ん?魔王ではないよ?え?禍々しい?そんなん俺に言われても困ります。   作:不比等藤原

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取り敢えず早急に人形は供養しようと思う

緑がまぶしい森の中にある泉。その滸に俺はいた。

《クイクイ》

泉には森で湧き出た水が少しずつ、しかし確実に流れ続けていてその音が何故だか懐かしくて落ち着く。

《クイクイ》

立ってそれを眺めている俺の後ろには大きな、マジで見た事がないくらい大きな、《クイクイ》具体的に言えばジ◯リにでてくる◯トロが寝床にしていた木ぐらい大きな木が生えている。《クイクイ》

風が吹くと葉が揺れる事によって発生するさざなみがとても美しい音色のようだ。《クイクイ》

 

 

……へ?キャラが変になってないか??

《クイクイ》

…ソ、ソンナコトナイヨ。

《クイクイ》

現実逃避なんてしてないから。うん。

《クイクイ》

ほ、ほら!!こんなにも世界が美しいから俺は感動してるんだよ!!!

《クイクイ》

だからなんかさっきから左腕の袖をクイクイ引っ張られてる木がするのは気のせいだね!!うん!!

…でもチラッと、本当にチラッと左下を見てみる。

そこには…

 

 

 

白と黒の布で作られたゴシックロリータの服。

肩の少し上まである綺麗な黒髪。

透き通るような白い肌。

赤々とした輝きが怪しく、それでいて何処か美しいまん丸とした大きな瞳。

唇は少し窄められて不思議そうな顔をしている。

そんな表情をした【ようじょ】がこちらを見上げていた。

 

 

 

まてまてまてまて!!お、おおお落ち着け!!

これはあれだ。保護的なやつだ。こんな場所に1人で置いとけないから保護したんだ。うんうん。だから問題ない問題ない。さっきから謎に鼓動が早いけどこれもきっと問題ない。アイアムノットロリータコンプレックスオーケー??

 

取り敢えずもう1度左下を見る。今回は目があった。

するとどうだろう。

不思議そうな顔は直ぐに満面の笑みへと変わり、その頬も何処か紅くなっているような気がする。そして俺の脚に抱き付いて来た。

 

 

 

 

………ふ、ふふっ。おお落ち着け俺。ああ焦るのはまままだ早い。取り敢えずはあれだ。結婚年齢が低い国を探す事から始めようと。うん。これはあれだから。その国に興味があるだけで別に俺自体の事は関係ないから。光源氏なんてするつもりはないから。ここテスト出すからね??

 

……あれ?何言ってんの俺?くっ、なんでこんな事に………

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

【1日前】

 

只今、無数の人形に囲まれております。

理由?知らんよそんなものは。

もうやださっきから膠着状態が続いてるのがツライ。

まぁ?俺が固まってるだけなんですけど??

少し動揺して身体が固まってしまったようだが、もう大丈夫!!なんかよくわからんけど取り敢えずもう1度状況確認からだね!うん!

 

 

 

【周りを見渡す為に首をグルリと回した!】

【全方位から視線を感じる!!】

【どうやら囲まれているようだ!!!】

【人形に!!!!】

 

 

 

 

オッフ…。

いやいや…いやいやいやいや!!

おおお落ち着け!!まままだあわわわてるじじじ時間じゃなない!

 

 

取り敢えず目を瞑る。

うーん。なんだかよくわからんけど取り敢えずこれは夢じゃないんだよね?

流石にあの空間から今までと考えると夢にしては長いし。昨日寝てから見てる夢って可能性もなくは無いけど怖い以外は現実と変わらんからな〜。

いや、それも夢だからそう思い込んでる可能性もなくは無いのか??

 

 

 

 

 

 

………よし。もう一回確認しよう。

 

 

 

 

 

【深呼吸をしてからカッと目を開けた!】

【視界に映ったのは精巧な人形の顔!!!!】

【なんと!顔を覗き込んでくる人形と至近距離で目があった!!!!】

 

《バキッ!!》

【右ストレートを繰り出した!!】

【渾身の一撃!!】

【人形は吹き飛んで行った!!!】

 

 

 

怖い怖い怖い怖い!!

心臓止まるかと思った…。もうやだおうちかえる!!

いや無理だって!!俺テレビ番組の怖い話とかホラー物の映画とかホントに無理な人だから!!

ていうかなんか今の人形動いてたよね??他の人形も少しずつ移動して無い??ていうか動けるならなんでさっきからずっと俺の事を見てくるの?もしかして俺狙われてるの??

 

 

 

……いや、いやいやいやいや…。

だ、誰かのイタズラとかじゃない?マリオネットてきなさ!!

え、ちがう?そもそも上に何もなきゃそんなんでき無い??

 

知ってるわんなこと!!!!

だから焦ってるじゃいこっちは!!

 

 

 

 

……ふ、ふふふ。うん。

まぁ、取り敢えず此処を離れようと思いますはい。

 

 

幸い道のような物が見えるのでそこを通ればどっかに出ると思う。ていうかそうじゃないと困る。今は切実に人に、人に会いたい!!!

そしてそいつを此処に連れてきて俺と同じ気持ちを味わってもらうんだ!!

いや、これはほら。俺の気持ちを理解して欲しいだけだから。決してなんか呪われてそうだから仲間増やして安心したいとか思ってるわけじゃないですからね??アンダスタン?ワタシソンナイヤナヤツチガウ。オーケー??

 

 

《スクッ》

足に力を入れて立ち上がる。

地面は草が生えていて体重を掛けても大丈夫っぽい。そうと分かればこんな場所おさらばだぜ!!さあ行こう!新しい場所へ!!

 

《カチャカチャカチャ》

そして人形達も立ち上がった。

やめろ貴様らに言ったんじゃない。

 

……なんか人形の瞳がおれに何かを伝えてきている気がする。

 

【▷にんぎょうたちはなかまになりたそうにこちらをみている】

 

【なかまにしますか?】

▷はい

いいえ

 

 

【なかまにしますか?】

はい

▶︎いいえ

 

 

 

なんとなく頭にテロップが流れてきた。

間違いなくドラ◯エである。あぁ、久し振りにしたい切実に。

 

 

そんな事を考えていたら人形達が身体からよくわから無い力的なものを出し始めた。

その時もう一度人形と目が合う。

 

【▷にんぎょうたちがなかまになりたそうにこちらをみている】

 

▷はい

 

 

いいえが用意されてい無い件について……。

なんだよもうやだよ何なのこいつら。

なんで俺の脳内にまで影響してんだよ。何?呪いなの?俺は君らに呪われちゃったの??こんなに大量の数に??

呪いのバーゲンセールは望んでいません。お願いだからクーリングオフさしてください。

 

 

取り敢えず振り切る為にダッ!と駆け出した。

フハハハハ!!!

人間には三十六計逃げるに如かずなんていう言葉があるんだよ!!

今の俺は過去最高に早く走れてる気がしするぜ!!!

耳を澄ませば風を切る音、鳥の鳴き声、木々のざわめき、そして何より後ろから聞こえるカチャカチャという大量の不快な音。

 

……いやいや、いやいやいやいや。

チラッと後ろを伺う!!

 

 

 

【にんぎょうたちがおいかけてきている!!!】

 

 

陸上の短距離選手のような見事なフォームだなぁ。はっはっはっは。

やべぇマジで怖い。

何回マジで怖いって言わすきだよコンチクショウ!!!!

 

 

横に曲がって森に入り足場を悪くしてみる。

チラリと後ろを見ると相変わらずの短距離選手だった。凄えっ…

撒く為に会えて蛇行してみる。

チラリと後ろを見ると直進してきていた。あっ…。

敢えて大きな段差のある所を選び跳び越える。

チラリと後ろを見ると武空術を使ってやがった。マジで!?

林の中に身を潜める。

外を伺うと周りに待機していた。ちょっ!?

 

 

 

 

 

そんな事を繰り返して十分程。

結論を言おう。

 

 

 

迷っちゃったぜ!!✨✨

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

どこだよ此処怖えよ鬱蒼としすぎだよコンチクショウ。

そして結局振り切れず俺の後ろに付いてくる人形s。

怖い。ひたすらに怖い。

取り敢えず人里に下りて教会的な所に行こうと思う。的な所ね。ここ重要だからね。

そして俺は歩き出した。そして気付いた。

 

…あ、迷子だったっけ……。

かなり不本意だけどスタート地点の木を目指す事にした。

 

 

 

 

 

 

やって来ました始まりの木!!!

……ネーミングに関しては気にしてはいけない…。

これ、お兄さんとの約束な?

まぁでも違う物を敢えてつけるなら世界樹一択です。

 

取り敢えず最初の場所に来れたので空を見上げれば見事な夕焼け…。

 

 

 

………うん。夕焼けだね。

 

…どんだけ早く走ってたんだろうね俺。

いや、途中からおかしいなと思ってたんだよ?だって木を目指して歩いてるのに木の大きさ全然変わらないんだもん。木が大きすぎて遠近感が狂ってたわけだね。……この木の名前…ラスノーチェスにしよう。

 

……よし。夜の森は危ないから今日はここで泊まろう。

まぁ昨日と違って人形ズが怖くて眠れないがな!!!

 

 

 

……焚き火でもしとくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーンバーンワーー!!

始まりました、突撃して欲しい私の晩御飯のお時間です。

だが人形、貴様らはダメだ。

 

 

周りに落ちている枝や葉っぱ、手頃な太さの折れた幹を組み火を起こします。(火は石を打ち付けて付けようと思ったけど全然付かなくてイライラして組んだ木に石を投げつけたら付いた)

泉から獲った魚と森で採った知ってる食べ物を炙ります。

美味しく焼けました〜〜!!

…完成です。

 

……やだなにこれ虚しい…。

因みに人形ズはギリギリ光の届く場所に居るので不気味さが際立っている。

本当にやめて欲しい。

 

なんだかなぁ〜。

結局襲ってきたりし無いのは何なのか…。寝るのを待ってるのか?まあ寝るつもりは無いんだけど。さっぱりわからん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森に朝日が差し込み1日の始まりを告げる。

鳥達は少し前から囀り出したようだ。

何とも清々しい朝であり尚且つかなり涼しい…というか寒い。うんまじで。でもまぁそのおかげで俺の寝起きもバッチ………は!?

うそ?!いつの間にか寝てた!!

人形どうなった!?

 

 

………あ、寝る前と同じ場所にいる。

……よ、よかったぁ。生きてるよ俺。

ていうかそれならほんと何なのあれ…

俺を襲うつもりは無いのに俺につきまとってんの?いや、襲われたら困るんだけどさ。もしかしてストーカーか?ストーカーなのか??愛され過ぎちゃってるのか俺は?

ていうかなんか寒いと思ったら火消えてるじゃん。

俺よく凍死とかしなかったな。泉の近くだからかなり冷えたと思うんだけど。

このあったかい抱き枕のおかげだな…。

 

 

 

 

 

 

 

…………………………んん??

抱き枕??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

 

 

《バッ!》

【視線を下に向けた!!】

【なんと俺の腕に抱き締められながら胸に顔を押し付けて気持ちよさそうな寝息を立てている【ようじよ】を見つけた!!】

【【ようじょ】を手に入れた!!!】

 

 

 

 

オッフ……

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

そしてなんだかんだで今2人並んで泉を見ています。(現実逃避とも言う)

いや〜、ははは。

《クイクイ》

 

……え?

なんでさっきから話してやらないのかって?

 

それを説明するのは非常に難しい。実の所俺は結構子供好きだからさ。出来れば優しく話してあげあいんだよ?(ロリコンではない)でも今いざ話しかけようとすると…

 

「どうした?幼女よ」

 

こ・れ・ですよ!!!

なんだよ幼女よって!!

なんか話し方的にアウトだよ。子供に話しかけるのに使っていい言葉でも話し方でもないし!!

 

これのせいで話しかけた後にこの女の子の目を見れない。

《クイクイ》

多分その事に気付いてずっとクイクイしてるんだとは思う。子供って目を合わせたほうが落ち着くんだっけ??

 

 

…………俺の恥or子供の安心………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……まぁ、これぐらいなら子供の安心だよなぁ…。

 

 

 

膝を折って目線を合わせる。

幼女は俺がいきなりしゃがんだ事に驚いたようだ。しかしすぐに満面の笑みを浮かべて胸に飛び込んで来た。

 

「む、……どうした?」

 

 

俺の胸に頭をグリグリとさせる幼女…。

 

……うん、なるほど。朝みたいに抱きしめて欲しかったわけね…。

 

 

取り敢えずいくら子供とは言ってもしゃがんだままでは不安定で倒れそうになるので幼女の後ろ側に両手を回して抱き上げる。

一瞬身を硬くするも直ぐに嬉しそうな笑顔を浮かべる幼女……。

癒されるわ〜〜。

 

無表情の人形と追いかけっこからのこれは凄い。うん。癒し系を極めてるね。本当にありがとう。俺のSUN値的な意味で。これで生きていけるよ、ロリラッシュ。

 

《キュッキュッ》

幼女が嬉しそうに抱きしめて来る。

俺、将来保育士になるわ。いや、こんな子はいないと思うけどやっぱり子供は良い。加護欲が凄い。

 

「ん?」

 

 

幼女が顔を覗き込んで来た。

 

【【ようじょ】がなかまになりたそうにこちらをみている】

 

【なかまにしますか?】

▷はい

いいえ

 

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

【なかまにしますか?】

▷はい

いいえ

 

 

 

 

 

 

……………………

 

……………………………

 

………………………………………

 

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【なかまにしますか?】

▶︎はい

いいえ

 

 

 

 

 

はっ?!

お、俺はいったい何を!?

ち、違うんや。これはあれなんや。

…ほら!これ断ったら泣きそうやん?だから…うん。……取り敢えず変な気は全くないねん!!そもそもほら、俺の頭の中の事やん?まぁよくない??ばれへんかったらさ!!!!

 

 

ようじょはまんめんのえみをうかべた!!

ようじょはうれしそうにだきついてきた!!

 

 

 

…お、おお?ぐ、偶然だよね?

 

【ようじょ】NOネーム

【称号】再誕せし姫君、眷族

【階級】なし

【レベル】1、〔魔王レベル1〕

【状態】良好、加護

【HP】10/10→20

【MP】30/30→40

【SP】10→20

【攻撃】10→15

【防御】10→15

【俊敏】10→15

【魔法】

闇魔法:レベル1、

水魔法:レベル1、

植物魔法:レベル1、

光魔法:レベル1

【スキル】

ロ・リ!!

必要SP:なし

子供の頃にのみ発現するスキルの女児版。

状態異常に一定値まで強くなる。体が成長し、スキルの一定値を超え意味をなさなくなった時自然に消滅する。

男児版に『しょ・た!!』がある。

 

【取得可能スキル】

自動回復(称号、再誕セシ姫君の効果)

必要SP:20

怪我をした時に自動で回復する。レベルによって効果は上がる。

 

判定(称号、再誕セシ君の効果)

必要SP:100

対象が自身に明確な悪意や敵意を持っている場合、又は悪意や敵意を持って一定以上接近してくる場合にそれを察知する事が出来る。

 

威圧(称号、眷族の効果)

必要SP:10

威圧感を出す事が出来る。レベルに応じて最大の威圧が上がる。高位の威圧は魔物を追い払ったり敵の動きを阻害出来るが、場所がバレる可能性が上がる。

 

 

 

………まとう。

うん。うん?

頭にテロップが流れてきた。それは良い。うん。さっきからそんな事をして遊んでたし。

問題は俺が考えたわけでもないのに勝手に流れてきたって事だね。うん。

え?どういう事これ??

もしかしてあれか?

こういう時に定番のアレか?

恐らくこの状況でなら全男子が想像するあれなのか?

 

 

……いやいや、さすがにそれは……。だって一応現実だし、画面とかないし……。いやでももしそうなら……いやいやいや。

 

……でも、1回ぐらいなら試しても……いい…よね?

 

「…………す、ステータス…オー…プン…?」

 

 

 

【自分】NOネーム

【称号】率いし者、子供好き、保護者

【レベル】1

【HP】50/50

【MP】50/50

【SP】50

【攻撃】30

【防御】30

【俊敏】30

【魔法】

肉体強化:レベル5

闇魔法:レベル1

水魔法:レベル1

植物魔法:レベル1

光魔法:レベル3

スキル:

加護(称号、率いし者の効果)

SP:取得済み

自分の事を心から思う者の内、その思いが強い数人に加護を与える。レベルによって人数は変動する。

 

オーラ(称号、子供好きの効果)

SP:取得済み

雰囲気を身に纏う。現在は落ち着かせる効果のみがある

 

威圧

SP:取得済み

威圧感を出す事が出来る。レベルに応じて最大の威圧が上がる。高位の威圧は魔物を追い払ったり敵の動きを阻害出来るが、場所がバレる可能性が上がる。

 

 

ウオオオォォォオオオおおおお!!!!!!

まじだ!!すげえよこれまじかよ!!!!

え?なに?これはあれですか?

レベル上げて無双しろっていう事ですか?事ですね?事に決まってる!!

ふへへへへへ

 

《クイクイ》

 

 

……幼女が不思議そうな顔をして覗いてきていた。

 

 

 

………お、落ち着こう。少なくとも今はまずい!幼女を抱きながらニヤニヤしてたら間違いなく不審者だ。

 

《ジーー》

「……どうかしたか?」

《フルフル》

「そうか。ならばいい」

 

《ジーー》

 

……うーん。この子もしかして喋れないのかな?

めっちゃ目で訴えてきてるんだけどわかんないわ。

ていうかなんで首横に振ったの?絶対なんかあるよね…。

目を合わせてみる。

 

 

「………」

《パタパタ》

 

何故かバタつき始める幼女。

 

…え?なに?

伸びる?バンザイ?上下??…高い高いしろ??

 

 

……取り敢えず肩の下に手を入れて上にあげてみる。

 

 

 

キックが顔にクリーンヒットした。

 

うん違うのね。なんとなく分かってた。

 

 

 

えっと?伸びる?ん?違う?あ、落ちる?つまり不安定ってこと?

 

 

……安定するように強めに抱きしめてみた。

 

 

一瞬身体を硬くするも俺の背に手を回して顔を押し付けてくる幼女。正解…かな?

 

30秒くらいたってからなんか『はっ』みたいに動き出した。

え?違うの?なんか正解っぽい反応だったじゃん。

多分顔に出てたんだろう。

赤い顔で頬っぺた膨らましてポカポカ叩いてくる。

かわいい……。

 

 

あ、ごめんごめん分かったから。そこ鳩尾だから蹴らないでね。なになに?落ちる?んで足バタバタ?焦ってる?夢でも見た?ん?違う?…あ、歩く?ああ、もしかして下りる?んで歩く?

なるほど下りたいわけね。

 

 

と言うわけで下ろしてみた。

幼女は満面の笑みを浮かべた。

なんてわかりやすい子なんだろう…。いや、意思疎通は難しいんだけどね??

そしてトトトと掛けていった。見晴らしは良いし…朝ごはんに昨日の余りを炙るか……。

 

 

 

 

数分後、幼女は人形を3つ抱えて戻ってきた。

 

 

 

オッフ……

 

 

 

 

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