俺の名前は
ただ今雄英高校のヒーロー科実技受験会場に受験をしに来ています。
受験内容は
ヒーローとして生きていくための実力と技術を見られるんだろう。俺にとっちゃあ技術も糞もないんだが。俺の個性はいろいろなことが出来る。まぁ、戦闘向きじゃなく、サポートに行けと家族に言われてきたが俺は無理矢理戦闘として使えるようにした。
さて、どんな個性かを紹介して見せよう。
俺は一差し指を向かってきたロボを切るように、空間をなぞる。
「切り取り」
俺がそう唱えた瞬間。ロボットのなぞった線から左側が消えた。バランスが取れなくなったロボットは倒れる。
その音を聞きつけたのか、とんでもない程のロボットが駆けつけてきた。
ここまで集まってくると、試験監督達も少しは俺のことを見ていてくれているだろう。
ここで一発、思い切り個性を見せつけてみる。
俺は集まってきたロボットの左端のやつを左手の親指と人差し指で囲み、左手から滑らせるように右端のやつを右手で同じように囲む。まるでジョジョ四部の川尻浩作が距離を測った時のように。
「削除」
次はそう唱える。向かってきていたロボット全てが消えた。しかしこれでは敵を倒したことにならない。しっかりと破壊しなければならないからだ。
どうしようかと考えた矢先、大きな振動が会場に響き渡った。0点の大型だ。
周りに居た受験生が逃げていく。正直自分が目立てるから有り難い。俺はこちらを見つけ、近づいてくる大型に対して、右手のひらを突き出した。脳にはさっき消したロボット達を思い浮かべる。
「選択した項目を元に戻す」
瞬間、大型に向かって消えたロボ達が突っ込んでいく。両方、正面からぶつかり全てロボットが爆発。行動不能となった。大怪獣バトルか何かかな(すっとぼけ
ふと思いつく。もしかすると監督側がカウントするのでは無く、ロボット自体に破壊されたらポイントが加算されるシステムがあるのではないか?
丁度、先の大爆発で全てかと思えるほどの敵がよってきたわけだし、ポイント稼ぎとして一つ試してみる。
先程の様に全ての敵を囲む。
「コピー」
敵達が近づいてくる。
「貼り付け」
近づいてきた敵と同じようなロボットが敵に突っ込んでいく。大爆発、いや、それを超えるほどの爆発が起き、全てのロボットが停止した。
それから五秒たったか、試験終了の合図が鳴った。
「っふぅ…。」
自分でも緊張しているのに気づかなかったのか、合図を聞いた瞬間に足の力が抜けた。
正直今回の戦い方は美しくない。ヒーローを目指している者として、実戦だと大爆発に民間人が巻き込まれていたかもしれない。静かに済ませるようにしよう。
まぁ、これにて受験は終わった。正直合格していると思う。実技はまぁ、合格ラインを達していない訳が無い。筆記は答え全てをコピーして貼り付けたから間違っていないわけが無い。もし間違っていたら教科書会社訴えてやるゾ。
ここで合格について考えても何も意味が無いがな。今日は個性を酷使したし、早く家に帰って寝るとしようか。
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「アレ?結果のポイントを計算したんだけど…ロボット全てを倒した場合の合計ポイントを超えてるんだけど?」
「オイオイ、しっかりしろよ……ンン?本当だ。どういうことなんだ?」
島司波 藤津
個性『パソコン』
パソコンで出来ることは大体できるゾ(ホモ感)
指がマウス代わりである。
鎖骨のあたりにUSBポートが四つ付いており、アイテムはそこに刺すことで使用可能。