IS 百人一首が好きなただの男   作:marekunn

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私は北海道の人間なので百人一首は北海道バージョンで出てくると思います。


第4話

またまた休み時間

 

今回は周りに人が寄って来なかった

一応、一段落ついたということだろう

 

とりあえずゆっくりさせてもらう

 

「そういえば、一夏ってこの中に知り合いとかいたのか?」

 

「いたぜ、幼馴染みが。智希はどうなんだよ。ってさっき呼び出してたもんな。」

 

「あぁ、オレも幼馴染みがいたよ。」

 

オレと大差は無い状況らしい

少し安心だな

 

「ちょっとよろしくて?」

 

特徴的な長い金髪でお嬢様ですよオーラを放っている女子が声をかけてきた

 

 

「なにかな?セシリア オルコットさん」

 

こんだけ特徴的な髪型してれば流石にオレでも覚えてる

 

「そうです。私が代表候補生のセシリア オルコットです。」

 

「なぁ、代表候補生ってなんだ?」

 

一夏、お前は始まったばかりの学園生活をどれだけ乱したいんだよ

 

まぁ、知らぬは一生の恥とも言うよな。それでもこれは...

 

オルコットが固まっている

 

「おまえ本当に知らないのか?」

 

「ああ、何なんだよ。教えてくれよ。」

 

「参考書を捨ててるんだったな。

おまえの姉は日本代表でモンドグロッソ、世界大会に出てただろ?その代表の候補だよ。」

 

「ああ、わかったよ。とりあえず、すごいんだな。」

 

おまえ、その言い方はプライド高いやつには

 

「あなた、私をバカにしておりますの?」

 

「そんなことしてないって。おまえすごいやつなんだろ?それよりもう授業始まるぜ。」

 

「次の休み時間、逃げないでくださいね!」

 

急いで席に戻るオルコット

 

オレには一夏がオルコットを煽っているようにしか見えないが一夏のことだからそんなこと考えないで言ってるよな...

 

「なあ、なんだったんだ。あれ。」

 

「一夏、おまえが自滅することになるぞ。」

 

「どういうことだよ。」

 

「そのままだよ。」

 

キーンコーンカーンコーン

 

なんか鐘の音が虚しく聞こえてしまうよ 

 

 

 

「クラス代表を決めようと思う。立候補でも推薦でも構わんぞ。」

 

こういうのは関わらない方が良いだろう

ただでさえ学園生活が苦しいからな

 

「織斑くんが良いと思います。」

私もーとどんどん続いていく

反論しても織斑先生による物理攻撃で帰ってきている

ご愁傷さま

 

「わたしは如月くんが良いと思います。」

 

オレの平穏を奪う気か

しかし反論したら物理攻撃でくるからなにも言えない

 

バンッと机が叩かれた

 

「待ってください。このような男を代表にして私に一年間、屈辱を味わえと仰いますの?だいたいこんな極東の猿に「オレはオルコットさんが良いと思います。」

 

「智希、おまえ馬鹿にされてるのにいいのかよ。」

 

あんたは馬鹿にされてることには気づくんだな

 

「この程度でで争う必要無いし、ISに馴れてるやつがいるならそれで良いだろう。」

 

これ以上の話しはウザイだけだしな

 

「そうですわ。男はおとなしくしていればいいんですわ。」

 

「おまえも勘違いするなよ。今はクラス代表程度のことだから別にいいが、本当に周りの人間を馬鹿にするなら

「そこまでだ。」

織斑先生が言う

 

「おまえら三人で一週間後、試合をしてもらう。そこで勝ったやつが代表だ。良いな?」

 

二人はやる気がありますよといったオーラを出していたがオレは正直どうでも良かった

 

 

 

で放課後になった

 

放課後まで二人はずっとぴりぴりしてた

普通に嫌だった

 

まあそこはどうでもいいとして今は職員室に呼び出されている

 

「あっ、来ましたね。まずはこれ寮の鍵です。」

 

1042と書かれている

どうせ一夏と一緒だろ

 

「次に専用機の話なんですが、クラス代表を決めるまでには届かないそうです。ですが武装が2つ送られています。」

 

流石に急に早まったら完成してないよな

 

「あの少し質問してもいいですか?」

 

山田先生が聞いてくる

 

「なんですか?」

 

「あの、なぜレインボウの会社の専属になったんですか?」

 

レインボウはここ数年で急激に名をあげたISの開発をしている会社だ

 

「知り合いが立ち上げた会社だったんで。」

 

山田先生が驚いている

「立ち上げた人ってことは神有月 桜さんと知り合いってことですか!?」

 

「まあ、兄弟ですけど。」

 

「えっ!でも名字が違いますよ?」

 

「ただの偽名です。姉は目立つことをたくさんしてるんで偽名を使っているんです。」

 

「そうだったんですか。あの神有月桜さんのご兄弟ですか。

あ、送られてきた武装のひとつがバットとようなものだったんですけど。」

 

「野球やってたからじゃないですかね?」

 

「割りとテキトーなんですね。質問はもうありません。ありがとうございました。」

 

 

とりあえず部屋に行くか


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