「な……ぁ、これ……は?」
直立不動で整列されている200近い男達、皆筋肉質でどう見ても荒くれ者ばかり……そのような男達が強ばった顔をしながら姿勢を変えることなく1ミリのズレもなく均等な距離を開けて立っている
「隊長!どういう事ですかこれ!」
「俺に言うな!何だこれは!」
「お、憲兵か」
「誰だ!」
「昨日この街に来たレオンだ、ギルマスを呼んでくれあいつの依頼だ」
「え、ギルドマスターから?そんな話聞いてないが?」
「ん、おかしいな……出向いてみるか門くぐっても良いか?」
「まて、身分を確認できるものはあるか?」
「ギルドカードでいいか」
「あ、ああ」
「ほら」
「ふむ、確かに確認した通っていいぞ」
(魔力をカードに流した?どういう意味がある?)
(多分確認してるんだろうよ、魔力の変化が見られた)
[結構便利そうだな]
「どうした?」
「何でもない、ご苦労さん」
「あの。これは?」
「お前ら、逃げられると思うなよ?そのままそこに居ろよ?」
『ハイッ!』
響き渡る男どもの声朝っぱらからうるせぇな
『なんなんだよ!コレェェェェ!!!』
憲兵達の心からの叫びが響いた、そして俺と魔神は心の中でハモッた
《知らんな》 と
「やはり人が多いな……ん?」
(気づいたか?)
(いつから居た?)
(門を通ってからだな)
(って事は五分近く気づかなかったという事か)
(気配探知を切るからだ)
(この世界何があるかわからねぇなぁ、日本みたいに安全じゃねぇんだから常に警戒しとこ)
(とりあえず捕縛するか?)
(賛成)
(っ!消えた!)
「一体どこに?」
「何処に?お前の後ろだよ」
「んグッ!」
「さぁて、こっちに来ような……」
「ンー!んんー」
俺と後ろをついてきた男は影に消えた
「もう私……お嫁に行けない……」
「この情報が全てあっていたら解放してやる」
(ックックック、まさか女だったとはな)
(はぁ、また面倒事か……)
(まさか、こんな早くに目を付けられるとはな)
(貴族ってのは暇なのか?)
(知らねぇよ)
「こ、こんなことしてタダで済むと思うなよ!」
「お前こそ、現状が分かってないのか?」
「はぁ?私が報告すりればアンタなんてなぁ!」
「報告できると思うか?今俺がお前を殺してもいいんだぞ?」
「あっ……」
「奴隷にするも良し、生きたままモンスターの餌にするもよし……どっちがいい?」
「え、とあの……その、」
「まぁ、しばらくは生きていられるだろうよ」
「あっ!まっ……」
「行っちゃった……それにしても肩に乗ってた猫可愛かったな貴族が目をつけるだけあるわ」
「でもなぁ、私どうしよう……まだ死にたくないよ」
(クハハハ、早速面倒事か……一体何が理由だろうな)
(多分ハクの事じゃねぇか?)
(ありえるな、妖獣だからな盗賊なんかがなぜ妖獣なんか持ってたんだ?)
(大方、貴族でも襲ったか運良く捕まえたかのどちらかだろう)
(またいるぞ?)
(放置しとく、泳がせておいて屋敷の場所を調べる)
(お前だけは敵に回したくねぇな)
《お前も俺だろうが》
「冒険者ギルドへようこそ」
(っと、考えてたら着いたか)
「ギルドマスターは居るか?」
「すみません、そうそうギルドマスターとはお会い出来ません」
「これでもか?」
「銀の依頼書……少しお待ちください確認してきます」
「早くしてくれよ?」
《なぁ?飯食わねぇか?》
《そうだな、適当に頼むか》
「ご注文はお決まりですか?」
「立ったまま食えて簡単に食えるものはあるか?」
「そうなると鶏肉系か、サンドイッチ系の物になります」
「……どんなものがある?」
「そうですね鶏肉系でオススメなのはチキンステーキですね一口サイズに切ってありますがボリュームはかなりあります」
「サンドイッチは?」
「サンドイッチ系ならホーンラビットの肉をこんがり焼いて削ぎ落として甘辛いタレをかけて挟んだものがオススメです」
「……どっちも注文していいか?」
「はい、よろしいですよお飲み物はエールとお茶と水と果実水がございます」
「果実水で」
「石貨5枚と半貨1枚です」
「少し待ってくれ、今出す」
「石貨6枚ですね、では半貨のお返しです少々お待ちください」
「おい、あいつ……」
「そうだな…次はあいつだな」
「結構身なりいいからな、高く売れそうだ」
「あの方に乗っている従魔もな」
「お待たせしました」
「おぉ、美味そう」
「美味そう、ではなく美味いんです!」
カウンターの女の子が無い胸を張っている
「…………美味い」
「ふっふーん、私が作ったのです当たり前です」
「……生じゃないよな?」
キッチンに向かってから5分も経ってない気がするんだが……衛生的に大丈夫か?
「違いますー!そういう器具があるんです!」
「さっさとどけ!腹減ってんだ!」
「っとすまない、邪魔したな」
「え?おう、俺も怒鳴って悪かったな」
なんか怒鳴ってきた相手が拍子抜けしたような声音で返してきた、俺はお前らみたいに短期じゃねぇんだよ
「あ、食べ終わった皿はあちらにご返却ください」
そんな会話を終え席につこうとするとバタバタバタ……と走る音が聞こえる
「レオンさんはどこですかぁ!」
バァン!と勢いよくドアを開けたギルドマスターの姿が……
どうしましょうかねぇ、ネタが尽きてきた投稿遅れて申し訳ありませんギルド編はまだ続きます学園編のネタがまだ無いので(書いている途中)あと3〜4話は続きます