とある異世界に調査に訪れることになった龍姫達次元武偵達は無事に次元転送を終えて、異世界に降り立ったのであった。
「どうやら、この辺は、いつも行っている世界と変わりません」
「一瞬で終わらせます‼」
「‼ お姉ちゃん‼」
「うん‼」
「行くぞ‼」
「行くぜ‼」
異世界に到着した龍姫達はあたりを見回して、あまり変わった所はなかったので街目指して徒歩で移動しようとした矢先に、誰かが戦闘を行っていたのを見つけてしまった龍美と龍姫は、すぐさま助太刀に向かったので、大龍と武龍がこの騒動のどさくさに紛れて、見つけた城に向かって転移して行ってしまったのであった。
「同じ顔‼」
「けど、こっちが偽物‼ 虎牙破斬‼」
「誰ですか、邪魔をするなら、死んでいただきます‼」
「そうね」
「なんだか、完全に敵として見られてない(´・ω・`)」
黒髪のメイド服を甲冑に仕立てた装具に、胸元が開いている防具を身に着けた日本刀を振るう女侍と、剣を携えた弓を構えたエルフの少女が、自分の姿を真似た魔物と戦っていたのであった。
アイリス達が以前、ダンテに化けた魔物のことを話してくれたことを思いだして、それと同じタイプだと知っていた龍美達は、そういうタイプの魔物は、何処かしらオリジナルつまり本物とは違うところが出てくることは百に承知だったので、一瞬で龍美と龍姫が偽物の方が目が青いことに気付き、愛刀で斬り捨てたのだが、いきなりの助太刀登場だったので、完全に、助けた二人に敵意を向けられてしまったので、
「いきなり出てきたことはすいません、ボクは、流浪人、鳴流神龍姫って言います」
「流浪人? それはご無礼を、助けていただいたことは感謝します」
「とりあえず、急いでるんでしょ、龍美か、龍月、バイクは使える?」
「ばばバイク?」
「うん‼」
「わぁ‼」
「そんじゃ、しっかり捕まってて‼」
「あれ? 武龍は?」
「そういえば、先ほどからいなかったよね」
「おっさんもいない‼」
龍姫は敵ではないことを説明するために敢て郷に入っては郷に従えと思って、流浪人だと身分を偽って、なんとか日本刀を鞘に納めてもらったのであった。
どうやら急いでるようだったので、黒髪のメイド侍を龍美がバイクを呼び出して、ヘルメットを二人分用意して、二人乗りで城に向かうことになったのであった。
「それじゃあ、また会いましょう‼」
「行っちゃった」
「近いうちに会えるわよ」
エルフの少女は名乗らずに足早に立ち去ってしまったのであった。