この俺、戸部翔は平凡な幼稚園で運命的な出会いをした。運命的な出会いで思い浮かべるのは女の子っしょ?でも違うんだなぁ~♪俺と同じ男なんだべ。
やることなすことが我が道を行く男、佐藤雪広。見た目がヤンキーな幼稚園児だけど、めっちゃ優しい俺達のリーダーだべ。
俺達と言ったべ?俺と雪くんの他にもう一人いるっしょ。動きが素早く猿っぽい、俺達の中では一番まともな男、相良良晴。猿っぽい見た目の陽気な奴で、何かと雪くんを止めようとするが流される、水のような猿男だべ、・・・良い意味で言ってるよ?
そしてこの俺戸部翔、既にチャラいと二人に将来を心配されるムードメーカーっしょ!俺がチャラいのは両親のせいだべ、・・・たぶん。いらんことを言ってはどつかれるのが日常!常にテンションMAX!三人の中でオンリーワンなわけっしょ!
そんな俺達が運命的な出会いをして毎日楽しく過ごす、日々楽しさMAX最高っしょ!ウェーイ♪
幼稚園で巨大な地上絵、前衛的な壁画、あまりにも深すぎる落とし穴、リアル格ゲーごっこ等、数々の伝説?を作り上げてきた俺達も小学校へ。幼稚園からの流れに乗って、トーテムポールにモアイ像等を作り、本格的に格ゲーのような技を練習、というか修行なんかな?それをするようになった。特に雪くんと俺がのめり込み、ぶっちゃけ良くんが置いてきぼり状態。
格ゲーとは言っているものの、俺達の使う技を使用するようなゲームは無いっしょ。全部雪くんのオリジナルだべ、それを格ゲーと言っている。・・・雪くんは天才っしょ!そんな雪くんに負けないように、雪くんの考えた技を練習する。雪くんが考えたのに相性?が悪いヤツは雪くんお手上げ、そんで俺か良くんがそれを練習、覚えていくわけだべ。
そんな感じで雪くんを筆頭に修行する俺達、最近では何か知んないけど攻撃を飛ばせるようになったべ。
「ストライクっしょ!」
俺が空を蹴ると、足から何か出る。二発で打ち止め、・・・二発目を出すとめっちゃ疲れるのは何故?因みに雪くんが言うにはこの技名はベノムストライク、カッコいい技名だべ。その横では、
「うらっ!烈風拳!」
雪くんが腕を振り上げて、同じように何かを出してるべ。雪くんの場合は三発目、それで打ち止めみたいっしょ。んで、良くんはというと・・・、
「・・・かめはめ波ぁーっ!・・・違うかぁ、・・・何が駄目なんだろうか?怒り?悲しみ?う~ん、・・・かぁめぇ・・・はぁめぇ・・・!」
何かを飛ばすことが出来ないべ、良くんも俺達と同じように修行しているんだけどね?何が違うんだろ?
そんな本気半分遊び半分で修行していた俺達んとこに、厳ついおっちゃんが現れた。めっちゃ雰囲気がヤバイっしょ!
「何やら気を感じて来てみれば、なかなかに面白い赤子達がいるな。・・・お前達、その技は何処で覚えた?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべて聞いてきたべ、恐っ!俺と良くんはチビる寸前ぐらいビビったけど、雪くんは・・・、
「頭に浮かんだ技を格ゲーとか言ってさ、練習?修行?よく分からないけど、本気半分遊び半分でやったら出来た!何で出来たのか本当に分からないよ?でも・・・カッコいいでしょ?おっちゃん!」
ヤバそうなおっちゃんにもいつも通り!流石は雪くん、そこに痺れる憧れるっしょ!
「・・・師も無しに我流でそこまで至っただと!?・・・恐るべき赤子達よ、世間は広いようで狭い。・・・仕事で千葉に来たが、良き拾いモノをしたか?・・・ふむ、お前達。」
雪くんの言葉を聞いたおっちゃんは、俺達に稽古をつけてくれるって!きちんとした稽古、修行をすればもっと強くなるし、カッコいい技も沢山使えるようになるらしいべ!俺達はおっちゃんの提案に大賛成しておっちゃん、ヒュームさんの弟子となった!たまに顔を出しては鬼畜仕様の稽古をするヒュームさん、それでもめげない俺達っべーっしょ!
小学校でもバカやって、修行という名の格ゲーごっこをして、毎日楽しく過ごしてきた俺達にも女友達が出来たっしょ!雪ノ下雪乃、雪ん子というあだ名が定着した美少女!彼女が加わったことにより、またまた新しい日常が始まったっしょ!雪ん子はめっちゃ頭が良いけど、体力が極端に無いべ。雪ん子完璧美少女計画が発動し、俺達の修行に支障が無い程度に付き合い鍛えたら、雪ん子は野山を人並み程度かそれ以上で走り回ることが出来る体力を身に付けたべ。雪ん子の天才っぷりがパないっしょ!
嫌な顔を一つもすることなく、雪くんが雪ん子の相手をしまくった結果が・・・、
「雪くん・・・♪」
暇さえあれば、常に雪くんの隣にいて引っ付いている。・・・そう、雪ん子は雪くんのことが好きっぽい。何やら色々抱えているっぽい雪ん子に対して優しいし、雪くんのお陰で目指す道を見付けたらしいのだ。姉に何とかって言っていたような・・・、雪ん子には姉ちゃんがいるん?まぁとりあえず思ったこと、
「リア充爆発っしょ!!」
意味が分からないけど、こう言わずにはいられないべ!
俺達は進級したけど、雪ん子は別のクラスへ。めっちゃ駄々をこねたけど、お揃のキーホルダーで落ち着いた。新しいクラスでもいつも通り、クラスメイトとも普通に過ごしつつ、丹羽万千代って女の子とも仲良くなった。いつもニコニコ清楚系?そんな美少女だ。たまに点数を付けてくる、変わったクセを持っている。例の如く、雪くんが好きっぽい。俺と雪くんの何処が違うん?・・・俺、モテません。
常に一緒にいた雪ん子は別のクラス、だからたまにしか遊べない。何故か俺達からは雪ん子んとこには行きにくい、・・・不思議だべ。雪ん子ポジに万ちゃんが入りいつも通り過ごしていたら、葉山とかいうムカツク野郎が俺達に、雪くんに突っ掛かってきた。葉山と関わった為に、俺達の日常が異常に変わったべ。俺達は学校全体から苛められるようになり、完全に雪ん子とは会えないようになった。・・・葉山って奴のせいだべ!許せないっしょ!
それからというもの、俺達はイジメに堪えつつ修行をした、巻き込まれた万ちゃんを守る為に。万ちゃん自身も修行に混ざり、元からの才能か・・・とても強くなった。
暫くして、痺れを切らした雪くんが雪ん子の下へ。そして俺達に、気を通して助けを求めてきた。向かってみれば雪くんと雪ん子がベッタベタ、万ちゃんも覚醒して大変だったべ。鈍感が過ぎる雪くんには呆れたが、俺達の進む道は決まった。雪くんはこの状況を何とかする為に九鬼へ、俺達もそれに続く。雪ん子もドイツに渡って自分磨き、輝かしい未来の為に!
しかしそんな俺達の前に現れたのが葉山!軍団を引き連れて、再び雪くんを悪者にしてきた!なんやかんやでやっぱり話は拗れて、雪くんと葉山が対決!結果は雪くん大勝利、だけど先生の登場で雪くんが結局悪者に・・・。葉山、・・・いずれ後悔させてやるっしょ。・・・いつの日かぶっ殺す!
・・・あの日から、一週間も経たずに雪くんは転校した。葉山のせいで、俺達は予定より早く別れたのだ。本当だったら一緒に行く筈だったのに、雪ん子と万ちゃんは暫くの間・・・メソメソ泣いていた。俺と良くんは、雪くんの分まで二人を守った。
・・・そして、新たな年となり新学年へ。その前に雪ん子はドイツへと留学した、何かを決意した目で旅立ったのだ。その時の約束は・・・、
『この屈辱を力に変えて、・・・来る日に葉山とそれに属する者達に天誅を!!』
俺、良くん、雪ん子、万ちゃん、そしてここにはいないけど雪くん。この言葉を胸に秘め、俺達は新たな道を歩む。
雪ん子は一人、異国の地で。俺と良くん、そして万ちゃんは雪くんの待つ九鬼へ。・・・色々思うことはあるけれど頑張んべ!俺達は色んな意味で強くなるっしょ!!
ベノムストライク→キング
烈風拳→ギース