美波-Minami-   作:douman373

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方言は基本的に似非です。
日付はこの2次創作の設定日時であり、現実のカレンダーに即しています。


prologue

透真「そろそろ大学いかないとな」

 

俺、南透真はどこにでもいる普通の大学生(20)だ。いつも道理大学へ向かう途中のことだった。

 

透真「!」

 

飲酒運転だったのか、なぜか歩道側に突っ込んできた車にはねられた。

 

透真(あれ...目の前が真っ白に...だんだん意識が...)

 

救急車「ピーポーピーポー」

 

病院に運ばれたが結局助かることはなかった。

 

***

 

透真「ここはどこだろう。川らしきものが流れているが」

 

??「ここはいわゆる霊界じゃ。その川は三途の川じゃな」

 

透真(霊界...ってことは俺死んだのか。やりのこしたことたくさんあったんだけどなあ)「ところであなたは誰ですか?」

 

神「おぬしらの言葉でいえば神じゃな。それよりもおぬしに謝罪せねばならない。本当は助かる予定だったのだが、打ちどころが悪かったのか助からなかったようだ。これはわしのミスじゃ」

 

透真(何言ってるのかよくわからない)「あの、どういうことですか?」

 

神「おぬしは死ぬ予定ではなかった。しかし、わしのミスで命を落としてしまった。こういうことじゃ。お詫びに、おぬしをとある世界に転生させる」

 

透真「転生...ですか」

 

神「まずひとつ目の質問じゃ、麻雀はやったことがあるかな?」

 

透真「ネットでなら少々やりましたが、この質問の意図はなんなんですか?」

 

神「麻雀が競技として普及してる世界に転生することになる。2つ目の質問じゃ。こんな能力あったらいいのになという能力はあるか?」

 

透真「相手の和了り牌がわかれば楽なのになと思うことはあります」

 

神「てっきり天和を和了り続ける能力とか言うかと思ったが、付与可能な能力を選んだね」

 

透真「天和がずっと和了れる能力とかあってもただ作業になるだけで、つまらないですし」

 

神「だろうな。まあ、そんなチート能力は与えることはできないがな。とりあえず、相手の当たり牌が分かる能力は付与するが、なんか地味じゃな。おぬしはたしか姓が南だったな。南場に南が配牌で3枚来る能力をおまけで付与しよう」

 

透真「おまけの能力がしれっと強い能力のような気がするんですが」

 

神「転生後はオリジナル主人公になる予定だからじゃ」

 

透真(メタい)

 

神「転生する前に前世の一切の記憶を消去する必要がある。精神年齢もリセットされる」

 

透真「記憶は引き継げないんですか」

 

神「記憶を消去しないと、転生後に同い年の人達とジュネレーションギャップが生じてしまうからじゃ」

 

透真「ところで男として転生できるんですか?」

 

神「転生後の性別は転生するまでわからない」

 

透真(まじっすか)

 

こうして転生することになった。

 

***

 

大阪府吹田市

 

おぎゃあ!

 

2017年7月3日(月) 堂間美波誕生

 

堂間祥太「お、生まれたか?」

 

堂間美佳「ええ」

 

祥太「お祝いや!これはめでたいで」

 

美佳「少なくともあと一人は欲しいわね」

 

祥太「せやな。欲を言えば2人目は男の子がええな」

 

美佳「この子が2歳くらいになったらでええんちゃう?」

 

祥太「まあすぐにうめばええってもんやないしな」

 

2029年6月

 

テレビ「試合終了!千里山女子これで8年連続33回目のインターハイ出場です!」

 

テレビをつけたら千里山女子高校がインターハイを決めるところを放送していた。

 

2029年6月30日(土)

 

12歳の誕生日が近づいた6月のおわりのことだった。私は近くに住む清水谷さんたちに麻雀を教わっっていた。その休憩中、私はアルバムを見せていた。

 

怜「美波ちゃんは一人っ子やなかったんやな」

 

セーラ「これはUSJやな」

 

竜華「いとことかかもしれへんで」

 

怜「でも大人らしきひと男女1人ずつしかうつっとらんで」

 

セーラ「本人に聞くのが一番はやいで」

 

竜華「やな」

 

怜「美波は姉とかおるん?」

 

美波「私には姉はいませんよ。妹ならいますけど」

 

竜華「妹やったか。なんか兄弟いるなら上にいるってイメージやったから」

 

美波「私そんなに妹っぽいですかね?妹呼んできましょうか?」

 

セーラ「そや、妹も一緒に麻雀覚えればええやん」

 

竜華「そのほうがええな。仮に一人都合が合わなくても4人うちで実践できるで」

 

美波「じゃあよんできますね」

 

3分後

 

花梨「妹の花梨です」

 

美咲「美咲です」

 

竜華「二人姉妹やなくて三人姉妹やったんか」

 

怜「よく見てみ。この写真うつってんの5人やで」

 

竜華「ほんまや!ベビーカーきずかへんかった」

 

美波「その写真4年前ですからね」

 

写真の日付 2025年8月

 

セーラ「たしかになんか幼い感じやな」

 

竜華「髪型は違うけど、ほどいたら似た感じになるんやろか」

 

花梨「ためしにほどきますか?」

 

髪をほどいて並んでみた。

 

怜「なんか大きさがちょっと違うだけにしか見えへん」

 

セーラ「今は並んでるからええけど、単体だったら見分けつかんやろ」

 

美波「だから髪の結び方を姉妹で変えてるんですよ」

 

怜「ところで花梨と美咲は今何歳なん?」

 

花梨「9歳です」

 

美咲「5歳です」

 

竜華「ってことは小4と年長さんかな?」

 

美波「花梨は3年生ですよ」

 

怜「3人おればサンマできるで」

 

美波「サンマ...秋によく食べる魚がどうかしたんですか?」

 

セーラ「魚やない。3人麻雀のことや」

 

竜華「とっさにそのボケをできるんは流石大阪人やで」

 

怜「ほな、始めよか。これは?」

 

つ一萬

 

美咲「漢字読めないです」

 

竜華「まあしゃーないやろ」

 

美波「いちまん」

 

怜「なんでやねん!」

 

美波「ボケただけです。イーマン」

 

セーラ「ここでボケはいらんで。じゃあこれ」

 

つ白

 

美咲「豆腐」

 

花梨「しろ」

 

セーラ「なんでやねん!またボケてるんか?」

 

2人「?」

 

美波「ハク」

 

竜華「別にボケたわけやないみたいやな。てかそもそも牌の説明美波にしかしてないやん」

 

怜「そやった」

 

数分後

 

竜華「基本ルールはこのくらいやな。役の説明やけど、ためしに実践ででたら説明しようか」

 

怜「サンマで2人づつペアになってうったらどうや?」

 

その後

 

セーラ「満貫以下の点数は符数掛ける2の翻数乗掛ける4に子なら4を、親なら6を掛けた値を切り上げて計算されるんやけど、覚えたほうがはやいな」

 

その後

 

竜華「これは何点?」

 

六七八③④⑥⑦⑧22678 ②ロン、ドラなし、リーチかけていない、南4局南家

 

美波「7700」

 

竜華「正解や。これは?」

 

①②②③③④⑨⑨⑨2 西暗カン  2嶺上ツモ 南4局北家

 

花梨「4500かな?」

 

怜「正解や。まあ70符以上はほとんどでえへんけどな。点数申告は1200、2300やで」

 

千里山中に通うお姉さんたち(後の千里山女子高校レギュラー)に教わりながら麻雀を覚えていった。

 

そして約半年たったある日のこと...

 

怜(あかん...うち、負けそうや。未来が分かればもうちょい勝てるんやろうけど...)

 

美波「ロン。5200です」

 

竜華「だいぶ強うなったなあ」

 

セーラ「半年でここまで強くなりゃ十分や」

 

怜「最近は全く勝てへん...」

 

竜華「ところで、中学はどこ行くつもりなん?」

 

美波「とりあえず、近くの公立です」

 

セーラ「千里山中に入ってもある程度やってけると思うで」

 

美波「でも試験受けないといけませんし」

 

怜「得意科目と苦手科目とかは?」

 

美波「算数と理科は得意ですが、体育はちょっとだめですね」

 

竜華「なら大丈夫や。体育は入試関係あらへんし」

 

美波「なら受けてみます。なにもなければですが」

 

怜「なんか不安材料でもあるん?」

 

美波「父が4月から転勤になるかもしれないらしいです」

 

結局、父は奈良県に転勤することとなった。そして私は、母親が女子校出身ということもあり、阿知賀女子学院に通うこととなった

 

 

 

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