纏黒のExtermination of sinners 作:-*Miya*-
今回結構長くなってしまいました。
もしご感想頂けるなら長い方がいいか短い方がいいかご感想下さい。よろしくお願いします。
それでは本編へどうぞ!
第1話「はじまり」
クリスマス
恋人同士はデートし、家族は家で豪華な食事とケーキを食べる。
今日は雪が降り、ホワイトクリスマス、皆々は楽しく過ごしていく……
だが、とある公園。
雪が積もり始め一辺が白に包まれている所に、ブランコに一人黒ずくめの少年が座っていた。その少年の手には黒色の手袋をはめており、その手袋の手首には赤い糸で結ばれた鈴がついている。
彼は、ただブランコに座り俯きながら一切動くことがない。はたから見たら、死んでいるのではないかと思ってしまうぐらい異様な感じを感じてしまう。
?「はぁ~……」
少年のため息は白く出で消える。そのため息を見て、消える息が寂しさを感じてしまう。
?「……死んだ方が…いいのかも……」
そんな言葉を出した途端、頭に激痛が走った。
?「ッ!」
__ザ_ザザッ__ …に……ろ… _ザザ__ ……も…う… _ザッ__
激痛の中、ノイズのようなのが走る。
?「ハァ…ハァ…!」
__ザザッ_ …にげ……ろ…… __ザ_ …も……うか… __
段々痛みが増してきて、昔の記憶が蘇る。
____ 逃げろ! 孟夏ー! ____
____ ミツケタ ____
?「ッ!!!」
バッ バッ
その言葉が耳元で囁かれたかのように聞こえ勢いよく周りを見渡す。
?「…ハァハァ……きの…せい……っか…」
安心したとたん、寒いはずなのに変な汗が出て気持ちが悪い。
?「ハハ…情けない…僕は……何も変われてないなぁ……」
苦笑いするような下手な笑い方をしながら自分のみじめさを笑う。
ポタッ……
?「…え?」
膝に水滴が落ちてきて頬を触ってみると自分が泣いていることにきずく。
?「『死』を考えてしまうといつもこうだなぁ」
溜息混じりにつぶやいてしまう。
拭っても拭っても涙が溢れてくる。悲しみや喜びとゆう感情があるわけでもなくただ涙が流れてゆく。
?「どうして泣いておられるのですか?」
?「ッ!」
不意に背後から声見かけられた。
振り向いて見るとそこにはとても綺麗な女性が立っていた。歳は二十半ばのように見え、綺麗な金髪に祖父母の家にあったドアカバーのような帽子を被っており紫色の中国の道士のような服装をしている。右手にはフリルの付いた傘を差し、左手には扇子で口元を隠している。
綺麗な女性だが祖父母のようなスキのない立ち姿に警戒してしまう。
?「だ、大丈夫…です…」
最低限の受け答えだけする。
?「そうでしたか。泣いておられたので何かあったのかと……__________
口元を扇子で隠しながらクスッと笑いながら言う。どこか信用できないような胡散臭いように見えてくると思っていると。
_____思いましたよ『卯月 孟夏』さん__」
孟夏「ッ!!」
孟夏の名前を言い終わった時の女性の目は細めて笑っているとゆうより心を見透かすように見えた。
?「あ!そういえば自己紹介がまだでしたわね。私の名前は『八雲 紫』と申します。」
わざとらしく思い出したかのように言い扇子を閉じ自己紹介をする。
孟夏「………(なぜ俺の名前を知っている!それに八雲紫という名前なんて知らない!)」
警戒しながら八雲紫という名前、顔をを思い出そうとするが初めて聞く名前、顔だ。
紫「あら?ごあいさつもなしですか?悲しいわぁ」
悲しいと言いながらそで袖を目元にもっていき泣いている振りをしている。ふざけている態度だが、つけ込めるスキが無い。
孟夏(爺ちゃん以上の手練なんて『あいつ』以外見たことは…な…い……)
孟夏「ッ!」
『あいつ』の事を思い出した途端頭に激痛を感じてうずくまってしまう。
孟夏「ハァハァ……またか…こんな時に……このままじゃ!」
うずくまっていると、不意に抱きかかえれれる感覚に落ちる。一瞬自分の体がこわばるが女性特有の甘い香りを感じ重い目を開けるとそこには八雲紫がいた。
紫「大丈夫、安心して。私は貴方の敵じゃないわ。だからゆっくりお休みなさい」
先程の胡散臭さがなくとても優しい顔をしていた。どこか母さんとだぶりながら意識を手放してしまう。
…………………お……な……い………き……か……ん……………
…………………おき…さ……う…きも…か…ん…………
____ 起きなさい!卯月孟夏くん! ____
孟夏「ッ!」
突然大きな声が耳元から聞こえて目を覚ます。目を開けたらそこには八雲紫の顔があった。
紫「やっと起きたわねぇ!こんな寒空の元にか弱い女の子を置いとくなんてどうかとおもうわぁ。それに………_____
プリプリっとゆう擬音が出てくるようなぶりっ子のように怒りそっぽ向きながら口元を扇子で隠し言う。一瞬だがあの優しい顔と胡散臭さが無かったとゆうのに今はまた胡散臭さが出ている。
頭の中が霞かかっていてうまく思考が回らない。だが体に違和感を覚え見渡すと八雲紫が膝枕されている事に気ずく。今すぐ体を起こしたいが動かない。頭は動かせるので周囲を確かめると公園のベンチで横になっていることが分かる。
____ 話を聞いているの!?」
孟夏「は、はい!」
いきなり大きな声で声をかけられたので思わず返事をしてしまう。
紫「もう、ほんとかしら?」
いつの間にか扇子を閉じてこちらを見つめてくる。段々霞がかった頭が回りだしこんな綺麗な女性に膝枕されている事に意識しだし赤面する。
紫「あら?顔が真っ赤よ?大丈夫?」
孟夏「え?あ、だ、大丈夫…です」
赤面していいることを言われさらに赤くなる。
孟夏「す、すいません、今体が動けず起き上がれ無くて……この状態で質問しても…良いですか?」
赤面していたことが恥ずかしくて話をそらす。だが今の現状を言おうとするが申し訳なさで声が小さくなる。
紫「大丈夫ですわぁ。こちらもお話があるので」
話があると言った時の八雲紫の顔はさっきまでの胡散臭さや子供っぽさとは別の真剣な表情に変わった。その表情を見て自分も真剣な表情になる。
孟夏「何故僕の名前を知っていたのですか?」
紫「孟夏くんのお爺様まから話を聞いていたの」
孟夏「そう…だったんですか……どんな話をされてたのですか?」
祖父と知り合いと知り少し元気が無くなり目をつぶる。祖父のことを考えるとあの時のことを考えてしまうから。
紫「そうねぇ……__『能力』__」
孟夏「ッ!」
八雲紫が『能力』と言った瞬間自分の体が強張るのがわかった。体から冷汗が出てくるのがわかる。目を開き八雲紫を見ると何処か寂しげで悲しげな表情をしていた。
紫「貴方のお爺様『卯月陰月』から色々聞いたわ。能力や貴方の家族の事件やいr………____
孟夏(そうだ僕の力のせいで母さんと父さんと妹と爺ちゃんと婆ちゃんは………ッ!)
紫が孟夏の能力や過去の事を話している途中で孟夏は自分の『罪』を思い出し沈んでしまう。不意に頭を撫でられているのに気づくき紫の顔を見上げると優しく微笑んでいた。
紫「大丈夫。貴方のせいじゃないわ」
紫は孟夏の考えている事はわかっているかのように優しく話し掛ける。
孟夏「で、でも……僕の力のせいで………」
孟夏は自分のせいじゃないと言われ戸惑ってしまう。すると紫は孟夏の肩を強く掴み言う。
紫「私は貴方を受け入れるわ!貴方の能力を貴方……いえ孟夏自身を!」
紫は悲しげな顔で力ずよく言う。その言葉に孟夏は何も言えずただ涙が出た。
紫「ッ!し、失礼しましたわ」
紫は我に返り孟夏の肩から手を放しそっぽ向く。そして扇子を開き口を隠す。口を隠しているが頬や耳が微かに赤く見える。するとわざとらしく咳払いをしてこちらに向く。
紫「私の本当の話はね孟夏。貴方に__『幻想郷』__に住んでもらうために来たの。」
この日を境に僕の人生は大きく変化する………___