三人でのBBQ、緩やかな陽にあてられながら一先ず終演を迎える。
三『ふぅー、これでとりあえず一旦終わらそっかー?』
南『そだねー♪お腹いっぱいになっちゃったぁ☆』
「これでまた夜ご飯食べるってちょっとお腹満たされちゃってるよな...」
時刻は夕暮れ時に差し掛かろうとしていた。
三『まぁとりあえずお腹空いちゃったら考えるしっ♪』
南『お菓子もあるしねー♪優美子ちゃん☆』
「それ俺の分あるよね?」
三『ちゃんとあるしっ♪』
「そいつは結構です。」
三『んじゃさ、コテージに手荷物だけ持って見に行くー?』
南『あっ、泊まる場所ここじゃなかったんだ☆?』
三『そーそー、一軒あーしらで独占しちゃうし☆』
コテージ用の鍵を手に得意気に相模に見せびらかす三浦。
「至れり尽くせりだな。じゃあ荷物、持っていこうか。」
三『よろしくー♪』
南『ウチお菓子と飲み物持ってくー☆』
三浦は戸締まりをし終わるとはしゃぐ相模と寄り添いセンターハウスの玄関をくぐる。
叔父「おっ!優美子!飯は終わったか?」
軽トラに乗りドアから腕を出し様子を伺う伯父さんが居た。
三『とりあえず終わったし、戸締まりやっといたー。ハイこれ。サンキューね☆』
三浦はお世話になったセンターハウスの鍵を伯父さんに渡した。
伯父「お?くん製やったのか??」
クンクンと鼻を利かせニカッと笑いながら伯父に問われる。
「はい、ちょっと興味あったんでやらせていただきました。」
南『あとハンゴウスイサンもやりましたよー☆黒いご飯美味しかったです♪』
三『焼き肉もやったし♪』
伯父「ほうほう、なかなかやるじゃねーかっ!しっかり楽しめたみたいで良かったな!」
「調理器具等色々使わせてもらい助かりました。」
伯父「いーってことよっ!ありゃいつだっけかぁ?金髪のガキが来たときなんかボヤ騒ぎになっちまったくらいだからよ!あのバカ野郎がっ!」
やるな...戸部...
三『あん時は戸部に任せすぎたし...』
南『プッw戸部くんキャンプファイヤーしちゃったんだねw』
過去の惨事を語り″ブロロッ″と軽トラを吹かし進む伯父さんを見送った。
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三浦を先頭に今夜お世話になるコテージへと向かう。
大きな木が辺りを囲むコテージ群、両側に丸太を挟む歩道。ウッドチップが敷かれ歩く度に柔らかい感触が足に伝わってくる。
南『足元フカフカするー♪』
三『あのおっさんこだわったら止まんないしwこの歩道も全部自分で作っちゃうし♪』
南『うわー☆それすごいねー♪』
「人気ありそうだよな、ここ。」
三『シーズン時は客結構入るからバイトしたりするしっ♪』
南『ウチも今度したいー♪』
三『んじゃ今度は南も一緒にねっ♪』
抱き付く相模、百合の華は咲き乱れる。
ふわふわの百合ロードを進みコテージへ到着。
三『ここ、あーしのお気に入りのコテージ☆』
南『うっわー♪綺麗なコテージ☆』
木の階段を構えた高屋根のコテージが我々の来訪を出迎えてくれた。
三『ここだけ露天風呂あるしっ♪』
南『えっ!やばーぃ♪おじゃましまーっす!』
玄関の取っ手に手をかけ興奮気味の相模を更に高ぶらせる三浦。
南『めっちゃひろーい!つか綺麗過ぎっ!わー☆』
黄金色のリビングをルンバの様に駆け巡る相模がそこに居た。
「木の匂い、ほんと落ち着くわ。」
三『だっしょー?あーしもここが一番のお気にだしっ☆』
6足の履き物を揃えウェーブした髪をクルクルいじる三浦。俺たちの反応に応える姿はとても嬉しそうだった。