とある元F組の男子from総武高校   作:パントマイム

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ワゴンの設定はバニング調の旧ハイエース

なんてね。


では、


ドライブアゴーゴー

「あの...この度はわざわざすみません...迎えに来て頂いちゃって...」

 

 

鼻唄混じりに運転する三浦の親戚の叔父さん。手慣れている様子でワゴンを操る。

 

 

今回の旅行をアシストして頂くことになっている。

 

 

叔父「いーっていーって♪優美子のダチだろー?んなら大歓迎だっ☆」

 

 

「はぁ...ダチ、です、ね。」

 

 

三『あー!?なんなんその浮かない反応!』

 

 

後ろから袋菓子の空き袋を丸めたモノが後頭部にオミマイされる。

 

 

南『優美子ちゃんナイススロー♪』

 

 

振り向くとべーっと舌を出してケタケタ笑う相模。

 

 

「あーまぁっ、その、ダチですよ~凄くっ♪」

 

 

使い慣れしない単語を駆使して叔父さんへアピールする。

 

 

叔父『ははっ!なら結構なこった☆』

 

 

後ろの二人はいつの間に買い揃えたのかお菓子の山に囲まれ上機嫌でツアーを楽しんでいる。

 

 

「三うら...っ....優美子さんの友達とか良く招く機会あるんですか?」

 

 

叔父「そうだなー、あのうるせーガキとかラグビーやってる野郎とか、あと葉山ぼっちゃんとか前に来た事もあるなーっ!」

 

 

葉山くん以外ヒントでわかる....

 

 

叔父「あのガキたちとはちっと違う感じだなお前さんはっ優美子のクラスメイトか?」

 

 

あはーそぉですよねーw

 

 

「三年になって話すようになったと言うか、二年の時も同じクラスだったんですけどねー....」

 

 

叔父「そーかそーか!なら仲良くしてやってくれなっ!偉く楽しみにしてたみたいだからな優美子のやつっ!カーッカッカーッ!(おにあい嵐さん風)」

 

 

嬉しそうに話す叔父さんはきっと三浦のことが凄く大事なのであろう、仲良いんだな。

 

 

三『っちょっおっさん!余計なこと言わなくて良いしっ!』

 

 

叔父「アタッ!優美子!あぶねーだろっ!」

 

 

三浦選手、本日二投目にして豪速球。

 

 

運転してる人にはやめましょうね....三浦選手。

 

 

南『きゃははー☆w』

 

 

笑うな相模。

 

 

 

 

 

________________

 

千葉から離れたそこは群馬県にある畦道や神社、山々に囲まれた地域だった。

 

駄菓子屋、小さなスーパー、スーパーに隣接された自転車屋さんには珍しくレンタルサイクルもある。需要など気になってしまう。

 

 

とてもヨスガな雰囲気が心地良い。

 

 

叔父「とーちゃくだ!御三方!!」

 

 

三『フーー着いたしー!』

 

 

南『メッチャノドカー!!すごーい!』

 

 

時間的に昼前、叔父さんのドラテクに火が着いてアクセルベタ踏みで到着です。

 

 

叔父「おしっ!んじゃあんちゃんは荷物運んであげな!」

 

 

「がってんです。」

 

 

ワゴンから三人のバックを、って女子のバックデカイなオイ。

 

 

三『ほらほらはやくしろしー♪』

 

 

南『ポーイッ!』

 

 

「な、投げないでっ....ぐっ....」

 

 

俺の荷物の3倍、赤いヤツかお前ら....

 

 

ワゴンは宿横に停め入り口へモリモリの荷物を搬入。

 

 

叔父「んじゃ!なんかあったら電話くれ優美子!」

 

 

三『うぃー♪サンキュねっ☆』

 

 

タバコを取り出して屈強な腕を振り上げると奥の勝手口へと叔父さんは姿を消していった。

 

 

かっけぇっす。

 

 

三『んーじゃ♪宿行くしっ☆』

 

 

南『うん♪レッツゴー☆』

 

 

 

 

ログ調の建物。

木材の匂い、暖かみを感じる。

 

ここは受付、そしてダイニング、センターハウス的な所か。

 

地図にはセンターハウスを囲むように散りばめられた小さなコテージが4棟

 

 

普段そこには叔父さんが居るのであろうフロントにその姿はない。非番なのだろうか。

 

 

「三浦ー今日は営業はしてないのか?」

 

 

三『あーあのおっさんキマグレだから、大口入んないとお店回さないとかドンダケだしっ!』

 

 

かっけぇっす。

 

 

南『木の匂いすごーい!優美子ちゃんウチメッチャ気に入っちゃったよぉ☆』

 

 

三『へへーー♪だっしょー☆?南絶対アガると思ったし♪』

 

 

すり寄る南の頭を撫で撫でする三浦姉。

 

 

今日はもう...百合オンパレードなのか...目に毒だ。

 

 

皆の荷物を食堂の大きいテーブルの上に起きフーッと一息。

 

 

三『はいお疲れ○○♪』

 

 

「お、ありがとう。」

 

 

冷蔵庫の中から黄色いスリム缶を取り出すと笑みと共にソレを差し出した。

 

 

南『荷物運びゴクロー♪』

 

 

相模からは飲むタイミングを見計らった鮮やかなチョップ、美味しいコーヒー吐いちゃうだろ。

 

 

三『とりあえずお腹減んなーい♪?』

 

 

南『減ったー♪』

 

 

二人はソファに腰を掛け伸びをしながら寛ぐ。

 

 

三浦は結構短いヒラヒラのスカート、上は紫のショート丈の半袖トップスにデニムジャケット。

 

 

相模は七分丈のデニムに同メーカーであろう黄色のニットトップス。

 

 

三浦スカート危ない危ない。ピンクのショーツ見えちゃってるから。

 

 

 

 

 

普段見ない二人の私服が眩しく視界に記憶されていく。なんとも、眩しい。

 

 




初日は片方、チラる。

ヨスガ聖地巡って気に入ったので設定はそこから。

野外活動始まりの回、ありがとうございました。
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