艦娘と自称狐   作:矛盾者

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今年もあと僅かとなり、人生を振り返ってみたら

思い返す日々

作者「ちょっおま、ここ二階だから!」
友人A「にゃははー!」
友人B「楽しそうだし俺もやるか」
友人C「なら俺もー」
作者「もうやだコイツら」
楽しそうに二階から飛び降りて掠り傷一つない友人たち

鬼ごっこをすると

友人A「喰らえ!」
友人Aは 友人Bに タックルを した
友人Bは 吹き飛んだ
友人B「グハッ」
効果は 抜群だ 友人Bは 倒れた
友人C「友人Bが死んだ!」
友人D「この人でなし!」
作者「……鬼ごっこってなんだっけ?」

ゲーセンでエアホッケーをすると

友人A「オラァ!」
友人B「シャラクセェ!」
作者「危ないな~」
友人C「よく飛ぶなー」
何故か顔面目掛けて時速約30㎞くらいで空を飛ぶパック。それを造作もなくスマッシャーで台に叩き付けて遊ぶ作者たち
パックが飛んだときの対処法
1.台に叩き付ける
2.避ける
3.打ち返す


……うん、平和だな。(目を全力で逸らしつつ)

当時の大人はこれ以上に色々とブッ飛んでたし問題ないさ。うん、問題なんてないんだ。
現実逃避するのはやめて


それでは本編ど~ぞ~




第32話

 

 

朝、目を覚ましたら黒猫になってた。

……何を言ってるか分からないと思うが俺も分からない。

 

こうなった原因は魔法か、魔法なのか?

よ~し、出てこいやパトリシア。

 

とまぁ、冗談はここまでにしといて。どうせこんなことするのは時間的に工廠にいるであろう彼奴だろうし、早速ハリセンを持って工廠に行くとするか。

 

「ニャ?(あれ?)」

 

ハリセンを持とうとしてある事に気付いた。

 

「ニャ、ニャニャ、ニャニャァ!?(猫の手だと、ハリセン、持てねぇじゃん!?)」

 

そう、猫の手では物理的にハリセンが持てないということに。普通の猫はどっかの世界の猫擬き見たいに二本足で立って、武器を振り回したり出来る訳がないのだから困った。

 

「ニャ、ニャニャ(さて、気を取り直していくか)」

 

ハリセンについては、紐で背中に括りつける事で解決したし、気を取り直して行くか。

 

 

 

 

─────────────

 

「(喰らえ!

猫流奥義(ねこりゅうおうぎ))」

 

「(昇猫拳(しょうにゃんけん)!)」

 

一度しゃがみんで、そこから体全体を捻りつつ相手の顎目掛けて猫パンチを繰り出していた。

 

「カハッ」

 

その日、某兵装実験艦は猫パンチで宙を舞った。

 

 

 

黒猫()sideout

 

 

 

 

朝、暇を持て余した艦娘が散歩をしているとハリセンを背負った黒猫を見つけた。……ハリセンの時点で提督が関わってるであろう事を理解した艦娘は、何も見なかった事にして散歩を再開した。

 

「ヒエ!?」

 

それから暫く歩いていると、誰かの声が聞こえたためそちらを見てみると、黒猫の踵落としを喰らっている比叡がいた。

……ちょっと待って。何があって猫に踵落としされてるの?! いやそれよりも、本当にその子って猫なの!?

 

「ニャフ」

 

なんか心なし猫の方はドヤ顔してる気がする。比叡はその猫に何をしたら踵落としされるの?

 

 

これについては後になって知ったことだが、比叡は手作りのカレーを猫に餌として食べさせようとしたのが原因だった。

 

猫にカレーを与えたらダメでしょ。しかもそれが、別名二階級昇進カレーとか。この事を提督が知ったらまた、あの時のように怒るんだろうな。

提督の顔から表情が消えて半目で比叡の肩を掴みながら物凄いドスの効いた声で「次、また同じ様な事をしでかした時は覚悟しとけよ」と云い、これを聞いた比叡は壊れた玩具の如く勢いよく頭を上下に降っていたっけ。

 

そんな事を思っている間に黒猫は工廠がある方角に向かって移動を開始していた。

 

 

 

 

 

 

扉を開けられないからか、工廠の入り口前に黒猫が陣取っていた。まるで、誰かが出てくるのを待っているかのように。

 

その様子を工廠の窓から窺っている艦娘がいた。

 

「(どうしよう。あの猫って絶対に提督よね)」

 

「(謝れば許してくれるかな?)」

 

そんな事を思いながらもう一度、窓から猫の様子を見てみると。

 

「………」

 

「………」

 

目と目が合う~、その瞬間~。

艦娘は全力で目を反らした。それは何故か、目を見た瞬間に察してしまったからである。目が「まさかテメェ、こんな姿にしといて許されると思ってねえよなぁ? あぁ?」と物語っているのを。

 

「(よし、逃げよう)」

 

艦娘は逃げるを選択した。だが、正面には猫がいて逃げられない。

その時、艦娘は閃いた。猫がいるのが正面なら、裏から逃げればいいじゃない、と。

 

裏口に回った艦娘は戸を開け外を見渡し、誰もいないのを確認した艦娘はゆっくりと音を発てないように戸を閉めて歩き出した瞬間「ニャー」何処からともなく猫の鳴き声が響き渡った。その鳴き声を聞いた艦娘は辺りを見渡し始めた。

 

……前、いない。……右、いない。……左、いない。……後ろ、もいない。なら、あの鳴き声は気のせい?

 

「ニャー」

 

気のせいかと思い始めていたら、再び鳴き声が響いた。

 

「………!?」

 

慌てて辺りを見渡すも、やはりいない。何処にいるのかを考えていると、足元に猫の陰があることに気が付き上を確認すると。

 

「………」

 

屋根の上から見下ろしているハリセンを背負った猫がいた。此方が気がついたのを見て、屋根から跳び降りた。

 

「ニャン!」

 

着地と同時に艦娘目掛けて全力で走り出し、一定の距離まで近付くと跳び蹴りをかました。予想外の行動によって避けることが出来ず、まるで流れるように鳩尾に蹴りを喰らった艦娘は数歩後ずさった。

 

「ニャ! ニャニャン」

 

「ニャニャンニャ!」

 

「カハッ」

 

艦娘は止めとばかりに放たれた猫パンチによる追撃を受け、宙を舞った。

 

 

 

「ニャー」

 

「はい」

 

「ニャァ?」

 

「はい、ちゃんと聞いてます」

 

「ニャ、ニャン」

 

「たぶんですけど、あと一時間もしたら薬の切れるはずです」

 

「ニャーニャニャ」

 

「時間切れ以外にないかと言われましても」

 

「ニャア」

 

「解毒薬とかはないです」

 

「ニャニャ」

 

「マジです。なので、あと暫くはそのままです」

 

「ニャン。ニャニャン」

 

「それは勘弁してください」

 

猫(提督)が説教をしているのだが、周りから見たら猫と会話をしているようにしか見えない。

 

……って、ちょっと待てや。なんで当たり前のように猫の言葉理解出来てんだよ?!

 

 

 

閑話休題(それはさておき)

 

 

 

「やっと元に戻れたか」

 

狐はどうにか猫から人に戻った。

 

「……それでは私はこれで」

 

「おっと、何処に行こうと言うのかね? 夕張」

 

何処かに行こうとした夕張を逃がさないように狐は肩を掴んだ。

 

「えーっと、……そうだ! 新しい兵装の実験に」

 

「なんだそのいま思い出した、見たいな反応は」

 

「や、やだなー、そんなわけないじゃないですか。ハハ、アハハハー」

 

「ほぉ、もしもそれが嘘だったら」

 

「だったら?」

 

「目隠しと猿轡して縛り上げて更に『私は悪い子です。ただいま反省中』と書いたプラカードを首から下げた状態で半日鎮守府前に放置するからな」

 

「ごめんなさい嘘です。謝りますから勘弁してください」

 

それを聞いた夕張は、それはそれは見事な土下座をしたのであった。

 

「素直でよろしい」

 

「で、なんで猫にしやがったんだ?」

 

「えっと、本来なら猫には成らずに、猫耳と尻尾が生えるだけのはずだったんですが」

 

「どうやら配合を間違えてた見たいです。テヘッ」

 

最後のテヘッ、にイラついたがいまは敢えて無視を決め込んだ。

 

「……男のケモ耳とか絶対に需要ねえだろ」

 

「意外にもありますよ」

 

「……あるのかよ」

 

「ただしイケメンに限る、と付きますが」

 

「だろうな」

 

狐は心のなかで「次、同じ様な問題を起こしたら裸で半日程度罰として寒中水泳させるか?」と割りと本気で思っていた。

 

「さっさと執務室戻って今日の分の仕事終わらせてくるか」

 

「まだ終わってないなんて珍しいですね」

 

「お前が俺を猫にしたのが原因で出来てないんだろうが。沈めるぞ」

 

「はい、ごめんなさい」

 

「まあいい、次、変なことしでかしたら」

 

そこで一度言葉を句切り。

 

ドスの効いた声で「わかってんだろう?」と続けた。

それに対して夕張は顔を青くしながら頭を縦に勢いよく振った。

頭を縦に振ったのを見て、狐は執務室を目指して歩き出した。

 

今日の夕張の教訓は「提督相手に薬などを絶対に盛ってはいけない」だった。

 

執務室に行く途中にいた比叡を見て「そういや、カレーの件でお仕置きしてないな」ということを思い出した狐は先に比叡にお仕置きをして再び執務室に向かった。

 

 

 

「……スー……スー」

 

「……ふむ」

 

執務室に着いたらソファーで静かに寝息をたてている朝潮がいた。それを見ながら狐は顎に手を当てて何かを考え込んでいる。

 

「……あ、そうだ」

 

何か思い付いたようだ。

 

 

「……ん…」

 

「ん、やっと起きたか」

 

朝潮が目を覚ました。

 

「……?」

 

「……し、司令官?!」

 

寝起きで頭が回っていないのか間を置いてから反応した。

 

「おう」

 

「す、すいません! いまからお仕事始めます!」

 

「気にすんな。もう、終わってるしな」

 

「そ、そんな」

 

「……ック、クク」

 

「……?」

 

笑いを堪えながら答える狐を見て首を傾げる朝潮。

 

「取り敢えず、そうだな~。……工廠にでも行ってきて、夕張連れてきてくんね~か」

 

「はい! この朝潮、命に代えてでも連れてきます!」

 

「うん、命に代えなくていいから」

 

「それでは行きます!」

 

そう言い夕張を呼びに執務室から出ていった。

 

「さ~て、いつ気づくかな~?」

 

 

夕張は呼びに来た朝潮を見て、何故呼ばれたのかを察した。提督が何を言いたいのかを。そして、察したからこそ夕張はなにも言わずに付いていった。

 

狐は執務室にやって来た夕張とあることに付いて話し合うのであった。

朝潮は夕張を連れてきた時点で、間宮券を渡して間宮に行かせて不在の為、二人はあることについてで盛り上がるのであった。

 

狐は夕張にあることを依頼した。依頼された夕張は面白そうに快諾。二人は固く握手を交わした。

夕張は早速、依頼を遂行するために工廠に戻っていった。

 

 

その日は何事もなく平和に過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝潮はその日、自分で気づくことはなかった。頭に髪と同じ色の犬耳が付けられていたことに。

 






次回(偽)予告
狐が夕張にした何かを依頼したと聞き付けた一部の艦娘たちが勝手な推測を続けるなか、遂に依頼品が完成した。
それにより起こった第一次艦娘大戦。
君は生き残ることが出来るか!
艦娘バトル!レディ~ファイ!



頭のなかに思い浮かんだからやってみた。反省も後悔もしない。
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