ハリー・ポッターと留学生 作:原作なくして更新停止中
言い訳タイム
何回か風邪引いたり、花粉で作業効率が落ちたり、友達とステラリスにハマったりしてました。大学の方も、入学早々論文を書かせようとしてくるし、課題も出てるし。まだけっこう残ってるけど、そんなん知ったことかとばかりに投稿(馬鹿)。エタることは無い筈なので、ご容赦ください。
完結までにあと何年かかる事やら。他作品だけど、二次を書いてみたい僕アカの原作の方が先に完結しそう。
今更ながら、書き方の説明。
空白の改行2つは時間などに区切りがあります。場面転換みたいなもの。今のところ、若干の時間経過の表現にしかなってませんがね。空白の改行1つはある程度のセリフの区切り。前書き、後書き、感想返しなどでは配慮してるけど、本編の時には特に深くは考えてない。空白無しの改行は、作者的に読みにくくならないようにしてるだけ。やっぱり深くは考えてない。
良く考えたら恋愛経験皆無な作者。何が言いたいかというと、カップリングを考えて無かった。炎のゴブレット編のダンスパーティどうしよう(´・ω・`)
……何か案があったらよろしくお願いします。原作キャラ及びオリキャラ、どちらでも良いです。オリキャラだったら、新しいキャラを作って日本から呼び出します。
本編前に一言。作者はロンのことが嫌いです。マルフォイの名前を聞いただけで笑った時の表情が気持ち悪い。キャラ的にも鬱陶しい。偶に笑えるけど、それ以上にハーマイオニーを堕とした事が気に食わない。
結論。彼はこの作品では幸せにしない。
という訳で(どんな訳だ)本編開始です!
飛行訓練を終えた日の晩、大声で騒ぐハリーとロンの近くに座っていたハーマイオニーは、彼等の会話を嫌でも聞かされていた。前例があるとはいえ、原則を権力で捻じ曲げてクィディッチの選手に選ばれた事や、相変わらずの謎テンションで、深夜に決闘をしようとする事まで全てだ。
しかも、その決闘も非常に胡散臭いものだ。揉めている事が教師に伝わらないようにするという手間こそあるが、それは広大な土地のあるホグワーツなら些細な問題だ。それを、無駄なリスクの無い明るい内にやれば良いのに、わざわざ深夜にしたり、相手には触れない筈のルールを無視して、杖を捨てて殴る事まで視野に入れるといった事がまかり通っている。
ルールを無視した決闘は、決闘では無く単なる喧嘩か殺し合いにしかならない。今時、戦場でもルールはあるんだから、その辺りはキッチリして欲しいものだ。
そもそも、規則破りの予定を周囲に人が沢山居る大広間で話す事自体おかしい。他所の寮のテーブルに近づく者が少ないのだから、マルフォイ達がグリフィンドールの席に居ると悪目立ちし、周りはそちらに注目するだろう。
そうして敢えて周りに広めることで、決闘の約束を信じた相手を規則破りとして嵌める事が目的なのか、それともマトモにモノを考えられない本当の馬鹿なのか。どちらにせよ、愚かという事に変わりはない。罠だったとしても、規則破りを唆かしたという理由で纏めて罰を受ける可能性を考えて居ないのだから。
それにしても、議会に決闘沙汰回避の為の線が引いてある程の決闘厨な国の筈なのに、なんてザマだろうか。これでは、良く言われる紳士でも腹黒紳士でも無い。単なる馬鹿(人数的に、複数の馬鹿といった方が正しいかもしれない)か、良くて腹黒馬鹿といったところだ。
その騒ぎを我慢出来なくなったのか、ハーマイオニーが2人に忠告しに行ったが、傲慢や無計画といった表現が相応しい対応であしらわれていた。こいつらの頭の中身はどうなってるんだ?
ハーマイオニーの言い方も若干強めだったかもしれないが、気になる程のものでも無い。多少勝気な程度だし、この程度そこら中に居る。作者も割と毒性が強い方らしいし。
そもそも状況的に、優しく言うべき忠告では無い。アレで気にするのは、重度のクレーマー体質か、絹ごし豆腐レベルの脆い精神構造の者くらいだろう。
夕食時の大広間でそんな下らない騒ぎがあった一方、深雪は早々に不味い食事を紅茶で流し込み、図書室で次に借りて読む本を探していた。
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〜深雪side〜
ウッカリしていた。本の物色に夢中になって、門限を過ぎるなんて……!利用者が残っているのかの確認が無いらしく、明かりを消されるまで時間経過に全く気付かなかった。図書室から寮までは、中々の距離があるから、走って行くにしてもキツイし。絶対途中で歩かないと保たない。
それでも、先生に見つかったら大変だ。理由を話せば許して貰えるかもだけど、多少の説教は免れない。悪ければ罰則なんていう前時代的なものをやらされるかもしれない。仮に説教で済んでも、入学早々に問題を起こすものじゃないし。
そんなしょうも無い事を考えながら走っていると、突然大量の水風船が降ってきた。焦ってたのもあって、警戒が疎かになっていた私は、それを躱せず直撃した。幸い、本は鞄にしまってあったから無事だったけど、服の内ポケットに入れてあったお札は、学校の中ではこんなに派手に濡れるような事は無いと思って、防水を怠ったのが災いして全滅した。部屋に行けばまだ沢山あるけど、こんな事をした相手には怒りが込み上げてくる。
「ハッハッハッ! 夜中に出歩く悪い子には、濡れ鼠がお似合いさー!」
……ピーブズだっけ?あの迷惑で有名らしいイカれてるゴーストは。
ぐぬぬ……今は武器が無いから無理だけど、そのうち祓ってやる。とりあえず、寮に帰って手紙を書こう。除霊用の装備を送って貰わなきゃ。ゴーストを1人消すんだから、先生に許可も貰わないとね。貰えなくても、痛めつけるくらいは多分大丈夫。嫌われてる奴だし。
寮の入り口に着いて、太った婦人に合言葉を告げる。そして、入ろうとしたところで気付いた。身長が足りなくて、出入り口の穴に普通には入れず、アシストしてくれる人も居らず、踏み台に使える式を出したり、浮いたりするのに必要なお札はピーブズの攻撃で全損してる事に。おまけに、まだ不慣れな杖すら部屋に置きっぱなしだ。
暫くの間、どうにか入れないか格闘したけど、届かないまま時間が過ぎていく。結局、婦人に怒られてドアを閉めると、颯爽と何処かへ出掛けて行ってしまった。……目の前に人が居るのに出かけるって、婦人はけっこう鬼畜?
どうしようか考えながら、誰か来ないか待っていると、割とすぐにネビルがやって来た。腕が治ったから医務室から出て来たらしい。
「あっ!ミユキ!良かった、合言葉を忘れちゃったんだ!合言葉を知ってそうなゴーストを探してみたんだけど、見つからなかったんだよ。君、覚えてない?」
……昼間もそうだったけど、ポンコツ過ぎないかな?こんなんで大丈夫なの?そもそも壁抜け出来るゴーストに合言葉は要らないから、知ってる人なんて居ないだろうし、帰ってくるタイミングも悪いし。もうちょっと早かったら、私が合言葉で開けて、ネビルがアシストするっていうウィンウィンの関係だったのに。役立たず。
「合言葉は『豚の鼻』だけど、婦人が出掛けて行ったから、合言葉があっても無駄だよ」
「そんなぁ……どうしよう?」
「……医務室に帰るか、その辺で寝るか、先生に助けを求めるかってとこじゃない?私は、ここで本でも読みながら婦人が帰って来るのを待つけど。暗くて読み難いけど、どうにか読めそうなくらいだし。あんまり遅いようだったら、マクゴナガル先生のとこに行こうと思ってる」
「そっか……。ところで、何でそんなに濡れてるの?ビショビショじゃないか。ハンカチ使う?」
「……ピーブズにやられた。泣き寝入りすると思ったら大間違いなんだから。ハンカチは使う。本を読むから手だけでも拭いておきたいし」
「……そう。大変だね」
……?何でちょっと引いてるんだろ?悪霊を祓うくらい当たり前なのにね?(目が笑って無い上に、謎の陰影が出てる微笑)
「ふぅ……」
借りてきた本を読んじゃったけど、婦人は帰って来ないね。ネビルは……居た。床で寝てる。ホントにその辺で寝るとは思わなかったよ。
仕方ないし、そろそろマクゴナガル先生の部屋に行こうかな。怒られないように頑張って説明しようっと。
ん?なんかドアが開いた……これ、チャンスじゃないかな?
「グリフィンドールがどうなるか気にならないの?自分のことばっかり気にして。スリザリンが寮杯を取るなんて私はいやよ。私が変身呪文を知ってたおかげでマクゴナガル先生がくださった点数を、あなたたちがご破算にするんだわ」
ハーマイオニーの声?誰かに話しかけてるみたいだけど。内容的に、こんな時間に出かける馬鹿を止めようとしてるみたい。用事があるにしても、明日にすれば良いのに。
それにしても、話してる最中の人って、声かけ難いなぁ……。変な声にならないように、少しだけ深呼吸して落ち着かないといけないもの。軽度とはいえ、コミュ障なのが恨めしい。
「あっちへ行けよ」
「いいわ。ちゃんと忠告しましたから「ドアを閉めるのは待って!……ロン、閉めるなって言ったのに、何で閉めるの?」……ミユキ?何で外に居るの?」
「……あー、ハーマイオニー?婦人の絵を見れば分かるよ。正確には、見れないのを確認すれば、だけど」
良かった。良い感じに会話に紛れ込めた。それに、ハーマイオニーからの質問に、ハリーが代わりに答えてくれた。でも、この機会にロンに一撃入れてやろう。扉が閉まったのは、全然良くないからね。前から報復する良いタイミングを狙ってたし。その前に説明をした方が良いけど。
「まぁ、ご覧の通りに婦人が出かけちゃったんだよ。一応、その前にここに着いたんだけど、出入り口に届かなくて、入れなかったんだよね。ここに来るまでにピーブズに水浸しにされたから、シャワーを浴びて早めに寝ようと思ってたんだけど。で、しばらくしたら、そこに転がってるネビルが医務室から帰って来たの。つまり、2人揃って締め出しを喰らってた、って事。
そろそろ先生に助けを求めに行こうかと思ってたら、中から開いて入れるかと思ったら、止めたのにロンが閉めちゃうから、今度は皆で閉め出されたの。酷いよね」
「君が言うのが遅かったのが悪いんだ!それに、僕達は出掛けるから、今婦人が居なくても関係無い!大体、ドアを閉めるくらい人の勝手だろ!僕が君の言う事を聞いてやる理由も無いしな!」
……中々のクズっぷりだね。ちょっと赤くなってるのは、怒ってるからかな?これなら罪悪感なんて感じないで済むし、理由としてもちょうど良いから、ある意味ありがたいんだけど。
「そう、分かった。それなら、私が貴方に八つ当たりするのも私の勝手だよね?……歯ぁ食いしばれ」
「いや、それとこれとは違うだろ!?大して痛くないけど、鬱陶しい!あー、分かった!僕が悪かったから、殴るのはやめ……っ!?」
うわ、最後の膝蹴り、なんか変な感触した。なんか、こう、グニャッとした柔らかいナニカを潰した感じ?気持ち悪ぅ……。
……あれ?ロン、蹲ってビクンビクンしてる。私の力じゃあ、鳩尾に入ったとしても、そんなになるほどの威力は無かった筈なんだけど。踏めば良いのかな?
「ミユキ、落ち着いて!ロンがした事が許せないのは分かるけど、それ以上は駄目!」
「いや、そこまで怒ってないから良いけど……これに懲りたらもう変なことしないでよね」
「いや、多分聞こえて無いと思う……」
ハリーは顔を引きつらせて言ってるけど、そんなにエグかったかなぁ?4、5発叩いたり蹴っ飛ばしたりした程度なんだけど……。痛くないって言ってたし。あ、ネビルいつの間にか起きてる。騒いでたし、当然だね。顔真っ青だけど、やっぱり床で寝るのは身体に良くなかったのかな?
しばらく経ってロンが復活した後、皆でトロフィー室に行く事になった。そうなるまでの会話で、相変わらずの性格の悪さをロンが発揮した。何故か、私から妙に距離を取ったり、目を合わせなかったりしてたけど。
それにしても、決闘の場所にトロフィー室を使うって、どんな神経してるんだろう?流れ弾でも当たったら大変な事になると思うんだけど。
……それにしても、この時間帯のトロフィー室って、けっこう綺麗なんだね。キラキラしてて、なんだか不思議な感じ。
4人が挙動不審なのが無ければ、もっと良かったんだけど。
「いい子だ。しっかり嗅ぐんだぞ。隅の方に潜んでいるかもしれないからな」
あ、フィルチさんの声だ。ハリーが凄い手招きしてる。あの人、良い人だから、そこまで慌てて逃げなくても良いと思うんだけど。まぁ良いや。わざわざ見つかる理由も無いし、付いて行こう。
その後、逃げる途中でネビルがロンと鎧をひっくり返すことはあったけど、多分撒いた。と、思ったらまたピーブズに会った。騒がれたから、鍵のかかった部屋にハーマイオニーの活躍で逃げ込むと、ピーブズがフィルチさんを揶揄ったおかげで見つからなかった。どっちにしろ祓う事に変わりは無いけど。
それにしても、ホグワーツってケルベロス飼ってたんだね。神話的にはギリシャ系の筈なんだけど。輸入したのかな?もふもふというよりゴワゴワしてそうなのが残念。音楽で寝てる間なら幾らでも堪能出来ただろうに。
……ちょっと凶暴そうだね。最初に大人しかったのはびっくりしてただけみたい。さっさと逃げよう。子守唄を歌えばなんとかなるかな?オルフェウスだったか、名前はうろ覚えだけど、あの英雄が凄いだけだったらヤバイんだよね。
皆で慌てて外に出ると、嚙みつこうとして頭をこっちに出そうとしてくる。4人が頑張って押し込もうとしてるから、子守唄でアシストしたら、眠くなったのか簡単に押し戻せたみたい。ケルベロスちょろい。
ハーマイオニーに手を掴まれながら、寮に戻ると婦人が帰って来てた。今度こそ入れるね。大分乾いてきてるけど、まだ服が湿ってて気持ち悪い。早く着替えないと。
「あんな怪物を学校の中に閉じ込めておくなんて、連中はいったい何を考えているんだろう」
「それはこっちのセリフ。夜中に決闘しようとして騙されるとか、何を考えているんだろうね?」
「あなたたち、どこに目をつけてるの?あの犬が何の上に立ってたか、見なかったの?」
「もふもふかどうかチェックしてたよ。柔らかめの剛毛っぽくて、残念だった……」
「……仕掛け扉の上に立ってたのよ。何かを守ってるに違いないわ。二人共、さぞかし満足でしょうよ。もしかしたらみんな殺されてたかもしれないのに。__もっと悪ければ退学になったかもしれないのよ。では、差し支えなければ、休ませていただくわ。ミユキ、シャワーを浴びましょう。そのままじゃ風邪引くわよ」
「うん。すぐに行こう。あ、ハリー達、もうちょっと物事を深く考えて行動した方が良いよ?今のままだと、そのうち先生に叱られるか、怪我するか、死ぬかもしれないからね」
ハリー達にそう言い残して、ハーマイオニーと一緒にシャワールームに入った。頭を洗って貰ったけど、とっても上手で気持ち良かった。お返しに背中を流して上げたら、ぎゅーってされた。石鹸のいい匂いがした。こういうコミュニケーションが当たり前なのかな?偶には私からもした方が良さそう?
イギリスのお風呂には浴槽が無くて寂しかったけど、ハーマイオニーと一緒だとそこまで気になら無かったよ。今度は日本のお風呂で一緒に入りたいな。休暇の時に、ハーマイオニーが日本に旅行する事あったら、案内して上げよう。そしたら、そういう機会があるかもしれないし。
変更点
ネビルにゴースト耐性を付与。ヘタレ度が少し下がったよ!
深雪をピーブズアンチに。ピーブズの未来は教員達にかかっている。
今回の話の深雪さんは、序盤は慌てていて、ピーブズの所業の所為で不機嫌です。最後のとこは流石に落ち着いています。
ハーマイオニーは、気持ち良くてうっとりしてる深雪のあまりの愛らしさに、ちょっと暴走しかけました。
そしてコミュニケーションにハグを覚えて、更なるロリコンキラーと化す深雪さん。
ロンの息子への悲劇と、図書館に長く居過ぎたネタ(ただし休み時間版)は、作者が小学生の頃にやらかした時の流れです。流石に細部が違いますがね。理由はもう忘れました(多分スカートめくりか何か。現在スカートが嫌いなのは、この件が原因の可能性が微レ存)
上半身への攻撃に集中し始めた頃に膝。しかも、痛くない(やってる側としては全力)から警戒感は殆ど無かった為に、余計に威力が増すように感じるという。
当時、男女の身体の差とか知らなかったです。性教育は高学年くらいになってからだったし、親のもまじまじと見るようなこと無かったし。
要するに、深雪さんも、本来ならこの年に保体で性教育を受ける筈だった。でも、留学の話が出てきたから学校に行ってない。自習でやってたのも5教科だけだったから、範囲外。つまり、性教育はまだ受けてない。
そして、そんな事を知らない(または気付いてない)周囲が教える事も無い。つまり、狙ってやった訳では無い。更に、この件の後も教える人が居ないので、股間が急所とは気付いてない。ロンが変な感触のモノを、決闘に備えてポケットにでもねじ込んでたと思ってます。それがちょっとズレてたのかな?みたいな感じ。
あまりの無防備さ(男相手に抱き着くなど)に、日本に帰った時辺りで、友達に教えられる可能性は大。そしたらきっと、自分がやらかした事を知るでしょう。そして、本気で怒った時の必殺技と化すでしょう(ヲイ)
作者の場合、この後で先生に連れてかれて、男の股間は凄く痛いから蹴っちゃ駄目と叱られました。そして、何をどう間違えたのか、「男相手に困ったら股間を蹴り上げれば良い」と認識したのが今の作者(`・ω・´)
……前書きにも書いたように、困るようなことが起こるほどモテたりしないんですがね。それどころか初恋すらまだという。当然、告白された事も無い。
次回、閑話にて、対ピーブズ戦!もしかしたら賢者の石編が終わってからになるかもしれないぞ!そしたら、次回は普通にハロウィン編!