高坂穂乃果 …いろんなものをしりとりで変えるよ。
綾瀬絵里 …髪をカチンコチンに固めるよ。
南ことり …相手の理性をぶっとばすよ。
園田海未 …水を纏った魔法の矢を放つよ。
星空凛 …猫の体に乗っ取ることができるよ。
西木野真姫 …頑張った分しっかり成果がでるよ。
東條希 …占いで出た結果は絶対だよ。
小泉花陽 …作物が急成長する魔法の肥料を使うよ。
矢澤にこ …みんなを笑顔にさせるよ。
-Aquas-
高海千歌 …駆けっ子ならだれにも負けないよ。
桜内梨子 …ピアノでいろんな音楽を奏でるよ。
松浦果南 …周りの水を自由自在に操るよ。
黒澤ダイヤ …とっても大きな声を出せるよ。
渡辺曜 …水面を猛スピードで駆け抜けるよ。
津島善子 …漆黒の堕天使を召喚するよ。
国木田花丸 …好きな本の内容を相手に伝えるよ。
小原鞠莉 …どんな料理も美味しくできるよ。
黒澤ルビィ …ピンチな時ほど威力が上がる魔法の光線銃を使うよ。
◇◇◇
◆南ことり
つい、勢いに乗って使ってしまった。不覚。こんなにダメなことだとわかってるのに、どうしてもやりたかったのです。本当に反省しています、後悔はしていませんが。
ことりは自分で自分の衝動を抑えきれなくなってしまった。μ'sで活動していた時こそいろいろなことはあったけど、こんなに自分の理性を抑えきれなくなったことはない。でも、この魔法はそれだけことりにとって強力だった。
「相手の理性をぶっとばす」それが、ことりの魔法。
穂乃果ちゃんの魔法を見たときは、純粋に驚いたし、純粋にすごいと感心した。それに、ここまで興奮している穂乃果ちゃんを見たことはなかった。
穂乃果ちゃんにことりの魔法を聞かれ、ことりの魔法を確認するまではそんな気持ちだった。
ことりの魔法にはそんなに期待していなかった。どうせ名前的に、「空を飛べるよ」とか、すごい魔法でも「ことりに変身できるよ」ぐらいだと思ってた。
「相手の理性をぶっとばすよ。」この文字をみた瞬間にことりの理性は失われた。
穂乃果ちゃんが理性の意味を理解していない。やっぱり穂乃果ちゃんは純粋すぎる。
そんな穂乃果ちゃんに、この魔法を使うな、だなんてとてもとてもとてもとてもとてもとてもとても無理であろう。ましてやことりの理性はもうない。
ことりはすぐ魔法を使い、穂乃果ちゃんの理性をぶっとばした。ことりは理性をすぐに取り戻した。
なるほど、わかった。この魔法は、相手の理性を失わせるのではない。
誰かの理性をふっとばし、その分が誰かに理性がいきわたるのだ。
だからことりは魔法を使った瞬間に理性を取り戻した。なるほど。納得…。
穂乃果ちゃんは…まるで意識がないかのように動いている…ことりは悪いことをしてしまった。
それからどれくらい時間が経っただろうか。恐らく20分か30分は時間が過ぎていただろう。
ことりはそのままの態勢でずっと動かなかった。いろいろと考えていた。
穂乃果ちゃんは動いている、意識はないようにみえながら動いている。
でも何かだるそうにはいばっているだけだ。普通の人ならこういう状況だと、
人間の本能というものが目覚めるはずなのだが、穂乃果ちゃんにはそういう気配がない。
その理由も探りながら、自分の魔法についても考えたし、魔法少女とはそもそも何かについても考えた。
でもその答えはでなかった。じゃあ、とりあえずあれはやるべきなのか…
さぁ…じゃあ…でも…今から…
海未「…なにしてるんですか?」
心臓が止まりそうになった。窓から海未ちゃんが除いている。ここは2階だ。空を飛んでいる。
少し汗をかいているし、なんだか慌てている様子だ。衣装も海未ちゃんが持っているようなものではないとても派手だし、スクールアイドルの衣装でもない。そしてスカートのほうは少し濡れていて、透けているように見えた。
…ことりは混乱したが理解できた、彼女は魔法少女なのだ。さっき穂乃果がそういう契約みたいなものをやっていた。
それでここまで来たというのか。
ことり「…海未ちゃん?」
海未「ああ、また穂乃果が何かしたんですよね、なんかほら…魔法少女みたいになってますし。はぁ。」
そんな海未ちゃんの言葉も耳にいれず、すぐにことりは魔法を使った。さっきまでいろいろと考えてみてやってみたいことがあった。海未ちゃんがここで出てくるのは想定外だったが、試すには丁度よかったのだ。
するとその直後、海未ちゃんは急に頭の糸が切れたように脱力し、穂乃果ちゃんが正気を取り戻したようにこちらを見た。
穂乃果「…穂乃果、何してた…?」
ことり「なんでもないよ。穂乃果ちゃん」
穂乃果「…海未ちゃん!?海未ちゃん!?」
海未「穂乃果アアアアアアアアアアア////」
予想以上に海未ちゃんのキャラが崩壊している。ことりは焦った。
しかしどういうことになっているのか理解はできた。なるほど。
ことり「海未ちゃんも魔法少女になってここまで来て、多分疲れているんだと思う。」
ことりは大体察して答えてみる。理性を失わせたことは誤魔化すが、おそらく海未ちゃんはあの時魔法少女になり、自分を魔法少女にしてと言った穂乃果の様子を見に来たのだろう。
しかし海未ちゃんは県外に住んでいるはずなのに、あの短時間でなぜ穂乃果の家に来れるのか。
おそらくその答えは、魔法少女だからなのだろう。魔法少女の速さなら、不可能とはいえない。
そこまでを考えたついた言葉だ。穂乃果ちゃんの理性を吸収した分、頭の回転が速くなっている。
ここで、ことりと穂乃果ちゃんの理性を少しずつ海未ちゃんに分けてあげることができたら、海未ちゃんももとに戻るだろう。それはことりができることなのだろうか。さっきまでは、理性すべてを飛ばしたり吸収したりしていた。少し集中する、そして少しずつ分け与えることに集中する。脳がパンクしそうだが、それでも頑張る。少しずつ魔法が発動している、、気がする。気が付くと、海未ちゃんはのっそりと起き上がった。
海未「…私、何をしていたのでしょうか」
ことり「あ、海未ちゃん大丈夫?疲れてるんじゃない?」
ふぅ、なんとかうまくいったみたいだ。まったく、恐ろしい魔法だと自分でもわかった。
でも、少しずつ調整できるなら便利かな、なんてことりは思ってしまう。
海未「…いきなり甲高い声がきこえてに最初は意味不明だったのですけど、マスコットキャラクターがでてきて魔法少女とやらになったのです。」
ことり「ああ、それは穂乃果ちゃんが…」
穂乃果「穂乃果が、魔法少女にしてくださいって契約したんだよ。」
海未「…魔法少女がどういうものかについては置いておくとして話を進めましょうか…それでそのファヴ、というマスコットキャラクターに、穂乃果が契約を頼んだとかきいて、穂乃果に会おうと…」
ことり「海未ちゃん、その時はどこにいたの?」
海未「もちろん、それは京都ですよ。」
海未ちゃんは京都にある、割とお嬢様学校の高校に通っている。それはことりも穂乃果も知っている。
ことり「それで…海未ちゃんは東京まできたの?」
海未「そういうことです、自分でも驚きです…」
ことり「魔法少女になると身体能力も遥かに上がるけど、それでここまで走ってきたってこと?」
海未「いえ、家を出てからここまでは約5分で到着できたのです」
穂乃果・ことり「5分前!?」
驚いた。新幹線の速さでももちろん飛行機でも関西から東京に5分は無理だ。つまり魔法少女の身体能力でもそれは無理であろう。となれば…魔法か。
穂乃果「もしかして魔法でここまで!?」
ことりが思っていたことを穂乃果ちゃんが口に出した。
海未「そういうことになりますね…魔法は、この魔法です」
海未ちゃんが、手にとったマジカルフォンを起動する。ことりと穂乃果ちゃんはそれを覗きこんだ。
そこには『水を纏った魔法の矢を放つよ』と書いてあった。
…この魔法でここまでどうやって来れるんだ?
ことりは少し考えてみてもまったくわからなかった。
穂乃果「こんな魔法でここまで来れるの?」
穂乃果ちゃんはまたことりが思ってたことを口にする。
「来れた…ということになりますね。魔法少女になったときには弓矢はなかったのですが、ファヴ…さんというマスコットキャラクターにアドバイスをもらいながら、いつも弓道で使っている弓矢を使ってみてわかったんです。いつもと同じ弓なのにちょっと弦を弾くだけで水が表れて飛んでいくんです。さらにその弓で矢を放つと矢に水が纏わりついて矢がものすごい勢いで飛んでいくのです。水の出現量は多くもできるし少なくもできるしどうやら調整できるみたいでした、勢いも。」
水の量や発射速度まで調整できるのか、割と汎用性は高そうではある。
穂乃果「それで、ここまでどうやって?」
穂乃果ちゃんは全く考える気がなさそうだ。
そうやって穂乃果ちゃんが質問してすぐ、ことりは1つだけ、方法、
海未ちゃんのスカートが少し濡れているのもそういうことなのか?ま、まさか…でも…そんな…
海未ちゃんはとても気まずそう、そしてすごく恥ずかしそうに小声で話しだした。
海未「…それは、自分の…け、尻に…矢のない弓…弾いて水で自分の…身、体…吹き飛ばしながら……」
海未ちゃんは言いにくそうだったが、ことりにははっきりと海未ちゃんの言いたいことがわかった。ことりが考えていた方法と同じだったからだ。
海未ちゃんがそういう風にここまで来たなんて想像するだけでも吹きだしてしまいそうだ。
穂乃果ちゃんはよくわかっていなそうだ。穂乃果ちゃんはわからなくていいのかもしれない、わからない方がいいのかもしれない。穂乃果ちゃんはそれでこそ穂乃果ちゃんだなぁ。
ことり「と、とにかく穂乃果ちゃん。海未ちゃんは魔法うまく使ってここまでこれたんだって。」
穂乃果「そっか。穂乃果にはよくわからなかったや」
ことり「…ところで海未ちゃん、そのスカート…す、透けてない?」
海未「ひぇ!?…な、なんで先に言ってくれなかったんですかぁ!?」
ことり「ご、ごめ…あまりにもいきなりだったから…」
海未「は、破廉恥ですぅっ!」
◇◇◇
◆綾瀬絵里
絵里に家に希が遊びに来ていて、いちゃいちゃ遊んでいるところにマスコットキャラクターがきて、2人は魔法少女になった。最初は意味がわからずパニック状態に陥っていたが、割と適応力が高かった希がいてくれたおかげで絵里は割と冷静になることができた。穂乃果がミューズを全員魔法少女にした、とそのマスコットキャラクターからきき、あとはその後連絡手段があったにこともラインで話した結果にこも魔法少女になっていたとのことで、μ's全員を魔法少女にしたのは穂乃果ということが確認できた。
しかし、魔法少女なんて不思議なものである。
魔法少女は身体能力がものすごく高いので、家の屋根ぐらいは余裕で飛び越えれる。2人は一目につかないようにこっそり私の家の屋根の上に移動した。
希「ん~今日の風はきもちいいねえ。そういえば魔法少女って身体能力高いだけじゃなくて魔法ももってるんだっけね」
絵里「魔法ねぇ…希はどんな魔法だったの?」
希「うちは『占いが絶対あたる魔法』やで!すごくないかえりちー?」
絵里「ひえーそれってただでさえ占い当たる希が最強になっちゃうわね」
希「せやでー試してみるかー?ほいさ」
占い結果:もうすぐ空からキャンディが落ちてくるよ。
絵里「何よこれ?こんなのほんとに当たr…いたああああ」
頭に強い衝撃が走り、何が当たったのかとみてみるとそこにはキャンディがあった。
本当にあたった。すごい魔法だ。しかし魔法少女のときでこれだけ痛ければ人間だったら死んでいただろう。高いとこから落ちて頭とぶつかったのにキャンディはまったく割れていない。しかし地面について汚く、もう食べれない。
希「しかし何が結果になるかわからないから、無暗に占わないほうがよさそうやね。」
絵里「そうね。いいことも悪いことも本当になるっていうのは怖すぎるわよ…」
希「それで、えりちのはどんな魔法なん?」
絵里「ええと私は~」
絵里は
そこには『髪をカチンコチンに固めるよ』とかかれている。
絵里「……なんか、地味じゃない?」
希「まぁ1回使ってみんとわからんよ」
魔法を使ってみる。すると髪の感覚がいつもと違うようになった。
絵里「どう?触ってみて~」
希が絵里の髪を触る。
希「おおっ!?めちゃくちゃ固いやん。見た目は普通なのに」
続いて自分でも髪の毛を触った。本当に固い、1本だけ折ろうとしてもまったく折れそうになかった。針よりずっと細いのにこんなに固くなるのか。
脱力する、すると髪の毛も元通り普通の状態に戻った。
絵里「…あ、ちょっと試したいこと思いついたかも」
1つ思いついた。私は自分の後ろ髪を両手ですらっと上にあげた。
その時に魔法を再度使用した。
絵里「どうかしら?」
希「…すご。空中に止まったみたいな感じで髪の毛がそのまま止まってるやん」
やはりだ。絵里の髪の毛は空中に浮いたそのままの状態で停止し、固まっていた。
絵里「…でも、やっぱり地味な魔法…」
希「そう?絵里みたいにおもしろい魔法でいいやん。ウチはある意味危険な魔法やし簡単には使えんやん?」
絵里「私みたいに面白いってどういうことよー。必殺のピンクポンポン!みたいな?」
希「え?…あ、う、うん。そうかもしれんな。まぁそのままの意味やでやで」
希はなんだか楽しそうだ。なんだかスクールアイドルとして活動していた頃を思い出す。
そんな感じで私達は魔法少女を満喫していた。
東宮填晴です。
今回も、というか全部なんですが今回は特に勢いだけで書いてしまいました。
なので修正とか後でいれまくる、と思われます。
読者の皆様、本当にありがとうございます。また次のお話でお会いしましょう。