オリ主=自称狐 趣味は菓子作り
元帥=自称狐が負けることを期待して二度に渡るバトルロワイヤルを開催するも失敗に終わる
長門=二度に渡るバトルロワイヤルで自称狐に負けたことにより二連敗中
天龍=長門と同じくバトルロワイヤルで自称狐に二連敗している
日向=上に同じ
ゴーヤ=最近は突っ込み役になりかけている
イク=別名歩く18禁 ゴーヤと同じく突っ込み役になりかけている
ユー=自称狐の数少ない癒し
色々とあったが、出発の日を迎えた今日は元帥に階級を言い渡されていた。
「お主の階級についてなんじゃが、新米提督達と同じ少佐からのスタートになる」
「りょ~解」
「そして、一応元帥の権限で、元帥直属完全独立部隊隊長にお主を任命する」
「HA? なにそれ?」
「どうせお主のことだから問題を起こしまくるじゃろうからな。その対策の一つじゃよ」
「すいませんね問題児で。
で? 部隊長ってことは部下とかがいるわけか?」
「いや、お主だけじゃ」
「なら別に隊長の肩書きいらなくね? 普通に元帥直属完全独立部隊だけで良いような気がするんだが」
「部下はお主が見込みありと見たものをスカウトしていけばよい」
「そんな適当でいいのかよ」
「いいんじゃよ。どうせお主は部下とか必要などないじゃろうからな」
「確かにそうだけどさ~」
「他に質問等がないのならこの話は終わりじゃ」
「元帥直属完全独立部隊の具体的な階級って一体ドンくらいな訳」
「階級は、元帥未満大将以上じゃ。
そして、もしも部下を持つことになった場合は基本的にはその部下は大佐クラスの権限を持つことになる」
「………職権乱用だ~。
そして実際の階級は少佐なのに元帥権限で最早少佐じゃないとかなんてチート?」
「お主が問題をお越しさえしなければな態々こんな階級など用意せずに済んでおるんじゃがな」
「アハハハ~」
「笑って誤魔化すな、他に質問はないな? ないならば次の話をするぞ」
「ないよ~」
「噂になっとる狐面の正体をお主だということを全鎮守府に通達したからな」
「マジで?」
「マジじゃ」
「ヤバイな、何処ぞのパパラッチに追いかけ回される未来が見えるんだけど」
「そこは頑張れとしか言えんのぅ」
「あ~と、ラバウル基地に青葉っていないよな?」
「ちょっと待っとれ今確認するから」
「………」
「………」
ラバウル基地についての書類を元帥が確認し終えるのを無言で待つ狐。
「フム、いないみたいじゃな」
「よかった~」
「そして、お主にはいまから口座を作って貰う」
「え~、それって今やらなきゃいけないことなのか?」
「お主のことじゃからいまの内に作っとかんとコレから先いつ作るかわかったもんじゃないからのぅ」
「メンドイナ~」
「さっさと書類を書き込んでいかんか」
そう言いながら書類を狐に渡す。
「わかりましたよ」
狐は渡された書類を記入していく。
「書き終わりましたよ」
「フム、どうやら不備はないようじゃな。
通帳等については後日郵送するからの」
「りょ~解しましたよ。
ところでもう行っても良いか」
「ああ、いいぞ」
執務室から出ていった。
「さ~てと、荷物持ってさっさと埠頭まで行きますかね~」
「で? なんでこんなにも人がいるんだ?」
「いやなに、リベンジをしようと思ってな」
「ああ、そうだぜ。
勝ち逃げなんてさせると思うなよ?」
「メンドクセ~。
んじゃ、本気で行くから覚悟しとけよ」
「そうか、ならばこちらも遠慮なくやらせて貰うぞ!」
「行くぜオイ!」
そう言って走り出す長門と天龍。
「踏み込みが甘い!」
だが、アッサリと頭を掴まれた。
「「なっ!?」」
当然の如く掴まれた二人は驚いている。
「ちょっとバカシ、吹っ飛べや!」
驚いているのを無視して二人をぶん投げる狐。
「流派東方不敗は」
「王者の風よ」
「全新、系裂」
「天破挟乱」
「見よ、東方は赤く、燃えている!」
ぶん投げた後にいきなり某人外認定されている人の台詞とポーズを決め出した。
「「「(え? いきなりなにやってんのこの人)」」」←大人達
「「「(カ、カッコいい)」」」←若干中二病
「「「(今度の遊びで皆とやろう)」」」←子供達
「よし、行くか」
投げ飛ばされた二人は何処かに引き摺られて行く様子だ。
「あれ? 今日出発でしたよね? どうしたんですかこんなところで?」
「コレ入渠させといて」
工廠の扉をノックして、出てきた明石に二人を押し付けた。
「また、この二人が勝負を挑んで貴方に返り討ちにあったんですね」
「よくわかったな」
「流石にもあんなバトルロワイヤルを二回もみればなんとなく察しがつきますよ」
「長門さんと天龍さんは負けず嫌いですから」
「アハハハ~、それもそうだな。
そんじゃ、その二人は任せたぞ~」
「はい、任せてください」
「そんじゃ、今度こそ行くか~」
「「「はい」」」
~~~移動中~~~
「船旅って結構暇だったな~」
「着いたの」
「着いたでち」
「着きました」
「着いたは良いけどさらどうすればいいわけだ?」
「迎えが来ると思うのね」
「それなら狐面でもつけて、迎えに来たヤツを驚かしてみるか」
「クックックッ」
「悪い顔をしてるでち」
「……?」
どうやらユーは、わかっていないようだ。
さてさて、このドッキリの餌食になるのは一体誰になるのでしょうか。
一方 艦娘の方はと言うと、狐が鎮守府に到着する前まで遡る。
「執務室のお掃除終わりました」
「新しい司令官はどういう人なんだろう? 届けられた資料には何故か名前が書いてなくて 元帥直属完全独立部隊隊長ってことくらいしか書いてありませんでしたし」
「あれ? 元帥直属の部隊でそれも隊長ってことはもしかしてここの司令官になる人って凄く偉い人ってことになるのかな」
「………」
「どうしよう、緊張してきちゃった」
「吹雪ちゃん、そろそろ埠頭まで迎えに行かないとダメっぽい」
「え、もうそんな時間?」
そう言いながら時計を確認する吹雪。
「それじゃあ行ってくるね夕立ちゃん」
「行ってらっしゃっいっぽい」
IN埠頭
「(暇だな~、早く迎え来ないかな)」
「「「暇です/でち/なの」」」
「………」
『そうだな』
「紙に文字を書かずに普通に喋ろうでち」
「………」
『狐面つけてると喋れないから仕方ないじゃん』
狐はゴーヤのツッコミに対しても、紙に文字を書いて答える。
「なら、外せばいいのね」
「………」
『いつ迎えが来るかわかんないのに外せる訳ないじゃん』
狐達がそんなやり取りをしていると、誰かが走ってくる音が聞こえてきた。
「………」
『どうやら誰か来たみたいだな』
「ホントでち」
そんなやり取りをしながら、白い狐面をつけながら海を眺め始める狐。
「(海を眺めてるあの人が新しい司令官なのかな? 後ろ向いてるから顔は見えないけど報告書に書いてあった艦娘を連れてるし合ってるはずだよね?)」
「あのー、新しい司令官ですか?」
声を掛けられた人物はゆっくりと声のした方を見た。
「………」
「……!?」
声を掛けた人物はまさか、お面を被ってるとは思っていなかったらしく驚いていた。
「(流石にも初対面でこれは驚くのね)」
「(これは普通に驚くでち)」
「(ドッキリ成功)」
そんなことを思いながら狐面を外す狐。
「初めまして、新しくここの提督になった狐だ。そして、そこにいるのが」
「伊58、ゴーヤでち」
「伊19、イクなの」
「U―511、ユーです」
「え? あ、はい!
特型一番艦吹雪です、司令官」
「そんじゃ、ま。
持ってきた荷物をどうにかしたいし案内してくれるか」
「はい! 着いてきてください」
「ここが司令官のお部屋になります」
「へぇ~、そうなんだ」
「そして、ここが艦娘の寮です」
「「「デカイです/でち/のね」」」
「そんじゃ、俺は執務室で元帥に貰った初めての提督マニュアル本読んでるから何かあったら執務室に来いよ~」
「ってな訳で、後のことは任せたぞ吹雪」
「はい、わかりました司令官」
「部屋に案内するので着いてきてください」
「「「はいです/でち/なの」」」
「ここが部屋になります。
あ、今日は食堂で歓迎会をするので18時頃に迎えに行くので執務室で司令官と待ってて下さい」
「「わかったのね/でち」」
「はいです」
一方執務室に向かった自称狐改め提督は、
「おすわり」
「ぽい」
「お手」
「ぽい」
「おかわり」
「ぽい」
「待て」
「ぽい」
「よし」
お菓子を手渡していた。
「ぽい~♪」
………なんか餌付けしてた。
何故そうなったのかと言うと、
提督執務室到着。
↓
執務室に入る。
↓
イヌみたいな艦娘が居た。
↓
菓子をちらつかせてみる。
↓
反応が面白かったから餌付けしてみる。
↓
そして、いまに至る。
「さ~てと、ところでお前だれ?」
「夕立っぽい」
「………イヌ?」
「夕立はイヌじゃないっぽい」
「何か反応がイヌっぽいんだけどな~」
「夕立はイヌじゃなくて艦娘っぽい。
それよりも、お兄さんは誰?」
「俺? 俺は新しく提督になった狐だよ」
「新しい提督さんっぽい?」
「yes」
「今度の提督さんは良い人っぽい?」
「前の提督ってどんなヤツだったんだよ?」
「前の提督は夕立達と全然遊んでくれなかったっぽい」
「あ~っと、そうなんだ」
そう言いながらイゲフンゲフン……夕立の頭を撫で始めた。
「ぽい~♪」
撫でられてる方は気持ち良さそうにしてる。
「(ヤッパリ反応がイヌだな)」
頭を撫でている方は心の中で完全にイヌ扱いしているのであった。