艦娘と自称狐   作:矛盾者

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オリ主=よくギャグに走る 元帥の余計な一言により始まったバトルロワイヤルを勝ち抜く
元帥=自称狐が倒されることを期待して艦娘に自称狐に勝てたら何でも好きな願いを叶えると言ってバトルロワイヤルを開始させた原因
長門=バトルロワイヤルで自称狐に負ける
その他艦娘(大人組)=二度に渡るバトルロワイヤルを勝ち抜くって、アイツホントに人間? 自称狐を人間かどうかを疑っている
その他艦娘(子供組)=バトルロワイヤルを勝ち抜く自称狐を見て強いと思っている。そして、お菓子をくれる良い人認定している


第6話

 

 

元帥の一言で始まったバトルロワイヤルが終わってから少しだけ時間が経過してから、

 

「よし、やるか」

 

短く言葉を発してクラウチングスタートの構えをしだした自称狐。

 

「three」

 

「two」

 

「one」

 

「zero、go!」

 

カウントがゼロになったとたんに何処かに向かい走り出した。

着いた場所は、

 

「突撃!元帥の執務室!」

 

元帥の執務室だった。

 

「いきなりなんじゃ? 来るならもう少し静かに来てくれんかのぅ」

 

「暇潰しでちょっくら深夜徘徊するから、そこんとこよろしく」

 

「覚えてたら次からはそうする」

 

「面倒事だけは起こしてくれるなよ?」

 

「善処します」

 

「まあいい、何人かが見回りをしたりや騒いでおる者もおるからな」

 

「へ~そうなんだ。そんじゃ、元帥の許可は貰ってるって答えれば問題はないな」

 

「それはそれはで問題じゃからな?

下手したらお主撃たれるぞ」

 

「フッ、当たらなければどうと言うことはない。撃ってきたら問答無用で」

 

「問答無用でどうするどうするつもりじゃ?」

 

「縛って木にでも吊るしとくか」

 

「お主は儂になにか恨みでもあるのか?」

 

「冗談だよ冗談」

 

「ならいいんじゃがな」

 

「ホントは気絶させた後に、縛り上げて箱に詰めこんで宅配業者を装って部屋に荷物として届けるだけだからなんの問題もないだろ」

 

「問題大有りじゃ、このバカ者が!」

 

「え~なら全体放送で狐面注意報でも出せばいいじゃん」

 

「ハァー(コヤツと話しとると頭が痛くて敵わんわい)」

 

「そんじゃ、放送よろしく」

 

自称狐は最後にそう言い残して執務室から出ていった。

 

「被害が出る前に全体に通告しなければな」

 

 

 

『全員今からする忠告を聞き逃さずに聞くように』

 

ザワザワ ザワザワ

 

チュウコクッテナンダロ ナニカアッタノカナ?

 

『狐面を被り錫杖を鳴らしとる者を見ても絶対にコチラからは何があっても攻撃はしないように』

 

『もしも、攻撃をしてしまった場合は恥ずかしい思いや酷い目に合うことになるからな。間違っても攻撃はしないように、以上で忠告は終わりじゃ』

 

ザワザワ ザワザワ

 

キツネメンッテモシカシテアノウワサノ?

 

シャクジョウヲナラシテルッテイッテタシタブンウワサノキツネメンデアッテルトオモウヨ

 

フッ ウワサガホントウナラバテアワセネガイタイモノダ

 

 

 

「うわぁ~、なに言っちゃってんのかな~元帥は、コレを聞いて攻撃を仕掛けてくるヤツって戦闘狂の類いが殆んどじゃね~かよ~」

 

「特にフフ怖とかビック7が待ち構えてるパティーンじゃね~か。一々倒すのメンドウなんだけどな~」

 

「ハァー(覚悟決めて行きますか~)」

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

イマナニカキコエナカッタ? エッ?ジョウダンダヨネ

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

ホラマタキコエテキタヨ コワイカラヤメテー

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

ム? コッチノホウカラオトガキコエテキタヨウナ

 

「(ヤバイな。どうやら出会いたくない人が此方に向かってきてるみたいだな~)」

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

ミツケタゾ! キツネメン!

 

「(狐面って、もうちょっとマシな呼び方はなかったのか?)」

 

「さぁ、私と戦って貰うぞ狐面」

 

「………」

 

『ちょっと黙ろうかながもん』

 

「なっ、誰がながもんだ!」

 

「………」

 

『お前m(^Д^)9mプギャー』

 

「貴様相当死にたいらしいな」

 

そう言い長門は艤装を展開した。

 

「(ちょっとフザケ過ぎたかな? それよりも、こんなところで暴れたら元帥に何を言われるかわかったもんじゃないからし。急いで逃げないとな)」

 

「逃がすか!」

 

元帥に怒られない為に逃げ始める自称狐と、それを追いかける長門。

 

シャラーンシャラーンシャラーン。

 

自称狐が走る度に、錫杖が鳴り響いていた。

 

「(取り敢えずグラウンドに行けば砲撃してきても被害は少なくできるはずだ)」

 

「待て!」

 

どうやら、グラウンドに行く事にしたらしい。

 

「(到着~)」

 

「やっと諦めたか?」

 

「………」

 

『諦めたらそこで試合終了ですよ』

 

「それもそうだな。だが、今ここで貴様の人生をこの戦艦長門が終了させてやろう」

 

「………」

 

『やれるもんならやってみな』

 

『ホラщ(゚д゚щ)カモーン щ(゚д゚щ)カモーン』

 

紙に文字を書いて長門を煽り始める自称狐。

 

「貴様はどこまで私をコケにするつもりだ!!」

 

長門はそう叫びながら主砲をブッパなした。

 

「(ちょっと煽りすぎたかな?)」

 

紙に何かを書きながら長門の放った砲弾を避ける狐面。

 

『当たらなければどうと言うことはない!』

 

「貴様~、これならばどうだ!」

 

そう言って接近する長門。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

避ける度に、錫杖が鳴っている。

 

「………」

 

そして、パンチによるラッシュを繰り広げているが余裕で全部避けられている。

 

『貴様の力はその程度か?』

 

「グッ、ナメるなーーー!」

 

シャラーンシャラーンシャラーンシャラーンシャラーン。

 

「………」

 

さらに激しいオラオラの効果音が付きそうなパンチのラッシュを繰り広げるも余裕を持って全てかわされている。

 

『お前の力はヤハリその程度か』

 

『次は此方の番だ』

 

そう紙に書いたのを長門に見せた直ぐ後に長門に接近しながらも紙に何かを書いている。

 

「………」

 

「………」

 

『俺のこの手が光って唸る!』

 

『お前を倒せと光輝き叫ぶ!』

 

(注意、実際には光ってません)

 

接近して、長門の頭を掴み上げた。

 

「なにっ!?」

 

『シャァァァ~~~イニングゥフィンガァァァァ~~~!!!!!』

 

『ヒートォ エンドォッ!』

 

そんな事を書いた紙を丁寧に一枚づつ長門に見せながら掴んだ状態から思いっきりぶん投げた。投げられた長門は、暫く地面を転がって、起き上がる事なく倒れていた。

 

その様子を離れたところから見ていた人達はまさか長門が片腕で頭を掴んで持ち上げら、そのままぶん投げられるとは欠片も思っていなかったせいで硬直している。そして、そこにいる人達が思ったことは、

 

「「「「「(アイツなんなんだ? アイツってもしかして未来から来たサイボーグか何かか?)」」」」」

 

「………」

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

長門をぶん投げた人物は錫杖を鳴らしながら長門に近づき何処からともなく取り出した縄で縛り上げて、

 

「………」

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

何処かに引き摺って行った。

 

 

一方その様子を見ていた人達は、

 

「ヤバイぞ、長門が連れ去られた!?」

 

「こういった場合ってどうすればいいんですか?!」

 

「長門さんを助けに行かないと!?」

 

「いやいや、あれは私達じゃ勝てないから」

 

あまりの事態に慌ててた。

 

 

 

そして、長門を縄で縛って連れ去った方はと言うと、

 

 

 

 

「………」

 

無言で扉をノックしていた。

 

イマアケルカラチョットマッテクダサイー

 

「………」

 

「何方ですかー」

 

『ドーモ、コンバンハ。

明石=サン』

 

『狐面=デス』

 

「……え?」

 

「………」

 

『今ドックって空いてる?』

 

「はい、空いてますが、どうかしたんですか?」

 

「………」

 

『なら、これ入渠させといて』

 

長門放り投げ。

 

「え? ちょっ、長門さん!? 一体何があったんですか?!」

 

「………(先に元帥に報告してくるか~)」

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

シャラーン……シャラーン……シャラーン……。

 

 

元帥に報告した結果、物凄い剣幕で怒られた。

 

 

 

狐面を付けたまま部屋に戻ったら、何故か居た潜水艦娘3人組が姿を見た瞬間に涙目になりながら投げつけてくる魚雷を全力で回避しつつ人目のないところで狐面を外してからもう一度部屋に戻ったらまた来たと勘違いされ魚雷を投げつけられかけたのであった。

 

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