やっと毛布を出して寒さに備える準備をしました。
ヒーターはお陀仏になったので買い換えなければ...
それでは、どうぞ!
「あれ?そういえば、今日はリオの姿みてないな。誰か知らないか?」
「ん、リオならレマンに行ってる。リオが昨日の夜そう言ってた。」
朝、既に食卓に用意されていた若干冷めた朝食を頬張りながらリィンは普段誰よりも早く起きているはずの級友の姿が見えないことに気がつく。
それに反応したのはフィーである。
昨晩、勉強を教えてもらっていたときに聞いたらしい。
「レマンって、あのレマンか?遊撃士協会の本部がある。あの?」
「んー、そうだと思う。そこ以外にレマンなんて地名知らないし。」
「はぃはぃ、アンタら人のプライベートをあんまり詮索するもんじゃ無いわよ。リオならアンタらの思ってる通りレマン自治州に旅行中よ。そんな事より早く教室に行く!後30分も無いわよ?」
髪を結びながら階段を降りてきたサラに注意されて、改めて周囲を見渡すと既に他の級友の姿は無く時計も登校時刻の30分前を示していた。
そのことに焦りを覚え、食パンを口の中へ放り込み、コーンポタージュで流し込んだ2人は、必要なものを持つとダッシュで第三学生寮を後にした。
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「皆は明日何するか決めたか?」
放課後、全ての授業が終わり、これから下校するために面々が準備をしていると唐突にリィンがそんなことを聞いてきた。
その言葉に反応した面々はみな
「俺は、美術部の見学に行く予定だが...」
「僕も、気になる部活があるから見に行く予定かなー」
「おや、そなたらも部活見学か。奇遇だな、私も部活見学に行く予定だ。」
と、このような具合に部活見学に行く予定らしい。
そんな中、唯一カノンだけは押し黙ってしまう。
そこに助け舟を出したのはⅦ組の中でも正義感やそっち方面に対する意識が強いラウラだった。
「カノン、そなた何も予定がないなら私と一緒に水泳部の見学に行かぬか?何か部活に入る方が学院生活も有意義に過ごせるだろう。」
「ムリムリムリムリ!ラウラ、ごめん!実は私カナヅチなんだ...ほんと、さっぱり泳げなくて...だから、誘ってくれたのは有難いけどごめん!」
顔の前で大きく手を振りさらに首を横に振ることで全力で拒否するカノンの姿にラウラは一歩後ずさる。
「む...そ、そうか。無理ならば仕方ないな。私も無理強いはしない。しかし、何も部活に入らないのはやはり退屈だろう。ふむ...確かこの学院には射撃部という物もあったはずだ。お主の得物は銃だし丁度良いのではないか?」
それでも何とかしようとするラウラは暫く考えた後、射撃部なるものを紹介する。
「あ!それいいかもね!ラウラありがとう!」
その案を今度は快諾したカノンは足早に教室をあとにした。
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「わあ!いらっしゃい!君は確か...カノンちゃん、だったよね?!」
翌日、射撃部の見学の為にギナジウムの地下の射撃演習場に向かい、そこの鉄出てきた分厚い扉を開けるとぶつかるような勢いで下から何かが向かってきて、そして今にもぶつかるという所で空中に浮遊した。
「おい、レイラ、いきなり新入生に飛びついてどうする。その遠慮ねぇの直さねぇとド頭ぶち抜くぞ。...あぁ、カノンだっけか?ごめんな、こいつどーもフレンドリー過ぎる一面があってなぁ、しかもこの部には部員がいないことも相まってかこの所新入生来る度にこーなんだわ。」
その言葉の先を見上げるとそこにはガイウスよりも更に高い2アージュ以上ある高身長の青年とその青年に襟首を捕まれ今にも窒息しそうになっている小柄な少女の姿があった。
「んじゃ、こいつも大人しくなったところで改めて自己紹介するわ。俺はザイル・ヘイリア。一応この部の副部長をやらせてもらってる。まあ、気軽にザイルとでも呼んでくれればいいよ。んで、こっちのチンマイ阿呆が...っとドウドウそう暴れんなって。」
首に防音用の耳当てを掛け、制服の胸ポケットにサングラスを入れている赤髪の青年は気だるそうにしながらもしっかりとレイラと呼ばれた少女の手網を握っている。
「もう!ザイル!だれがチンマイよ!...っとぉ、ごめんねカノンちゃん。私はレイラ・アルタイル。この部の部長だよ。ちなみに、このガリノッポとは幼馴染だったりします。」
最後に行くにつれて顔が綻びだしたレイラと名乗った少女はザイルとは反対にとても小さく、身長は1.4アージュ程しかない。
また、彼女も同様に耳当てとサングラスを常備している。
そして、目をよく凝らすとザイルのブレザーの襟とレイラの髪にはは同じピンがしてある。
つまり、とそこまでカノンが考えたところで演習場の置くから強烈な爆発音がして一同が驚く。
「ったく!そこのバカップルは何やってんですか!イチャイチャする暇があったら早くこっちに戻ってこい!」
奥の演習場から怒鳴り声が聞こえ、そちらを目にすると狙撃銃を担いだショートカットの少女が声を張り上げて文句を言っていた。
「はぁ...ごめんねカノンちゃん。このバカップルは暇さえあればイチャイチャイチャイチャするだよ...ほんと、困ったもんだよ。あ、私はカラット・グレイス。このバカップル2人組の手網係的な立ち位置だよ。よろしくね。」
ジト目でザイルとレイラを睨みつけたカラットは溜息を吐いた後カノンに手を差し出す。
「は、はぁ...なんとも濃い部活ですね...」
ほんの数分の間に起こった一連の流れに若干戸惑いつつも差し出された手を握り返したカノンはカラットに案内されるままに演習場の奥に向かう。
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演習場に着いたカノンはその大きさに息を呑むことになる。
そこには大小様々な的や動く的、他にも暗室や風が吹いている部屋など様々な条件に合わせた演習施設が揃っていた。
「さて、と。それじゃあ、ちょっとした見世物でもしようか。カノンちゃん、準備はいい?それと、そこの2人もいい加減準備して。」
拳骨を1発ずつ食らったレイラとザイルはカラットの額に浮かんだ血管を見逃さず、セコセコと準備をする。そして3人の手には同式の拳銃が握られていた。
「それじゃ、始め!」
カラットの掛け声とともに、目の前の最も大きな演習場に的が一斉に起き上がり動き出す。
それを3人は次々と撃ち抜いていく。
更には遮蔽物に隠れた的を跳弾を利用して撃ち抜き、飛行する的を3枚同時抜きするなど、見世物にしては凄すぎる見世物を見せられる。
その後は、暴風雨の中を想定した施設で100アージュ先の的の頭を拳銃撃ち抜くシーンをザイルが、人口雪が吹雪いている中150アージュ先の煙草の先端を撃ち抜くシーンをレイラが、特殊なフリスビーをアサルトライフルで撃ち、常に滞空させてそれを撃ち続けるというシーンをカラットが見せ、更にカノンを驚愕させた。
「ふぅ...まあ、こんなものかな。今のところ部員は私達3人だし、演習施設には空きがたっぷりあるから今入ればそれを使い放題だよ。それに、私たち3人が優しくレクチャーしてあげるという特典付き。どうするカノンちゃん?別に入りたくなければ断ってくれていいからね?」
地面に落ちた空薬莢を集め、一箇所に集めたレイラは先程とは一変して落ち着き払った様子でカノンにたずねる。
「もちろん、入部させてもらいます!というか、入部させてください!」
カノンは断ることなく即決で入ることを決定した。
そして、それに歓喜してまたレイラがはしゃぎ、ザイルが止めて、カラットが拳骨を御見舞したのは言うまでもない。
はい、相変わらずの駄文です
一体いつになったらまともな文が書けるのやら...
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、また次回お会いしましょう。