とある電撃娘の多重能力兄(仮)   作:蒼崎 夜深

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かなり久々の投稿です。
色々大変だったり思うように執筆が進まず、こうなりました。

それでは、ごゆっくり!


雷神とムサシノ牛乳眼鏡

俺は今何が起きているのかわからない。

 

目の前で起きている光景は現実なのかアニメの世界なのかそれとも同……ではなく、百合が本当にあることがまったく思考が追い付いていかない。

 

だが一つ言えることがある。

 

それは…………

 

「い…………」

 

「い?」

 

「いやぁぁぁぁぁぁ!!」

 

美琴が放った電撃が俺に向かって来ていた。

 

俺の顔めがけて…………

 

俺死んだなぁ~~

 

「ムギャ!!」

 

そんな見事にアホらしい悲鳴を残しながら俺は意識を手放した。

 

………………

 

…………

 

……

 

「ハッ!?」

 

俺はいきなりの衝撃に驚いて目を覚ました。

 

何が起きたのかを確認するために辺りを見渡すといてはいけない人がいた。

 

「やっと起きたのね雷兎君」

 

「オオゥ……」

 

「何か言ったらどうなの?」

 

「ナゼアナタガココニイルノデスカ?」

 

俺はそれしか答えられなかった。てか、これしか答えられない。

 

だって、今この瞬間一番まだ会いたくない固法美偉が俺の右隣にいた。

 

しかも部屋着らしき服で……。

 

「えっと……なぜいるんですか?」

 

「それは私が聞きたいことよ」

 

「ですよね~~」

 

「いきなり消えたかと思ったら急に帰ってきて。しかも、妹さんの電撃を受けただけで気を失うなんて本当にlevel6なのか疑いたい気分よ」

 

「だって美琴だし?」

 

「何で疑問系なのよ」

 

そういって固法は冷蔵庫からムサシノ牛乳を出して飲みだした。

 

「まだそれ飲んでんのな」

 

「悪い?」

 

「誰も悪いとか言ってねぇだろうが……そういや美琴とあの女の子は?」

 

「二人ならこの時間は寮に戻ってるわよ」

 

寮生活か。まあ、常磐台は聞いた話では全寮制とか言っていたような気がするがまあいいや。

 

それよりも今はどうやってここを乗りきるかだ!

 

「そう言えばまだ言ってなかったっけ。今日から私も貴方の部屋で住むことになったから」

 

固法はそう言いながら残りのムサシノ牛乳飲み干した。

 

「…………は?」

 

今彼女は……固法は何て言いやがった?

 

い……一緒に住むだと!?

 

「ど、どどどどどどういうことだ!?」

 

「私が聞きたい方よ。雷兎君のお母さんから急に電話が来て、突然『雷兎と一緒に住んでね♪』って来たんだから」

 

「ハァ!?なにいっちゃってんの家のお袋は!?てか、お前もそれをのんだのかよ!?」

 

「しかたないじゃない!寮に戻ったら部屋の中がもぬけの殻で床に置き手紙で『もう荷物は雷兎の部屋に送ったわ♪』ってあったのよ!」

 

「オウッ!!何てこったい!!」

 

俺は胸ポケットにしまっていたタバコの箱を床に叩きつけた。

 

「てか、ここは俺の部屋か!?」

 

「ええ。そうよ」

 

「何てこったい!!」

 

俺はもう一つの胸ポケットにしまっていたタバコも床に叩きつけた。

 

「それよりも雷兎君!まだ未成年でしょ!」

 

「そこんとは大丈夫だ!俺の能力がわかんねえけど害を無力にしてくれるからな!!」

 

「はぁ……」

 

「てか、固法。俺とお前年離れてて俺年上だからね!?」

 

「あら?雷兎君が言ったじゃない。『俺とお前は年離れてても友達だから敬語なし!てか、するなって!」あの時貴方が言ったじゃない」

 

ぐぅ…………。あの時の事を未だに覚えてんのか!?結構会ってなかったからもう忘れてるもんだと思ったのに!

 

そうこうしているとふと俺の携帯もといデバイス(テッサ)が鳴った(固法には聞こえないが)。

 

『雷兎さん。緊急の任務が入りました』

 

『わかった』

 

俺はテッサにそう内部通信で告げると、固法の方を向いた。

 

「悪い固法。今からちょっと出掛けることになった。先に寝といて構わん。ちゃんと玄関の鍵は閉めろよ」

 

「え!?ちょ、ちょっと雷兎君!?」

 

俺は固法に有無を言わさずそう言い。窓から飛び降りた。七階の窓から。

 

「さーてと…………行くか」

 

『そうですね。雷兎さん』

 

「テッサ……何か機嫌悪いか?」

 

『いいえ』

 

「そうか。ならばいい」

 

俺は電撃を出しながら四つ目の能力でマフラーを生成し、顔を半分を覆った。

 

『雷翔一式』

 

そして、電撃を足に送り飛翔した。

 

電撃を足に送ることに、短時間だけだが飛翔し移動することに成功した。

 

俺が考えた理論上では、足に電撃を送り、それを溜めることにより、その反動で飛翔が可能になるんじゃないかとこれまた適当な理論を作り上げ、やってみたら成功した。

 

実際理論を組み立ててもできいっこないだろうが、そんなことはどうでもいい。不可能は可能にすればいいだけである。

 

そんなこんなしていると、目的地の廃工場に着いたようだ。

 

『ここのようですわね』

 

「そのようだな。まあいい。さっさと終らす」

 

俺はそう呟くと廃工場の上空に雷雲を生成した。だが、雷雲はそれだけではなかった。

 

雷雲の中に石ころ大の氷も生成され始め、雷雲の所々が赤く燃えているかのように光だした。

 

「さて、地獄を始めよう」

 

そう一言言って俺は上空に掲げていた腕を降り下ろした。




どうでしたか?
久しぶりの投稿ですので、色々と変な風になっている可能性がありますが……指摘してください!

それではまた早く投稿したいと思います!

シスコン気味な雷兎君は美琴の攻撃だけ素直に受ける癖が……あります。
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