ん?魔王ではないよ?え?禍々しい?そんなん俺に言われても困ります。 作:不比等藤原
お金が出てきます。
金貨→1万円
大銀貨→5千円
銀貨→千円
大銅貨→500円
銅貨 →100円
大鉄貨→50円
鉄貨→10円
金属の価値で並べて最高の金を1万と考えてください!!
多分それなら分かりやすいはず!!
(=゚ω゚)ノ
逃げなければならない…。
私の本能がそれを告げている。
でも、私の体はまるで鉛なように重くて、足は水中のように進まなかった。
私は天狗になっていたのだろう。
そんな事を今更ながらに痛感した。
冒険者ギルド、
世界中で様々な人が出す依頼が舞い込む場所。
騎士とは違い登録して自由意思で依頼をこなす冒険者が集まる場所。
兎の獣人である私は最近登録したばかりだけど元々身体能力が高い事と魔法の才能もあった事ですぐにB級魔導士になった。
魔導士のランクはE〜A、そしてS、最後にMとなる。
そして、
E:身分証明として登録しただけ
D:平均には及ばない魔導士
C:平均的な魔導士
B:優秀な魔導士
A:かなり凄腕の魔導士
S:超人的な力を持つ魔導士
M:魔を極め魔人となった者
というわけ方をされている。
だいたい一つ下が一つ上に勝つにはそのランクが10人はいるとされていて、上に上がるには実力と実績が必要になる。
入ってすぐにB級となったと聞けばかなり優秀だと分かるだろう。
だからこそ、
私は天狗になりこんな過ちを犯してしまったのだ。
事が起こったのは、1週間前だった、
◇◇◇
【1週間前】
「……神隠し?」
私はいつも通り冒険者ギルドでご飯を食べた後受付のアナと会話していた。
冒険者ギルドでは情報交換として様々な人と会話をする。その中で受付嬢は上からの情報は一番詳しく周りが集めた情報は浅いが広いので多くの人が情報を得るために話しかける1人目として選ぶわけだが、
今回は上からの情報らしい。
「そうなのよ。なんでも1週間前から定期的に届くはずの物が来ない事を不審に思った商人が冒険者を雇ったらしくてね?それでわざわざ1週間掛けていった村には誰もいなかったんだって。」
「ふ〜〜ん。て事は2週間前なの?」
「残念!!帰ってくる時間も合わせて約3週間前だよ」
「あ、そっか。…でも冒険者が向かったんだよね?原因は調べなかったの?」
「ん〜〜。一応調べたらしいけど分からなかったんだって。なんでも不思議な光景だったらしいよ」
「不思議な光景?村が跡形もなく破壊されてたとか?」
「おしい!!けどそっちの方が良かったかもね。それなら魔物に襲われたって事になるし」
「もう!勿体ぶらずに教えてよ。知ってるんでしょ?」
「え〜〜、しょうがないなぁ。でもこれは私達ギルド職員の間でも信憑性にかけるって事で信じてる人の方が少ないよ?」
「いいからいいから!先入観は怖いけど、何もないよりはマシと考える派なの私」
「そう?なら言うけどおかしな話だよ?少し声小さくするね?笑われたくないし。」
「うん」
(…なんでもね?何も異常が無かったんだって)
(……どういう事?)
(魔物に襲われたら物が壊れたり血が出たりするでしょ?それが何も無かったらしいよ)
(………はぃ?いや、流石にそれはないでしょ)
(だよねぇ。だから誰も信じてないんだよ。
しかも生活必需品もそのまま、
というかいろんな物が途中で放置されてたから集団で移動したって線もなし)
(えぇ、ますますありえないじゃん)
(そ、だからどの受付嬢も話さないんだよ。幼馴染みだから話したんだからね?)
(ははぁ。有り難き幸せ)
(ふふ、よろしい!)
「………結局その以来はどうなったの?」
「一応受付してるよ。C級のパーティーが受けてたけど他の商会からも来てるから受ける?」
「うわ、別の商会とで重複してる依頼進めるとか」
「いいのいいの、どうせ情報の共有とかしない連中だしね。で、どうする?」
「ん〜、やろうかな。どうせ暇だし」
「1人?」
「うん。なんで?」
「いや、一応C級B級のパーティー向けになってるからさ、大丈夫?」
「余裕余裕!私を誰だと思っておる!」
「ふふ、今話題のルーキー、冒険者ネームウサギでしょ?」
「そゆこと!じゃあほら早く早く」
「ほーい。なら受付料に銀貨1枚ね〜」
「はいはい」
「はい確かに。提示報酬は金貨3枚、うち紹介料として2割もらうから貰うから報酬は金貨2枚に銀貨4枚ね」
「了解!」
「おほん!では、貴女のご武運を祈っています。いってらっしゃい」
「ん!行ってきます!!」
因みに、
銀行もあるので魔法を使った手続きをしたら、
お金がなくても大丈夫!!