やぁ、転生って知っているかい? 死んで神様に出会いISの世界に転生させられた。
転生なんかどうでもいいがこの世界に来れたことは感謝しよう。
「ふぅ、面白いことが早く起きないかな?」
僕はパソコンを操作しながら笑みをこぼす。
「そう言えば彼はあれを起動させていたね」
僕はテレビで現在もニュースになっている彼の報道に視線を移す。
「あれが世界最強の織斑千冬の弟、織斑一夏君かどう見ても普通の男の子だね」
まぁ、僕は彼がどんな生まれをしていても興味もないし関心もないから殺すことに躊躇することはないかな?
「さて、僕の方で色々準備をしないといけないね」
僕はパソコンの横に置かれていた携帯を手に取りとある人物に連絡を入れると女性の声が聞こえた。
『どうした甘楽』
甘楽は僕の仕事での名前で本名ではないよ。
「やぁ、スコールそちらの準備は進んでいるかい?」
『例の彼女も手に入った、後は篠ノ之束をこちらに引き込むだけね』
「まぁ、そこら辺はそっちが何とかしてくれそうだから僕から仕事をそっちに送っておくよ」
そう言って僕は肩で携帯を耳に押し付けてパソコンを操作してとある書類を転送した。
「それをMちゃんにでもあげなよ」
僕が転送したのはイギリスで製作されたサイレント・ゼフィルスのデーターと施設内の地図のデーターを送った。
「どうだい、彼女にはつまらない玩具かもしれないがあった方がいいだろう?」
僕は今すぐ笑いたいぐらいに気分がよかった。
『そうね、彼女にも必要だものね』
「僕ができるのはここまでだからIS学園に攻撃を仕掛けるときは連絡をくれたらハッキングくらいなら手伝うよ」
まぁ、僕が手伝いに参加するのはIS学園に隠されている暮桜の永久凍結プログラムを入れるための準備である。
あのウサギには彼らの手伝いをされたらたまらないからね。
「それじゃあ、仕事の方は頼むよ」
僕はそう言って通話を切って椅子に深く座り込み笑みを浮かべたまま呟いた。
「まぁ、僕なりにこの原作を崩壊させていこうか」
楽しみだな主人公の顔が絶望の色に染まる瞬間をみるのを最高の瞬間を僕は目の前で見たい。
「なんて僕は歪んでいるのだろう」
僕はそのまま高らかに狂ったように笑い出した。
歳も変わらない少年を殺すために闇に手をかけてこの世に生まれたから準備をしているなんて最高じゃないかこの世界に転生させてくれた神には感謝してもしきれないよ。
「人、ラブ!」
僕は人が好きだ! 人は好きだけど化け物は論外だ、だから殺す、だから消す、化け物は存在してはいけないんだ。
「だから織斑兄弟と篠ノ之姉妹を消してISを否定してやればこの世界はバランスが崩れる」
そして戦争が起きる。
「なんて最高なんだろう」
さて、今日はもう遅いから寝ないといけないな。