高坂穂乃果 …いろんなものをしりとりで変えるよ。
綾瀬絵里 …髪をカチンコチンに固めるよ。
南ことり …相手の理性をぶっとばすよ。
園田海未 …水を纏った魔法の矢を放つよ。
星空凛 …猫の体に乗っ取ることができるよ。
西木野真姫 …頑張った分しっかり成果がでるよ。
東條希 …占いで出た結果は絶対だよ。
小泉花陽 …作物が急成長する魔法の肥料を使うよ。
矢澤にこ …みんなを笑顔にさせるよ。
-Aqours-
高海千歌 …駆けっ子ならだれにも負けないよ。
桜内梨子 …ピアノでいろんな音楽を奏でるよ。
松浦果南 …周りの水を自由自在に操るよ。
黒澤ダイヤ …とっても大きな声を出せるよ。
渡辺曜 …水面を猛スピードで駆け抜けるよ。
津島善子 …漆黒の堕天使を召喚するよ。
国木田花丸 …好きな本の内容を相手に伝えるよ。
小原鞠莉 …どんな料理も美味しくできるよ。
黒澤ルビィ …ピンチな時ほど威力が上がる魔法の光線銃を使うよ。
◇◇◇
◆園田海未
京都から穂乃果の家を向かう際にはファヴにアドバイスを貰いながら魔法を使って行った。最初は夢か何かかと思って思いっきり楽しんでいたことは言えるわけがない。夢じゃないとようやくわかってきたのは穂乃果の家について2人と話しているときだった。
京都から東京までの直線距離は約450km。弓を素手で弾き発射された水を尻にあててヒューヒューと飛ぶのを繰り返していたら約5分で到着することができた。もちろん1回でひとっとびできたわけではなく、大体40から50回ぐらいだろうか…勢いと水の量は最大で撃ってたはず…つまり1回で約10kmも飛べていたのか…なんだか感覚麻痺しそうだ。ちなみに1回飛ぶのにかかる時間は約5秒…最初のうちは着地してから再発射するのを繰り返していたがしばらくして飛びながらまた再発射するのを繰り返すことができることを知り、それでここまできた…しかし、魔法少女が本当に存在するとは思わなかった…まぁ、魔法少女に憧れていた時期もあったがそんなのは遠い昔の話…だった。
海未「ええと、魔法少女ってのは人助け…すればいいんですよね?」
穂乃果「うん、たぶんね、だからとりあえず今から穂乃果とことりと海未ちゃんで一緒に人助け…ってことでいい?」
ことり「うーん、大丈夫なのかな、まぁ、やってみよっか」
海未「そうですね、割と楽しいかもしれません。」
魔法少女をこんなに冷静に受け入れている自分にもびっくりした。
「とりあえず…18時になったらまたここに集まりましょう」
今は午前10時…今日はずっと予定が空いていたから丁度よかった。
もちろんここに集まったあとはまたあの帰り方で家に帰る予定だ。
海未「うーん、とりあえず、音ノ木坂学院高校の方に、行きたいかなぁって」
ことり「久しぶりだしいいねーいきたい。せっかくだし、海未ちゃんの魔法つかってもらって飛んでいってみない?」
海未「え、私の魔法で…ですか」
穂乃果とことりにもあの方法で行かせろというのか…
穂乃果「まあ穂乃果もことりちゃんも、移動に使える魔法ではないからねー」
穂乃果は「ものを変換させる」、ことりは「理性を吹っ飛ばす魔法」か…ってええ!?!?!?
海未「こ、ことりその魔法は大丈夫なのですか?」
ことり「え?あぁ、うん、あんまり意味ないみたいだし大丈夫だよ、気にしないほうがいいよ、うん。」
さっき正気を失っていたのはまさか…いや、ことりがそんなことするはずがない。
海未「そうですか…なら大丈夫です。じゃあちょっと空気椅子の姿勢にしてください、飛ばしてあげます」
音ノ木坂学院高校までなら、ここから丁度10kmといったところか。
2人が準備できたので、海未はひゅいひゅいと飛ばした。
そしてその後に自分も音ノ木坂にむかって飛んだ。
着地して周りを探したが、2人はいなかった。
正直飛ばすの失敗したかもしれない…まだまだである。
まぁ18時にまた会うから、その時に会えるしいいやと思う私だった。
音ノ木坂学院高校に向かう途中、なんと火事になっている家を発見した。
海未はそっと近づいて状況を確認する。どうやら中に人はいないようだがどうだろうか。
海未の魔法は水を出現させる魔法だ、これで火を収めるのに協力したら人助けになるのだろうか。
海未は火事になっている家から少し離れたビルの上にたち、水を放った。
するとなんということでしょう。別々の箇所に僅か5発ほど打っただけで、火がすぐ消えたのです。
普通の消防車でもこんなに早く収まることはありえない。この水は何か特別な力をもっているのだろうか。
海未は
海未は
◇◇◇
◆高坂穂乃果
大変!2人と逸れてしまったみたいだ。水に乗せられて飛んでることを楽しみすぎて、2人のことを完全に忘れていた。まずは2人を探さなければ…
希「あれ、もしかして穂乃果ちゃんじゃない?」
絵里「あら本当よ。穂乃果ぁーひっさしっぶり!」
穂乃果「おぉ、絵里ちゃんと希ちゃんじゃん!久しぶりだねェ」
とりあえず近くにあった適当な一軒家の屋根の上にのった。
穂乃果「…なんか、絵里ちゃん前より大分髪伸びたね」
絵里「そういえばそうね、ずっと髪切ってないからね。髪といえば私の魔法も髪に関係してるのよ?この髪触ってみて。」
絵里ちゃんにそう言われたので、穂乃果はちょっと遠慮がちに絵里の綺麗に棚引く髪を触った。
穂乃果「!?」
すごい、ものすごく固い、なんだこの固さは。
絵里「『髪をすっごく固くできる』のが私の魔法、まぁ地味なんだけどね」
希「うちは『占いが絶対当たる』魔法やな」
なるほど、2人ともなんとなくイメージにあっている魔法だ。
穂乃果にはこの自分の魔法はあっているのだろうか…。
穂乃果「
すると標識が麒麟に変わった。
希「!?」
絵里「すごい、これが穂乃果の魔法?」
穂乃果「うん、どうかな?」
絵里「私のよりずっと派手でうらやましいわ」
穂乃果「そうかなぁ。でも穂乃果あんまり言葉わからないからうまく使えなさそう」
そうやって世間話も交えながら3人で楽しく会話した。
希「そろそろバイトの時間やわ。じゃあそろそろいくかな」
穂乃果「え、希ちゃんバイトやってるの?」
絵里「うん、イタリアンで接客バイトしてるの、希には全然似合わないけどね」
希「もーうるさいなぁ、ウチ1人暮らしやから金銭的にきついねん」
穂乃果「そっかーじゃあがんばってね」
希ちゃんに手をふるとすぐに希ちゃんは猛スピードでどっかにいってしまった
穂乃果「絵里ちゃん次どーする?」
絵里「そうねぇまだ時間あるし適当に一緒に人助けしましょ」
穂乃果「おっけーそれがいいかもね」
ことりちゃんと海未ちゃんのことは完全に忘れていたことに気づくのはだいぶ後である。
絵里「あれ、あそこに誰かいる…魔法少女っぽい…もしかして花陽と凛かしら?」
たしかに凛ちゃんと花陽ちゃんに見える。こんなに距離が離れているのにここまで見えるのは魔法少女になったかだろうか。どうやら身体能力だけではなく視力も上がるらしい。
絵里ちゃんとその2人に近づいていった。どうやら動き的に魔法少女にみえるが、凛ちゃんと花陽ちゃんではない。しかしどことなくそれに似た雰囲気を感じた。
その2人ももう少し近づいたところで私たちを見て気づいたようだ。
穂乃果「とりあえず魔法少女みたいにみえるし、あの2人と話してみよう」
絵里「そうね、そうしましょう」
◇◇◇
◆南ことり
うう…こんな時に2人と逸れてしまった。
そもそもことりの魔法で人助けはできるのだろうか。理性を吹っ飛ばす…?
そうやっていろいろと考えながら町を飛び回っていると、ふと遠くにキラキラした誰かが走りまわっているが見えた。
魔法少女?人数は…3人といったところだろうか。穂乃果ちゃんと海未ちゃんではなさそうだ。
ことりは追いかけた。
その時気づいたのだが、ことりは羽が生えていた。これによって飛ぶことができるのだ。外に出ていなかったからわからなかったが、別にあのとき海未ちゃんにとばされなくても自由に飛ぶことができたのだ。実は、あのときは一度海ちゃんの出した水に飛ばされてみたかった、という気持ちだったんだが、実際それほど気持ちよくはなかったし、むしろ少し痛かった。それにスカートが濡れてしまった。幸い、ことりの衣装は透けるようなものではなかったが。
空を飛びながら3人を追いかける。近づくうちに会話の内容も聞こえてきた。
3人のうち1人がこちらに気づいた。続いて他2人もこちらを見た。
あれは…ひょっとして、真姫ちゃんと、凛ちゃんと、花陽ちゃん…?
凛「お、あれことりちゃんじゃない?」
花陽「おっ、本当だぁ。よかったぁμ'sのメンバー全員魔法少女になったのかな、かな。」
懐かしいやり取りだ。特に花陽は興奮しているように見える。
ことり「ぜぇぜぇ…やっほ久しぶりぃ」
真姫「久しぶりねことり。魔法少女めちゃくちゃ楽しいわよ」
3人ともとても上機嫌そうに見える。ミューズのときの頃を思い出す。
しかし次の瞬間、いきなりみんなの顔がものすごい、すごい笑顔に変わった。
私もいきなり顔が笑顔になった。
…え?なにこれ。
明らかに不自然だろう。いきなりみんなが満面の笑顔になるなんて。
にこ「みんなのアイドル、にこにぃだよ~♪」
どこからともなく声がきこえた。にこちゃんの声だ。まもなくにこちゃんは私たちのいる建物の上へ慣れた手つきではい上がってきた。
睨み付けているのか笑顔なのかわからない笑顔でいる真姫ちゃんが喋った。
真姫「ちょ、何よこれ…!まさかっにこちゃんの魔法?」
にこ「そうにこ~♪『みんなを笑顔にする魔法』それがにこの魔法なの~もう最強よね。」
みんなを笑顔にする魔法………恐ろしい魔法だ。
花陽「に、にこちゃんらしい魔法だね。」
花陽ちゃんは普通に笑顔のまま喋っている。
にこちゃんが指をパチンとならすとみんなの笑顔も解除された。
にこ「いやー魔法少女マジサイコー!にこにこにーだわ」
真姫「ほんと、にこちゃんは昔からかわらないのね、、」
凛「身長と胸の大きさもかわらないよね…」
さらりと凛ちゃんが煽っている。こういうところも変わっていない。
にこ「ムキー!そういう凛だって胸そんなに!…そういえば凛は高校に入学してからめちゃくちゃ大きくなっていたんだわ…」
ことりはさらりと凛ちゃんの胸に目を向けた。確かにそうだ。これは大きい。高校生のときよりずっと大きくなっているではないか。ひょっとして私のより大きくなっている?…互角といったところだろうか。
凛「…ところでことりちゃんとにこちゃんは、マジカルキャンディーいくつたまったの?」
ことり「あぁ、私はまだ外出たばっかりだから、0個だよ」
真姫「私たちは一緒に魔法少女になってすぐ活動始めたから、もうみんな320個たまってるわ。」
花陽「3人で協力して集めて、平均値で数みんな平等にしてるんです」
にこ「ふっふ、聞いて驚け!にこにーはなんと1人で集めてもう2521個♪」
凛「はいはいどうせにこちゃん嘘ついてるねマジカルフォン見せてみなぁ?」
にこがマジカルフォンを起動させる。そこには「マジカルキャンディー:2521個」と本当に書いてあった。
花陽「きぇぇ!?」
真姫「にょえええ!?」
凛「げふぇ!?本当だ、、にこちゃん?どうやってこんなに集められるの…」
にこ「ふっふっふ、聞いて驚け!なんとにこちゃんは周囲の人を笑顔にさせるだけで人助けになってどんどんマジカルキャンディーを集めることができるなのにこ。マジ最強の魔法にこー♪」
真姫「なるほどねぇその魔法だったら効率よくキャンディも集めれそうね」
にこ「あら真姫ちゃん今日はやけに素直にこね」
真姫「別にそういうわけじゃないからねー。そういえばことり、穂乃果と海未は?」
ことり「あぁ、さっき一緒に音ノ木坂学院高校行こうとしたんだけど行く途中に失敗して逸れちゃって…」
にこ「高校いかなくていいにこ?待ってたらどうすんのよー」
ことり「ああ確かに、じゃあ先に失礼するよーまた会おうね」
ことりは軽く手を振って4人と別れて音の木坂の方へ向かった。早く音ノ木坂で合流しなければ。
東宮填晴です。これでようやくミューズ全員登場といったところです。次の話からもどんどんみんなでワイワイ話が進んでいく予定です。読者の皆様、お読み上げいただきありがとうございます。次回もよろしくおねがいしますでございます。