Highschool of the Dead ~比企谷八幡の選択~ 作:隣の三下君
原作より少し早いですがEMP撃ち込みました。大丈夫、なんかスリル無かったしピンチにしたかったからやった、後悔はしていない。
一色の胸の温もりを感じながら数分。流石に周りからの目もあり一色の肩に手を置いて離す。
「ありがとな一色。少し楽になった」
「い、いえ......」
一色は顔を紅くして目線を俺に合わせないように下にやっている。
そんな一色の姿を見て先程の状況を思いだし俺の顔も熱くなっていく。
「比企谷君ずるーい。お姉さんの胸にも飛び込んできてよー」
「いや飛び込みませんから、というか別に飛び込んだ訳ではないですから」
「ちぇーつまらないのー」
陽乃さんもいつも通りで安心する。こういった行動は陽乃さんの優しさなのだろう。一色と抱擁していた時は何も言わなかったのに抱擁を解いたら言ってくるんだからこの人には敵わない。
「お兄ちゃん....」
「小町、良かった無事だっt」
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
小町は泣きながら俺に抱き付いてきた。俺は小町の頭を優しく撫でていると鞄からかまくらが出てきた。
「にゃー」
「かまくらもありがとな。小町の支えになっててくれて」
俺がかまくらの頭も優しく撫でると猫なで声で鳴いてすり寄ってきた。
「あーと。比企谷君良い雰囲気の所で悪いんだけど電話貸してくれない?私の電話充電切れちゃって。使えなくて困ってたのよ、母にも連絡取りたいし」
「あ、ああ。はい、良いですよ」
俺は携帯の電源を出きる限りOFFにしておいたのでまだ半分以上は余裕があった。
「それじゃ、ちょっと借りるね」
陽乃side
比企谷君の携帯だけ充電余ってて助かった~。流石比企谷君だね。充電が減らないように電源を落としておくなんて。
プルルルル、プルルルル.....。
[プルルルル........はい、どちら様の携帯でしょうか?]
数回の呼び出し音の後で母と連絡がつき少し落ち着く。
やっぱり完璧な私を取り繕っていても母の声には安心する。
[あ、もしもし。陽乃です]
[陽乃!?あなた大丈夫なの?雪乃も無事なの!?]
[う、うん。私達はどちらも無事だから安心して]
[そう、良かったわ.....それで今どこに.....ブチッ......................]
え?.........。
[も、もしもし?お母さん?もしもし?]
どうして?いきなり切れた。どうして切れたのか予想はついた。でも信じられない。
「(あの人に限ってそんな......)」
私は諦めて携帯を閉じよう画面を見ると真っ暗になっていることに気が付いた。
電源が落ちた?あんなに余裕があったのに?.........もしかして....。
「比企谷君!車の中に銃のスコープがあると思うから中覗いてみて!」
「え?どうしたんですか?」
「良いから!それで中央に赤い円みたいなのが出てるか確認して!」
「え、あ、はい.....」
比企谷君は、私の焦りかたに驚いたのか慌てて確認している。
お願い....これだけは.....これだけは外れていて。
私が思った通りなら....これからもっと生き残りにくくなってしまう。
「陽乃さん。何も見えませんよ?ただレンズを覗いてるだけです」
そんな.......。それじゃあ.....。
1度母に連れられてアメリカに行ったときに開発中のある兵器を見せてもらったことがある。
〈使う機会なんて訪れないと思うがね〉と言っていたのに今使うなんて......。
でも何処の国が....この兵器を持っているのはアメリカ、ロシア、中国だったはず。この中で日本に兵器を使って得をするとしたら......中国、かしらね。
確か兵器の名前は.....。
「姉さん、さっき比企谷君がスコープを覗いてもレンズを覗いてるだけって言っていたけれど......もしかしてEMP攻撃なの?」
流石雪乃ちゃん、知っていたんだね。
「そうだね。EMP攻撃で間違いないと思うよ」
「そう.....最悪ね」
「ゆきのん、EMPって?」
「聞き慣れた言葉で言うなら....そうね、電磁パルスって知ってるかしら?」
「ううん」
「おい、雪ノ下。電磁パルスって言ったのか?」
「ええ」
「それって...」
「ねえ、ゆきのーん。電磁パルスってなに?」
比企谷君は電磁パルスを知ってるみたいね、ガ浜ちゃんは、ガ浜ちゃんだったわね。
「ヒキオ、電磁パルスって確か雷の時に発生したりするやつ?」
ここで雪乃ちゃんに聞かないのはまだ引きずってるってことね、仕方ないとは思うけど。
「ああ、そうだ」
「その他にも核爆発の時にも発生するわね。でもこれはそんな生易しいものではないわ」
「どうゆうことだ?」
「雷や核爆発から生じる電磁パルスなんてたかが知れているし何より一時的な物なのよ。でもこれはEMP攻撃という兵器。電磁パルスを応用した兵器なの」
「つまりどうゆうことだ?」
「私が言うわ、雪乃ちゃん」
「姉さん.....」
「今日から夜は本当の闇になるってことよ」
「本当の闇?」
「そう。光は星の光だけ、ロマンチックって言いたい所だけど奴等がいるせいでそんなこと言ってる場合じゃないね。さて比企谷君なら今の状況をどうする?」
「何故ここで俺に?」
「だってー比企谷君が私達のリーダーじゃない」
「そうですよ先輩!」
「責任重大ですね........それじゃあ、警察署に入りましょう。材木座」
「ど、どうしたのだ!八幡!」
「お前、銃の保管個が何処にあるのか分かるか?」
「んー....そうだな。恐らく一階ではないか?」
「中2、どうして一階なの?」
「ちゅ、ちゅちゅ、中2!?」
「あーうるさい、材木座。きもいから早く理由言ってやれ」
「きもい......え、えーと.......ご、ごほん。いざ出動するときに上の階にあっては出動するのに時間がかかってしまうであろう?それに仮に二階にあるのなら建物が崩れたさいに火薬などが引火して火事になる可能性も出てくる、だから一階だと思うのだが.....」
ふむふむ、一理あるわね。
「成る程な。因みに何処にあるかまで分かるか?」
「そこは推測になるぞ?」
「構わねえよ」
「恐らくは建物案内があるはずだ。その建物案内におかしなスペースみたいな場所があり尚且つ案内が何も載っていなければそこで間違いないであろうと思う」
「成る程な.....陽乃さん武器と食料を持つ人で分けましょう。真ん中に食料を持つ人を周りを武器を持ってる人が守りながらいきましょう」
「そうね。車に武器があるから取り合えず運べるだけ運びましょうか」
「.....材木座、お前どれくらい持てる?」
「ぬぬ?荷物か?」
「ああ。殆ど持たせてしまうのは流石に気が引けるが....」
「何を言うか八幡よ!折角我を頼ってくれたのだ、友の期待に応えてこそ真の友であろうが!」
「.......そうかよ。それじゃ頼むぜ、材木座」
「あいや分かった!」
「食料、多分だが40キロはあるだろ、俺が持ってきたのは俺が持つが、武器も30キロはあるからなキツかったら言えよ?」
「その程度、小説を読んでもらった後に比べればなんてことはない!」
「ははは......城廻先輩も、すいませんが荷物持ちをお願いします。10キロはありますけど持てますか?」
「よいしょっ....」
「やっぱりきついですか?」
「う、ううん!このくらい大丈夫だよ!お姉さんにまか、まかせて!!」
めぐりは強がっているが足は震えており腕が少しずつ下がってきている。
私の予想通りめぐりは重さに耐えきれなくなり比企谷君に向けて倒れこむ。
「ご、ごめんね!比企谷君.....きゃっ........」
「い、いえ......あっ.......」
「ヒッキー.....何処サワッテルノ?」
「比企谷君?」
「先輩......」
あーあ、皆怒っちゃって、楽しそうだしお姉さんも怒っちゃおっかな?
「比企谷君?」
とびっきりの笑顔で、ね♪
「..........す、すいません......」
めぐりside
ひゃー....比企谷君にむ、胸触られちゃった......。でもいけないのは私だし、私の方がお姉さんだもん、こう言うことはお姉さんの方が落ち着かないと!
「え、えーと....比企谷君」
「すいません....本当にすいません」
「あはは...気にしなくていいよ。比企谷君のせいじゃないんだから」
「いや、俺が持たせたのがいけなかったので....」
それは.....それは違うよ、比企谷君。
「ううん、比企谷君。それは違うよ。私が迷惑かけてるから.....これくらいの荷物も持つことが出来ないから.....」
「い、いえ....城廻先輩のせいじゃないですから....」
ああ、本当だ。本当に比企谷君は優しいね。
「そうですよ!先輩!流石に胸触っちゃうのは駄目ですよ!」
「ヒッキー!最低だよ!」
「お兄ちゃん、大変だね、ねーカー君」
「にゃ~」
「ひ、比企谷君は悪くないよ!」
私は比企谷君を抱き締めるようにして皆と向かい合う。
「それに比企谷君に触られても嫌じゃなかったし.....」
「.........」
「「「「....................」」」」
静寂.........。
え、えーと....どうしようこの空気。
途中ぽい終わり方ですが許してください、最後まで書くとあと一週間はかかりそうだったので....先に投稿することにしました。