SPECIALな冒険記   作:冴龍

20 / 147
報われる時

 サンドは少しでも非力であるのを隠すべく、ピジョットに対して両腕を上げた状態を維持して自分は手強いぞアピールを見せ付ける。

 しかし、ピジョットは何とも思っていないのか視線は冷たいままだ。

 

「”かぜおこし”で吹き飛ばせ!」

 

 とりポケモンの翼が大きく広がり、強烈な突風が放たれる。

 吹き荒れる風にサンドは何の抵抗も無く呆気なく吹き飛び、後ろにいたアキラも突風の影響でバランスを崩し掛ける。

 

「続けて”こうそくいどう”からの”つばさでうつ”!」

 

 この時グリーンの頭の中では、呆気なく攻撃を受けたことからサンドがジム戦の時から成長していない可能性が浮かんでいた。だが既に手持ちに余裕が無いことと相手が相手なだけあって、容赦する気は無い彼はチャンスと捉えて連続でピジョットに技を命じる。

 

 吹き飛んだサンドは体を丸めることで衝撃を和らげてやり過ごすが、起き上がると同時にピジョットに翼をぶつけられる。

 強い衝撃が頭を襲うが、何とかサンドは耐えた。

 

「サンット”ものまね”!! ”こうそくいどう”を真似るんだ!」

 

 アキラの指示にサンドは頷き、高速で空を飛んでいるピジョットをしばらく見つめる。

 しばらく待つと”こうそくいどう”をコピーすることに成功したのか、”でんこうせっか”にも見えるスピードでピジョットを追い掛ける。追い掛けられていることにグリーンとピジョットは気付くが、元々の素早さに差があるので大して気にしていなかった。

 

「もう一度”かぜおこし”、それから”すてみタックル”!!」

 

 ピジョットは空中で翻ると地面から離れているにも関わらず、翼を仰ぐと再びバランスを維持するのが困難な強風を起こす。

 ”こうそくいどう”で勢いに乗っていたサンドだったが、体重が軽いことも相俟って吹き飛びはしなかったものの体勢を崩して後ろに転がる。その隙を突いてピジョットは翼を畳み、体全体を弾丸の様な姿勢に固定すると”すてみタックル”を急降下で仕掛けてきた。

 

「サンット! そのまま後ろに転がり続けろ!」

 

 ”かぜおこし”で後ろに転がっていたサンドは、指示通り体を丸めたまま力の限り後ろに転がる。

 少しでもピジョットの狙いを定めさせないようにする為だ。

 ところがピジョットは一直線に急降下していたが、柔軟に方向を変えてサンドが転がり続ける先に狙いを定めてきた。

 

「わわわサンットストップ! ストップ!!」

 

 最初に狙いを定めた場所では無く、相手の予想進路に狙いを変える柔軟性に感心しつつもアキラは慌ててサンドに止まる様に声を上げる。

 幸運なことに、サンドは彼の指示が飛ぶ前に危険を察知したおかげで、ギリギリで転がるのを止める。攻撃が外れた勢いでピジョットは体を地面に強く打ち付けるが、すぐに起き上がると近くにいたねずみポケモンを翼で打ち飛ばした。

 

 二度目の直撃にサンドはフラつくが、力強く踏み止まると右手を振り上げてピジョットに”ひっかく”を仕掛ける。

 が、とりポケモンが持ち上げた前脚の片方によって頭を抑え付けられる様に鷲掴みにされたことで、”ひっかく”は空を切るだけで終わった。

 それからサンドは抑えられながらも、何とか押し切ろうと両手両足をバタつかせて抵抗する。

 しかし、力の差が大き過ぎて虚しくも無意味であった。

 

 厳しい戦いになるとは予想していたが、ここまで手も足も出ないと如何にもならない。

 ”ものまね”は確かに優秀な技だ。

 だが他に使える技が、”ひっかく”に”すなかけ”の二つだけでは限界がある。

 それはアキラだけでなく、今必死に抵抗しているサンドも同じ気持ちだった。

 

 仲間達は皆どんな状況でも扱える小技に必殺の大技を持っているのに対して、自分だけ未だに彼らの様な技を持っていない。出来る事と言えば技を真似ることや相手を引っ掻くことだけ、たかが知れている。

 暴れるサンドが鬱陶しくなってきたピジョットは、鷲掴みにした頭を地面に押し付けてじりじりと地面にめり込ませていく。

 

 「掴んだまま飛び上がるんだ!」

 

 グリーンが命じると、ピジョットは両翼を合せれば優に二メートルは超えるであろう翼を一気に広げて、サンドを掴んだまま飛び上がる。

 サンドは足に爪を食い込ませるなど悪あがきをするが、ピジョットが羽ばたく度に体が激しく揺れるので上手くいかなかった。あまりの無力さにサンドだけでなく、アキラも歯を噛み締める。

 

 直接的な打撃攻撃では効果が薄い。

 ならば離れた距離の相手にでもダメージを与えられる飛び技が欲しいが、サンドでは目潰し程度の”すなかけ”だけだ。飛んでいる真っ最中に顔目掛けて砂を投げても、風に流されて意味が無い。

 こうして手をこまねいている間に、ピジョットはどんどん空高く飛び上がっていく。

 

 今のサンドがこの状況を打開するには、覚えている技、指示を出すトレーナーである自分を含めて力も技術も無さ過ぎる。

 やれるだけの事はやろうとお互い決めていたが、このまま何もできないままで終わってしまうのは不本意だ。

 

「サンット! 噛み付いたりでも何でもいいからとにかくダメージを与えるんだ!!」

 

 アキラは、大きな声で懸命に伝える。

 相変わらず抽象的な内容ではあったが、サンドは懸命に応えようと抵抗する。

 初めて彼のポケモンになった頃に比べれば、彼は日々の経験から少しずつ学び着実に成長してきている。それは他の仲間達も、形は違えどそれぞれ同じだ。成り行きで加わったとはいえ、周りが変わってきているのに何時までも自分が変わらない訳にはいかない。

 様々な想いが過ぎりながら最後の力を振り絞った時、サンドは自らの体の異変に気付いた。

 

 何だか徐々に体が重くなり、体が感じる風の流れの範囲が広がった不思議な感触。

 ピジョットから目を逸らして己の手を確認して見ると、殆ど無いに等しかった爪は伸び始め、背中からは棘の様な無数の突起が生えてきた。

 さっきまで感じなかった力が漲ってくる感覚にもサンドは困惑するが、今の己の姿は以前アキラがカスミの屋敷で見せてくれた自身が進化した姿に良く似ていた。

 その突然の変化は、地上にいた二人も目にしていた。

 

「何だと!?」

「サンドパン?」

 

 サンドが進化したことに見上げていた両トレーナーは驚くが、一番驚いていたのは進化したサンドパン自身だった。

 体は一回りも大きくなり、丸かった背中は刺々しい突起が無数に生えている。

 両手の爪は大きく伸びて、陽の光で刃の如く輝いていた。

 しかし、進化の余韻に浸っている時間は無かった。

 急に進化したことで体重が増加したのか、ピジョットの動きが鈍り始めたのだ。

 

「チャンスだ!」

 

 思わず口にしてしまったが、気にしていられなかった。

 爪が伸びた今ならピジョットに攻撃が届くはずだ。

 アキラとサンドパンの考えが一致した時、彼は声を張り上げた。

 

「”きりさく”!!!」

 

 アキラは勢いで思わず”ひっかく”ではなく”きりさく”と命じる。

 覚えるのを知っていたことと、先程のストライクの攻撃が彼の中で印象に残っていたが故の指示だが、進化したからと言って急に使える訳では無いのを興奮の所為ですっかり忘れていた。

 しかし、サンドパンも同じことを考えていた。

 ボール越しで見たミニリュウ、ブーバーを次々と仕留めた鋭い鎌での一撃を己の爪で再現しようと左腕を横に真っ直ぐ伸ばす。

 ”ものまね”での真似では無く、自分自身の本当の力として。

 

「ピジョット、サンドパンを放すんだ!!」

 

 すぐにグリーンはピジョットに鷲掴みにしているサンドパンを放す様に命じるが、放そうとした正にその瞬間――サンドパンが渾身の力を込めた逆襲の一撃が、ピジョットを切り裂いた。

 ”こうそくいどう”で素早さが高まった影響もあったからなのか、サンドパンの”きりさく”は一筋の線でしか見えなかった。

 強烈な一撃にピジョットの意識は彼方へと消え、飛び散った羽毛と共に地表へ落ち始めた。

 当然、それは飛ぶ手段の無いサンドパンも例外では無かった。

 真っ直ぐ落ち始めたポケモン達に、見上げていたトレーナー達はそれぞれ異なる指示を出す。

 

「しっかりするんだピジョット!! 体勢を立て直すんだ!」

「サンット! 少しでも体を広げて落ちるスピードを緩和させるんだ!」

 

 最初に動いたのはアキラのサンドパンだ。

 何も無い空中で体勢を上手く建て直し、空気抵抗を少しでも受けて減速しようと彼の言う通りに体を精一杯広げる。一方のピジョットは反撃の一撃で意識が無くなった所為で、体勢を立て直せないまま体を錐揉みさせながらサンドパンよりも早く地面へと真っ直ぐ落ちていく。

 

「何をやっているんだ!! こんなところで負けていいのか!?」

 

 落ちていくピジョットの姿に、グリーンは声を荒げる。

 不意を突かれたとはいえ、このまま負けたくは無い。

 彼の必死の呼び掛けに、虚ろだったピジョットの目の焦点が定まる。

 意識を取り戻したピジョットは、強引に翼を広げると空気抵抗を受けて瞬く間に減速して地面擦れ擦れに滑空する。

 

 続いて体を大きく広げたサンドパンも落ちる。

 ピジョット程は減速できず、着地の姿勢を取ってすぐに地面に落ちると同時に衝撃で地響きを唸らせ、土埃を舞い上げる。

 

「…サンット?」

 

 風で流れてきた砂や土を払いながら、アキラは落下の中心地へ呼び掛ける。

 土埃の中で、一際濃い影が見えるものの微動だにしない。

 着地に失敗したのでは無いかと不安に思うが、影は埃を振り払うように動くとほぼ万全な状態のサンドパンが姿を現わした。あれだけの高さから落ちたにも関わらず、足元の地面が窪んでいる以外何一つ変わっていないサンドパンにアキラは驚きと歓喜が入り混じった声を上げると、サンドパンは手を振って応える。

 

 サンドの時は感じられなかった力が湧き上がるだけでなく、敵わなかった筈のピジョットに致命打を与えたことで、遂にミニリュウやゲンガーなどの他の仲間達と肩を並べられる力を手にしたのを実感していた。

 このバトルに勝つことは勿論、今すぐにでも溢れる力を理解して思う存分に奮いたく、サンドパンはグリーンの側を飛んでいるピジョットに対して長く伸びた爪先を向ける。

 グリーンの方はピジョットに距離を取るように命じて、手にしてるポケモン図鑑を開くとサンドパンに関する情報を確認する。

 

「――手強そうだな」

 

 能力はサンドから大幅に向上しているだけでなく、外見から見ても攻防一体の姿なのが窺える。

 まさかバトル中に進化されるとは思っていなかったが、辛うじてピジョットが無防備なまま地面に叩き付けられるのを防ぐことは出来た。

 だが問題はこれからだ。

 

 見たところ急所に当てられた所為で、ピジョットのダメージは大きい。

 更にサンドの時とは比較にならない程爪が伸びているので、下手に接近戦を挑むのは危険だ。

 時間は掛かるが、確実に勝つ為にも少しずつダメージを与えようと考え始めた時、遠くから地鳴りが響いてくるのを耳にした。

 

「何だ?」

 

 まるで群れが大行進しているような音にグリーンは疑問を抱くが、聞こえてくる音にアキラは冷や汗を掻き、サンドパンも気まずそうな表情で地鳴りが響く方角に顔を向ける。

 ピジョットも主人の為に、高高度からも獲物を見つけられる視力で音がする方角を見据えるが、目にしたのはオコリザルを先頭にして走る数え切れないほどのマンキーの群れだった。

 初めは明確にその姿が確認できたのはピジョットだけだったが、近付くにつれて見覚えのある光景にアキラは確信する。

 

 オコリザルの執念深さはストーカー並みにタチが悪いと改めて彼は理解するが、まさかバトルで消耗している今攻めてくるとは思っていなかった。

 お互いまだバトルを始めたばかりの万全の状態なら、水を差された程度の認識だったろう。

 だけど互いの主力は激戦の連続でほとんどが戦闘続行不能で、今あの数を相手にするのは極めて厳しい。グリーンには悪いが、こちらから挑んでおきながらバトルを中止しようとした時、サンドパンは群れ目掛けて駆け抜けていった。

 

「ちょっとサンット! ムチャだ!!!」

 

 アキラが制止の声を上げるのを耳にして、若干の罪悪感が湧くが「彼の為だ」とサンドパンは自分を納得させる。進化したことで得た溢れんばかりの力、それを確かめるのにミニリュウ達が容易く仕留めていたオコリザル率いる群れを相手にするのは丁度いい。それに、いい加減に彼らの追跡をしつこく感じていた。

 

 腕に力を入れると、まだ”ものまね”が出来ている”こうそくいどう”によって上がった素早さを引っ提げて、サンドパンは群れに切り込んだ。

 

 マンキー達は突っ込んできたサンドパンに対して”ひっかく”を仕掛けるが、正面から挑めば鋭く伸びた爪の餌食になり、後ろから仕掛けても甲羅の様に硬く刺々しい背中に防がれるなど、ダメージ一つ与えることすら叶わなかった。

 更に悪いことに、グリーンも群れの迎撃の為にひこうタイプであるピジョットを差し向けてきたため、群れはリーダーが健在でありながら突撃してきたたった二匹を相手に大混乱に陥った。

 

「――本当に強くなったな…」

 

 予想以上に群れを相手に圧倒的な力で戦うサンドパンにアキラは唖然としたが、同時に健気だった今はサンドパンのこれまでの努力が報われたのに感慨深いものを感じた。

 サンドの時はマンキー一匹を相手にするのが精々だったのに、今では押し寄せてくるマンキー達を暴風を彷彿させる勢いで倒していく。進化したとはいえ、あれだけ変われるのだから自分や他のポケモン達も変わろうと思えば変われる気がしてくる。

 

 事態を重く見て引き返してきたオコリザルが襲い掛かって来たが、サンドパンはすぐに体を丸めて棘だらけの球形になる。

 殴り飛ばされたことで丸くなったサンドパンは吹き飛ぶが、尖った突起を殴り付けたオコリザルは凄まじい挙動で痛がる。対してサンドパンは、あまりダメージを受けていないのか宙で体を解いて着地する。

 

 ここから距離を詰めて攻撃することはできる。

 だけどこの体になってから感じる嬉しい違和感を試したく、サンドパンは長く伸びた爪の間から無数の”どくばり”を放った。

 放たれた”どくばり”の何本かは外れるが、残りは狙い通りオコリザルに命中する。

 すると刺さった針から毒が伝わり、オコリザルの体は毒に侵され始めたのか当たった箇所から紫色に染まり始めた。

 

 このままサンドパンに任せても大丈夫だろうと思い始めた時、ねずみポケモンはマンキーやオコリザルの相手をしながら彼に身振り手振りで、アキラに何かを伝えてきた。

 初めは意図が分からなかったが、サンドパンの動きとヤケにオコリザルには攻撃を加減していることから、徐々に何を伝えたいのかがわかってきた。

 

 オコリザルを捕まえろと言うのだ。

 

「まぁ、それが良いだろうけど」

 

 カスミの屋敷にいた時もこれ以上の襲撃を防ぐために捕獲を試みていたが、尽く失敗していた。

 だが、今ならオコリザルはやられた訳では無いし、群れは倒されたボスを連れて逃げ出す準備はしていない。空のモンスターボールを一つ手に取ったアキラはオコリザル目掛けて駆け出し、走りながら狙いを定める。

 

「いい加減に……捕まれーー!!!」

 

 投げる直前に足を止めて、彼は勢いよくオコリザルへ向けてボールを投げた。

 アキラがボールを投げたことにオコリザルは気付かなかったが、気付いたサンドパンは飛んでくるボールへ向けてオコリザルを叩き飛ばす。

 飛ばされたオコリザルは、そのまま飛んできたボールにぶつかり、中に吸い込まれる。

 

 マンキー達は自分達のボスを助けるべくモンスターボールを狙うが、サンドパンはそれら全てを返り討ちにしてボールを守る。そして地面に落ちてから激しく揺れていたボールも次第に大人しくなり、最終的に止まると、サンドパンはボールを手に群れから飛び出して彼の元にボールを差し出した。

 

「ありがとうサンット」

 

 礼を伝えながらアキラはオコリザルが入ったボールを受け取り、残ったマンキー達に見せ付けるかのようにボールを掲げた。

 すると、ピジョットを相手に戦っていたマンキー達やこちらに迫って来たマンキー達は嘘みたいに喚いていた金切り声を止ませ、足を止めて大人しくなった。

 どうやらリーダーを手中に収められたと悟って、戦意を喪失したらしい。

 

 やっと終わった。

 ようやく数日に渡るマンキー達のストーカーもどきが終わりを告げて、アキラは一安心する。

 それから彼は、中に入っていたオコリザルをボールから出すと、サンドパンから受けた毒を消すべく持っていた”どくけし”をオコリザルに与える。

 追い掛け回されていたとはいえ、ポケモンセンターに着くまで毒に侵されたまま連れていくのは流石に酷だ。与えた”どくけし”の効果はすぐに現れたのか、みるみるオコリザルの体から見るからに毒々しい紫色が消えていく。

 完全に毒が消え去ると、ボールから出してからグッタリしていたオコリザルは起き上がった。

 

 さてここからが問題だ。

 追い掛けるのを止めさせる為に捕獲することになったが、オコリザルを手持ちに加えて連れて行くのも良し、もう付け回さないと約束して逃がしても構わない。

 ブーバーは付いて行くことを望んだが、目の前のポケモンはどちらを選ぶのだろうか。

 

「オコリザル、色々あったけど――」

 

 オコリザルの意志を確認しようとした瞬間、アキラを鈍い音を伴った途轍もない衝撃が襲い、視界に星が飛び散るのだった。




アキラ、非力だったサンド遂に進化。ついでにオコリザル問題も解決?

作中あんまり目立っていないかもしれませんが、他の手持ちと違って強くは無いけど、面倒見が良くちゃんと言う事を聞いてくれるサンドの存在はアキラにはかなり大きいです。この先、彼を支える以外の事でも頑張って貰う予定。

今話は短いですが、どうなったのかは次回に回します。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。