ここは?」
俺は今真っ白な空間に立っていた、イヤ立っているのか浮いているのかすらわからない
「あなたは勇者として選ばれました」
「神‥‥か?」
「ええ、私は女神エヴァンクディン」
「女神‥‥エヴァンクディン‥‥」
女神と名乗る女性が居た背中には2対の白い純白の羽根頭の上には神々しいリングそしてその顔は芸術の域を超えて言葉にできないほどの美しさそして慈愛に満ちた表情‥‥まさしく女神
「ええ、私は異世界の女神ですあなたはそこで勇者になるのです」
「勇者‥‥‥」
「加護とはなんでしょう」
「加護とは魔法でありスキルでもある力です」
「魔法であってスキルでもある?」
「加護はあちらの世界でいえば無魔法です」
「無魔法?」
「簡単に言えば勇者のみの特別な力です」
「特別な‥‥‥力‥‥」
「貴方に加護を与え‥‥‥」
「どうしました?」
「‥‥‥‥なぜ下等な人間が混じっている?」
「え?」
女神エヴァンクディンは優しく安心するような声から心の底から軽蔑するような声に変わった先ほどまでの慈愛に満ちた表情は見下すような眼差しに変わっていた
「おかしいですね、あそこには本来ならこちらで生まれるべきである清き魂の持ち主しかいないはず、なのにこの下種の魂は醜いですね」
「ま、待ってください、俺何かしました?機嫌を損ねるようなことをしたのなら謝ります」
「口を開くなど下種、機嫌を損ねるだと?貴様のような存在に話をして、一瞬でさえ加護を渡そうとした私への侮辱ですか?身の程を知りなさい下種」
「そ、そんな言い方無いじゃ無いですか!!」
「2度も言わせるな黙れ、口を開くな」
「な、んで?」
「生きている価値すら無い程に醜く、汚れていて汚らわしい血を引いているゴミが、女神である私に話しかけることすら許されないのだぞ?わかったなら黙れ」
「わかり‥‥ました」
「‥‥‥‥‥なるほど貴様は魔法の才能が普通の人間の10倍といったところか、下種にこれほどの才能はいらない、より才能のある勇者に渡すとしよう」
俺の中から5色の玉が出て行き女神の元へ向かった俺の体は急に力が抜け崩れ落ちそうになった
「これは素晴らしい、これだけは礼を言うぞこれほどまでに純粋な魔力が宿った魔核は初めてだ、下等種族とはいえこれほどの力とは、ふふっ勇者の力となるのだ嬉しく思え」
「か、体が重い指動か‥せ、ない」
「魔核以外に特にこれといった才能もないな、行ってこい下種我ら十二柱の女神の創造せし世界アルウラネに入ることを許可する」
次の瞬間俺の体は光に包まれた