高坂穂乃果 …いろんなものをしりとりで変えるよ。
綾瀬絵里 …髪をカチンコチンに固めるよ。
南ことり …相手の理性をぶっとばすよ。
園田海未 …水を纏った魔法の矢を放つよ。
星空凛 …猫の体に乗っ取ることができるよ。
西木野真姫 …頑張った分しっかり成果がでるよ。
東條希 …占いで出た結果は絶対だよ。
小泉花陽 …作物が急成長する魔法の肥料を使うよ。
矢澤にこ …みんなを笑顔にさせるよ。
-Aqours-
高海千歌 …駆けっ子ならだれにも負けないよ。
桜内梨子 …ピアノでいろんな音楽を奏でるよ。
松浦果南 …周りの水を自由自在に操るよ。
黒澤ダイヤ …とっても大きな声を出せるよ。
渡辺曜 …水面を猛スピードで駆け抜けるよ。
津島善子 …漆黒の堕天使を召喚するよ。
国木田花丸 …好きな本の内容を相手に伝えるよ。
小原鞠莉 …どんな料理も美味しくできるよ。
黒澤ルビィ …ピンチな時ほど威力が上がる魔法の光線銃を使うよ。
◆マジカルフォン ホーム画面
~スペシャルイベント企画~
「LOVELOVE'been」
μ'sとAqoursが集まって大集結!?
5/20 明後日開始!
◇◇◇
◆高坂穂乃果
穂乃果は割と物好きだから、興味が湧けばすぐ食いつくタイプだ。
でも昔はそうでもなかった。昔はもっと自分の世界に入ってボケーッとしていた。
だから穂乃果が幼い頃何をやっていたのかはあまり覚えていない。
魔法少女かぁ…私も昔は結構好きだったかもしれない。
けど別に魔法少女に拘って好きだったわけでもないと思う。
よくことりちゃんと外で遊んでいたのは覚えているかな。
凛「穂乃果ちゃんもやろーず、魔法少女育成計画。意外とコレおもろい」
穂乃果「魔法少女育成計画?」
凛「うん、まほいく。スマホゲームだよ。最近かなり人気っぽい。課金要素一切なしでアソコまで完成度が高いソシャゲとは、会社大丈夫なのかなあ。」
穂乃果「ふうん、そういえば最近友達が魔法少女の話してたなぁ。凛ちゃんこういうゲームすきだったの?」
凛「凛はにこちゃんがなんかコソコソやっていたみて、興味もってはじめてみたら面白くて。だから穂乃果ちゃんもやろう?あと、なんか最近しったんだけど、何万人かに1人魔法少女になれるっていうウワサがあるらしいよ」
穂乃果「魔法少女になれる?…………」
凛「本当かどうかはしらないけど。」
穂乃果「面白そう!魔法少女になれるなんて。」
凛「あ、あくまでも噂だけどね、噂…」
穂乃果「そういえば最近魔法少女の目撃情報があったよね!?そうかそういうことかぁ。」
よし、これは試してみる価値大アリじゃ!
何より、可能性を感じた。私のこの第六感は結構自信があったりする。
あのチラシをみた時も、その後「アライズ」をみた時も私の第六感が働いていた。
さっそく、家に帰って魔法少女育成計画をはじめた私だった。
そんで、次の次の日のことだった。最初は何かのゲリライベントかと思った。
魔法少女はいつだって不足しています。
ファヴ「おめでとうぽん。あなたは知能、特性すべてから「魔法の国」から魔法少女になれると判断したぽん!」
穂乃果「…」
ファヴ「この画面をタッチした瞬間、あなたは魔法少女になれるぽん!」
穂乃果「…こんなゲリライベントあったっけ?」
ファヴ「ゲリライベントじゃないぽん。現実ぽん」
まぁ、とりあえず、本当にとりあえず適当に画面をタッチした。まさか本気にはしていなかったし何も考えていなかった。本当に何も考えていなかったもん。それ以上言うことがない。
すると、私の衣装がみるみるうちに変身していったのだ。
!?!?
そしてやっと気づいた。
噂は本当だったんだ。私は魔法少女になったんだよ。
穂乃果「ええええ!?」
ファヴ「おめでとうぽん。これで今日からあなたは魔法少女だぽん。」
穂乃果「な、何者ですか、あなたは。」
ファヴ「ゲームやってたならわかるはずぽん。ファヴぽん。」
ファヴ。このゲームのサポーター役をしてくれていたマスコットキャラクターのはずだ。それがいま実体と化して私と会話できている。
私がいま身に着けているこの衣装はどうやらゲーム内のアバターのものだ。というのも穂乃果が自分自身で設定したものだからすぐにわかった。
衣装はアバターのものになるのだが、どうやら身体や髪形はそのまま変わらないらしい。
しかし、衣装を変えるというだけでもすごいものだ。どういう技術を使っているのかとかは、あまり考えない。
穂乃果「科学のちからってすげぇー!!」
ファヴ「科学じゃないぽん。魔法ぽん」
穂乃果「魔法でもすごいよ!最高」
ファヴ「そういってもらえるとありがたいぽん」
興奮して思いっきり飛び跳ねたら、天井に思い切り頭を
穂乃果母「よっと何の物音!?お客たん来ちょるんじゃから
お母さんだ。まさか魔法少女になったと言っても信じてはくれまい。
穂乃果「ごめんなさーい!」
ファヴ「魔法少女になったら人間より身体能力は遥かに向上するぽん。気を付けるぽん」
穂乃果「具体的にはどのくらい上がってるのんの?」
ファヴ「新幹線並のスピードで走れるし、人間界の弾丸くらいなら当たっても全然平気ぽん。」
穂乃果「ヤバ!?完全に常識
ファヴ「ちなみにその端末は
マジカルフォン。スマホと無理やり掛け合わせたような名前だ。
穂乃果「魔法少女って何するの?」
ファヴ「人助けをしてマジカルキャンディーを集めればいいだけぽん」
穂乃果「人助け?え、それ人目につくのに大丈夫なの?」
ファヴ「魔法少女とあった人の記憶はすぐ曖昧になるから、そんなに問題じゃないぽん。精々都市伝説ぽん。」
穂乃果「じゃあその仕事放棄してたらどうなるの?」
ファヴ「あぁ、仕事は基本強制ではないから自分のペースで構わないけど、仕事をすると魔法の国から許可が出て出生とかいろいろあるぽん。給料とかももらえるようになったり。でも場合によっては魔法少女の権利を剥奪されるかもしれないけどぽんね。」
穂乃果「ちなみにわざと人に魔法少女のこと教えたりしたら?」
ファヴ「あーそれは剥奪されるぽん、気をつけるぽん」
穂乃果「んでそうなったらどうなるん?」
ファヴ「魔法少女としての権利がなくなるだけぽん。もちろん記憶はなくすぽんっ!」
穂乃果「こわっ!」
ファヴ「仕方ないぽん。魔法少女はあんまり知られちゃいけないものぽん。」
穂乃果「まぁそうだよね。確かにちょっと夢があったほうがいいよね…そういうのもいい!」
ファヴ「積極的な魔法少女ぽん。期待できるぽん」
穂乃果「それでマジカルキャンディーってなに?」
ファヴ「マジカルキャンディーは魔法少女間での通貨みたいなものぽん。人助けしたら増えるぽん。でも今の時点では得に使い道ないぽんね」
穂乃果「舐めることってできるの?」
ダヴ「できるけどあんまり美味しくないからおすすめしないぽん」
穂乃果「一応食べることができにょるんか」
ファヴ「まぁあとまた聞きたいことあればマジカルフォンからいつでもいいぽん」
そういってファヴはマジカルフォンの中に入っていった。
面白いッッッッッッ!
まさかの状況にたちあい、気分は絶好調。もはや表現の域を超越している。
魔法、未知の味、魔法少女に私が選ばれた。魔法魔法魔法魔法魔法少女!
けど、穂乃果1人では何にもならないんだ。
そう、まずは
だから、まずはみんなを魔法少女にしてあげる。
穂乃果はみんなを魔法少女にする計画を立てた。
計画なんぞこれまで数えるほどしか立てたことのないものである。
”魔法少女のこと”を教えると私は魔法少女を剥奪されてしまうだろう。ならば間接的に教えれば問題ないのだ。間接的に教えれば問題はないのだ!
即ち魔法少女育成計画を無理やりやらせれば大丈夫!
なぁんて素晴らしい考えを思いつくのだろう私は。やはり穂乃果が受験で落ちたことなど何かの間違いだったのだ。
…まぁそうでもないんだろうけど、と思うけど、私にしてはここまで考え付くことができたのは珍しいことじゃい。
それはともかくまずはあの2人を魔法少女にしてあげたい。
◇◇◇
やばい、間違えた。自分はやっぱり馬鹿だ。日本語になっていない。
穂乃果「私、魔法少女育成計画なの!」
だなんて急に言っても、言われた側からすれば意味不明すぎる。
それでもことりちゃんは穂乃果の言いたいことを考えてくれているようだった。
魔法少女育成計画を誘おうとおもったつもりが、魔法少女になったことで奮起しすぎて混ざり合った言葉になってしまった
ファヴ「今のはギリギリセーフだから大丈夫ぽん」
ことり「え、何これ!?」
ファヴがことりちゃんの前にいきなり登場した。そりゃあ驚くだろう。
ファヴ「あ、間違えたぽん、僕ファヴぽん。見つけられたからには消えてもらうぽん」
ことり「…え」
不意に時が止まった。白黒な世界に引き摺り込まれた。やばい、そう思った時にはもう遅かった。ことりがこちらを見つめている。見つめながら、首が落ちた。ポトンと。音を出して落ちた。地面に。落ちた。
穂乃果「いやあああああああああああああああああ」
ファヴ「何いってるぽん。ちょっと幻みせただけぽん。わろりんぽん」
穂乃果「おい殺すぞ」
ファヴ「というわけで殺しはしないから魔法少女になってもらうぽん」
穂乃果「え、育成計画しなくていいの?」
ことり「ちょ、え!?」
ファヴ「うん、ファヴから見つかりにいったし特別に魔法少女にさせたい人選ばせてあげるぽん。あ、ここのことりちゃんみたいな名前のやつも含めて。」
穂乃果「え、なにそれそんなことしていいのかよ」
ファヴ「特別ぽん。でどうするぽん?」
しめた!穂乃果は即答した。
穂乃果「じゃあμ'sのメンバー全員魔法少女にして!」
ことり「え、ちょ、穂乃果ちゃ」
ファヴ「μ's?誰のことぽん?」
穂乃果「南ことり、園田海未、小泉花陽、星空凛、西木野真姫、矢澤にこ、東條希、綾瀬絵里だよ」
ファヴ「多すぎぽん。まぁいいわぽん。別に問題はないだろうし契約しといてあげるぽん」
穂乃果「やったああああ」
ことり「穂乃果ちゃん大丈夫?」
穂乃果「大丈夫ぅ!面倒くさいことせずに済むの!」
穂乃果は面倒臭いことは嫌いだ。みんな育成計画やらせて魔法少女にするのは正直面倒臭かった。
まさかみんな一気に魔法少女になれるとは思わなかったしな。
すぐにことりちゃんの衣装がかわった。魔法少女になったのだ。
穂乃果「おおっ、ことりちゃん魔法少女おめでとう!!」
ことり「おお、なんか体の感覚がかわった気がする、すごい…」
穂乃果「ちなみにことりちゃん。私の魔法はコレだよ」
穂乃果は部屋のあたりを見た渡した。そしてつぶやいた
穂乃果「
すると時計は瞬時に変形し、犬の姿に変わった。
ことり「!?!?」
穂乃果「すごいでしょ?これが私の魔法!」
自慢げに言ってみる。
あの後ファヴから聞いたが、魔法少女は強いだけでなく1人につき1つ特別な魔法を使えるのだ。
マジカルフォンを確認してみると
『いろんなものをしりとりで変えることができるよ』
とかいてある。それを参考にいろいろものを使って試した結果…
近くにあるものの”ものの名称の最後の文字”と”変えたい
ことり「魔法……まじですごいね!」
ことりちゃんは本当に楽しそうな顔をしていた。
穂乃果「ことりちゃんの魔法はどうなの?」
そうだ、ことりちゃんの魔法はどうなのだろうか。
ことりちゃんのマジカルフォンを起動させた。
そこには『相手の理性とぶっとばすよ』とかいてある。
……?
穂乃果には「理性」の意味がよくわからなかった。聞いたことはある単語なのだが意味がわからない。
ことりちゃんなら意味がわかるのだろうか。
ことり「!?!?!?」
穂乃果「ねぇ、ことりちゃん、理性ってなに?」
ことり「穂乃果ちゃん………」
さすがにこんな単語くらいは覚えていないとまずいのだろうか。なんだか少し恥ずかしくなった。
穂乃果「まぁいいから、その魔法使ってみてよことりちゃん!」
ことり「………うん、穂乃果ちゃん」
どんな魔法なのだろう、とても気になる。
そうやってことりちゃんの魔法を楽しみにしていた途中だった。
不意に目の前が真っ白になり、穂乃果の意識は途切れた。
東宮填晴です。読者のみなさん、お読み上げありがとうございます。魔法少女いいですよね。これから18人の少女達が魔法少女として輝いていくのを書くのが楽しみです。ではまた会いましょう。