超次元ゲイムネプテューヌ〜Secret Mission〜   作:絶望危惧種

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投稿遅くなって申し訳ありません!!

そして戦闘シーンまでたどり着けませんでした……本当にごめんなさい。

受験が近いので、こんな事が度々起こるかも知れませんがご了承ください……m(_ _)m

それでは、どうぞ!


第8話「発覚!追跡!そしてペロペロっ!」

――リーンボックス教会――

 

 今、教会は険悪なムードが漂っている。

 

 理由はいたってシンプル。再びユニ様がやって来たのだ。それも、ネプギア様達を連れて。

 

「こんにちは、チカさんはいらっしゃいますか?」

 

「ああ、はい!ど、どうされました?」

 

……ん?チカ様の様子がおかしいのは前からだが、ユニ様の話し方も以前と少し違うような。

 

 

「あ、はじめまして!私、ラステイションのユニです」

 

 あれ?ユニ様はつい先日ここに来たばかりではないか。どうしてはじめましてだなんて言うのだろうか。

 

 

「ああ、は、はじめまして。箱崎チカですわ」

 

 

……っ!?

 ああそうか、そういう事か。今の発言はエサで、今のチカ様の言質を狙っていたのだとしたら。チカ様のおかしな言動や乱心にも説明がつく。

 

「……どうしたの、なんの騒ぎ?」

 

 何も知らないケイブが俺の後ろから顔を出した。

 

「いいから見てて。もうすぐ、全部分かるから」

 

 それだけを伝えて、再び彼女達のやりとりに目を向ける。

 

 

 

「……ボロ出すの早すぎない?」

 

「……ええ、何で気付かなかったのかしら」

 

「それにこの声、もしかして……」

 

 どうやらアイエフとユニ様も勘づいたようだ。どうか、早く茶番を終わらせてくれ。

 

 

「あー、よく考えたら初対面じゃありませんでしたね」

 

「あ、そ、そうでしたわね!さ、最近物忘れがひどくって。アハハハ」

 

「そーよねぇ。コテンパンにぶっ飛ばされた相手のことなんて、都合よく忘れてるわよねぇ」

 

「……んだとォ!?誰がてめぇみたいな糞ガキ忘れるかッ……あっ」

 

 

 これで決まりだ。チカ様……いや、偽物の正体は!

 

「……やっぱりね」「諜報部失格だわ……」「もしかして、下っ端さん?」「下っ端さんですか!?」「あー!!下っ端だーっ!!」「下っ端でしたのね」

 

 

 偽チカ様の正体は、以前リーンボックスで爆破テロを起こし、5pb.のライブを妨害しようとした犯罪組織の一味、そして俺とケイブの因縁の相手……下っ端だった。

 

 

「……ケッ!バレちまったら仕方ねェ!!もうやることは全部済んだしよ!!」

 

「……嘘っ!?あれはチカじゃなくて、あの時のテロリストだったって言うの!?」

 

 驚くのも無理はないだろう。ケイブはタダでさえ他人の機微に疎いのだ。あんな完璧な変装(外見だけだが……)をされたら気付くわけがない。現に、俺も教会の職員も気付かなかったのだから。

 

 

「貴方、チカをどこへ連れて行ったの!?」

 

 ケイブが声を荒げ、下っ端との距離を詰める。

 

「ハッ!教えるわけねェだろ!!あばよーっ!!」

 

 そう吐き捨てて下っ端はものすごいスピードで教会から逃走した。

 

「あーっ!逃げたー!」

 

「皆さん、追いかけましょう!」

 

 ネプギア様達がその後を追う。

 

「絶対に逃がさないわ。カイト、私達も追うわよ!」

 

「おう、行くか!」

 

 俺達も彼女達に続いて教会を飛び出した。

 

 

 

 ✱✱✱✱✱

 

 

 

――アンダーインヴァース――

 

 

「待ちなさい!!今日という今日は逃がさないわよ!!」

 

 

 下っ端を後を追いかけて、アンダーインヴァースまでやって来た。

 

「クソッ!もう追いついて来やがった……なんか、何かねぇか……ッ!!これだ!!」

 

 下っ端は通路に向かって何枚かのディスクを投げた。するとそのディスクから大量のスライヌ達が溢れ出てきた。

 

 

「なっ……!!なんなのよこいつらっ!?」

 

「きゃっ!そ、そんなところ、入っちゃダメェ!!」

 

「アハハハ!く、くすぐったいですぅ!!」

 

 

 こっ……これは……!!

 

 今、俺の目の前に広がっている光景……大量のスライヌ達に、ネプギア様たちが、ペロペロされたり、あらぬことをされている。うん、これ下手すれば規制とか入るレベルだ。

 

 

「あっ、そこはダメ……やめなさい……っ!!」

 

……なっ!?なんちゅうことをっ!!??

 

 ケイブが、顔を赤らめながら身体中に入り込んでくるスライヌ達を振り払おうとしている……しかし、傍から見ればそれは……いやいかんいかん!何をやってんだ俺はっ!!

 

「ケイブから離れろこのスライヌ風情がぁぁぁ!!」

 

「もう怒った!!潰す!!1匹残らず潰す!!」

 

 

 ドカッ!!バキッ!!ボカーン!!ドドドドーンッ!!

 

 俺とアイエフの怒りの鉄拳で、憎きスライヌどもを一掃した。全く、とんでもない奴らだ。

 

「……ふう。スライヌも群れると恐ろしい敵になるのね。ありがとうカイト、助かったわ」

 

……ごめんケイブ。スライヌ達に襲われている姿を楽しんでいた俺がいた事を、許してくれ……

 

 

「絶対に、許さない!!下っ端、覚えときなさいよ!!」

 

 アイエフの恨みの怨嗟が、アンダーインヴァースに響き渡ったのだった。

 

 

 

 ✱✱✱✱✱

 

 

 

――アンダーインヴァース・最深部――

 

 

「……あれは、チカ様っ!!」

 

 下っ端を追い続け、アンダーインヴァースの奥までやってきた俺達は、岩に鎖で縛られたチカ様を発見した。すぐさま彼女の元へ駆け寄る。

 

 

「……チカさんっ!!大丈夫ですか!!」

 

 ネプギア様がチカ様に声をかける。

 

「……あなた達は……、ゴホッゴホッ……!」

 

「チカさん!?しっかりして下さい!」

 

 チカ様の容態はまずい状況の様だ。かなり衰弱している。

 

「……アタクシのことはもういいわ。ああ、最後にお姉様に、会いたかった……ゴホッゴホッ!!」

 

「チカ様!!お気を確かに!!」

 

 まずい、このままではチカ様がっ……!!

 

 

「……はぁ、そんな口が聞けるなら大丈夫そうね」

 

「「えっ」」

 

 この状況下で冷たい言葉を放ったケイブに、俺とネプギア様は間の抜けた声を出してしまう。

 

「大丈夫よ、皆。これはチカのいつもの演技。気にしないで頂戴」

 

「……何よ、もっと乗ってくれてもいいじゃない」

 

 ……マジかよ。なんて人騒がせな。少し、これからのチカ様の見る目が変わりそうだ。

 ケイブにそう言われて、俺たちはホッとする。

 

 

「……けれど、衰弱しているのは確かね。1度教会へ戻りましょ」

 

 アイエフが冷静にそう判断する。確かにその通りだ。これからの対策も練らなければならない。

 

 

「……うぅ、ゴホッゴホッゴホッ!!あぁ、アタクシはもう歩けないわ……」

 

「そう。なら置いていくわ」

 

「……もう、ケイブは連れないわね」

 

 

 チカ様、あなたは…………。

 

 

 

 

 チカ様を助け出せた達成感と、謎の残念な気持ちを胸に、俺達は教会へと戻るのだった……。




次回こそ、戦闘シーンを入れられるように頑張ります。

ご意見、ご感想、アドバイス等、よろしくお願いします!!
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