雪ん子が加わっての俺達、この1年・・・色々ありましたね。主に雪ん子改造計画、体力作りに力を注ぎました。その結果、
「魚釣りに行くのかしら?・・・なら、私も行くわ。・・・・・・良いよね?」
雪ん子が俺達と行動をする際、行き倒れることはなくなり、ちょこちょこではなくガッツリと付いてくるようになった。性格も少し丸くなり、モジモジ&上目遣いをマスターしてきたのです!雪ん子の美少女っぷりに俺達は、
「「「勿論、OKさ!」」」
ドキがムネムネする毎日です!雪ん子、可愛いなぁ~♪
・・・そう、1年経ったわけでして、
「・・・・・・別のクラスになったけど、・・・会いに行くから、・・・だから、・・・仲間外れにしないで。」
俺達は進級したのだが、雪ん子は別クラスになった。別クラスになったということは、今までのように遊ぶことは困難、ここはそういう小学校なのです。そのことに対して、雪ん子は泣きそうな顔、ぼっちになるのを恐れている。離れることが、そのまま別れになると思っているようだ。たぶん、俺達と出会う前だったら、堪えることが出来ただろうが、居場所を見付けてしまったら、居心地の良い場所を知ってしまったら・・・。気持ちは分かるぞ雪ん子、俺達も悲しいし。
「仲間外れになんかするかよ、・・・いつでも来るといいさ!」
「雪ん子は友達っしょ!仲間外れなんかするわけないべ!」
「そうだよ雪ん子、だから泣きそうな顔をしないで!」
当然のことながら、そのような非道を俺達がするわけがない。現在、三馬鹿と完璧美少女の四人組があるべき姿!
「・・・うん、・・・ありがとう!」
泣きそうな顔から一転、ニパッと華咲く笑顔!萌えぇ~♪
クラスは違えど共に遊ぶ俺達、雪ん子が遊びにきてくれます!俺達からは、なかなか会いには行けませんからね!こんな所が嫌ですね、この小学校。因みに、雪ん子も俺達並になりました。元々ハイスペックな子でしたからね、俺達に合わせていく度に・・・ってヤツです。そんないつもの日常の中で、
「ほい、このパンさんキーホルダーを雪ん子にやろう!」
「俺達四人のお揃いっしょ!」
「種類は違うけど、4個で1組なんだよね。雪っちが懸賞で当てたんだって!」
雪ん子の手の中に、パンさんキーホルダーを落とす。雪ん子は、そのパンさんキーホルダーをキラキラした目で見詰め、
「・・・お揃い、・・・一緒、・・・友達の証。」
ぼそぼそと何かを呟き、とびっきりの笑顔で、
「・・・ありがとう、私の宝物にするね!」
「「「ウェーイ!」」」
更に深めた絆にテンションを上げて、これからも仲良くするさ!
・・・しかし雪ん子は、あの日から少しずつだけど、姿を見せなくなってきた。雪ん子にも色々あるんだろうなぁと思い、迷惑になるかもしれないと考え、会いには行かなかったけど、流石に続くと心配になり、様子を見に行こうと思った。格式高い小学校って面倒だよね?小学校なのに色々と手続きみたいなのがある、俺達普通の家庭だからね、尚更だよ。そう考えると、雪ん子は良い家柄なのかな?
さて、まずは職員室に行かないと駄目だよね?俺、翔、良晴の三人は行動を開始しようと思ったんだけど、
「えーと、佐藤雪広君、戸部翔君、相良良晴君はいるかな?」
俺達のクラスに見知らぬイケメンが!・・・・・・誰?
空っぽにし過ぎて、この先を考えていなかったり。