魔法少女育成計画-LoveLive♥wars-   作:東宮

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-μ's-
高坂穂乃果 …いろんなものをしりとりで変えるよ。
綾瀬絵里 …髪をカチンコチンに固めるよ。
南ことり …相手の理性をぶっとばすよ。
園田海未 …水を纏った魔法の矢を放つよ。
星空凛 …猫の体に乗っ取ることができるよ。
西木野真姫 …頑張った分しっかり成果がでるよ。
東條希 …占いで出た結果は絶対だよ。
小泉花陽 …作物が急成長する魔法の肥料を使うよ。
矢澤にこ …みんなを笑顔にさせるよ。

-Aqours-
高海千歌 …駆けっ子ならだれにも負けないよ。
桜内梨子 …ピアノでいろんな音楽を奏でるよ。
松浦果南 …周りの水を自由自在に操るよ。
黒澤ダイヤ …とっても大きな声を出せるよ。
渡辺曜 …水面を猛スピードで駆け抜けるよ。
津島善子 …漆黒の堕天使を召喚するよ。
国木田花丸 …好きな本の内容を相手に伝えるよ。
小原鞠莉 …どんな料理も美味しくできるよ。
黒澤ルビィ …ピンチな時ほど威力が上がる魔法の光線銃を使うよ。


#2 アイドルを好きになったきっかけ

◆魔法少女育成計画とは?

 

スペシャルイベント「LOVELIVE♥wars」について新情報が入ってきましたぽん。

 

スペシャルゲストは18人でμ'sとAquasのメンバーということは前回発表しましたが、

無事、みんな魔法少女になれそうぽん。これで楽しいイベント間違いなしぽん。

 

実はちょっとこちらで手違いがあったけど、運よく普通にイベントが進行できるようになったぽん。

もうすぐスペシャルゲストさんたちに魔法少女になっていくわけだけど、今回はその前に

”誰か1人”応援する人を決めておいてほしいぽん。

 

これから魔法少女として活躍していくのを見守ってるだけじゃなくて

きっと応援した子といいことがおこるぽん♪

あ、詳しい内容については当日のお楽しみぽん。

 

イベント開始日時はまだ未定ぽん。でももうすぐぽん。

とにかくとにかく楽しいイベントだから、期待しててほしいぽん。

ぽん♪

 

魔法の国 より

 

◇◇◇

◆高坂穂乃果

 

穂乃果の通う大学には、にこちゃんがいた。

公立にいけなくて、ことりちゃんと一緒な大学に入れなくて、ひどく落ち込んでいた穂乃果だったが、そこの大学に、にこちゃんがいてくれたことから自分はすぐ立ち直れた。

2人の幼馴染と離れ離れになってしまって、もっと勉強しておけばよかったと人生でやっと初めて勉強のことで後悔した穂乃果だったが、にこちゃんが大学にいることをその後知り、いつもの前向きな自分にすぐに戻すことができた。

にこちゃんとは学年が違う。でも、高校のときは学年は違うものの、一緒にスクールアイドルとしてやってきた家族みたいなものだった。大学入学後もよくにこちゃんとあそんだりした。

穂乃果は大学2年生になり、にこちゃんも高校3年生の時より2cmぐらいは伸びたかな…でももうこれ以上は無理だな…胸はむしろしぼんでるな…なんて思ってた頃に、凛ちゃんが入学してきた。

μ's内の3馬鹿が、みんなこの学校に1人でくるとは驚いた。しかし、この学校はこのくらいの馬鹿にちょうどいいので仕方ないとも思えてしまった。

 

◇◇◇

◆星空凛

 

割と入試には自信があったので、不合格となったときはとてもしょげた。死んだ猫のように。

真姫ちゃんとかよちんにあんなによく勉強を教えてもらったのに落ちた自分が、ペリカンに捕食されるたいやきくんのように感じた。でも、大学にはにこちゃんも穂乃果ちゃんもいて、そこまで落ち込むことはなかった。にこちゃんも、穂乃果ちゃんも同じような気持ちだったんだと察することができたからだ。しかしまぁ、にこちゃんや、穂乃果ちゃんに比べれば、凛のほうが勉強できる自信があったのだが、そんなこともなかったのだ。五十歩百歩であった。

大学入学後1か月くらいの時だった。にこちゃんが食堂で、何やらイヤホンをしながらスマホゲームをいじっていた。…やはり周りに友達とらしき人物はいない…ではなかった。にこちゃんは高校生のときは恐らく家の予算のせいでスマホをもっていないかなりレアなJKで、スマホをいじっている姿なんか一度も見たことがなかった。にこちゃんにスマホをかしたときに、「これどうやって電話するの?」とウッソだろお前とドン引きし、ちょっとびっくりしてしまったことを思い出す。………スマホをいじっているにこちゃんの顔をは、ニヤニヤしている………じゃなかった。一体スマホなんかで何をしているのだろうか。

 凛「…ねぇねぇ何してるの?」

にこ「ンヒィィ!??ぁイエナンデモ…」

 

声をかけてみて、返ってきたのは小さく情けない、にこちゃんとは思えない声だった。

 

◇◇◇

◆矢澤にこ

 

アイドルはもちろん大好き。それでいてスクールアイドルのメンバーは大が抑えきらないくらい好きだ。

そんなにこにーが「なんでアイドル好きになったの?」と聞かれたとき、それを答える日はこない。

だが自分の中ではよくわかってる。アイドルを好きになったきっかけは魔法少女である。

幼少期はしょっちゅう魔法少女のアニメをみていた。それでいて魔法少女にあこがれていた。女の子にもそういう子は多いと思う。でも、多分にこにーはその中でも魔法少女を愛していたんだと思う。

ゆめかわいいコスチュームを着用し、いろんな魔法で人助け。もう何から何まで大好きだった。ズーンと心が時めいた。愛していた。

幼稚園のころの将来の夢は魔法少女だった。でも、みんなは成長していくにつれ、魔法少女の話をしなくなった。

小学校にあがって時間がたつにつれ、人間は魔法少女になれないことを悟った。遅すぎるのかもしれないが、それだけ魔法少女のことがすきだった。その前まではなんとかして魔法少女になる方法をさがしていた。

小学校になったばかりころも将来の夢も魔法少女だった。それを皆に話すと、馬鹿にして笑うようになった。パトカーになりたかったとかほざいていた奴が何を言うのだろうか。でも私はあまり皆のことは気にしないようにしていた。だが学年が上がるにつれて、私も魔法少女になりたいなんて言えなくなってしまった。本当はなりたい。本当になりたいのに、言えることじゃない。そうやって今では「言えない」から「絶対に言わない」に成り代わっている。

テレビを見ながら、冷蔵庫から取り出したつめたつめたの柔らかいイチゴご大福を(くわ)えながらら毎日魔法少女みたいになる方法を考えることを繰り返した。魔法少女になることは諦めた。でも魔法少女みたいになることは諦めてはいなかった。

どうにかして魔法少女みたいになりたい。どうすればいいのだろうか。

ある日いつも通り考えていると、魔法少女アニメの番外編だ。テレビ番組で、キャストの()()さんが喋っているではないか。()()()()()()()()()()()()()()である。その時私はその衣装や持ち歌を見て「本物の魔法少女!?」と思ったが、どうやら声優という役柄なのだということを知った。しかし、それは本当に魔法少女みたいだったのだ。まさしく、私の目指していたものがそこにはあった。そこにはいた。そうか、声優になればいいのかと、私は気づくことができた。

しかしながら残念で残念、残念な事に、当時小学生(ロリ)であった私には声優になるまでの道が長すぎた。いや、道ではない、道など条件さえ揃うことができれば簡単に切り開かせられる自信はあった。その時の、最大の問題は年齢だった。当時10歳ぐらいの、しかも待つのが大嫌いな私には声優として活動できるまでかかる時間が長すぎるように感じてしまった。そこで私は声優の道を諦めるようになった。何か近道がないか探しはじめた。その結果スクールアイドルというものに目をつけたのだ。小学生でアイドルはきついかもしれないが、スクールアイドルの定義は満たしているし、さっそくその頃からアイドルの仲間、すなわちメンバーを集めたりするようになった。ぼっちではあったか今よりマシではあったし、それなりに頑張った。うまくいかないこともあった、いやうまくいかないことがほとんどだったが、それでもアイドルが好きになった。アイドルを好きになっていた。今ではミューズのメンバーの1人だ。そんなアイドルを好きになったきっかけ。原点は魔法少女だ。

そういえばスクールアイドル、μ'sで活動しているとき、私が兄弟たちにソロ曲をサプライズした出来事があった。あの頃も本当いろいろなことがあったが、その時。そう、そのとき。私は()()()()になれたのだ。そう、衣装から歌詞、メロディまで私は魔法少女になることができた。μ'sのメンバーにさえそのことは言えていなかったが、魔法少女になれてとてもとてもとてもとてもとても私は興奮していたのだ。とてもとてもとてもとてもとてもとてもとても嬉しかった。最高の一時(ひととき)だった。

 

大学に入り、しかも3年生になってやっと親に買ってもらえたスマートフォン。THE()時代遅れである。普通のJKなら高1の時点で買ってもらうのだろうが、にこの場合はその5年も遅い。しかし別ににこにー自身はそんなに気にしてはいなかった。なぜなら私は高1、いやそれ以上に幼く見えるかわいいかわいい容姿(まないた)の持ち主だからだ!………私はピカピカのスマホでゲームをやっていた。私は「魔法少女育成計画」をやっていた。しかし、このゲームは面白い。何よりこの私そっくりの魔法少女が、私そっくりなのに本当にかわいい。デュフフフフフフフフ。ニヤニヤ。デュフフフフ。

凛「…ねぇねぇ何してるの?」

にこ「ンヒィィ!??ぁイエナンデモ…」

 

_不覚。オワタ。反応が途轍(とてつ)もなく酷いことになってしまったのは私でも重々自覚していた。

私の大学生活オワタ。もう無理だ。私の輝かしい青春(サファイアスプリング)はもう…!

いや、よく考えれば……というか考えなくとも私の青春はもう既に終わっていただろう………完全ぼっちだし…認めたくないけど…

 

って、3秒ほど沈黙を置いてやっと脳が活動再開し、気づいた。

話かけてきたのは凛だった。よし、コイツならすぐ話をもどしてやり直せば大丈夫なはずだ。

にこ「あぁ、これ魔法少女育成計画っていうアプリよ」

 凛「そ、そうかにゃ」

 

そしてまた約3秒後に気づく。ついに口にだしてしまった

”魔法少女”なんて言葉を

”魔法少女育成計画”なんていうゲームをやっていると

_くそおおおおおおおおおおおおおおお!

 

若干周りの生徒からの視線も感じられた。特に同学年、さらに絞って同クラス。

慌てて知らない振りをしようとし、スマホを隠そうとした私はスマホからイヤホンのジャックが外れてしまい…

 

♪ にっこにっこにぃこにこだよーー!ホラ、たのしくなれ、にこ♡ ♪

 

私は凛を見た。助けを求めた。凛はまさしく死んだ魚のような目をこちらに向けていた。

 

 




こんにちは。東宮填晴、ひがてんです。前回からは割と早めの投稿になりました。といっても展開がなかなかすすみません。本格的に この物語が動き出すのはもうちょっと先です。素人ながらなるたけ良いものにできるよう努めますのでこれからもよろしくお願いします。ちなみに前書きのアレは一応原作に寄せたくてやっているもので、これからも同じ前書きが続きます。キャラを確認するときにちらっと見てくれるとありがたいです。今回もお読み上げいただきありがとうございます。とっても嬉しいですです。ではまた会いましょう。
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