やはり俺達の青春は間違っている。   作:ユキユキさん

4 / 16
空っぽ。


第4話 ~葉山、登場。

突如現れたイケメン、俺達になんの用だろうか?・・・つーか、マジで誰?

 

『『『『『葉山君だ!!』』』』』

 

・・・!?クラスの女子が騒ぎ出したぞ・・・葉山?・・・誰?翔と良晴に視線を向けても、首を振るばかり。すると、俺達と仲の良いクラスの女子、丹羽万千代が、

 

「葉山隼人さん、親が弁護士で彼本人も優秀みたいです。その容姿と性格の良さから、女子に人気の王子様ってことのようですよ?・・・まぁ私は興味がありませんが、確か・・・雪広さん達と仲良しの雪ノ下さん、彼女と同じクラスだったかと思います。・・・5点。」

 

「・・・ほーん、ってか点数低っ!俺、万ちゃんに何かしたかな?かな?」

 

「ウェーイ!雪くん鈍感、万ちゃん雪ん子にしっ「ふんっ!」・・・はぅっ!」

 

「わぁぁぁぁぁっ!翔っちぃぃぃぃぃっ!!」

 

イケメン情報を教えてくれた万ちゃんに詰め寄る俺、その万ちゃんに鳩尾へ一発食らう翔、悶絶する翔を介抱する良晴、一瞬にしてカオスとなるのが俺達クオリティ!

 

 

 

 

 

それだけ騒げば目立つし、葉山ファンてーの?クラスの女子が俺達のことを教えたんだろうね、・・・葉山がこっちにきたのさ。・・・見た瞬間ビビっときたね、俺・・・コイツ嫌いだわ。

 

「君達が佐藤雪広君、戸部翔君、相良良晴君・・・だね?・・・少しいいかな?話があるんだけど。」

 

「・・・話?・・・何?」

 

素っ気ない態度というか、不快感を隠さずに応対する俺。葉山の取り巻き・・・クラスの女子が、俺の態度にイラっときたみたいだが気にしない。葉山の方は気にしたみたいで、

 

「仲良くやっている中で割り込んでごめん、邪魔した俺が悪かったね。・・・でも、大事な話があるんだ。」

 

・・・何いきなり謝ってくんの?コイツ、・・・俺が悪者になるじゃん。現に、

 

『何?あの態度、アイツが悪いのに葉山君に謝らせて・・・!何様?』

 

『馬鹿の癖に調子に乗るなってーの!葉山君を見習いなさいよ・・・!』

 

『アイツ、いつか犯罪を起こすよ。そんな顔してんもん、葉山君とは全然違うよね~。』

 

『アイツを、含めた三馬鹿、それに・・・丹羽さんには失望よね、仲が良いみたいだし。』

 

『少し可愛いからって、調子に乗っているんでしょ。』

 

・・・俺はいいとして、翔に良晴、万ちゃんにも飛び火したよ。・・・というか小学生のガキの癖に、悪口は達者ですね。・・・どんな教育されてんの?コイツら、何様だ?

 

「みんな、クラスメイトを悪く言うのは良くないよ?仲良くしなきゃ、仲間なんだからさ。」

 

『『『『『葉山君、優しい!』』』』』

 

「「「「・・・・・・。」」」」

 

俺達は無表情で、葉山達を見ていた。

 

 

 

 

 

俺は葉山に促され廊下の隅に、翔達は教室に置いてきた。万ちゃんを守る為だ、あの二人は色々と強いし信頼しているからね、アイツら・・・馬鹿な女子には負けないさ。・・・それはいい、問題はコイツだ。初対面でやらかしてくれたコイツ、・・・葉山隼人。俺・・・、俺達になんの用だ?俺の怪訝な顔に対して、葉山は、

 

「雪乃ちゃんにちょっかいを出すのは、やめてくれないかな。」

 

・・・笑顔でそう、言ってきた。




何故か丹羽長秀が!

空っぽって恐いね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。