Fate/kaleid liner エドモン☆ダンテス   作:雛宮メリー

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3話 今日も今日とてぼっち…ん?視線?

さて、昨夜で分かったと思うが散らばったカードの基準は監獄塔イベの敵サーヴァントだ。そして今夜の敵はフェルグスの叔父貴である。

というかこっから先の敵はヤバすぎて逆に笑えてきた。

あのイベントでの割り振りは

嫉妬 ファントム(アサシン)

色欲 フェルグス(セイバー)

怠惰 ジル(キャスター)

憤怒 ジャンヌ(ルーラー)あるいはジル(セイバー)

暴食 カリギュラ(バーサーカー)

強欲 天草(ルーラー)

傲慢 メルセデス(ナイチンゲール)あるいはエドモン(アヴェンジャー)

特に6戦目のとかヤバいを通り越してもはやヤヴァイ。

ダブルーラーを一人でとなると勝てる未来が見えない。

りゅみのじて・ねるねるねるねとツインアーム・チョコクランチのコンボとかシャレにならない。

まぁ、何とかして対策さえ立てて、どうにか出来れば良いのだが。

神様マニュアルを脳内でめくり流し読みしつつ……ん?

 

「………何?」

 

今回の出現地点が妙だ。

これは対策を立てる必要があるな……。

考え込んでいるとチャイムが鳴った。

イリヤスフィールは机に突っ伏している。昨夜は初戦だったはずだ。

ならば今日は……

 

「美遊・エーデルフェルトです」

「はーい、みんな仲良くしてあげてねー」

 

第2の魔法少女、美遊・エーデルフェルトが転校してくる日だな。

 

ーーー

 

さて、物語の展開通り彼女ーー美遊はイリヤスフィールの後ろの席になり、休み時間である今はよくある《転校生への質問タイム》に移行している。

喧しくも普通の(・・・)学校ならよくある風景だろう。

俺も自分の席からその様子を少し探った。

 

「少し、うるさいね」

 

丁度、美遊の一言によって教室中の空気が凍り付いていた。

おぅふ、分かっていたとは言え取りつくシマもねぇですな。

その後も美遊は次々と授業でみんなの度肝を抜き(ちなみに算数どころか数学レベルのアレは俺にも分かった。ドヤァ)、1日が終わる頃には彼女に近づく生徒はほぼいなくなっていた。

さて、美遊のことは今後の成り行きに任せて今日は俺も家に帰って今夜の対策を……ん?

 

「何だ…?」

 

ふと視線を感じた。

振り返ると美遊がこちらを見ていた。

 

「何ですか、エーデルフェルトさん?」

「別に」

 

ふい、と顔を背けそのまま帰って行った。……何だったんだ、今の?

 

ーーー

 

周囲に誰もいないことを確認するとわたしは小声で呟く。

 

「サファイア」

「美遊様。やはり(・・・)先ほどの彼からとても微弱ながら魔力らしき反応がありました」

 

今日一日、わたしに向けていた苦笑いのような、それでいて見守るような視線の主。

そしてその金の瞳はどこか奇妙な違和感を感じた。

彼……名前は、そう確か。

 

「岸波、重戸」




重戸、美遊見過ぎて警戒心を持たれる。
重戸「違うから!そーゆー意味で見てたわけじゃないから!」
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