Fate/kaleid liner エドモン☆ダンテス   作:雛宮メリー

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今回はタイトル通りです。



7話 説明はご都合主義で片付ける

「連日だけど転校生を紹介するよー」

「き、岸波 芽瑠子(きしなみ めるこ)です。

エドさ……エド君とは従兄妹です。

皆さん、よろしくお願いしますっ」

「芽瑠子ちゃんはホントは昨日転校してくる予定だったんだけど飛行機のトラブルで一日遅れちゃったんだって。みんな、仲良くするよーに」

 

次の日、5年1組にメル子が転校してきた。

どうやったのかは俺も知らない。

というのも、メル子を拾って来たその日にちょっとした奇妙な物語(ご都合主義)があったからだ。

 

ーーー

 

家に到着しました。

 

「姉ちゃん、ただいまー」

「……おかえり」

「ちょっといいかな?」

「?」

「帰り道にさ、ちょっとワケありで女の子拾ってきたんだけど……」

「……誘拐?」

「違う」

 

うーむ、どう説明するものかと考えているとメル子がひょこっとこちらの様子を伺った。

 

「あ、芽瑠子ちゃん」

「「え?」」

 

どう言うことだ?

 

「姉ちゃん、どうしてこの子の名前を?」

「……?芽瑠子ちゃんは私たちの従兄妹でしょ?」

「「HA?」」

 

わけがわからないよ。

 

ーーー

 

2時間後、俺は自室のベッドの上に転がりながら神様マニュアルを読んでいた。

神様マニュアルの更新されたページによると深刻なエラーが発生したらしくメル子の存在は奇妙なカタチで世界に定着したらしい。

 

『彼女の存在は完全なイレギュラーです。世界の方が何の因果かメル子さんの存在を誤認識して(中略)ともかくいつものご都合主義です。

あと重戸さんの御察しの通りメル子さんはバーサーカーのカードを持っていますが、純粋な英霊ではなく何か別のものが混ざって(・・・・)いる様です』

 

長々とマニュアルは綴られていたが要はメル子の存在は都合良く世界に馴染んだようだ。

というか神様でも分からないとかマジか。

あとバーサーカー(クリミアの天使)のカード持ってるのはやっぱり確定なのね。

 

『基本は様子見で大丈夫でしょう。

彼女の記憶が失われているのは本当ですし、今のところ危害を加えてくる可能性は低いです。

ですが重戸さんと同じ様に正史を乱す可能性が無きにしも非ずなので監視をお願いします』

 

ふむ、監視か。いや、本人の行く当ても無いみたいだし幸いにして謎の設定(従兄妹)はしっかりと根付いているからウチで面倒を見るので監視に関しては問題ない。

メル子も既に姉ちゃんとの仲は良好で今はリビングで話し込んでいる。

 

「ま、なるようにしかならないか」

 

その後、追記ページのメル子の設定を眺めつつ、俺は就寝した。

 

ーーー

神様マニュアル

 

メル子の存在設定

 

本名は岸波芽瑠子。10歳。

岸波白野と岸波重戸の従兄妹で、イギリスからの帰国子女。

箱入りのお嬢様なので所々、言動がおかしなことになっている。

本来は美遊と同時に転校してくる手筈だったが、ちょっとしたトラブルで1日ズレた。

 

………ということになっている。

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