オリ主=自称狐 階級少佐 ラバウルの提督
元帥=苦労人 長門達の直談判に条件を付けて許可を出している
長門=元帥の秘書艦
ゴーヤ=突っ込み役 転属願を出そうか悩んでいる
イク=歩く18禁 突っ込み役
ユー=自称狐の癒し
夕立=本人は否定しているが自称狐にはイヌとして認識されている
これは歓迎会から約1週間が過ぎたある日のこと。
「これで完成だ」
「提督、なんだこの三角頭の人(?)は」
「………」デデンデンデデン
「識別名称は量産型三角サマー。
暇だったから造り上げた警備兵」
「この量産型の戦闘力は、武器を装備してなくとも戦艦級と一対一で戦える強さを持っている。プロトタイプの場合は、戦艦級を最大で三人まで相手取れる」
「そうか。
ところでそのプロトタイプは一体何処にあるんだ? 見た限りだと量産型が1体あるだけにしか見えないんだが?」
「プロトタイプは専用の武器と説明書を付けて元帥に送った」
「………元帥も災難だな。
一応聞くが専用武器とは一体どういった物なんだ?」
「ホントはモーニングスターや鎖鎌を専用武器にしようとしたんだけどムリだったから、相手を斬ったり削ったり出来るようなノコギリ状の刃をつけた大剣に変えたんだよな~」
「この量産型にも同じ武器を装備するのか?」
「コイツはプロトタイプよりも能力値が下だから他の武器を装備させるかなにも装備しないか悩んでんだよな~」
「………武器が無くとも戦艦と一対一でも戦えるのに武器は必要なのか?」
「………なら、武器無しでいっか」
「それよりも提督。
仕事は終わっているのか?」
「終わらせたからこうやって色々と作ったり改造したりしてるんだろ?」
「それもそうか」
「それよりもお前こそなにしてんだ?」
「私か?
私は提督の姿がなにかしているようだったから様子を見に来ただけだ」
「そっか。
ちょっとばかしこの駆逐艦でもえるように魔改造した20.3㎝砲を試してみる気はないか?」
「止めておこう。
良くわからないが、提督が改造した武器等は絶対に使わない方が身のためだと言われてるからな」
「………まぁ、いいや。
一先ず量産型三角サマーを起動させて、鎮守府の入口の門番させるか」
「それでは提督。
私はこれで失礼するとしよう」
「ああ、じゃあな菊月」
「相手を殺さないように設定をしてっと。これで後は、鎮守府の入口で門番をするように設定したしこれで最終設定は終わったな」
「(さ~てと、今日やることは全部終わったしどうすっかな~。取りま浜辺でも行ってみるか)」
菊月と別れた後浜辺に行くことにした狐。
IN浜辺
ザザァァァーン ザザァァァーン
「………」
「……………」
「………なんで艦娘が流れ着いてんだ?」
「………一先ずコイツら医務室にでも運んで、目を覚ましたら何があったか聞けばいっか」
流れ着いていた艦娘達を医務室に運ぶことにした狐。
自称狐が流れ着いていた艦娘達を医務室に運んだ数時間後。
「…ん……う…」
「……ここは?」
起きたら知らない場所に居ることに疑問に思って呟いていたら、肩を叩かれた。
「……?」
「……!?」
叩かれた方を見てみると、狐面をつけた人物がイスに座って紙になにか書き込んでいた。
「………」
なにかを書き込んでいた紙を見せてきた。
『いきなりですが、貴女は死にました』
『そして、私は今回貴女の水先案内人をすることになりました狐です』
「ちょっと待って! 水先案内人って狐なの?!」
紙に書かれている文字を見た艦娘は、ついツッコミをいれてしまった。
「………」
『いまなら
『私で不服があるのならば今からチェンジしますが?』
「あ、いえ、結構です」
「………」
「………」
『貴女は死んでます』
『私は貴女の水先案内人の狐』
『ここは生と死の狭間』
『ここまではok ? 』
「ええ、なんとなく理解はできたわ」
「………」
『それでは、貴女の所属していた鎮守府の名前とその鎮守府がブラックかホワイトか』
『そして、貴女の名前を答えて下さい』
「………水先案内人ならそこら辺のこと把握してるもんじゃないの?」
「………」
『すいませんね』
『ナニブンまだ配属されてから日が浅いもんで』
「そ、そうなんだ(水先案内人って配属制なの?)」
「………」
『それよりも早く質問に答えてくれませんか』
「それもそうね」
「私の所属していた第76鎮守府はブラックよ。そして、名前は曙よ。お相撲さんじゃないわよ」
「………」
『質問にご協力頂きありがたくおもいます』
狐面を被ってる人物は頭を下げた。
「どういたしまして?」
『つきましては貴女にこの言葉を送らせて頂きます』
「なに?」
「………」
『実際には貴女は死んでません』
『騙されてやんのm(^Д^)9mプギャー』
「……え?」
「………」
『ねぇ、死んだと思っていたら実際は生きてたのを知った今はどんな気持ち?』
『ねぇねぇ、どんな気持ち? 騙された感想は?』
ブチッ
「………」
紙に書かれている文字を読んだ曙は下を向いて小刻みに震えている。
「………」
『いきなり俯いてどうした?』
『腹でも減ったのか?』
「……ろ…す」
「……?」
「水先案内人だか、狐だか知らないけど」
「クソ狐、アンタだけはブッ殺す!」
怒りながら拳を振りかざすも呆気なく受け止められて終わっていった。
狐面外し。
「やれやれだぜ。その程度の力で俺に勝てると本気で思ってるのか?」
「なんなのよアンタは」
「俺? 俺はここラバウルで1週間前から提督をしてる狐少佐だ」
「あ、ついでに曙達は俺の権限でここの配属にするつもりでいるからから今日からよろしく♪」
「ハァ!? どういうことよそれ!」
「少佐のアンタにそんな権限がある訳ないのになんで勝手に決められなきゃイケナイのよ!」
「ハァ~、どうせ、お前らのいた鎮守府じゃ今ごろ轟沈扱いになってる頃だと思うぞ?」
「どっちにしろ元居たブラック鎮守府になんかに戻る気なんかこれっぽちもないだろ」
「それは…そう…だけど」
「はいはい、一先ずこの話は残りの寝とる奴等が起きたらどうすっか相談して決めろ」
「決まったら今日はもう遅いから明日にでも執務室にでも来て答えろ。場所がわかんなかったら適当なヤツにでも案内してもらえ」
「あ、そうそう。
1つ言い忘れてた」
「なによ、クソ狐」
「肩書きも含めた実際の階級は、元帥直属完全独立部隊隊長狐少佐だからな~」
「え? ちょっと待ってそれってどういう──」
曙がなにか言っていたが、そんなこと知らんとばかりに扉を閉める狐。
「最後の最後に爆弾落とすのって面白いな~
曙はからかいがいがありそうでこれからが楽しみだねぇ~」
「さ~てと、それよりもアイツらは素直に配属を受け入れるか、受け入れずに逃げ出すのか見物だね~」
そんなことを呟きながら流れ着いた艦娘達がどういった選択をするのか楽しみにしながら執務室を目指して歩き出す狐であった。
量産型三角サマーの活躍予定は今のところありません
なお、プロトタイプの方は元帥の所の戦闘狂相手に頑張ってます