勇者だった俺は半魔神として女神に復讐をする   作:東雲クロト

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今回はなんとなく2連投稿にします


第十四話 新たなる自分

「ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!ぎぃががががごががが」

 

「おぅっ!ふぁぎゅぅぅぅぅぅぅ」

 

俺は普段何があっても絶対に出ないような奇声を発しながら地面を転がり回っている

 

「いぎぃぃ!ぐげぎゃぎゃぎゃぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

とにかく痛い、体の中に針が何千本と入っておりそれが伸縮しながら形を変え超高速で体の中を駆け巡ったらこのような痛みになるのではないかと思うほどに

 

「おっおおおおっふぁぎゅりゅゅゅゅやヴぁぁぁんだはぉぉぉぉみゅゅゃゃ」

 

『クハハハハ、面白い声だな……少し前に試した奴は最初の痛みでショック死してその後爆発四散したんだがな?』

 

「ガぁぁぁぁっ!ごろずぅぅぅぅぅ女神ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

『ほう、この状態になりながらも怨みを忘れないか……面白い!さしずめ怨念、と言ったところか』

 

「ぜぜぜっててぇぇぇぇ、いぎょぉぉぉ!ごろじでやるるるる」

 

『そろそろか?』

 

ゴキュッ、メキャッ、とありえない音がしたそれは自分の体から音のした方を痛みで霞む目で見てみると膨張し血管が飛び出し心臓の様に脈を打っている右足があった

 

「なんだぁぁぁぁぁ!ごぁぁぁぁぁぁ」

 

『意外と早いな、さっきまで第一段階だったはずがもう最終段階か』

 

ボゴッ、ぐチュッ、べキュッ、と生物が出さないであろう様々な音を立てて俺は変わっていった

 

『さぁ、お前はなにを対価として新たな力を手に入れる?』

 

「お、おぎぁいぎゅなれべれれれれ」

 

俺はそのまま肉塊のように膨れ上がり原型を保っていなかった、そして何度か破裂と膨張をくり返し小さくなった

 

『ほぉ、それがお前の対価か』

 

「…………」

 

『何を対価にした?言ってみろ!』

 

「あなたは、誰なんですか?」

 

『む?記憶かそれと髪色…後は退行化か』

 

「あなた自身はどこにいるのですか?明かりをつけてください」

 

『視力もか、記憶を失っているとなると期待はできないな』

 

「僕は誰で、あなたは何者なんですか?」

 

『俺は天魔神だ、お前は……』(なんという名前だった?しょうがない〈鑑定〉)

 

名前:???

種族:÷|・\÷

職業:÷・:・:

属性:°¥…〆<

Lv.・〆・&~=×

体力○+¥「〒

魔力%+○<

攻撃力×¥>々

防御力×「*$%|~

俊敏性=」|-%6×○¥

 

(測れないだと?)

 

「あの、どうかしましたか?」

 

『お前の名はない、何かわかることはあるか?』

 

「わかること?」

 

『なんでもいい、覚えていることやりたいこと……とにかくなんでもいい』

 

「あ、えっと覚えていることはありません……」

 

『チッ、こいつもハズレか』

 

「でも、やりたいことはわかります」

 

『言ってみろ、くだらないことなら殺す』

 

「殺したい……ナニかはわからないが殺したい、この手で無残に無様にあの女を!生きたまま腸を抉りだし!切り刻み!さいっこうの絶望を与えて殺したい!!」

 

『………………っく、ははっハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、面白い!完成だ!あぁこの時を何年待ったか!』

 

「え、あの僕の発言なにかおかしかったでしょうか?」

 

『お前は俺と融合することは決定だ』

 

「え?ゆーごーなんですかそれ?」

 

『俺と一つになれば、お前の記憶も蘇るてそしてやりたいことをやれるぞ!』

 

「?よくわかりませんが、わかりました一つになりましょう」

 

『俺の後に同じ呪文を言え』

 

「わかりました」

 

『汝と我は表裏一体』

 

「汝と我は表裏一体」

 

『汝が表我が裏』

 

「汝が表我が裏」

 

『光と闇のように交差し混ざり合う』

 

「光と闇のように交差し混ざり合う」

 

『やがて一つになりて、存在が掻き消え新たなる自分となる』

 

「やがて一つになりて、存在が掻き消え新たなる自分となる」

 

『我、汝と契約せし者なり、汝死す時我もまた死すだろう』

 

「我、汝と契約せし者なり、汝死す時我もまた死すだろう」

 

全ての言葉を言い終えた時僕と魔神が歪み混ざっていく、そして俺は全てを思い出し復讐する力を得た……魔神は新たなる体を得た

 

「…………これで、殺すことが出来る」

 

(成功したようだな、まずやるべき事は前までのお前ぐらいまで成長してもらう)

 

「どういうことだ?」

 

(声に出さなくとも、心で念じれば会話は出来る)

 

(こうか?)

 

(そうだ、俺の記憶があるだろ?ある魔法を使って15歳まで成長してもらう、その中で俺直々にお前を鍛えてやる)

 

「あぁ、これか『開け別界の門よ』」

 

(さて、この中の時間は外の時間よりだいぶ早いこっちの時間でいえば10日あれば元に戻れる)

 

「さて、行くか……復讐するための力を身につけるために」

 

そう言って俺は、口元を三日月の形に変え見えるようになった両目で勇者の無残な姿を見るのを楽しみにしながら門をくぐった




ここに来てようやく半分魔神になりました、このあとの展開は全く考えていません
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