君の名を。-After Story of Your Name- 作:メカブ
うう、文章のいろはも知らない自分が果たして書き上げることができるのか…!?
やっと見つけた、ボクの片割れ。
やっと出会えた、ワタシの片割れ。
だけど、結ばれてはいけない、寄り添うことはできない。
だけど、ボクは行くよ、と。
だから、ワタシは、来ないで、と。
そして、ボクは、ワタシの大切なモノを、奪ってしまった。
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君の名前は。
僕の心の中にある隙間を埋めてくれる人。
私の心の中の想いを、受け止めてくれる人。
きっと、どこかにいる君を探している。
忘れられない人、忘れたくない人、忘れちゃいけない人。
君の名前を、探している。
-朝が来た。なんの感動も無く、俺は目を覚ます。
眦に残る涙の痕も、もういつものことだ。
どこかに感情を置き忘れてきたんじゃないのかという、見慣れた無表情な顔を冷水で冷やし、
いつものように出勤の準備をする。
いつもの時間、いつもの車両、いつもの場所。満員電車をやり過ごす。
だけど、今日は少しだけ、偶然電車が遅延していた、それだけの理由で、一つ前の電車に乗った。
-朝が来た。ぼーっとする頭を抑えながら、私は目を覚ます。
この胸の苦しさも、知らない振りをすることができるようになった。
高校の卒業の頃から伸ばし続けている自慢の黒髪をセットして、
いつものように出勤の準備をする。
いつもの時間、いつもの車両、いつもの場所。満員電車をやり過ごす。
ただ、今日はちょっとだけメイクが上手くいかず、いつもより一つ後の電車に乗った。
---だから、君を見つけた。
「はっ、はっ、はぁ…っ!」
息が乱れるのも、滝のように汗を流すのも構わず、俺は走る。
自分の中に、こんなにも溢れる感情に驚きながら、ただそれに身を任せて。
理由なんてない。ただ、すれ違った電車の窓越しに、目が合っただけ。
…それだけなのに。
「はぁ、はぁ、っ!」
理屈じゃなかった。目が合うだけで充分だった。
だって、私たちは、会えば絶対わかるって、そう知っていたから。
電車が止まってすぐに駅を飛び出して、一つ前の駅に走る。
すれ違うかもしれない、そもそも自分だけがこんなことをしているんじゃないか、
そんな不安が絶え間なく押し寄せてくる。
だけど、それだけは絶対にない。
「だって俺は、」
「私は、」
「君に会うために…!」
桜が舞う。赤い手すりの階段の上と下。
息を弾ませて俺を見下ろす君。
荒い息を吐きながら、私を見上げる君。
その瞳は、だけどそらされて。
階段を降りる私。
階段を昇る俺。
すれちがう、心が悲鳴をあげている。
違う、と。
わかっているんだろうと。
振り向いたその先で、見下ろす君と見上げる私。
ああ、きっと同じことを考えている。
だから、そう、こう言うんだ。
「君の、名前は。」
ちょっと短いですけど、プロローグですしとりあえず切りが良いので投稿!
冒頭以外ほぼ映画のラストですねw
冒頭部分は伏線なようなそうでないような←
書き溜めとかしてないのでこつこつ書いてく形になりますけど、どうか宜しくお願いします!
…結構書いたつもりでも全然文字数ないもんだ…