佐藤「さてと、もうそろそろパラオじゃなくてガ島に行くか・・・」
しなの「MI方面にまだ進んでいますが、どうします?」
しなのが、海風に髪を揺らされながら聞いてきた。というのも、危険区域に近寄りつつあるからだ。
佐藤「そうだな。ガ島方面に転進するか。しなの、艦隊をパラオから離れた所を航海するようにして、ガ島へ」
しなの「了解」
佐藤はそのご、艦隊のあかしに曳航されている『ゆら』を見ていた。なぜ、見ているかというと佐藤にあかしが『司令が操艦してみませんか?』と言われ、明日艦息試験を受けることになった。それで、佐藤は悩んでいた。もし合格すると『佐藤治夫』から『由良』に名前が変わることを・・・
佐藤「はぁ・・・由良のやつでも操艦無理だったら、俺はどうなるんだよ」
そう、佐藤は防大のカッター競争であらぬ方向へカッターを操艦し、迷子になり海保が出て捜索したぐらいだ、防大で『由良改誕生か!?』とビッグニュースにされた。そして、熊野さんを筆頭に由良と佐藤が方向音痴
しなの「どうします?ガ島に行くことを知らせますか?パラオに」
佐藤「一応しとくか」
しなの「わかった。それでさ、大丈夫なの?船乗って」
佐藤「不安しかねぇよ」
しなの「そらそうだよね。なにせ、由良海将補よりひどいんですから」
佐藤「由良のやつより俺階級高いんだがな・・・その分迷子の腕も上ってか」
しなの「そうですね。海将」
佐藤「はぁ。まぁ現状を詳しく知っている彼奴に指示をしてもらうがな。でも、いずもはんが勝手に返している部分もありそうだが」
しなの「そんなの、
佐藤「しなの、おまはんなまりすぎやしないか?しかも、お前違うやろ地方」
しなの「そうですが?」
佐藤「だれのがうつった?」
しなの「あんたのが」
佐藤「ワイのがか?」
しなの「そやで」
と会話が続いていった。余談だが、会話は、最終的に方言になりすぎて、周囲が(あかし以外)、困っていた。あかしがなぜわかるというと、関西弁がベースだったからだ。
しなの「妖精さん、通信した?」
妖精「す、すみません。まだしていませんが、原文を報告します。30式軍事衛星7機、30式通信衛星3機、30式気象衛星3機を打ち上げますが、そちらは、使用されますか?です」
しなの「そのまま送って。あと、由良さんに佐藤海将が乗るが、彼のカッター履歴しってますよね?って聞いてください。」
と言うと、いたずら気味な笑顔を見せた。