まだ慣れてないため、駄文になりますが…
よかったら読んでくだちい
なんやかんやあったが、晴れて高校、総武校を卒業し都内の大学へと進学をした俺、比企谷八幡は現在今日の講義を終え一人暮らし先のアパートへと帰宅途中である。
大学生になってから早くも季節は夏…あと数日で夏休みになる。
今日はバイトもなく明日は休日という事で若干浮かれつつ、普段利用する地下鉄へむかう。
改札を過ぎ、自分がこれから乗る電車を待つために駅のホームへと辿り着き、明日の過ごし方を考える…もちろん寝る!ダラダラする!引きこもる!伊達にヒッキーってあだ名じゃないぜ!
ってヒッキーって認めちゃってるし!どっかのアホの子の所為で大学でもヒッキーって呼ばれんだけど…。アホヶ浜め!
ま、まぁ〜この際めんどうなんでこの話は置いといて…ってあれ?あの爽やかイケメン……ちっ、まさかアイツにエンカウントするなんて、ついてないな。つかまだ気づいてないみたいだし、俺の108あるスキル、ステルスヒッキーを発動すりゃバレねぇだろ。
そんな中、不意に肩を叩かれる。
「あの、渋谷へはこの電車で良いんですか?」
びっくりしたぁ〜なんだよ、危うく変な声出そうになったじゃん…
その声に振り返ると…1人の老婆がいたのだった。
「あ、はぁ…こっちじゃなくて階段上がって隣の路線っすよ。」
反対のホームを指差し、老婆にホームを教える。
「御丁寧にありがとぉございます。」
そう言い老婆は俺から離れて行く。良いことした後は気分が良いな。
なんて思い老婆の後姿を見たら…また別の人に話しかけている…。
おい、マジかよ…俺信用ないの?ない?あ、そうですか……。
つか、話しかけてんのアイツじゃん…ま、アイツなら親切に老婆がのるホームまで案内すんだろうな。
暫くして、そろそろ電車が来る時間になった。
「や、ヒキタニ君。久しぶり。」
…ヒキタニ君、声かけられてるよ?
「…無視かい?相変わらずだな君は。」
…こいつが声かけたのはヒキタニ君であって、比企谷ではない。
「はあ、比企谷。久しぶり。」
等々、肩を掴まれ比企谷と呼ばれ渋々と、声の主に目をやる。そう渋々とだ。
「おう、葉山。」
葉山隼人。高校の時のクラスメートでリア充(笑)でザ・ゾーンの担い手だ。
「そういう嫌そうな顔は懐かしいな。卒業式以来だが元気だったか?」
「見りゃわかんだろ。」
「そうか。さっきのお婆さん。ちゃんとホームへ送ってきたよ。」
んだよ、見てたのかよ…。
「そうか、じゃあな。」
「そう邪険にするなって。これから来るのに乗るんだろ?俺も乗るから途中まで一緒に行かないか?」
「は?なんでだよ?」
「少し話でもしないか?最近のこととか、さ?」
「話すことなんかねぇーよ。」
「まあ、そう言うなって。」
苦笑いな葉山。実際こいつと話すことなんかない。
「なあ、比企谷…あの人…」
葉山の指差す方を向くと、自分たちの後ろのホーム。
いかにも酔っ払いらしい人物がふらふらと歩いているのが見えた。あのままじゃコケるか、線路に落っこちるな…。
「あの人、危ないな……っ!」
案の定、酔っ払いは線路にむかってコケて落ちた。
おい、そろそろ電車くんぞ?
駅員いないの?
ヤバくね?死ぬんじゃね?
マジかー人死ぬとことかみたくねぇー
そんな声が周りから聞こえてくる。
おいおい嘘だろ?どうすんだよ…マジかよ…どうする?助け、間に合うか?
「大丈夫ですか?今助けますから!」
その声にハッとし、我にかえる…。隣にいたはずの葉山がいない事に気付き、彼を探す…いた。葉山は線路に降り酔っ払いに近ずいて行った。その行動に興味本位で集まる群衆…。
「そこの人、手を…手を貸してくれ!」
そんな声に周りの奴らは…
どうする?
誰か行きなよ。
駅員まだかよ。
ヒーローキターッ!
あの人かっこ良くない?
なんて自分勝手な発言ばっかりしてる。
焦った表情をした葉山だが俺と目があった瞬間…
「比企谷!頼む、手を貸してくれっ!」
一斉に俺へと周りの目が刺さる。
「ッ!今行く!」
さっきまで足がすくみ全く動けなかった俺…。だが葉山の声で身体が動き出した。
急いで線路に降り、酔っ払いを葉山と一緒に抱えホームへと上げる。
よし、後は俺らが上がれば…
そんな事を考え、乗り上がろうとすると、電車が来たのだった。
「比企谷!早くっ!」
「ダメだ、間に合わね!走んぞ!」
2人で走り電車が止まるであろう先まで進む。
しかし、俺たちは思い違いをしていた。
こいつは快速電車…。
この駅には止まらずに通り過ぎる。
おいおいおいおいっ!マジかよ、こんなとこで死んじまうのかよ…。
ふざけんなよ!あん時とちげぇんだぞ!
ヤバッ、無理…ぶつか…
グシャッ…
最後に聞いた音…。
あれ?首?葉山?
葉山隼人の頭。
最後に見たもの。
あぁ、俺死ぬのか…。
真っ暗だ…何も見えな………
「「ッ!」」
暗がりから急に明るくなり、背中ではなく、正面から何かにぶつかった。
「おい、また出てきたぞ!」
「今度は2人か?」
「いったい何なんだよ!」
そんな声が聞こえた…。
は?何だ?壁?電車は?つかあれ?
「君たち大丈夫かい?」
どっかの部屋?つか葉山は?って何だ、隣にいるじゃん…。あれ?首くっついてる…?
「君たち聞こえてるかい?」
声のする方に振り向くと、そこにはごく普通なサラリーマンっぽい人がいた。いや、サラリーマンだけじゃない…金髪のチャラ男、老人やガタイの良いおっさん、後は目付きの悪い人、同い年ぐらいの青年がいた。
「比企谷…ここは…?」
「いや、俺に聞くなよ…」
周りを見渡すと、明らかにどこかの部屋…窓の高さからしてマンションの一室、か?つか、アレ東京タワーか?って事は都内?部屋の中央には真っ黒い玉…何なんだよコレはっ⁉︎
「君たちも、もしかして死んだのかい?」
俺と葉山に声をかけてきたサラリーマン。
まて、今なんつった?
「ええ、俺たちは電車に引かれて…と言うか、”も”ってあなた達もですか?」
葉山がそうサラリーマンに告げる。
そうだ。確かに俺と葉山は電車に引かれて死んだはずだ…。
「僕は車の事故でね。」
「俺は工事現場で転落。」
「私は癌で…ね。」
「……。」
「自殺。」
サラリーマンは車の事故で、ガタイの良いおっさんは工事現場で、老人は癌…。青年は自殺で、目付き悪いヤツ(人の事言えないな)は喋んないのか…。
金髪のチャラ男は…
「んな事ドォーでも良いんだよ!ここ何処だ!誰かしらねぇのかよ⁉︎」
こっちが聞きてぇよ…。
天国だ、地獄だ、実は生きてる、ドッキリだ…などと言い合ってるなか、俺はこの部屋を散策する。
玄関あんじゃん…出られんじゃね?あれ?
ドアノブをつかもうとしたら掴めない…つか滑る?って言ったら良いのか?なんだコレ…
玄関の脇は…お、掴めた。…ってトイレか…。
言い争いしてる部屋に戻り窓に手をかけるが…ここも滑って鍵を開けれない…。
「さっき試したがダメみたいだな…そっちはなんかあったか?」
葉山が話しかけてきて、玄関の事をはなす。
「そうか…後は調べてないのはあの中央にある黒い球体だな…。」
葉山が球体に近づこうとすると、突然球体から…
『あーたーらしーいあーさがきた』
は?ラジオ体操?何今から体操すんの?バカなの?
言い争いをしてる連中が一斉に中央の玉に目を向ける。つかまだ言い争いしてたのかよ…。
一通りの歌が終わると、球体に更に変化があった。
『てめえ達の命はなくなりました。』
『新しい命をどう使おうがわたしの勝手です。』
変化…文字が球体に浮かんできたのだった…。
「はぁ?んだよコレ馬鹿にしてんのか⁉︎」
金髪煩い…。まあ、イラつくのはわかるが…。
『てめえ達は今からこの方をヤッつけてに行って下ちい。』
そして、新たに画面?が切り替わり…ってなんだよこれ?
『一寸星人』
『特徴 小さい はやい』
『好きなもの お碗 針』
『口癖 でかくなりてぇい』
一寸星人って…これ…あれだよな?
「ざけんなコラっ!ッてぇ…」
「でかくなりてぇいってなんですかね?」
金髪は球体に蹴りを入れてるが、思いの外硬かったんだろう、痛がっている…。
サラリーマンは星人の説明書きを見ている。
一寸星人…まさか一寸法師のことか?
コレを今から倒すの?倒すって何で?踏めば良いの?
そんな事を考えてると球体の両端が開いた…。いや、スライドして広がったと言った方が良いのか?
「なんだろこれ?」
「玩具の銃?」
「スーツケースみたいなのもありますね?」
俺は玩具の銃のような物を手にし、これで倒すのか?なんて考えてると…
「わっ!」
球体の中を覗いたサラリーマンが腰を抜かした。
そんなサラリーマンに葉山が近寄り…
「どうしました?」
「ひ、人が…」
人?俺はそっと中を覗くと…確かに人がいる…つか何でこんな中に人が?つかどうやって入ってたんだよ…?
中には酸素マスクの様な物を口に当てた全裸の男が入っていた。
「生きてるのか?」
葉山は男に近寄り調べ始める。
ふと、目付きの悪いヤツが銃を手にし、スーツケースを持って玄関の方へ向かうのが見えた…。
なんだ?アイツ…。
スーツケースを見てみると、名前が書いてあるのに気がつく。
『ヒッキー(笑)』
……バカにしてんのか?
「比企谷、どうした?ってなんだいそれ?」
苦笑いの葉山…こっちが聞きたいっての…。
葉山は俺と同様にスーツケースに手を伸ばし書いてある文字をみる。
「爽やかぁ〜って、これ…」
「お前のことじゃね?」
他にもリーマンAとかパツキン、現場監督と書かれたスーツケースがある。
ん?まて、目付きの悪いヤツはすでに持って行った…自殺したって言ってた奴の物だけないのは何故だ?
そう思いそいつがいる方を向くと、目が合った。
ヤツはこちらに気付きニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
よく見ると、何か服の下に着てる…。なんだあれ?
その横に目付きの悪いヤツが真っ黒のタイツの様な服を着て立っていた。 コスプレ?いや、違う…あれは……
「お、おいっ!なんだコレ⁉︎頭が⁉︎」
「あ、頭が…な、ない⁉︎」
その声に思考を取られ、声を出した主に目をやると、金髪の頭が徐々に消えていくのが見えた…。いや頭だけじゃない、腹からしたや足元も徐々に消えていっている。
「うわっ!ぼ、僕も⁉︎」
金髪の次はサラリーマン、そして老人にあの2人…そして俺と葉山も…
俺は見た。あの2人が玩具の銃を持ち何か知ってそうな顔で俺を見ていたのを…
「葉山!とにかくそのケースと玩具を持て!」
「ッ、わかったっ!」
視界が消えたと思ったら直ぐに見えてくる。
……どっかの街中か?さっきまであの部屋にいたよな?
部屋にいた連中も狼狽えた感じで周りをキョロキョロと見ている…。
「ここ、何処だ?」
「住宅街?」
「外でれたんなら帰れんじゃん⁉︎」
そんな話をしている…。
確かに外でれたし帰りたい。
「あの〜、皆さん、話があります。」
そういったのはあの青年だった。
……。
はい、ありがとうございます。
ご感想、誤字報告等お待ちしてます。