まあいいか、さっさとこの銀世界を抜けちまおう」
いうが早いか、ギアを二段あげて速度を上げる。
「あんまり雪面で速度だすと止まれなくなるよ?」
「ハッ、上等だ。そんときゃ
「それ洒落になってないんですけどー?」
エンジン音を響かせながら雪面を滑っていく二輪車と旅人。
次に彼らがたどり着くのはどこなのだろうk
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