生き残った兄妹   作:赤茶犬

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お久しぶりです。二月の中旬には投稿ペースを早めるつもりですのでそれまで後一話投稿できればと考えています。


妖精

「それでは、授業を開始します。

この私、ギルデロイ・ロックハートがね。

それでは早速テストをします。私の本を読み込んでいたなら簡単に解けます。

それでは…はじめ‼」

問題をみて兄妹は愕然とした。

問題はロックハートに関するものしかなく、よそでやれとしか言えないものだった。

ソフィアはリンクに目で伝えた。

これは学問に対する侮辱だ。リンク、私も腹が立ってきた。

なんでこいつはグリフィンドールに入ったんだろうと疑問に思いながらリンクは頷くと、二人で適当に回答を埋めていった。

「チッチッチッ、マーリン兄妹も割とたいしたことないようですね。

(グリフィンドール生全員が恐れおののいたような顔で兄妹をみた。兄妹は実に楽しそうな笑みを浮かべていた。

血走った目と腹立たしげにトントンと机を叩く指以外は。

心なしか机にヒビがはいっている気もする。)

しかし、ハーマイオニー・グレンジャー嬢は素晴らしいですね。グリフィンドールに10点!

さて、それでは…」

兄妹はどう奴を料理するか話し合っていてその後の展開はわからなかったが、突然リンクの頭をピクシーがひっぱたいたのでやっと目をあげるとそこは阿鼻叫喚の事態となっていた。

「なんだ…これ…」「さぁ…」イマイチ状況が理解できていない兄妹。

そこにロックハートが話しかけてきた。

「君たち、ピクシーを捕まえてカゴに戻しなさい。それでは」

「ちょいまち。一気にやってOK?さっきからうざいんだけどこいつ。」ずっと頭をはたくピクシーを指差す。

「できるのなら…まぁいいでしょう。それでは」逃げ出すロックハート。

「あれでも教師か。おまえら、教室の外出ろ。俺たちがまとめて倒すから。ソフィア、アレやるぞ。」本当にやるのと言った顔で頷くソフィア。

生徒が外に出ると兄妹は杖を床に向け、

デスペラティウム!!絶望せよ!

と叫んだ。

兄妹の立っている床から黒いオーラが発生した。それは広がり、すべてのピクシーが飲み込まれた。

途端ピクシーは床に突っ伏し、ガタガタ震え出した。

「な、え?リンク、これは?」

ハーマイオニーが恐る恐る尋ねる。

「これはデスペラティオの魔法、奴が絶望と呼ばれた所以だ。

この魔法は指定した範囲すべての生物を逃れようのない絶望と恐怖に陥れる。

そうやってデスペラティオは人々を絶望に叩き落としたんだってさ。

俺たちはこういう闇の力に耐性がついてるから大丈夫だけどお前らにはちょいと厳しいからな。外に出てもらった。

この魔法は俺たち、正確にいえば俺が失神呪文の次に覚えた魔法だから褒められたことではないが得意なんだよね。

ほら、ぼさっとしてないでさっさとカゴに入れる。」

そう言ってポイポイピクシーをカゴに放り込むリンク。

改めて兄妹に逆らってはいけないと思ったグリフィンドール生だった。

 

それから数日間、ロックハートが謎の生物に追われる事態となっていた。

その生物とはフラッフィーのように頭が三つの生物だが大型犬くらいの大きさで犬の頭が三つではなく、ライオン、狼、犬の頭の生物でロックハートをコテンパンにしようと躍起になっていた。

教師の誰もかれを助けようとしなかった。

リンクにあれは何か聞いたところ、「ローマにいる間に太古のエジプト産ケルベロスをペットにする機会があってね…」

と言われたハリーは逃げ惑うロックハートに合掌した。




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